レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2015/10訪問 2016/10/06
2015年10月(再訪②)
南国で和食sickにならないようにと旅行前に再訪しました。
この日もご主人様and息子様の言葉遊び(駄洒落)が炸裂。w
10月のコース内容
●先付け
わらび 柿の葉 香の竹(こうたけ)
きびなご ガマ積み(焼酎漬け)もろこさんど ゴマ和え?
ジャンボピーナッツ(塩湯掻き)栗を素揚げ(十字に切った)ぎんなん
茗荷の葉っぱに茗荷と鱧、ガラスケースには白無花果、
ライスペーパー菊菜 菊の花 燻製の鹿 リンゴの炊いたん
●壬生菜 黒い烏茸
たまご茸(黄色):白い殻の中に赤い茸のかさ 玉子みたい
中が赤いのは美味しいが白いのは一生に一度しか食べれない。w
●なめこ 大根 小芋(芋命日:月に見立てる)
なめことり山に ふと見上げると月が。
スーパームーンです。
●子持ち鮎のちまき
稲穂 笹をお祝いの熨斗に 鮎の骨 素揚げ
万願寺唐辛子に赤万願寺唐辛子のペースト(ツー万願寺)
●鯉のお造り
3か月地下水 鯉 とんぶりと和える
三日月に見立てた蓮芋 太陽に見立てたプチトマト
日月と並んでいますが、この日は金曜日なので関係ありませんと。w
茗荷の花 鯉の皮の湯引き 鯉の煮凝り 鯉の鱗を揚げたもの
ツルムラサキの花 間引き人参 山椒の葉っぱ(山椒醤油をかけて)
●椀物
10月ということで薄(すすき)の器(大正時代の物)で登場。
若狭のグジ(とても脂が乗って美味しかった)
冬瓜の中にアカヤマドリダケを煮込んだもの(フランス語でセップ茸)
上に水菜と柚子が乗っています。
●へしこ
下に大根のシャーベット、金平糖という蕎麦科の植物
あげびの実と皮を余すことなく煮込んだものであります。
●炊き合わせ 生の小豆
かぶら きのこ 舞茸 こむそう茸 はないくち
●野生の牛肉
●うなぎ 琵琶湖天然大鰻のつけ焼き てっか蜜柑のジャム
赤い実山椒(地雷になっているので木をつけてください。w)
なつめ(生) チーニ(かぼちゃの仲間)焼いている
●芋茎(ズイキ)とかしら芋の和え物 三つ葉を乗せて
●祇園豆 、オクラと茗荷の味噌和え、まるぼし
●ナイアガラ(白ワイン)
●水物 蜜柑をくり抜いてゼリー バジルと豆腐のシャーベット
ぶどう さるなし(きゅうりの原種)サルじゃないと取れないからこの名前。
→ニュージーランドではキウイ。
梨に生姜を絞ってショウガナシ。w
沢山の茸が登場しました。旨味がすごいです。
来る度に新しい発見があります。次回は3月に予約。
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2015年5月(初回訪問)
お伺いしたのは5月 端午の節句。開店と同時に入店した。
趣のある朱色のカウンター席がお出迎え。自然と期待感が高まる。
目の前で盛り付けされ、これぞダイナミックカウンター割烹。
お弟子さんを優しく指導されるご主人様が印象的である。
そして、ご主人様のお料理の説明は非常に丁寧かつ面白い。
季節に応じたお料理の意味合いはもちろん、
食材たちが素晴らしい喩となって表現されていく。
最初から最後まで「なかひがし劇場」を見ているようだ。
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以下、この日のお昼の内容をご紹介。
先付
端午の節句なので、菖蒲とヨモギ。
菖蒲は剣に、ヨモギは薬に見立てられている。
これには「男の子は強く優しく育ってほしい」という想いが込められる。
竹の皮に敷いている、たけくらべ、いたどりの葉っぱ。
紫色の豆は「ツタンカーメン」という名。
30年前に発売されたという歴史ある豆。中の豆だけ頂く。
そして、米粉で揚げられた「漉油の新芽」
イタドリの穂先を炊いて、トロロ昆布を塗す。
その煮汁を寒天で固めたピンク色の物。
日本海の小鯖をお寿司にして粽に巻く。
初鰹の生節の燻製(日本蜂蜜(百花密を乗せて)
猪口、田ゼリのお浸し、コノコ(ナマコの卵巣)を乾燥させたものを乗せて。
こんな素晴らしい先付はあまり無い。
さすが京都一との呼び声が高い。つまりは日本一なのかも。
続いて、コゴミ、タラの芽お浸し(耳盃に入れて)
黒胡麻、鹿のすね肉を干し肉に。
「すねかじりをしていただいたらよろしいかと思います」とご主人さま。
ここで一同、笑いに包まれる。緊張と緩和、まさにそう。
椀物
流鏑馬神事(下賀茂神社)の的に見立てる。
上に辛子。「ちょっと溶いていただかないと大当たりになります」と(笑)
上賀茂でしか取れない絹さやは「太刀」に見立てる。
焼き物(葵祭に因んで)
イワナは、頭と尾っぽ炊きだして骨酒をかける。中骨を抜いて龍の形。
ネギ坊主はこいのぼりのセンターポールに喩。
鯉に見立ててイワナが泳いでいる。これぞ、鯉が滝を上る「登竜門」
朝風きゅうりは、蛇腹に切って龍に見立てる。
20年前の味噌→「これをドラゴンボールと言います」一同笑い。
子供の日の「鯉のぼり」が、こういう形で表現されるとは…凄い。
造り
三か月地下水で飼いならした清らかな鯉を細造りで。
男性と女性で皿色が違うようになっている。
こちらには沢山の「草」が。
・和えられた乾燥した花山椒。
・たこ足になっているには生のイタドリ。
・野人参(人参の香りのする野草)
・山ウド
・赤紫蘇の芽
・大根の実・花
・わさびの粕漬け
そして、鯉の皮湯引きしたもの。
骨で煮凝りにしたもの。
尾っぽには鱗を素揚げしたもの。
それら全部が魚皿の上で共演しているのだ。
炊合
笹がけされ、波を表現。まるで鮎が泳いでいるように。
そこに、乾燥させた花山椒、イタドリ、筍。
