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'''チャールズ・ウェブスター・レッドビーター'''([[英語]]:Charles Webster Leadbeater {{IPAc-en|ˈ|l|ɛ|d|ˌ|b|ɛ|t|ər}}, 1854年2月16日-1934年3月1日)は[[神智学協会]]の初期の運動指導者である。日本では「'''リードビーター'''」の呼び方で知られている。神智学協会第代会長[[アニー・ベサント]]の片腕ともいわれ、[[ジッドゥ・クリシュナムルティ|クリシュナムルティ]]を見いだし、新時代のキリストとして育成しようとした{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。
'''チャールズ・ウェブスター・レッドビーター'''([[英語]]:Charles Webster Leadbeater {{IPAc-en|ˈ|l|ɛ|d|ˌ|b|ɛ|t|ər}}, 1854年2月16日-1934年3月1日)は[[神智学協会]]の初期の運動指導者である。日本では「'''リードビーター'''」の呼び方で知られている。神智学協会第2代会長[[アニー・ベサント]]の片腕ともいわれ、[[ジッドゥ・クリシュナムルティ|クリシュナムルティ]]を見いだし、新時代のキリストとして育成しようとした{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。


『The Charkras』(邦訳名:チャクラ)などの著書があり、現代のオカルト・スピリチュアル系でよく見られる[[オーラ]]図や7色の[[チャクラ]]の理論を考案した{{sfn|加藤|2015|p=212}}{{sfn|加藤|2015|pp=172-178}}{{sfn|加藤|2015|p=178}}。
『The Charkras』(邦:チャクラ)などの著書があり、現代のオカルト・スピリチュアル系でよく見られる[[オーラ]]図や7色の[[チャクラ]]の理論を考案した{{sfn|加藤|2015|p=212}}{{sfn|加藤|2015|pp=172-178}}{{sfn|加藤|2015|p=178}}。


額の[[チャクラ]]を開発し[[オーラ]]を見る能力を得たと主張しており、支持者には高度な透視能力を持つと称賛された{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。一方、弟子たちにみだらな行為を強要したとして批判も大きい{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=178-179}}{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-185}}{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。
額の[[チャクラ]]を開発し[[オーラ]]を見る能力を得たと主張しており、支持者には高度な透視能力を持つと称賛された{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。一方、弟子たちにみだらな行為を強要したとして批判も大きい{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=178-179}}{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-185}}{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。
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[[イギリス]]の[[ストックポート]]で生まれたレッドビーターは、父親が早くに死んだため、家庭は貧しかった<ref name="oota">『現代オカルトの根源』 大田俊寛 ちくま新書、 2013年(第一章「神智学の展開」)</ref>。青年になった頃には、[[エドワード・ブルワー=リットン]]の小説『来るべき種族』(1871年)を愛読しており、自分でも幻想的な物語を好んで創作していた<ref name="oota"/>。1878年には[[英国国教会]]の聖職者の地位を取得し、次の年よりその職に就いた<ref name="oota"/>。しかし、レッドビーターの興味はキリスト教よりも、[[心霊主義]]や[[オカルティズム]]に強く惹かれており、神智学徒のA・P・シネットの『オカルトの世界』を読んだのち、1883年には[[神智学協会]]に関わるようになり、その翌年には協会に参加した<ref name="oota"/>。
[[イギリス]]の[[ストックポート]]で生まれたレッドビーターは、父親が早くに死んだため、家庭は貧しかった<ref name="oota">『現代オカルトの根源』 大田俊寛 ちくま新書、 2013年(第一章「神智学の展開」)</ref>。青年になった頃には、[[エドワード・ブルワー=リットン]]の小説『来るべき種族』(1871年)を愛読しており、自分でも幻想的な物語を好んで創作していた<ref name="oota"/>。1878年には[[英国国教会]]の聖職者の地位を取得し、次の年よりその職に就いた<ref name="oota"/>。しかし、レッドビーターの興味はキリスト教よりも、[[心霊主義]]や[[オカルティズム]]に強く惹かれており、神智学徒のA・P・シネットの『オカルトの世界』を読んだのち、1883年には[[神智学協会]]に関わるようになり、その翌年には協会に参加した<ref name="oota"/>。


