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「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」の版間の差分

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#REDIRECT [[ハリー・ポッターと死の秘宝#ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1]]
{{Pathnav|魔法ワールド|ハリー・ポッター (映画シリーズ)|frame=1}}
{{Infobox Film
| 作品名 = ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
| 原題 = Harry Potter and the Deathly Hallows Part1
| 画像 = HPatDH - Panache - b&w Harry and camera.jpg
| 画像サイズ =
| 画像解説 = イギリス・ウェールズの[[ペンブルックシャー]]で本映画を撮影する[[ダニエル・ラドクリフ]]
| 監督 = [[デヴィッド・イェーツ|デイビッド・イェーツ]]
| 製作総指揮 = [[ライオネル・ウィグラム]]
| 製作 = [[デヴィッド・ハイマン|デイビッド・ヘイマン]]<br>[[デイビッド・バロン]]<br>[[J・K・ローリング]]
| 脚本 = [[スティーブ・クローブス]]
| 音楽 = [[アレクサンドル・デプラ]]<br>[[ジョン・ウィリアムズ (作曲家)|ジョン・ウィリアムズ]](テーマ曲)<br>[[ニコラス・フーパー]](テーマ曲)
| 主題歌 =
| 撮影 = [[エドゥアルド・セラ]]
| 編集 = [[マーク・デイ]]
| 製作会社 = {{Plainlist|
* [[ワーナー・ブラザース]]
* [[ヘイデイ・フィルムズ]]}}
| 配給 = ワーナー・ブラザース
| 製作国 = {{GBR}}<br />{{USA}}
| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = $250,000,000(2部作合算)<ref>{{Cite news2|df=ja| last=Frankel| first=Daniel| title=Get Ready for the Biggest 'Potter' Opening Yet| work=[[:en:The Wrap]]| date=2010-11-17| url=http://www.thewrap.com/movies/article/get-ready-biggest-potter-opening-yet-22607| accessdate=2010-11-21}}</ref>
| 公開 = [[2010年]][[11月19日]]
| 出演者 = [[ダニエル・ラドクリフ]]<br />[[ルパート・グリント]]<br />[[エマ・ワトソン]]<br />[[ヘレナ・ボナム=カーター]]<br />[[ロビー・コルトレーン]]<br />[[レイフ・ファインズ]]<br />[[マイケル・ガンボン]]<br />[[ブレンダン・グリーソン]]<br />[[リチャード・グリフィス]]<br />[[ジョン・ハート (俳優)|ジョン・ハート]]<br />[[リス・エヴァンス]]<br />[[ジェイソン・アイザックス]]<br />[[ビル・ナイ]]<br />[[アラン・リックマン]]<br />[[フィオナ・ショウ]]<br />[[ティモシー・スポール]]<br />[[イメルダ・スタウントン]]<br />[[デヴィッド・シューリス|デイビッド・シューリス]]<br />[[ワーウィック・デイヴィス|ウォーウィック・デイビス]]<br />[[トム・フェルトン]]<br />[[トビー・ジョーンズ]](声の出演)<br />[[デイブ・レジェノ]]<br />[[サイモン・マクバーニー]](声の出演)<br />[[ヘレン・マックロリー]]<br />[[ニック・モラン]]<br />[[ピーター・マラン]]<br />[[デヴィッド・オハラ]]<br />[[クレマンス・ポエジー]]<br />[[ナタリア・テナ]]<br />[[ジュリー・ウォルターズ]]<br />[[マーク・ウィリアムズ]]<br />[[ボニー・ライト]]
| 上映時間 = 146分
| 興行収入 = {{flagicon|World}}$977,070,383<br /> {{flagicon|UK}} $86,087,576 <br />{{flagicon|USA}}{{flagicon|CAN}}$296,374,621<ref name="boxoffice1">{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.boxofficemojo.com/release/rl1248560641/|title=Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1 (2010) |publisher=[[Box Office Mojo]] |language=英語 |accessdate=2022年8月17日 }}</ref><br />{{Flagicon|JPN}} 68億6000万円<ref name="#2">{{映連興行収入|2011}}</ref>
| 前作 = [[ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)|ハリー・ポッターと謎のプリンス]]
| 次作 = [[ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2]]
}}
『'''ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1'''』は、監督[[デヴィッド・イェーツ]]、脚本[[スティーヴ・クローヴス]]による、2010年の[[ファンタジー映画]]である<ref name="BOM (HP7)" />。この映画は、[[J・K・ローリング]]の2007年の小説『[[ハリー・ポッターと死の秘宝]]』を原作とする、{{仮リンク|ハリー・ポッターと死の秘宝の制作|label=2部作の内の1作目|en|Production of Harry Potter and the Deathly Hallows}}である。この作品は『[[ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)|ハリー・ポッターと謎のプリンス]]』(2009年)の[[続編]]で、[[ハリー・ポッター (映画シリーズ)|ハリー・ポッター映画シリーズ]]の第7作である<ref>{{cite press release |url=http://www.businesswire.com/portal/site/google/?ndmViewId=news_view&newsId=20080313005332&newsLang=en |title=Warner Bros. Plans Two-Part Film Adaptation of "Harry Potter and the Deathly Hallows" to Be Directed by David Yates |publisher=[[Warner Bros. Pictures]] |date=13 March 2008 |access-date=6 September 2012 |quote=...expand the screen adaptation of Harry Potter and the Deathly Hallows and release the film in two parts. |archive-date=28 June 2017 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170628180059/http://www.businesswire.com/portal/site/google/?ndmViewId=news_view&newsId=20080313005332&newsLang=en |url-status=live }}</ref>。