こんな旨いイタドリを食べたことがない。
追加で、予定していなかった「鴨ロース」をお願いした。
そして食事。おこげ、二の膳へと続く。水物をしっとりと頂いて御馳走様。
大変素晴らしい。その一言に尽きる。
目に見えるような派手な食材使いではないが、どっぷりと深い。
草物を中心とした食材をそのまま活かすような繊細な仕上がり。
まさに和食の真髄というべきではないでしょうか。
唯一無二。
次回予約は半年後。秋の食材は非常に楽しみだ。
2位
1回
2015/12訪問 2016/07/22
「はやしさんの予約とってるんやけど、行かへん?」
学生時代の同級生から唐突に連絡が入りました。
(席に予約だけして後からメンバーを募るとは…。なんちゅうやっちゃ。w)
特に連絡を頻繁に取り合う仲ではなかったので、10年ぶりくらいですね。
どうやら京都に住んでる同級生を探していたらしいのです…。
みんなの予定が合わず、とうとう私まで行きついたんですね。w
彼は学生時代からそこらじゅうのお店を食べ歩いていたグルメ野郎。
一方で、私はスポーツまっしぐら少年。
勿論食べるのは好きでしたが、お店の開拓なんてしたことがありませんでした。
そんな彼からいきなりお誘いを頂いてビックリ…でも、何だか光栄。w
前から訪問したかった割烹だし、断る理由はございません。
さて、予約時間の少し前に到着。
前で待っておりますと、お店の方が出てきて下さったので一足先に店内へ。
入ってすぐ右手に6席だけのカウンター席。
ひじ置きが1席ずつ区切られております。
(確かに味ふくしまさんの構造に似ているかも…。)
カウンター席は予約が大変難しいようですね。
大将をお話できますし、調理風景も見れる。カウンター割烹の醍醐味です。
人気の限定6席確保…友よ、予約ありがとう。
大将にご挨拶し腰を下ろしました。
ほどなくして3人揃いましたので、食事のスタートです。
(2015年11月:夕食の内容)
この日頂いたお料理は以下の通り(※覚えている範囲で…)
・博多昆布
・炊合 蕪
・雲丹、岩海苔
・しんじょう、柚子お椀
・造り 烏賊 湯葉 生姜酢で
・造り 赤貝 鯛 (塩、醤油(加減醤油)
・蕪蒸し、グジのお椀
・明石の穴子 青味大根
・揚物 鱚(雲丹衣)銀杏 揚げ湯葉
・椀物 海老芋(白味噌仕立て)
・蟹の酢の物
・食事 鯛飯 香の物
・水物 洋梨、金柑
・水物 葛小豆、抹茶
※ちなみにお料理の写真撮影は禁止ですので、載せておりません。
(レビューを拝見いたしますと、個室では撮影がOKなんだとか?要確認です)
一通り最後まで頂きますと、純粋な和食を頂いたという大きな満足感が残る。
何と言っても御椀の御出汁が秀逸。
今まで頂いた割烹の中では最高レベル。うまく言葉で表現できません、お許しください。
また、素材1つ1つの下処理には細やかな手が加えられておりますが、
基本的には素材を活かしたシンプルな仕上がりで、変に素材をこね繰り回したお料理は皆無。
”純和食”といったところでしょうか。素材、盛り付けが豪快な最近流行りの割烹とは一線を画しております。
もちろんお店ごとに千差万別、どのお店にも素晴らしさがある。それに個々の好みが付加される。
30代~40代の若い料理人が増えてきた京都割烹ですが、当店には長年培われた技術・重み、そして安心感を感じます。
※林泉(りんせん)というオリジナルの日本酒
米の旨味を残す透明感を感じました。
当店の御料理とマリアージュする食中酒として素晴らしかった。
この日は最後まで「林泉」一筋でした。
3位
1回
2015/04訪問 2016/07/22
「嬉しい、楽しい、美味しい」唯一無二のStephan World!
2015年4月 初回訪問
丸太町柳馬場の裁判所の西側。京都御所の真南、良い立地です。
祇園にあった有名フレンチ「ケザコ」のオーナーシェフ(ステファンさん)が「ケザコ」を閉店後、
2014年2月22日に此処に移転オープン。
開店されて早1年以上経過したんですね。
もちろん移転されたことは知っておりましたが、やっとこさ初訪問となりました。
綺麗なお庭を見ながら、入店。
最後にケザコに訪問したのは、5年前くらいでしょうか。
ステファンさん、あの時と全くお変わりになりませんね。
店内
カウンター席が9席、後はテーブル席が4つ(11席)並ぶ。
席間はしっかりととられ、町家空間を贅沢に使っておられます。
ステファンさんが厨房から全員を見渡せる造りになっているんですって。
カウンター席では、相変わらずダイナミックな料理提供がなされています。
華やかでカラフルなお料理が、目の前にドーンと現れる。本当に楽しいですね。
お料理
夜は10000円のコースのみ。
2015年4月の内容
◆サーモン・菜の花、うずらの卵黄、サーモンの皮、自家製の山椒オイルで作ったソースと。
◆名物:フォアグラのコンフィ(奈良漬け巻き)、マンゴーソースで。
◆ブロッコリーの冷製スープ、ハモンセラーノ、胡桃クリームと共に。
◆アスパラのロースト(筍、桜海老、椎茸、アーモンドを乗せて)
◆鯛(発酵牛乳を合わせたジャガイモのピューレと共に)、付け合せは京春野菜(ヘーゼルナッツオイル)
鯛・あさりなどの出汁に、春菊・わさび菜・タンポポの葉・芹などを合わせた鮮やかなグリーンソースを
ステファンさんに後がけして頂きました。何て楽しい演出なんでしょう。
◆メイン:ホロホロ鶏(ローストした胸肉)、自家製の蕗の薹ソースで。
春キャベツの中には、コンフィしたモモ肉。フォアグラ、内臓を塗って焼かれたパン。
そして、アルザス地方のニョッキ。当店では豆乳で作られているみたい。
◆デザート:せとみ(蜜柑)、アボガドベース、ミルクチョコレートのスポンジケーキ、