1884年には、神智学協会の創設者の一人である[[ヘレナ・P・ブラヴァツキー]]と面会し、[[マハートマー]](大師)の[[クートフーミ]]から、[[インド]]での修行を行うようメッセージが与えられ、英国国教会の職務を辞して、インドのアディヤールにある神智学協会の本部へ渡航した<ref name="oota"/>。レッドビーターによると、彼はインドで大師たちから[[ヨーガ]]や[[瞑想]]の修行を伝授されて、額のアジナ・チャクラを開発し、次元の異なる存在を知覚できる「透視力」を獲得したという<ref name="oota"/>{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。著書『チャクラ』では、[[ヨーガ]]の理論が[[神智学]]の理論によって再解釈されている<ref name="oota"/>。7個の[[チャクラ]]は、[[ヘレナ・P・ブラヴァツキー]]の『[[シークレット・ドクトリン]]』の7段階周期説や世界構造論と接続されて理解されており、身体論は[[アストラル体]]や[[エーテル体]]といった神智学の用語に置き換えられている<ref name="oota"/>。
1884年には、神智学協会の創設者の一人である[[ヘレナ・P・ブラヴァツキー]]と面会し、[[マハートマー]](大師)の[[クートフーミ]]から、[[インド]]での修行を行うようメッセージが与えられ、英国国教会の職務を辞して、インドのアディヤールにある神智学協会の本部へ渡航した<ref name="oota"/>。レッドビーターによると、彼はインドで大師たちから[[ヨーガ]]や[[瞑想]]の修行を伝授されて、額のアジナ・チャクラを開発し、次元の異なる存在を知覚できる「透視力」を獲得したという<ref name="oota"/>{{sfn|吉永・松田|196|p=101}}。透視力で人のオーラを見、さらに[[前世]]の姿を知ることもできると主張した<ref>[[#oota|大田 2013. 位置No.1155/2698]]</ref>。著書『チャクラ』では、[[ヨーガ]]の理論が[[神智学]]の理論によって再解釈されている<ref name="oota"/>。7個の[[チャクラ]]は、[[ヘレナ・P・ブラヴァツキー]]の『[[シークレット・ドクトリン]]』の7段階周期説や世界構造論と接続されて理解されており、身体論は[[アストラル体]]や[[エーテル体]]といった神智学の用語に置き換えられている<ref name="oota"/>。


また、レッドビーターはインドやスリランカで貧しい生活を営む子供たちのなかから、優秀な素質を持つ者を見つけては、イギリス留学による西洋の高等教育を受けさせることで、神智学協会のエリートを育てようとした<ref name="oota"/>。その活動により、1909年に出会ったのが[[ジッドゥ・クリシュナムルティ]]である<ref name="oota"/>。ピーター・ワシントンは、彼は観察している少年たちに対する判断を間違えないためと称して、彼らと肛門性交をすることを好んでいたと述べており、なにかと悪評が絶えなかった{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=178-179}}{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-185}}。クリシュナムルティの父親からは子供を神の化身に仕立てたこと、同性愛の対象にしたことの責任問題を問うて訴えられている{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-187}}。
また、レッドビーターはインドやスリランカで貧しい生活を営む子供たちのなかから、優秀な素質を持つ者を見つけては、イギリス留学による西洋の高等教育を受けさせることで、神智学協会のエリートを育てようとした<ref name="oota"/>。その活動により、1909年に出会ったのが[[ジッドゥ・クリシュナムルティ]]である<ref name="oota"/>。ピーター・ワシントンは、彼は観察している少年たちに対する判断を間違えないためと称して、彼らと肛門性交をすることを好んでいたと述べており、なにかと悪評が絶えなかった{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=178-179}}{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-185}}。クリシュナムルティの父親からは子供を神の化身に仕立てたこと、同性愛の対象にしたことの責任問題を問うて訴えられている{{sfn|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999|pp=183-187}}。
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== 主な著書 ==
== 主な著書 ==
=== 日本語 ===
=== 日本語 ===
* C.W.ドビーター チャクラ 平河出版社 [[本山博]]+湯浅泰雄・訳 1978
* リドビーター『神秘的人間像』 [[今東光|今春聽]]・訳 文曜書院 1940
* C.W.リードビーター 『チャクラ』 [[平河出版社]] [[本山博]]+湯浅泰雄・訳 1978年
* C.W.リードビーター 『透視力』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
* C.W.リードビーター 『透視力』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
* C.W.リードビーター 『見えざる助力者』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
* C.W.リードビーター 『見えざる助力者』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
* C.W.リードビーター 『大師とその道』 竜王文庫 1985年
* C.W.リードビーター 『大師とその道』 竜王文庫 1985年
* C.W.リードビーター 『神智学入門 : 未来人への精神的ガイド』 たま出版 宮崎直樹・訳 1990年
* C.W.リードビーター 『神智学入門 : 未来人への精神的ガイド』 [[たま出版]] 宮崎直樹・訳 1990年
* アニー・ベサント, C.W.リードビーター 『[[w:Thought-Forms (book)|思いは生きている : 想念形体]]』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1983年
* アニー・ベサント, C.W.リードビーター 『[[w:Thought-Forms (book)|思いは生きている : 想念形体]]』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1983年
* C.W.リードビーター 『アストラル界 : 精妙界の解明』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1989年
* C.W.リードビーター 『アストラル界 : 精妙界の解明』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1989年
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |ref=oota |author=大田俊寛|authorlink=大田俊寛 |title=現代オカルトの根源 - 霊性進化論の光と闇 |series=ちくま新書 |publisher=筑摩書房 |year=2013 |isbn=978-4-480-06725-8 }}(第一章「神智学の展開」参照)
* {{Cite book|和書|author=加藤有希子 |title=カラーセラピーと高度消費社会の信仰ーーニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?|publisher=[[サンガ (出版社)|サンガ]] |year=2015 |isbn=978-4865640281 |ref={{harvid|加藤|2015}}}}
* {{Cite book|和書|author=加藤有希子 |title=カラーセラピーと高度消費社会の信仰ーーニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?|publisher=[[サンガ (出版社)|サンガ]] |year=2015 |isbn=978-4-86564-028-1 |ref={{harvid|加藤|2015}}}}
* 大田俊寛 現代オカルトの根源霊性進化論の光と闇』筑摩書房〈ちくま新書〉、2013(第一章「神智学の展開」参照) ISBN 978-4-480-06725-8
* 羽仁礼 『超常現象大事典』成甲書房、2001年
* 羽仁礼 『超常現象大事典』成甲書房、2001年
*{{Cite book|和書|ref={{SfnRef|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999}} |author=ピーター・ワシントン|others=白幡節子・門田俊夫 訳 |title=神秘主義への扉 現代オカルティズムはどこから来たのか|publisher=中央公論新社|date=1999}}
*{{Cite book|和書|ref={{SfnRef|ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳|1999}} |author=ピーター・ワシントン|others=白幡節子・門田俊夫 訳 |title=神秘主義への扉 現代オカルティズムはどこから来たのか|publisher=中央公論新社|date=1999}}
* {{Cite book|和書|author=吉永進一・松田和也 |title=神秘学の本|publisher=学研 |year=1996 |ref={{harvid|吉永・松田|1996}}}}
* {{Cite book|和書|author=吉永進一・松田和也 |title=神秘学の本|publisher=学研 |year=1996 |ref={{harvid|吉永・松田|1996}}}}

== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[神智学]]
* [[神智学]]
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* [[ヨーガ]]
* [[ヨーガ]]
*『[[大師のみ足のもとに]]』(1910年):クリシュナムルティの著作
*『[[大師のみ足のもとに]]』(1910年):クリシュナムルティの著作

== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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チャールズ・W・レッドビーター
1914年時(60歳)
生誕 1854年2月16日
イングランドの旗 イングランドストックポート, グレーター・マンチェスター
死没 1934年3月1日(80歳没)
オーストラリアの旗 オーストラリアパース
著名な実績 神智学, 著述家
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チャールズ・ウェブスター・レッドビーター英語:Charles Webster Leadbeater [ˈlɛdˌbɛtər], 1854年2月16日-1934年3月1日)は、神智学協会の初期の運動指導者である。日本では「リードビーター」の呼び方で知られている。神智学協会第2代会長アニー・ベサントの片腕ともいわれ、クリシュナムルティを見いだし、新時代のキリストとして育成しようとした[1]

『The Charkras』(邦題:チャクラ)などの著書があり、現代のオカルト・スピリチュアル系でよく見られるオーラ図や7色のチャクラの理論を考案した[2][3][4]

額のチャクラを開発しオーラを見る能力を得たと主張しており、支持者には高度な透視能力を持つと称賛された[1]。一方、弟子たちにみだらな行為を強要したとして批判も大きい[5][6][1]

生涯

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イギリスストックポートで生まれたレッドビーターは、父親が早くに死んだため、家庭は貧しかった[7]。青年になった頃には、エドワード・ブルワー=リットンの小説『来るべき種族』(1871年)を愛読しており、自分でも幻想的な物語を好んで創作していた[7]。1878年には英国国教会の聖職者の地位を取得し、次の年よりその職に就いた[7]。しかし、レッドビーターの興味はキリスト教よりも、心霊主義オカルティズムに強く惹かれており、神智学徒のA・P・シネットの『オカルトの世界』を読んだのち、1883年には神智学協会に関わるようになり、その翌年には協会に参加した[7]

1884年には、神智学協会の創設者の一人であるヘレナ・P・ブラヴァツキーと面会し、マハートマー(大師)のクートフーミから、インドでの修行を行うようメッセージが与えられ、英国国教会の職務を辞して、インドのアディヤールにある神智学協会の本部へ渡航した[7]。レッドビーターによると、彼はインドで大師たちからヨーガ瞑想の修行を伝授されて、額のアジナ・チャクラを開発し、次元の異なる存在を知覚できる「透視力」を獲得したという[7][1]。透視力で人のオーラを見、さらに前世の姿を知ることもできると主張した[8]。著書『チャクラ』では、ヨーガの理論が神智学の理論によって再解釈されている[7]。7個のチャクラは、ヘレナ・P・ブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』の7段階周期説や世界構造論と接続されて理解されており、身体論はアストラル体エーテル体といった神智学の用語に置き換えられている[7]