この映画では[[ダニエル・ラドクリフ]]が[[ハリー・ポッター (架空の人物)|ハリー・ポッター]]役で主演し、[[ルパート・グリント]]と[[エマ・ワトソン]]がそれぞれハリーの親友[[ロン・ウィーズリー]]と[[ハーマイオニー・グレンジャー]]役を再び演じた。物語は、[[アルバス・ダンブルドア|ダンブルドア]]から[[ヴォルデモート|ヴォルデモート卿]]の不死の秘密([[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#分霊箱|分霊箱]])を探して破壊するように頼まれたハリー・ポッターを描く。撮影は2009年2月19日に開始し、2010年6月12日に完了した<ref>{{cite web |first=Alison |last=Schwartz |url=http://www.people.com/people/article/0,,20393867,00.html |title=Daniel Radcliffe Calls Wrapping Up Harry Potter Devastating |work=[[People (magazine)|People]] |date=14 June 2010 |access-date=9 February 2011 |archive-date=8 February 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110208021622/http://www.people.com/people/article/0%2C%2C20393867%2C00.html |url-status=live }}</ref>。

小説を映画化する場合、上映時間の関係で原作の一部がカットされるのが通例で、本シリーズもそうであった。しかし、『ハリー・ポッターと死の秘宝』においては、前後編に分けることによって原作内容の多くが映像に取り入れられ、原作により忠実な映像化となっている。また本作は劇場版としては初めて原作者のJ・K・ローリングが製作として直接映画に携わっている。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が[[2010年]][[11月19日]]、『[[ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2]]』が[[2011年]][[7月15日]]に日米同時公開されている。映像面では当初は2D上映のみを予定していたが、のちに3Dでも公開することが決定し、シリーズ初の全編3D上映を目指していた。しかし、『PART1』は3Dへの変換が公開までに間に合わないことを理由に3D版の上映中止が決定し、2D版のみでの上映となった。『PART2』は予定どおり2D版に加えて3D版([[IMAX]] 3Dを含む)も上映された。『PART1』の3D版も、『PART2』のソフト化に合わせてBlu-ray 3Dというかたちで発売された。

== あらすじ ==
[[ハリー・ポッターシリーズの地理#マルフォイ邸|マルフォイ邸]]で、[[ヴォルデモート|ヴォルデモート卿]]は[[死喰い人|デス・イーター]]たちの会合を開く。[[アルバス・ダンブルドア]]校長を殺害した[[セブルス・スネイプ]]は、母親の護りの魔法の下にない[[ハリー・ポッター (架空の人物)|ハリー・ポッター]]を、[[不死鳥の騎士団]]が安全な場所に移すだろうと報告する。ヴォルデモートは[[死喰い人#ルシウス・マルフォイ|ルシウス・マルフォイ]]の杖を取り上げ使用する。ヴォルデモートの杖とハリーの杖は同じ不死鳥の羽根の芯を共有する「兄弟」であり、ハリーに対して無力であったためである。