その上に、パッションフルーツのシャーベット。そしてココナツのメレンゲが斜めに立てかけられています。
お腹も心も満足のフレンチ。
見て楽しい、食べて美味しい、最後まで好奇心の留まることを知らない素晴らしい内容。
特に、名物のフォアグラのコンフィは相変わらず超絶な美味しさ。そりゃ全国からファンが来るわけだ…。
ステファン劇場、楽しかったです。
最後にステファンさんと一緒にパシャリ。握手をしてお店を後にしました。
京都では一番好きなフレンチ。また、季節を変えてお伺いするといたしましょう。
4位
1回
2015/06訪問 2016/02/13
東洞院夷川上る│昼・夜1組ずつ限定!ホスピタリティ溢れる贅沢な「京時間」
再訪② 2015年6月
New photo ×23枚追加。
3か月ぶりに再訪。2回目は夜の訪問です。
落ち着いた町家の空間を独占です。
お造りを多めにして頂きました。八寸も素晴らしい。
2人でゆっくりしっとり和食を頂くには最高ですね。
もちろんご夫婦の温かいオーラがあってこその時間。
京都で大好きなお店。全ての季節にお伺いしてみたい。
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初回訪問 2015年3月
「樋渡」(ひわたし)
2015年1月を持ちまして閉店された「桜田」さん。
今や伝説の割烹となったその名店で、長年修業を重ねてこられましたご主人様のお店です。
場所
東洞院夷川上る
京都で一番好きなイタリアン「Cucina italiana 東洞」の北隣りです。
元々「光安」さんがあった場所。と言った方がピンと来る方もおられるかもしれませんね♪
空間
古い京町家をリノベートされた風情のある空間です。
何と…昼食・夕食とも各1組ずつのみ(1人の場合は2組まで)なんです。
その日、その食事を頂けるのは訪問したお客様のみ。という抜群の限定感があります。
店内に入ると、着物を召された女将様にお出迎え頂きました。
この日は1人で訪問しました。
別にもう1組(2人組)お客様がおられましたので、私は手前の席にご案内頂きました。
因みに、1組だけ場合は坪庭の見える奥のテーブル席の案内になります。
この坪庭…ご主人様の手造りらしいです。可愛らしい椿が咲き始めていました♪
いざ入店してしまうと、こちらの空間に浸透してしまうのが何とも不思議。
席からご夫婦の様子はお伺いできますし、堅苦しくなく閉鎖的でもありません。
日本人で良かったなぁ…と心から安心する雰囲気が此処にはあります。
2015年3月 昼食の内容(5000円のコース)
【香煎茶】
【先付】大分の赤貝、高知のフルーツトマト 、こごみ 、土佐酢のジュレ 、黄身酢
【椀物】長崎の金目鯛 、梅肉の入った玉子豆腐
【造り】淡路の鯛 、紋甲イカ (自家製ポン酢 、醤油)
【お凌ぎ】飯蒸し(白魚、菜の花)
【焼物】大間の桜鱒 、ほうれん草のお浸し
【炊き合わせ】永源寺の赤こんにゃく 、イサキ、蓮根饅頭
【食事】北海道ベビーホタテの土鍋御飯(生姜)
【水物】木の芽きんとん 、抹茶
昼食は5000円のコースのみ。
全国から取り寄せられた旬の食材が使用されています。
この日は、大分の赤貝、長崎の金目鯛、淡路の鯛、大間の桜鱒など。
「近江の赤蒟蒻」も、永源寺の物は初めて頂きました。
素揚げにされていて、反発感を感じる食感が面白い♪
最後のお食事は「北海道産のベビーホタテの土鍋御飯」。
生姜の風味と相まって、これは堪りませんなぁ…。
1人なのに大きな土鍋で提供…恥ずかしげもなく3杯も頂きました(笑)
余った御飯はもちろん包んでくださいます。
昼食・夕食各1組ずつという極めて限定的な経営スタイル。
その1組に対して、最高のパフォーマンスを提供されようとする姿を感じました。
女将様の柔らかくて視野の広い接客もあり、お料理の提供スピードも素晴らしかったです。
ホスピタリティを体全体で感じることができる京時間♪
高級食材を散りばめた、奇を衒った派手な割烹とは一線を画しています。
最大で10人での利用が可能なようですが、大切な方と訪問されたら喜ばれること間違いないでしょう。
次は夕食で再訪確定。次回の予約をして帰路につきました。実に楽しみだ♪
5位
1回
2015/04訪問 2018/10/29
2015年4月 ランチ訪問
祇園北地区にある「おが和」さんへランチを。
「祇園ささき」さんで長年修業されたご主人さまが2010年9月に独立されたお店。
因みに予約困難な超人気店「食堂おがわ」さんも祇園さ々木さんの出身でしたね。
・あまから手帖「京都和食100選」に掲載されている事
・マイレビュアー様が好意的なレビューをされている事
・そしてミシュラン1つ星を獲得されている事
など、魅力的な部分が沢山あり以前より気になっていました。
場所
てんぷらの京星、割烹の山玄茶、割烹 梅津
そして目の前にはぎをん遠藤やひつじカフェのある祇園楽宴小路のある祇園北地域。
素敵なお店が限られた範囲に密集しており、個人的に大好きな場所の1つであります。
お昼は12:00の開店。
暖簾をくぐると大将が笑顔でお出迎えくださいました。
横一線のカウンター席が7席のみ(6席(最大で7席のようです)。
もちろん予約のマダムたちで満席です。
2015年4月或る日のランチコース(5000円/人)
先付:白魚、春野菜・山菜のジュレ
椀物:筍(木の芽、わかめ)
造り:金目鯛、鰹
焼物:甘鯛、クレソンと一緒に。
焚合:焼き穴子、新玉葱、九条葱、うすい豆、木の芽
食事:鯛飯(土鍋)、蕗、山菜、葱、
(香の物:(5種)トマト甘酢漬け、山芋など)
水物:苺、バニラアイス、寒天、白玉、小豆
(御茶:阿波晩茶)
食事をしていてすごく楽しかった。
肩の力を抜いて心から楽しむことができましたよ。
