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2007年9月20日 (木) 11:19時点における版

ジズ(זיז, Zîz)はユダヤ教の伝説に登場する巨鳥。大地に立ったとき、その頭は天にまで届く巨体で、その翼を広げると太陽を覆い隠すほどにもなる。

聖書の解釈の間違いで生み出されたと見られ、もともと『ヨブ記』などに明記されている陸海のベヒーモス、レヴィアタンに比べ圧倒的に地味な存在である。二者と同じく、審判の日に食料にされてしまう運命だという。

旧約聖書には見られない３頭の巨獣という組み合わせは、中世ゾロアスター教の影響であるとされている[1]。

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 [[Image:Lev-Beh-Ziz.jpg|thumb|200px||1278年に[[ウルム]]で発刊された聖書に描かれたジズ（上）。陸にはベヒーモス、海にはレヴィアタンが描かれている]]
-'''ジズ'''(ziz)は[[ユダヤ教]]に登場する巨鳥。大地に立ったとき、その頭は天にまで届く巨体で、その翼を広げると太陽を覆い隠すほどにもなる。
+'''ジズ'''(זיז, Zîz)は[[ユダヤ教]]の伝説に登場する巨鳥。大地に立ったとき、その頭は天にまで届く巨体で、その翼を広げると太陽を覆い隠すほどにもなる。
-聖書の解釈の間違いで生み出されたと見られ、陸海の[[ベヒーモス]]、[[レヴィアタン]]に比べ圧倒的に地味な存在である。二者と同じく、審判の日に食料にされてしまう運命だという。
+聖書の解釈の間違いで生み出されたと見られ、もともと『[[ヨブ記]]』などに明記されている陸海の[[ベヒーモス]]、[[レヴィアタン]]に比べ圧倒的に地味な存在である。二者と同じく、審判の日に食料にされてしまう運命だという。
+旧約聖書には見られない３頭の巨獣という組み合わせは、中世ゾロアスター教の影響であるとされている[http://www.jewishencyclopedia.com/view.jsp?artid=275&letter=L]。
 == 関連項目 ==
 * [[伝説の生物一覧]]