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ダノンシャンティ
欧字表記	Danon Chantilly
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	黒鹿毛
生誕	2007年4月28日（17歳）
死没	（現役競走馬）
登録日	2009年7月8日
父	フジキセキ
母	シャンソネット
母の父	Mark of Esteem
生国	日本（北海道日高町）
生産者	ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主	ダノックス
調教師	松田国英（栗東）
競走成績
生涯成績	6戦3勝
獲得賞金	1億6653万4000円
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2010年12月30日 (木) 14:34時点における版

ダノンシャンティは日本中央競馬会（JRA）に登録されている競走馬である。馬名の意味は「冠名」＋「フランスの競馬場名（シャンティイ競馬場）」、主な勝ち鞍は2010年のNHKマイルカップ。

経歴

デビュー前

セレクトセール2008に上場され、ダノックスが2750万円で落札。その後ファンタストクラブで育成調教される。

2歳

2009年 11月22日、京都競馬場芝1800mの新馬戦で内田博幸鞍上にデビュー、2番人気に支持されたこのレースでは道中好位に付け、直線で抜け出して2着に3/4馬身差で勝利する。

2戦目にはラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走、直線は馬群の間を割って伸びてきたが、先行して粘ったコスモファントムをかわせず、さらに差してきたヴィクトワールピサに交わされて3着に敗れる。

3歳

2010年 2月7日に行われた共同通信杯に内田博幸から吉田豊に乗り替わり出走した。道中は後方から進み、直線で追い込んで圧倒的1番人気に支持されていたアリゼオに先着したが、ハンソデバンドにはハナ差及ばず2着に敗れる。

その後、3月27日の毎日杯に出走、道中は中団から進み直線で差し切り重賞初制覇となった。

5月9日、NHKマイルカップに出走、単勝1番人気に支持される。前半1000mが56.3というレース史上最速のハイペースとなったこのレースを後方待機策でスタミナを温存し、直線大外に持ち出し、直線だけで15頭を差し切ってGIを初制覇した^[1]。

そして変則二冠を目指し東京優駿に出走する予定だったが、前日に右後脚の骨折が判明したため出走取消となった^[2]^[3]。

骨折休養を終えて12月26日の有馬記念に出走。後方2番手でレースを進めたがスローペースが響いて9着に敗れた。

競走成績

年月日			競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ（人気）		着順	騎手	斤量［kg］	距離（馬場）	タイム（上り 3F）	タイム差	勝ち馬/（2着馬）
2009.	11.	22	京都	2歳新馬		12	8	12	3.1	（2人）	1着	内田博幸	55	芝1800m（良）	1:52.5（34.1）	-0.1	（セイルラージ）
	12.	26	阪神	ラジオNIKKEI杯2歳S	JpnIII	15	3	4	27.8	（7人）	3着	内田博幸	55	芝2000m（良）	2:01.5（34.4）	0.2	ヴィクトワールピサ
2010.	2.	7	東京	共同通信杯	GIII	13	3	3	4.1	（2人）	2着	吉田豊	56	芝1800m（良）	1:48.2（33.5）	0.0	ハンソデバンド
	3.	27	阪神	毎日杯	GIII	11	4	4	3.7	（3人）	1着	安藤勝己	56	芝1800m（良）	1:49.3（33.4）	-0.2	（ミッキードリーム）
	5.	9	東京	NHKマイルC	GI	18	7	13	2.6	（1人）	1着	安藤勝己	57	芝1600m（良）	R1:31.4（33.5）	-0.2	（ダイワバーバリアン）
	5.	30	東京	東京優駿	GI	17	8	18			取消	安藤勝己	57	芝2400m（良）	出走取消		エイシンフラッシュ
	12.	26	中山	有馬記念	GI	15	5	9	39.5	(10人)	9着	ベリー	55	芝2500m（良）	2:33.6(34.3)	1.0	ヴィクトワールピサ

血統表

ダノンシャンティの血統（サンデーサイレンス系／Halo 3x3=25% ）			（血統表の出典）
父フジキセキ 1992 青鹿毛	父の父 *サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	父の母 *ミルレーサー Millracer 1983 鹿毛	Le Fabuleux	Wild Risk
			Anguar
		Marston's Mill	In Reality
			Millicent
母 *シャンソネット Chansonette 2000 鹿毛	母の父 Mark of Esteem 1993 鹿毛	Darshaan	Shirley Heights
			Delsy
		Homage	Ajdal
			Home Love
	母の母 Glorious Song 1976 鹿毛	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Ballade	Herbager
			Miss Swapsco F-No.12-c