お料理も見ていてワクワクするものばかり。
ご主人様とお弟子さんが造りだす雰囲気・空間、そして構成も素敵。
時間差で食材を追加することで味の変化を楽しめたり、完成前の最後のひと手間を目の前で見ることができたり。
オープンキッチンスタイルの割烹なので、ダイナミックに五感に響いてくる。
もちろんお料理には旬の食材を使用。
この日は、特に金目鯛と鰹の造り、〆の鯛飯が秀逸だった。
そして最後の水物。
目の前で苺の炭酸ガスを「ブシュー」とかけて頂く…乙女心を擽りますw
水物に後に頂いた「阿波晩茶」。
乳酸発酵されたお茶で酸味を感じて面白い。
なんて素敵な演出なんでしょう。
どうすれば客の心を惹きつけるのかを熟知されているようです。
訪問した割烹ランチの中で「美味しい、楽しい、嬉しい」と思えるお店は限られる。
おが和さんは3拍子揃った割烹ではないでしょうか。
最後にご主人様とお話させて頂きましたが、すごくチャーミングな方でした。
このギャップもまた素敵。
今度はどっしりと腰を据えて、お酒を飲みながら夕食を楽しみたいです。
6位
1回
2015/02訪問 2016/11/12
祇園末友さんでランチ。
場所は、建仁寺の南側。
少し道が開けており、祇園のろうじより開放的である。
予約は12:00。
少し早めに着いたので「蜜柑の葛湯」を頂きながら待つ。
酸味とトロミが一体になってて、びっくりする美味しさ。
この時点で心掴まれた。
これから始まる食事に沸々と期待が高まる。
8席ほどのカウンター席に案内して頂いた。
皆さん揃われてから、ご主人様に縁起の良いお話をして頂く。
そして、ご主人様に食前酒を注いでいただいた。
お料理
●先付
温かい先付。
松葉に包まれた何やら丸い物が登場。
これは「クワイ」を擦って練った物。中には柚子味噌。
吉田神社のクチナシ色のお札と同じ鮮やかな色合い。贅沢。
●八寸
「立春大吉」と書かれた紅皿には、焼かれた鰯。縁起物ですね。
訪問しました2月には、節分に因んだものが沢山取り込まれていた。
鰯は、金柑の器に入った大根おろしを少しずつつけながら頂いた。
「福」と書かれた小さな蓋を開けると「カラシナの辛子和え」
そして、お皿の下の大きな升のようなお皿に「八寸」が登場。
更にその中に小さな升。
「ますます」これも縁起物ですね。
八寸は「一寸豆、自家製厚焼き玉子、おいなり、ふぐ(ちり酢)、蟹の霙和え」の5品。
「先付で季節を感じ、八寸で文化を感じていただくんですよ」
ご主人様の非常に面白いお話を聞きながら、箸を進めていく。
●椀物「粕汁」
この粕汁がとてつもなく美味しかった。
「手が込んでますからね」とご主人様にっこり。
具材は大根や人参、お揚げなど。シャキシャキ感をしっかりと残す。
感動的な粕汁。
●牡蠣の燻製
「すぐに食べてくださいね」と目の前に牡蠣の燻製が登場。
牡蠣の下には笹、藁、そして熱々の石。
蓋が目の前でオープンされる。濃厚な燻製香が鼻を通り抜ける。
シャッターを一瞬押して(笑)、口に運びました。まことに滋味深い…。
口の中に広がった香りを、「紅芯大根」で浄化。
●揚げ物
わかさぎの天麩羅(2匹)。
今までに見たことのないくらい大きなサイズ。思わず唸る。
●鱈(道明寺粉)と海老芋の餡かけ、木の芽入り
この日は汁物が多かった。これで3品目。
でも不思議とお腹にスペースがある。
アラレのような道明寺粉を纏った「鱈」、そして季節の海老芋。
木の芽の風味がほんのりと効いた上品な餡かけ。
美味しすぎ。
●お食事、香の物(白菜、沢庵、昆布)
土鍋で炊きあげられた「美山のコシヒカリ」
始めは炊きたてのフワフワを少し。そして、お代わりで「オコゲ」の部分を。
日本人で良かった。と心から思う。
●水物
林檎甲州煮、苺のソース、温かいプリン
京都割烹の中では食材も演出もダイナミックな部類に入るだろう。
ご主人の楽しくて気さくなお人柄と、空間に流れる暖かい空気感。
そういう部分がお料理の質を更に向上させているような気がした。
良い意味でこれだけ肩の力を抜いて、割烹ランチを楽しめたのは初めてかも。
季節ごとにお伺いできれば幸せなんだろうなぁ。
7位
1回
2015/03訪問 2016/08/15
2015年3月3日。この日は「花の節句」
そんな晴れの日のランチに当店を選びました。
奥へと延びる檜のカウンター席が美しいですね。
もちろん予約で満席。
一斉に席に着いて、さあランチの始まりです。
まず、お料理に先立ちまして「香煎茶」でほっこり。
煎茶の香りとプカプカ浮かぶブブアラレの食感がよろしおす。
この日のランチ(5000円のコース)
【先付】 花わさび イイダコの煮物
【椀物】 甘鯛と鶯豆腐
【造り】 淡路の鯛 勝浦の鮪 ばら海苔 煎酒
【八寸】 太刀魚塩焼き(すぐき大根おろし)
ふきのとうの天婦羅
平目の五色霰揚げ
1寸豆
鯖寿司
出汁巻き
菜の花とホタルイカの酢味噌和え
【温菜】 大原野の筍 、長芋、わかめ
【食事】 ジャコ、ふきのとうの土鍋御飯
【香の物】日野菜 胡瓜
【水物】 温かいわらび餅 抹茶のシャーベット
即座に感じましたのは、厨房、客席を含め広々とした空間設計であること。
その中にたくさんのお弟子さんたち。そして、貫録のあるご主人様。
これだけダイナミックに割烹の臨場感を楽しめるお店はなかなか無いのでは。
御料理は「花の節句」に因んだものが所々に見られます。
味付けの濃いものは皆無で、とても上品なお出汁で仕上げられています。
当店で有名な「鯖寿司」は、1切れだけでしたが十分に美味しさが伝わりました。
皆様思わずお持ち帰りの注文をされていました。
お会計は「帳場」で。このスタイルは初めてです。
風情があって、プライベート空間だしこういうの良いですね。
お店を出た後の満足感が大きかったです。
