[go: nahoru, domu]

コンテンツにスキップ

「ものつくり大学」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
素手(会話 | 投稿記録)
青心(会話 | 投稿記録)
110行目: 110行目:
** 会長: [[庄山悦彦]](株式会社[[日立製作所]]取締役会長)
** 会長: [[庄山悦彦]](株式会社[[日立製作所]]取締役会長)
** 理事長: [[石岡慎太郎]](元[[労働省]][[労働基準局]]長、[[職業訓練法人]]日本技能教育開発センター理事長、社団法人全国[[技能士]]連合会会長)
** 理事長: [[石岡慎太郎]](元[[労働省]][[労働基準局]]長、[[職業訓練法人]]日本技能教育開発センター理事長、社団法人全国[[技能士]]連合会会長)
====卒業生====
==== 卒業生 ====
*[[平泉悠]] - [[プロ野球選手]]
* [[平泉悠]] - [[プロ野球選手]](独立リーグ - [[石川ミリオンスターズ]])


== 施設 ==
== 施設 ==

2010年5月14日 (金) 15:09時点における版

ものつくり大学
画像提供依頼中
大学設置 2001年
創立 1999年
学校種別 私立
設置者 学校法人国際技能工芸機構
本部所在地 埼玉県行田市前谷333
学部 技能工芸学部
研究科 ものつくり学研究科
ウェブサイト http://www.iot.ac.jp/index.shtml
テンプレートを表示

ものつくり大学(ものつくりだいがく、英語: Institute of Technologists)は、埼玉県行田市前谷333に本部を置く日本私立大学1999年創立、2001年大学設置。大学の略称はもの大、iot。

概観

大学全体

設計従事者養成に偏重がちだった工学教育に一石を投じ、ものつくりの基本に立ち返って技能スペシャリストの養成を推進するために作られた大学。計画時は、「国際技能工芸大学」の仮名称だったが、後に総長となる哲学者の梅原猛が「ものつくり大学」の大学名を提案し、そのまま採用された。また、英語名の「Institute of Technologists」はマネジメント(現代経営学)の発明者であるピーター・ドラッカー博士によって名づけられた。

建学の精神(校訓・理念・学是)

基本理念は、以下の6つである。

  • ものづくりに直結する実技・実務教育の重視
  • 技能と科学・経済・技術・芸術・環境とを連結する教育研究の重視
  • 時代と社会からの要請に適合する教育研究の重視
  • 自発性・独創性・協調性をもった人間性豊かな教育の重視
  • ものづくり現場での統率力や起業力を養うマネジメント教育の重視
  • 技能・科学技術・社会経済のグローバル化に対応できる国際性の重視

沿革

略歴

1990年代において、わが国の建設業の現場における熟練の職人が不足しているという現実を憂えた建設関連学科の大学教員、専門工事業の事業者などが集まり、「サイト・スペシャルズ・フォーラム」(略称SSF)という任意団体を構成し、新たな人材を育成するための教育機関として「職人大学構想」(当初は建設関係のみで、佐渡に設置することを描いていた)を立案した。 その実現のために各方面に働きかけていたところ、同様に製造業において高齢化加速による技能者の急減に危機感を抱いていた財団法人中小企業災害補償共済福祉財団(略称KSD; 現・あんしん財団)の理事長が賛同したことから、具体的な大学設置の計画が進むこととなった。 これらの経緯により、当初計画の建設業とKSDの会員が多い製造業との2系統の技能・技術者を育てる2つの学科をもつ大学として計画が進展し、人材を集めやすい首都圏で広い校地を得られることや地域に大学誘致の熱意があることなどから、埼玉県行田市(現在のキャンパス)に設置されることとなった。 また、計画に梅原猛氏が総長として参画することになり、梅原氏の熱い思いから、大学名は「ものつくり大学」と決定された。 しかし、開学直前にKSD事件が発生したことから、文部科学省から大学の開学の認可に際してはKSDとその関連団体の関与を排除することを条件とされた為、現在はKSDとの直接の関係はないとされている。

年表

  • 1999年2月 財団法人ものつくり大学設立準備財団を文部省が認可
  • 1999年12月 大学本部棟、製造棟、建設棟、大学会館 着工
  • 2000年5月 ドーミトリ、体育館 着工
  • 2000年12月 学校法人国際技能工芸機構設立、ものつくり大学設置を文部大臣が認可
  • 2001年3月 大学本部棟、製造棟、建設棟、大学会館、ドーミトリ、体育館 竣工
  • 2001年4月 ものつくり大学 開学
  • 2002年6月 中央棟 着工
  • 2003年3月 中央棟 竣工
  • 2004年11月 ものつくり大学大学院設置を文部科学大臣が認可
  • 2005年4月 ものつくり大学大学院 開学

基礎データ

所在地

象徴

  • 「ものつくり大学校歌」の作詞は梅原猛、作曲は廣瀬量平である。

教育および研究

組織

学部

技能工芸学部
製造技能工芸学科
  • マシンデザインコース
  • プロセスコース
  • コンピュータ応用コース
  • マニュファクチュアリングコース
  • 情報技術コース
  • デザイン工芸コース
建設技能工芸学科
  • ストラクチャーコース
  • フィニッシュコース
  • ティンバーワークコース
  • デザインコース

大学院

ものつくり学研究科(修士課程)
  • ものつくり学専攻

附属機関

ものつくり研究情報センター

教員と産業界との連携による共同研究や、小学生を対象とする「ものづくり体験塾」の開催などを通して、インターンシップ、就職、地域産業への貢献に結びつけるための活動を行う。

図書情報センター

文献資料の収集、管理、提供を行う図書館と、コンピュータ・ネットワークの拠点である情報センターを統合した施設である。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

卒業生

施設

キャンパス

  • 交通アクセス:JR高崎線吹上駅下車、徒歩15分程度、朝日バス「行田車庫」/「行田工業団地」行乗車(5分程度)「ものつくり大学入り口」下車

関連項目

公式サイト