叔父にドバイワールドカップ、ジャパンカップを制したシングスピール、種牡馬になったグランドオペラ、ラーイ。祖母の全弟にデヴィルズバッグ、セイントバラード。

脚註

^ 芝1600mの日本レコードである1分31秒4の走破タイムで優勝。
^ “【東京競馬　１０Ｒ】日本ダービー（GI）　ダノンシャンティ号が出走取消”. JRA. 5月29日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
^ “シャンティ取消に松田国師「申し訳ない」”. SANSPO.COM. 5月30日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

[1] 芝1600mの日本レコードである1分31秒4の走破タイムで優勝。

[2] “【東京競馬　１０Ｒ】日本ダービー（GI）　ダノンシャンティ号が出走取消”. JRA. 5月29日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

[3] “シャンティ取消に松田国師「申し訳ない」”. SANSPO.COM. 5月30日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

[1]

[2]

[3]

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 == 経歴 ==
+=== デビュー前 ===
+[[セレクトセール]]2008に上場され、[[ダノックス]]が2750万円で落札。その後[[ファンタストクラブ]]で育成調教される。
 === 2歳 ===
 [[2009年]][[11月22日]]、[[京都競馬場]]芝1800mの[[新馬戦]]で[[内田博幸]]鞍上にデビュー、2番人気に支持されたこのレースでは道中好位に付け、直線で抜け出して2着に3/4馬身差で勝利する。
@@ 29行目: / 31行目: @@
 戦目には[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス]]に出走、直線は馬群の間を割って伸びてきたが、先行して粘った[[コスモファントム]]をかわせず、さらに差してきた[[ヴィクトワールピサ]]に交わされて3着に敗れる。
 === 3歳 ===
-[[2010年]][[2月7日]]に行われた[[共同通信杯]]に出走した。道中は後方から進み、直線で追い込んで圧倒的1番人気に支持されていた[[アリゼオ]]に先着したが、[[ハンソデバンド]]にはハナ差及ばず2着に敗れる。
+[[2010年]][[2月7日]]に行われた[[共同通信杯]]に内田博幸から[[吉田豊]]に乗り替わり出走した。道中は後方から進み、直線で追い込んで圧倒的1番人気に支持されていた[[アリゼオ]]に先着したが、[[ハンソデバンド]]にはハナ差及ばず2着に敗れる。
-その後、[[3月27日]]の[[毎日杯]]に出走、ザタイキが直線で馬体に故障を発生し落馬するなどのアクシデントがあったが、直線で差し切り重賞初制覇となった。
+その後、[[3月27日]]の[[毎日杯]]に出走、道中は中団から進み直線で差し切り重賞初制覇となった。
-[[5月9日]]、[[NHKマイルカップ]]に出走、単勝1番人気に支持される。ハイペースとなったこのレースを後方待機策でスタミナを温存し、直線大外に持ち出し、直線だけで15頭を差し切ってGIを初制覇した<ref>芝1600mの日本レコードである1分31秒4の走破タイムで優勝。</ref>。
+[[5月9日]]、[[NHKマイルカップ]]に出走、単勝1番人気に支持される。前半1000mが56.3というレース史上最速のハイペースとなったこのレースを後方待機策でスタミナを温存し、直線大外に持ち出し、直線だけで15頭を差し切ってGIを初制覇した<ref>芝1600mの日本レコードである1分31秒4の走破タイムで優勝。</ref>。
 そして変則二冠を目指し[[東京優駿]]に出走する予定だったが、前日に右後脚の骨折が判明したため出走取消となった<ref>{{Cite web |url=http://www.jra.go.jp/news/201005/052904.html |title=【東京競馬　１０Ｒ】日本ダービー（GI）　ダノンシャンティ号が出走取消|author= |publisher=JRA |accessdate=5月29日 |accessyear=2010年}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.sanspo.com/keiba/news/100530/kba1005300501002-n1.htm |title=シャンティ取消に松田国師「申し訳ない」|author= |publisher=SANSPO.COM |accessdate=5月30日 |accessyear=2010年}}</ref>。