夜にお伺いすると、更に良い雰囲気を感じられそうな気がします。
京都割烹の名店。季節を変えて是非再訪してみたいと思いました。
8位
1回
2016/06訪問 2016/07/07
2016.6月 再訪(ランチ)
1年4か月ぶりの訪問になりました。今回もランチ利用です。
2016年6月の内容(4000円税別)
・先附 :ホワイトアスパラの焼き浸し、貝柱 土佐酢のジュレで。
・椀物 :鯉の御椀
・向付 :めじまぐろたたき
・炊合 :丸茄子の揚煮
・御凌ぎ:青瓜のお寿司
・御弁当:鱧と胡瓜の酢の物、出汁巻き玉子、アマゴの南蛮漬け、胡麻麩の田楽、焼魚は鱸、
桜海老のかき揚げ、鯛の錦糸巻き、さつま芋を甘く炊いた丸十、新生姜のご飯
・水物 :マンゴー、さくらんぼ
鯉の御椀が珍しかった。鯉の出汁がかなり濃厚、お酒が飲みたくなる椀物でした。
御弁当は相変わらずのバラエティのとんだ内容。見て楽しい、食べて美味しい。
ミシュランを獲得されている祇園割烹店の中では、ランチ価格は良心的だと思います。
辻さんと共通の話題で盛り上がり楽しいひと時でした。次こそは夜に訪問してみたい。
***********
2015年2月 初回訪問(ランチ)
2015.2月から祇園割烹ランチを続けてきました。
記念すべき1軒目の割烹はミシュラン1つ星獲得店の「味ふくしま」さん。
祇園のお茶屋を営む「福嶋」さんが、2013年4月に当店を開店。
「御料理 はやし」で修業を積まれた料理長に信頼を寄せる女将の思いもあり実現したようです。
靴を脱いで店内へ。木で造られた空間は凛として、非常に清潔感があります。
御主人さまと若女将のお人柄のおかげか、温かく柔らかい雰囲気も兼ね備えています。
掘りごたつ式カウンター席ではゆっくりと食事することが出来ますし、調理風景も見えますので良いですね。
個室も用意されていて店内は思ったより広々しておりました。
この日は「4000円」のランチをお願いしておきました。
●この日の4000円コース
・雲子の茶碗蒸し
・海老芋の白味噌仕立て
・ヨコワの造り
・丸大根の蟹身餡かけ
・ゆりね御飯、金柑煮を含む八寸
・水物
先付から始まり、水物まで上記6品の構成。
どのお料理も上品に仕上げられており、特に「ヨコワの造り」が秀逸。
スバ抜けた派手さはないですが、旬の食材をしっかりと取り入れ盛り付け・彩りも綺麗で上品。
お店の方はまだお若いですので、これからますます楽しみな新店であります。
非常に透明感のあるお店。
夜にお伺いするとまた違った雰囲気になるでしょう。
お酒を飲んで、夜の花見小路の石畳を歩いて帰る…想像するだけでも堪りませんね。
あれから季節も変わりました。そろそろ再訪を考えましょう。
9位
11回
2022/12訪問 2023/01/23
2年ぶりの訪問になりました。
時間が経つのは本当に早いですね。
忘年会利用した1軒目の居酒屋が不完全燃焼に終わりましたので…
おいしい魚と日本酒を求めて、2軒目で伺いました。
ピンの魚介は健在
初登場の牛角煮も美味しかったです♪
頂いたお料理
◉お造り(鯛、縞鯵)
◉こっぺ蟹
◉なまこ酢
◉牛角煮
頂いた日本酒
◉日高見(大吟醸)仕込み36号 斗瓶取り原酒
◉日高見(純米大吟醸)弥助 ひょうたんボトル
◉田酒(純米大吟醸)四割五分
昨年末以来、かなり久しぶりの遠藤さんへ。
コロナ禍で大変なご時世ですが
無事にリニューアルオープンされました。
ブラウンを基調とした雰囲気に生まれ変わりました。
ユニフォームもモダンで
まるでオサレなイタリアンみたい~♪
この日は1軒目からお邪魔しましたので、
食べたい物を色々とお願いしました。
頂いたもの
〇お造り(たい、しまあじ、さば)
〇鱧フライ
〇のどぐろの塩焼き
〇宮津のとり貝、炙り
〇イチボの炭火焼き
頂いた日本酒
〇十四代
〇蒼空
〇DATE SEVEN
〇而今
やっぱり魚介類は秀逸ですね。
特に鯛は不動のNo1です!
鱧は落としや焼き霜での提供が多いですが、
鱧フライもとっても美味しいなぁ。
三芳さんのイチボもとっても美味。
日本酒とのマリアージュも最高でした☆
コロナ禍の影響もあって中々出歩けませんが
ずっと応援したい1軒です~(*'▽')
二軒目でお伺いしました。
この時期に登場する遠藤特製「蟹カレー」
実は頂いたのは今回が初めて。
ビツカツをトッピングして楽しみました♪
ルウにはたーっぷりのカニ身!
カニの風味が口の中に充満します。
もはやカレーじゃなくて、カニーです(笑)
これは旨い。また食べたくなってきました
明石鯛は安定のクオリティでした(o^O^o)
二軒目にも寄れるアラカルト設定。
日本酒も揃っていて頼もしい存在です
久しぶりに遠藤さんへ。
一見さんはほとんどおられず
常連さんたちで賑わっています。
当店は美味しい魚介類と日本酒が楽しめます☆
特に「明石鯛」のお造りは欠かせません!
プリっと身が張ってて、ほどよいねっちょり感☆
塩でイキたい素晴らしい鯛です\(^o^)/
また、韓国産のよく超えた「鱧」も絶品☆
鱧は「落とし」よりも、
ちょっとレア感を残した「焼霜」が好き♪
鱧が上質だからこそ成り立つ仕上がりです☆
アジフライも必食ですね。
こちらもレア感を残した絶妙な火入れ具合です♪
時々お邪魔したくなる心のオアシス☆
時々お伺いしたくなる遠藤さんへ。
遅めに2軒目でふらっと入れて、美味しい魚と日本酒を飲ませてくれる頼もしい存在。
ただし、常連さんを大切にされているお店ですので、2回転目は初訪問の方の入店は難しいようです。
頂いたお料理
○造り(明石鯛、鯖、秋刀魚)
○アジフライ
○牛タン焼き
頂いた日本酒
○而今 特別純米
○黒龍 三十八号
○醸し人九平次 SAUVAGE
いつ頂いても明石鯛は間違いなし!
