「もう頬づえはつかない」の版間の差分
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[[Category:楽曲 も|うほおつえはつかない]] |
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2016年10月17日 (月) 21:47時点における版
『もう頰づえはつかない』(もうほおづえはつかない)は、日本の小説家・見延典子の小説。早稲田大学第一文学部文芸科の卒業制作として書かれ、『早稲田文学』に発表された。1978年11月、講談社より刊行された。
小説
1978年、早稲田大学文学部文芸科の学生だった見延典子が卒業小説として講談社より発表。 一人の女子大生が体験する愛や性を二人の男子学生の存在により描く。 女性読者から 「まるで自分のことが書かれているようだ」 と言わしめるリアルな性体験を渇いた筆致と醒めた視点(観点)から淡々と綴った本作は同世代の学生やOLを中心に脚光を浴び、熱烈な支持を受ける。 程なく世代を超えて話題となり、総計50万部を売り上げるベストセラーとなる。
映画
1979年に東陽一監督によってATGで映画化、配給された。出演者は桃井かおり、奥田瑛二、森本レオ、伊丹十三、加茂さくら、日夏たより、伊佐美津江、織本順吉など。桃井の演技は、高い評価を得た。若手時代の村上弘明が出演していることでも有名。
当初主役で決まっていた村上だったが桃井かおりが相手役と決まり釣り合いを考えて監督が奥田瑛二に主役を変えた。
主題歌
「もう頰づえはつかない」 | ||||
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荒井沙知 の シングル | ||||
A面 | もう頰づえはつかない | |||
B面 | しゃぼん玉消えた | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル盤 | |||
ジャンル | フォーク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクターレコード | |||
作詞・作曲 |
寺山修司(作詞) 田中未知(作曲) J・A・シーザー(編曲) | |||
荒井沙知 シングル 年表 | ||||
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概要
作詞:寺山修司、作曲:田中未知、編曲:J・A・シーザーの「天井桟敷」ゴールデン・トリオにより制作された。歌唱は荒井沙知。発売元はビクター。7インチシングル盤規格品番:SV-6621。1979年8月発売。
B面曲の「しゃぼん玉消えた」も同一作家陣による作品である。A面「もう頰づえはつかない」、B面「しゃぼん玉消えた」共にCD化済(1999年1月25日、P-VINEより。規格品番:PCD-1471)。
2003年6月4日、『寺山修司 作詞+作詩集』の『作詞集』の締め括りとして本作が収録、再CD化されソニー・ミュージックエンタテインメントより発売(ISRC:JPVI07907630)[1]。
2007年2月25日、荒井沙知のアルバム『赤い鳥ひとり』がCD化され発売された折、「もう頰づえはつかない」「しゃぼん玉消えた」共にボーナストラックとして収録された(販売:SHOWBOAT、規格品番:SWAX-79)。
本作は後に日吉ミミ、橋本美香らによってカヴァーされ発売されている。
備考
- 「もう頰づえはつかない」のJASRAC作品コードは、087-2657-4[2]。
- 「しゃぼん玉消えた」のJASRAC作品コードは、040-2826-1[2]。
- 上記二作品とも、出版者は、ビクターミュージックアーツ株式会社(Victor Music Arts, Inc.)が登録されている[2]。
サウンド・トラック
「 もう頰づえはつかない 桃井かおり 」
Side A
- まり子の一日
- 橋本とのくらし
- 恒雄とのくらし(回想)
Side B
- ピルの夜
- 帰って来た恒雄
- ホテルの一夜
- 橋本の帰京
- わかれ
- 主題歌/ 「もう頰づえはつかない」(唄:荒井沙知)
1979年 ビクター:規格品番/LP:KVX-1059/CT:VCK-1427