依存関係の指定

Ruby アプリケーションの依存関係は Gemfile ファイルで宣言されています。

例:

source "https://rubygems.org"

gem "rails"

App Engine スタンダード環境では、Linux 対応の任意の Ruby パッケージを利用できます。これにはネイティブ(C)拡張を必要とするパッケージも含まれます。

Ruby ランタイムは、デプロイ中に Gemfile 内で宣言されたすべての依存関係を自動的にインストールします。

ウェブ フレームワークのインストール

アプリでウェブ リクエストに対応できるようにするには、ウェブ フレームワークを使用する必要があります。以下を含む任意の Ruby ウェブ フレームワークを使用できます。

特定のウェブ フレームワークを使用するには、app.yaml ファイルでスタートアップ コマンドを指定します。

runtime: ruby
entrypoint: rails server

Cloud クライアント ライブラリのインストール

Ruby 用 Cloud クライアント ライブラリは、Google Cloud サービスへアクセスするためのクライアント ライブラリで、記述する必要があるボイラープレート コードを著しく減らすことができます。このライブラリは、高レベルの API 抽象化を行うため、簡単に理解できます。重要なコードの作成に、より多くの時間をかけることができます。

ライブラリをローカルにインストールする場合:

gem install google-cloud

クライアント ライブラリも Google Cloud CLI を使用して自動的に認証を処理できます。

gcloud auth login

Ruby 用 Cloud クライアント ライブラリを構成して認証を自動的に処理する際の詳細については、クライアント ライブラリを使用してクラウド サービスへの認証を行うをご覧ください。