肉の匠と同じ牛タンも絶品です。
アジフライも、常連の定番となりつつありますね☆
今後もお世話になりたい1軒。
ふらっと思い出したときに訪れたい、そんな存在です。
久しぶりに遠藤さんへ。
魅力的な旬の魚介類と、全国の厳選銘酒たち。
定期的にすごく行きたくなります。
頂いたお料理
○明石鯛のお造り
○ホタルイカの酢味噌和え
○アジフライ
○牛肉の花山椒小鍋
頂いた日本酒
○黒龍(火いら寿)純米大吟醸
○くどき上手(斗瓶囲大吟醸)
○而今(純米吟醸 千本錦無濾過生)
常連さんを中心に和気藹々とした雰囲気。
肩肘張らずに祇園で上質な「魚」を楽しめます。
私は「日本酒」ばかりですが、ワインやシャンパンも拘っておられます。
明石鯛を中心とした絶品の魚介類と、全国から集まる銘酒を堪能できるお店。
個人的にも幾度となく訪問させていただき、信頼のおけるお店の1つです。
訪問タイミングが中々合わず、前回訪問より少し間があいてしまいました。
この日は2軒目利用でしたので、軽めに。のつもりが色々頂いてしまいましたw
まずは「明石鯛の造り」、これは絶対注文必須ですね。
身がイカってて、旨味十分。肉厚でぷりぷり。遠藤さんの明石鯛は本当に絶品です。
「あとこれは食べてほしい」とオススメいただいたのが「白甘鯛」。通称シラカワ。
塩だけで1日ほど寝かした逸品。イカった明石鯛とは違い、ねっちょりと熟成感があります。
程よい塩気で、何もつけずにそのまま食べてもイケますね。こりゃ素晴らしい☆
マリアージュしたお酒は、黒龍「二左衛門」「しずく」、くどき上手「命ラベル」
魚介類もそうですが、日本酒も錚々たるラインナップですね☆
また来年も期待しています。
此方も時々無性に行きたくなる1軒です。
初訪問から数年が経過しました。
担ぎの息子様だからこそ扱える品質の良い魚介類の数々。
そして、日本酒をはじめとするお酒のラインナップも魅力的です。
この日頂いたお料理、日本酒は以下のとおり。
【頂いたもの】
お通し(イイダコ)、お造り盛り合わせ、ホタルイカの酢味噌和え
琵琶湖本もろこ、若竹煮、かつおのタタキ、海鮮丼
【頂いたお酒】
①上喜元 純米吟醸 仕込61号 無濾過生原酒 限定品
②ゆきの美人 純米吟醸(愛山麹)
蔵でじっくりと熟成させた純米吟醸酒です。
口の中で愛山独特の風味が拡がりますね。
ただし口当たりは比較的軽やかで食中酒には向いていると思います。
③黒龍(吟 十八号)
安定した酒造りの時期「十八号目の仕込番号」から命名されました。
出荷は生貯蔵のため、口の中でフレッシュ感が拡がります。
アル添酒であり、比較的スッキリ感じましたが、上立香は果実味が十分。
イソアミ系のバナナのような風味が黒龍らしいですね。
年に1度、4月のみの販売。売り切れ必至の1本です。
④黒龍(吟風)2015
「吟風」という酒米は北海道で育成された品種です。こちらは低温1年熟成の1本。
調べてみますと2015年は出来栄えが良かったとのことで、ビンテージを与えられています。
もう少し熟成香があるかと思いましたが、ほどよい熟成感と旨味・爽やか味のバランスが絶妙。
こちらも申し分のない出来栄えで、素晴らしい御料理とマリアージュ出来ました。
今宵も大満足なり。
あ~すでに行きたくなってきました(笑)
食べログアワードBronzeおめでとうございます(*^^*)
2017年1月
本年度、初遠藤さん。新年のご挨拶も兼ねてお伺いしました。
頂いたものは、いつも通り「明石鯛」を含む以下のラインナップ。
造り、焼き、煮る、揚げる…シンプルな料理ですが、さすがは遠藤さん。
素材が良いからこそ成せる構成。いつも裏切らないクオリティ&銘酒の饗宴。
今年もお世話になることだと思います。開店6周年目も陰ながら応援しています☆
(この日頂いたもの)
・明石鯛のお造り ・鴨ロース ・造りお任せ
・牡蠣の卵とじ ・まぐろカマ焼き ・半蒸しこのこ
・お通し(子持ち昆布)
(お酒)
・美穂(びぼ)・龍神 ・天寶一 ・醴泉 ・佐藤企
食べログアワードBronzeおめでとうございます(*^^*)
2016年12月 2回分の備忘録です。
【2016年12月 再訪①(写真14枚 追加)】
遅がけから1人で。時々無性に行きたくなります。
鯛はいつも通り秀逸!ふぐの唐揚げが絶品でした。蒸牡蠣も超ミルキーです。
頂いたお料理:鯛・雲丹・鮪・造り、雲子ポン酢、ふぐ唐揚げ、こっぺ(津居山)、蒸牡蠣
頂いたお酒:ゆきの美人、徳次郎、天禄排領(下呂)、一白水成
【2016年12月 再訪②(写真3枚 追加)】
関東からのグルメ先輩のため遠藤さんを予約。遅がけから7人で。
頂いたお料理:鯛・しまあじ・鮪造り、こっぺ(津居山)、からすみなど。
頂いたお酒:徳次郎、AKABU、墨廼江600K、など。
訪問記録・備忘録
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【2016年10月 再訪(写真14枚 追加)】
10月分の投稿がまだでしたので…。
Mハル様と一緒に、2軒目で利用しました。
頂いたお料理:鯛・戻りガツオ・シマアジ造り、かます塩焼き、イワシ塩焼き、雲子ポン酢、痛風丼(笑)