また、レッドビーターはインドやスリランカで貧しい生活を営む子供たちのなかから、優秀な素質を持つ者を見つけては、イギリス留学による西洋の高等教育を受けさせることで、神智学協会のエリートを育てようとした[7]。その活動により、1909年に出会ったのがジッドゥ・クリシュナムルティである[7]。ピーター・ワシントンは、彼は観察している少年たちに対する判断を間違えないためと称して、彼らと肛門性交をすることを好んでいたと述べており、なにかと悪評が絶えなかった[5][6]。クリシュナムルティの父親からは子供を神の化身に仕立てたこと、同性愛の対象にしたことの責任問題を問うて訴えられている[9]

レッドビーターはイギリスでアニー・ベサントと協力することで、指導や著述活動をしながら、神智学協会の地位を向上させていった[7]。レッドビーターは、クリシュナムルティを「世界教師」という救世主、マイトレーヤ(弥勒)が降臨するための「乗り物」として育てようと図っていた[7]。1911年には、そのための「東方の星教団」を設立した[7]。しかし、1927年には、クリシュナムルティが世界教師であることを否定し、教団の解散を宣言することで、計画は頓挫した[7]

その後オーストラリアに移住し、神智学協会を母体とする自由カトリック教会を主宰して晩年を過ごし、80歳で死去した[10][11]

主な著書

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日本語

[編集]
  • リイドビーター『神秘的人間像』 今春聽・訳 文曜書院 1940年
  • C.W.リードビーター 『チャクラ』 平河出版社 本山博+湯浅泰雄・訳 1978年
  • C.W.リードビーター 『透視力』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
  • C.W.リードビーター 『見えざる助力者』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1978年
  • C.W.リードビーター 『大師とその道』 竜王文庫 1985年
  • C.W.リードビーター 『神智学入門 : 未来人への精神的ガイド』 たま出版 宮崎直樹・訳 1990年
  • アニー・ベサント, C.W.リードビーター 『思いは生きている : 想念形体』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1983年
  • C.W.リードビーター 『アストラル界 : 精妙界の解明』 竜王文庫 田中恵美子・訳 1989年

英語

[編集]
  • The Devachanic Plane or The Heaven World: its characteristics and inhabitants (1896)
  • Dreams: What they are and how they are caused (1896)
  • Reincarnation (1898)
  • Man Visible and Invisible (1902)
  • Some Glimpses of Occultism, Ancient and Modern (1903)
  • Occult Chemistry (with Annie Besant) (1908)
  • The Inner Life: volume I (1910)
  • The Inner Life: volume II (1911)
  • The Perfume of Egypt and Other Weird Stories (1911)
  • A Textbook of Theosophy (1912)
  • Man: Whence, How and Whither (with Annie Besant) (1913)
  • The Hidden Side of Things (1913)
  • The Monad and Other Essays Upon the Higher Consciousness (1920)
  • Glimpses of Masonic History (1926)
  • The Hidden Life in Freemasonry (1926)
  • Spiritualism and Theosophy Scientifically Examined and Carefully Described (1928)
  • How Theosophy Came to Me: Autobiographical Reminiscences (1930)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 吉永・松田 196, p. 101.
  2. ^ 加藤 2015, p. 212.
  3. ^ 加藤 2015, pp. 172–178.
  4. ^ 加藤 2015, p. 178.
  5. ^ a b ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳 1999, pp. 178–179.
  6. ^ a b ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳 1999, pp. 183–185.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『現代オカルトの根源』 大田俊寛 ちくま新書、 2013年(第一章「神智学の展開」)
  8. ^ 大田 2013. 位置No.1155/2698
  9. ^ ワシントン, 白幡節子・門田俊夫訳 1999, pp. 183–187.
  10. ^ 『超常現象大事典』 羽仁礼
  11. ^ 『20世紀西洋人名事典』

参考文献

[編集]
  • 大田俊寛『現代オカルトの根源 - 霊性進化論の光と闇』筑摩書房〈ちくま新書〉、2013年。ISBN 978-4-480-06725-8 (第一章「神智学の展開」参照)
  • 加藤有希子『カラーセラピーと高度消費社会の信仰ーーニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?』サンガ、2015年。ISBN 978-4-86564-028-1 
  • 羽仁礼 『超常現象大事典』成甲書房、2001年
  • ピーター・ワシントン『神秘主義への扉 現代オカルティズムはどこから来たのか』白幡節子・門田俊夫 訳、中央公論新社、1999年。 
  • 吉永進一・松田和也『神秘学の本』学研、1996年。 

関連項目

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外部リンク

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