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「ニューイングランド (競走馬)」の版間の差分

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2011年1月9日 (日) 11:45時点における版

ニューイングランド
2009年優駿スタリオンステーション種牡馬展示会にて
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1997年4月4日(27歳)
サンデーサイレンス
クラウンフォレスト
母の父 Chief's Crown
生国 日本の旗 日本
生産者 森牧場
馬主 渡邊隆
調教師 白井寿昭栗東
競走成績
生涯成績 7戦4勝
獲得賞金 4928万4000円
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ニューイングランド日本競走馬種牡馬。馬名の由来はアメリカ合衆国の北東部地域、ニューイングランドから。競走馬としては大成出来なかったが、優秀な血統背景から種牡馬として多くの繁殖牝馬を集めている。

戦績

1999年12月4日阪神競馬場での新馬戦、1番人気に推されデビュー勝ちを飾るが、その後骨折し長期休養に入る。1年3カ月後の2001年3月18日、阪神競馬場で500万下平場戦で復帰。初ダートだったが1番人気に応え、2着に6馬身差をつける圧勝で復帰戦を飾る。その後、900万下で2戦しともに2着。6月に入ると函館競馬場に滞在し、降級後の500万下特別、1000万下特別[1]を連勝する。7月22日、準オープンの身ながら函館記念に格上挑戦で出走。重賞勝ち馬が5頭出走する中2番人気に支持されるが、勝ち馬ロードプラチナムに1秒差をつけられ7着に敗れた。その後は出走することなく2002年1月に登録を抹消された。

競走成績

年月日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手
距離(馬場) タイム
(上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1999 12. 4 阪神 2歳新馬 11 7 8 1.2(1人) 1着 四位洋文 54 芝2000m(良) 2:02.9(34.8) -0.1 (キングザファクト)
2001 3. 18 阪神 4歳上500万下 10 7 8 1.8(1人) 1着 四位洋文 56 ダ1800m(良) 1:53.4(37.7) -1.0 (トヨサンランボー)
4. 21 京都 4歳上900万下 15 2 3 1.7(1人) 2着 四位洋文 56 ダ1800m(良) 1:52.3(38.6) 0.0 エイシンリーズン
5. 20 東京 富獄賞(900万下) 12 8 12 1.7(1人) 2着 四位洋文 56 芝1600m(良) 1:33.7(34.9) 0.1 ダイワサイレンス
6. 17 函館 湯川特別(500万下) 15 4 6 1.2(1人) 1着 四位洋文 57 芝2000m(良) 2:01.7(37.1) 0.0 (イングランドシチー)
7. 7 函館 STV杯(1000万下) 8 5 5 1.7(1人) 1着 四位洋文 57 芝2000m(良) 2:02.0(35.9) -0.1 (レディソーサリス)
7. 22 函館 函館記念 G3 16 6 12 5.6(2人) 7着 本田優 53 芝2000m(良) 2:03.8(38.0) 1.0 (ロードプラチナム)

種牡馬入り後

2002年より優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。魅力的な血統背景と、比較的安価に設定された種付け料、デビュー前の産駒が育成場で高い評価を受けたことで、種牡馬入り後は毎年の様に100頭を超す繁殖牝馬を集める人気種牡馬になった。しかし多くの繁殖牝馬の質から産駒の多くが地方競馬に流れ、中央競馬での産駒成績も軒並み低調、さらに自身が性病に感染したことなども重なって、2005年に160頭[2]を数えた種付け頭数は2009年には37頭[3]まで落ち込んだ。

2008年7月6日、レオマイスターがラジオNIKKEI賞を勝利し、産駒のJRA重賞初勝利となった。

主な産駒

血統

血統背景

サンデーサイレンスは12年連続で日本のリーディングサイアーとなった大種牡馬。

母クラウンフォレストは種牡馬ウッドマンの半妹で、本馬と同じく白井寿昭厩舎で8戦1勝。 本馬の半妹クラウンアスリートの産駒にハンソデバンド共同通信杯)。

曾祖母イントリギュイングから続く牝系に種牡馬プライベートアカウント、アサティスリズムなど。

血統表

ニューイングランド血統サンデーサイレンス系/5代アウトブリード (血統表の出典)

*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
父の父
Halo 1969
黒鹿毛 アメリカ
Hail to Reason 1958 Turn-to
Nothirdchance
Cosmah 1953 Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Wishing Well 1975
鹿毛 アメリカ
Understanding 1963 Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower 1964 Montparnasse
Edelweiss

*クラウンフォレスト
1990
栗毛 アメリカ
Chief's Crown 1982
鹿毛 アメリカ
Danzig 1977 Northern Dancer
Pass de Nom
Six Crowns 1976 Secretariat
Chris Evert
母の母
プレイメイト Playmate 1975
栗毛 アメリカ
Buckpasser 1963 Tom Fool
Basanda
Intriguing 1964 Swaps
Glamour F-No.1-s


脚注

  1. ^ この開催から収得賞金クラス分けが変更になり、900万下条件が1000万下条件になった。
  2. ^ 2004~2006年のニュース - 優駿
  3. ^ 2009年度の種付頭数~優駿スタリオンステーション編 - 馬市ドットコム(2009-9-24)