頂いたお酒:黒龍しずく、明鏡止水(純米大吟醸)、凌賀(熟辛)、他
【2016年09月 再訪(写真11枚 追加)】
秋の食材、ひやおろしを楽しみに1人で。
頂いたお料理:鯛造り、秋刀魚造り、鯖塩焼き、タン焼き、ウニイクラ丼、他
頂いたお酒:開運 純米ひやおろし、出雲富士 純米ひやおろし、益荒男 山廃純米原酒 秋あがり、山形正宗 秋あがり
【2016年07月 再訪(写真8枚 追加)】
前店で意気投合したお客さんと一緒に。
頂いたお料理:鯛造り、生うに、ぐじ松笠揚げ、他
頂いたお酒:滝上秀三(純米大吟醸)、乾坤一(鈴風)、播州一献(純吟)、日高見(純吟愛山)
【2016年06月 再訪(写真7枚 追加)】
遅がけにふらっと1人で。
頂いたお料理:お造り(盛り)、鯖塩焼き、鱧(韓国産)の焼霜
頂いたお酒:墨廼江、土佐のしらぎく
【2016年03月 再訪(写真15枚 追加)】
この日は相方と二人で。
頂いたお料理:お造り(盛り)、筍・山菜天ぷら、鯛あら煮、蛸やわらか煮、桜鱒塩焼き、からすみ、いくら丼
頂いたお酒:風の森、惣邑、亀仙人、醸し人九平次、醴泉
【2016年02月 再訪(写真16枚 追加)】
日本酒を知りたい後輩と2人で。
頂いたお料理:造り(盛り、平目)、金目鯛煮つけ、白子ぽん酢、もろきゅう、雲丹いくら丼etc
頂いたお酒:陸奥八仙、澤屋まつもと、松の司、紀土、十四代(本丸)
【2016年02月 再訪(写真7枚 追加)】
遅がけにふらっと1人で。
頂いたお料理:お造り、てっぴ、ふぐの唐揚げ、海老天婦羅、鯖塩焼き
頂いたお酒:上喜元、他
【2015年12月 再訪(写真13枚 追加)】
忘年会の後に先輩と2人で。
頂いたお料理:お造り(明石の鯛、鮪)、鰤の炙り、こっぺ蟹、白子醤油焼き、カラスミ、鯖へしこ、出汁巻き
頂いたお酒:陸奥八仙、くどき上手、開運、越後で候、ゆきの美人、天寶一、徳次郎
【2015年2月 再訪(写真10枚 追加)】
送別会を兼ねて後輩と3人で。
頂いたお料理:お造りの盛り合わせ、ホタルイカの刺身、まぐろの山かけ、なまこ酢、金目鯛の塩焼き
大あさり醤油焼き、牡蠣フライ、牡蠣てんぷ、出汁巻き
***********
【2015年 2月 初回訪問】
2011年11月に開店されたお店。「ひつじカフェ」のある「楽宴小路内」にあります。
楽宴小路とは祇園の北地区にあって、真ん中に小さな池のある空間です。
近くには「山玄茶」「京星」「おが和」「割烹 梅津」など。魅力的な店が沢山密集する祇園北地区で、個人的にも好きな場所。
さて、関谷エリさんのブログや雑誌等で、当店の存在は前から知ってました。
夜遅くまで開いているということもあって、少し遅めに飛び込んでみました。
入って右にテーブル席、左手にオープンカウンター席が並びます。全席禁煙なのが嬉しいです。
メニューは、端から端までぜーんぶ魚介類。旬の物を中心に酒の肴から揚げ物、煮物、造りまで豊富。
手の込んだお料理は少なく、素材の良さをそのまま活かした物が中心です。
やはり、刺身は鮮度が命。こちらは夜中でも「イカった」お造りが頂けます。明石の鯛が特に秀逸。
自分の中では当店の右に出るお店はいないのでは、と思うほど。
そして、日本酒のラインナップがかなり豊富なのも特筆ポイント。
定番のお酒から珍しい銘酒までこれほど揃っているお店は限定的であります。
流動的に仕入れられておりますので、訪問の度に新しいお酒に出逢えるのが楽しみ。
御主人さまと相談しながら、お料理と日本酒のマリアージュもできるので安心です。
夜は遅くまで営業されておりますので、2軒目以降で使うことも可能。
美味しい魚介類と素晴らしい日本酒を頂けるお店。こういうお店は非常に頼もしいです☆
10位
4回
2019/04訪問 2019/06/13
京都で大好きなイタリアン ルシュルシュル☆
時々お邪魔させていただいてます。
前菜盛り合わせや、メイン料理、パスタを頂きますが、自分には超ストライクな味付け☆
繊細でありながら
濃厚なソースやタレでバランスをとる。
ソムリエの土橋さんの
イタリアンワインのセレクトも素敵なんです♪
ゆっくり丁寧に調理されますので、
じっくりイタリアンとワインと対峙したい時に
特にオススメ☆☆
一人でサク飲みももちろん有り!です
京都市役所から徒歩5分ほど
「麩屋町二条通り下る」にあるルシュルシュル。
個人的に大好きなイタリアンで、時々お邪魔させていただいています。
ソムリエの男性、お料理担当の女性の二人三脚。
カウンター席もボックステーブルもありますので、
お一人様からグループまで色々なシーンで利用価値があります。
2軒目以降でワイングラスを傾けに行くのも良し。
お料理はすべて美味しいですが、
オススメは前菜の盛り合わせと、パスタ。
前菜は、さわやかな鳥肝ワイン煮や、アンチョビ玉子が特に絶品。
パスタは上ナポリタンやゴルゴンゾーラリゾットなどの定番に加え、
旬の素材を使ったパスタもあります。
ソースがとても濃厚で、すごく美味しいです。
この日は「雲丹のパスタ」を頂きましたが、濃厚で美味しすぎました!