一方、ハリーたちは守りの魔法の解除に伴いそれぞれ家を出て、デス・イーターたちの予測通り不死鳥の騎士団たちとロンの家への移送作戦を行っていた。仲間全員薬でハリーの顔にする「'''七人のポッター作戦'''」を敢行するが、移動中にヴォルデモート率いるデス・イーターの攻撃を受け、[[マッド・アイ・ムーディ|マッド-アイ・ムーディ]]と[[ヘドウィグ]]が殺されジョージが負傷する。

辛くも逃げ延びたハリーたちが[[不死鳥の騎士団#ビル・ウィーズリー|ビル・ウィーズリー]]と[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#フラー・デラクール|フラー・デラクール]]の結婚式の準備をしていると、新しい[[ハリー・ポッターシリーズの地理#イギリス魔法省本庁|魔法大臣]]・ルーファス・スクリムジョールがやってくる。大臣は、ハリー、[[ロン・ウィーズリー|ロン]]、[[ハーマイオニー・グレンジャー|ハーマイオニー]]それぞれにアルバス・ダンブルドアは形見を残したと告げる。ロンには灯消しライター、ハーマイオニーには『[[吟遊詩人ビードルの物語]]』、そしてハリーには彼が初めての[[クィディッチ]]の試合で捕まえた[[クィディッチ#スニッチ|金のスニッチ]]である。ダンブルドアはハリーに[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#グリフィンドールの剣|グリフィンドールの剣]]も遺していたが、その行方は判らなかった。

結婚式のさなかに、魔法省が陥落し、大臣が亡くなったという知らせが届く。間髪入れずにデス・イーターが襲いかかり、ハリー、ロン、ハーマイオニーは[[不死鳥の騎士団#本部|グリモールド・プレイス十二番地]]に逃げ込む。そこでロンは、シリウスの弟レギュラス・ブラックがヴォルデモートから[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#サラザール・スリザリンのロケット|サラザール・スリザリンのロケット]]を盗んだR.A.B.であること、地元のコソ泥[[不死鳥の騎士団#マンダンガス・フレッチャー|マンダンガス・フレッチャー]]がそれを[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ドローレス・アンブリッジ|ドローレス・アンブリッジ]]に売り払っていたことを知る。ハリー、ロン、ハーマイオニーは魔法省に潜入し、ロケットを取り戻すが、脱出の混乱のなかデス・イーターたちに追われ、ハーマイオニーは3人で森に[[ハリー・ポッターシリーズの魔法一覧#姿くらまし|姿くらまし]]をする。3人は、[[ヴォルデモート|ヴォルデモート卿]]の[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#分霊箱|分霊箱]]をすべて発見し、破壊する旅を始める。

ハリーは魔法でロケットの破壊を試みるも全く通用しない。ハーマイオニーは、グリフィンドールの剣が分霊箱を破壊できるのは、[[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#バジリスク|バジリスク]]の毒が染み込んで強化されているためだと考える。ロケットを身に着けるロンは分霊箱の魔力の影響を受け、遅々として進まないことに苛立ち、ハリーとハーマイオニーを理不尽に嫉妬したうえハリーと言い争いになり、旅を続けるハリーとハーマイオニーの元を立ち去る。ハリーが最初に試合でスニッチを口で捕まえたことを思い出し、当時のようにスニッチを唇に当てると、「'''I open at the close'''」('''私は終わる時に開く''')という謎のメッセージが現れる。ハーマイオニーは、『吟遊詩人ビードル』に記された奇妙な記号が、[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ルーナ・ラブグッド|ルーナ・ラブグッド]]の父[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ゼノフィリウス・ラブグッド|ゼノフィリウス]]が身に着けているものと同じであることに気づく。