京都市役所から徒歩5分ほど
「麩屋町二条通り下る」にあるルシュルシュル。
個人的に大好きなイタリアンで、時々お邪魔させていただいています。
ソムリエの男性、お料理担当の女性の二人三脚。
カウンター席もボックステーブルもありますので、
お一人様からグループまで色々なシーンで利用価値があります。
2軒目以降でワイングラスを傾けに行くのも良し。
お料理はすべて美味しいですが、
オススメは前菜の盛り合わせと、パスタ。
前菜は、さわやかな鳥肝ワイン煮や、アンチョビ玉子が特に絶品。
パスタは上ナポリタンやゴルゴンゾーラリゾットなどの定番に加え、
旬の素材を使ったパスタもあります。
ソースがとても濃厚で、すごく美味しいです。
京都で頂くパスタでは一番好きかもしれません☆
2016年5 月 再訪④ New photo×11枚 追加
この日は普段から懇意にしております和食屋の大将と。
まずはいつも通り”Antipastomist”とお任せの白。
前菜は安定の旨さ。
アンチョビ玉子は必須。
パスタは”ポルチーニのクリームパスタ”を頂きました。
ポルチーニの濃厚な風味、クド過ぎないクリームの仕上がり。美味しすぎますね。
そして、Romano Levi(ロマーノ・レヴィ)のgrappa di barolo。
普段ほとんど蒸留酒は飲まないのですが、おススメ頂きましたので。
アルコール度数が高いのでチビチビと。ぶどうの搾りかすであるヴィナッチャだけで醸されるお酒。
芳醇な色合い、チョコレートを思わせるような香り。口の中で拡がる余韻は極めて長い。
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2016年4月 再訪③ New photo×11枚 追加。
久しぶりに、遅がけに1人でふらっと立ち寄りました。ご夫婦はお元気で安心。
まずは”Antipastomist” と白。前菜美味しーなぁ。特に鶏レバー、アンチョビ玉子、最高☆
”南イタリアのブッファラとフルールトマト” 珍しいブッファラというチーズと九州産スウィートトマト。
紅白の盛り付け、上用饅頭みたいで何だかおめでたい。
チーズは中がミルキーでトロットロ!なんですかこのチーズは…。美味しすぎます。
最後にパスタ。ご主人さまと相談し ”和牛のクリームボロネーゼ、リガトーニで”を。
リガトーニという大き目のマカロニ状パスタ。イタリアでの経験をルシュルシュ風にアレンジされた逸品。
これでもかと濃縮された和牛の旨味、茹で加減が最高のモチモチリガトーニ。悶絶級。
改めて当店の素晴らしさを実感しました。
ワイン担当のご主人、お料理担当の奥様。お二人の味覚を大変信頼しております。
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2015年10月 初回訪問
「ルシュルシュル」とは、トルコ語で「キラキラ輝いている様」を意味するようです。
麩屋町二条下る。個人的にも好きな店が密集する「御所南地域」に位置しています。
ソムリエのご主人様がドリンクとホールサーブ、奥様がお料理担当というイタリアンバル。
中2階の店内で楽しむお客さんが外からも見え、前から気になっておりました。
この度、当店に行きつけの先輩の計らいもあり、気の合う飲み仲間で訪問しました。
店内の様子
6席ほどカウンター席では、目の前に並ぶアンティパストにウキウキ。
この日は比較的早い時間にも関わらず、男女問わず1人客がカウンターを埋めました。
そして、ソファ席が2つ。対面スタイルではなく、ぐるっと半円状にテーブルを囲む。
気の合う4-5人で肩を並べられる。厨房側に顔が向くので、お互い顔色を伺いやすい設定です。
お料理の構成(店内の黒板に掲示)
①Antipasto Piccolo/MISTO (前菜)
②Insalate (サラダ)
③Antipasto Grande
④Primo Piatto (パスタ)
⑤Secondo Piatto(主菜)
⑥Cioccotti
⑦Dolce
頂いたもの
Antipasto MISTO (2200円/2人分)
茹で玉子とアンテョビ、生ハム/ポテトサラダ、モッツアレラの燻製
パプリカソテー、カポナータ(舟形の小皿で。茄子の甘酢煮込み)
茸のマリネ、蛸のアッフォガードなど。
色味がとても爽やか。見るだけでウキウキ。
どれも存在感があってワインに合う。
茹で玉子のアンチョビなんて…何個でもいけちゃいそう。
まず始めに注文すべき逸品。
Antipasto Grande
・赤海老のクルード (1300円)
新鮮な赤海老が4尾、綺麗に肩を並べています。
味付けは塩とオリーブオイルとシンプル。そしてサワーソース。
ぷりぷりの海老が美味しい。サラダ感覚で。
・桜肉のカルパッチョ (1400円)
・牛タンのストゥフアート(1900円)
・さばの燻製(850円)
Primo Piatto
・ラビオリ
・ポルチーニのクリームソース
・チョッキ
本当どれも美味しいですが、トマトベースのラビオリが特に秀逸。
みんなで思わず唸りました。w
当店はパスタも素敵です。
Dolce
・テッリーナ・ディ・チョコラート(600円)
・ティラミス(550円)
・カフェアッフォガード(500円)
女性陣はやはり別腹が必須。
女性の皆さま、ドルチェも4種類ほどありますのでご安心を。w
御料理もワインも素晴らしく、とても安心感のあるイタリアンバール。
ソムリエのご主人様と御料理担当の奥様。素晴らしいタッグです。
ご夫婦の雰囲気も柔らかく、初めてのお1人様でも気兼ねなく入れると思います。
(※実際ふらっと1人で来られる常連のお客様も多かったです)
1軒目使いでも2軒目使いでも十分実力を発揮してくれるお店だと思います。
御所南地域にこういうお店が1つあると大変心強い。
2015年は「割烹」を中心に未訪のお店を訪問しました。
30-40代の料理人は、素材をダイナミックに使用した艶やかな割烹が多かった印象。
その反面、草喰なかひがし、御料理はやしなど長年培われた技術、安心感のあるお店。
その二面性を持つ現代の京都割烹は面白い。しかも各々が千差万別で魅力的である。
今年は新規開拓に重点を置いたので、好きなお店への訪問回数が例年に比べると減少した。
結果的にはやはり好きなお店に勝るお店は少なかった。
2016年は高評価のベタなお店、ツウなお店を攻めつつ、愛するお店を大切にしたい。