ハリーとハーマイオニーは[[ハリー・ポッターシリーズの地理#ゴドリックの谷|ゴドリックの谷]]でグリフィンドールの剣を探し、墓地で同じ奇妙な記号を見つける。年老いた歴史家[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#バチルダ・バグショット|バチルダ・バグショット]]は2人を小さな家に招き、そこでハリーの夢の中で杖職人[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#グレゴロビッチ|グレゴロビッチ]]から杖を盗んだ若者の写真を見つける。すると突然、バチルダはヴォルデモートの蛇[[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#ナギニ|ナギニ]]に姿を変え、ハリーに襲い掛かる。ハーマイオニーは2人で安全な場所に姿をくらますが、彼女の跳ね返った呪文が誤ってハリーの杖を破壊してしまう。ハーマイオニーは写真の男が闇の魔法使い[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ゲラート・グリンデルバルド|ゲラート・グリンデルバルド]]と特定する。

その夜、グリフィンドールの剣が底に沈んだ凍りついた池に、雌鹿の[[パトローナスチャーム|守護霊]]がハリーを導いた。ハリーは極寒の池に飛び込むが、首に巻かれたロケットが首を締め息ができなくなる。そこに突然ロンが現れ、グリフィンドールの剣を取り戻し、ハリーを救い出す。さらにロンはグリフィンドールの剣でロケットの分霊箱を破壊する。ロンは灯消しライターによって2人の場所に導かれていたのだった。

ハリー、ロン、ハーマイオニーはゼノフィリウス・ラブグッドを訪ね、奇妙な記号は[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#死の秘宝|'''死の秘宝''']]を表していることを知る。何百年も前、3人の兄弟はそれぞれ死を免れる秘宝、[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#蘇りの石|蘇りの石]]、[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#透明マント|透明マント]]、そして知られているもので最強の杖である[[ハリー・ポッターシリーズの用語一覧#ニワトコの杖|ニワトコの杖]]を手に入れた。3つすべてを所有する者は、「'''死を制する者'''」となる。だが、ゼノフィリウスは密かにデス・イーターたちを呼び出し、誘拐されたルーナとハリーを引き換えにしようとする。3人は逃げるが、人さらいに捕われてしまう。幻視の中で、ハリーは年老いたグリンデルバルドがヴォルデモートにニワトコの杖はダンブルドアと一緒に埋葬されていると話すのを見る。

マルフォイ邸で[[死喰い人#ベラトリックス・レストレンジ|ベラトリックス・レストレンジ]]は、[[ハリー・ポッターシリーズの地理#グリンゴッツ魔法銀行|グリンゴッツ]]の金庫にあると信じていたグリフィンドールの剣を人さらいが持っているところを目にして激怒。ハリーとロンは地下室に閉じ込められ、ハーマイオニーはベラトリックスによって拷問にかけられる。地下室ではそこで同じく捕えられていたルーナ、[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ギャリック・オリバンダー|オリバンダー]]、[[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#グリップフック|グリップフック]]に出会う。ハリーはダンブルドアをひと目見たと信じる鏡のかけらを使って助けを求めたところ、[[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#ドビー|ドビー]]がそれに応えて現れる。ドビーが[[ピーター・ペティグリュー]]を気絶させてハリーたちが上階に駆け上がり、取り上げられた彼らの杖をハリーが[[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ドラコ・マルフォイ|ドラコ・マルフォイ]]から奪い返す。そんな彼らにベラトリックスはハーマイオニーにナイフを突きつけて脅すがドビーに妨害され、ほかのデス・イーターも戦闘で足止めをくらう。ドビーはここから逃れるため、全員をまとめて姿くらましで脱出するが、その直前でベラトリックスが投げたナイフがドビーに刺さり、死亡してしまう。ハリーたちはワープ先にあった騎士団の隠れ家であるビルとフラーの[[ハリー・ポッターシリーズの地理#貝殻の家|海辺のコテージ]]の近くにドビーを埋葬する。

一方、グリンデルバルドから情報を得たヴォルデモートはダンブルドアの墓のもとまでたどり着き、ついにニワトコの杖を得る。ハリーとヴォルデモートの最後の決戦が迫ってきていた。

== スタッフ ==
*監督:[[デヴィッド・イェーツ|デイビッド・イェーツ]]
*製作:[[デヴィッド・ハイマン|デイビッド・ヘイマン]]、[[デイビッド・バロン]]、[[J・K・ローリング]]
*原作:J・K・ローリング
*脚本:[[スティーブ・クローブス]]
*音楽:[[アレクサンドル・デプラ]]
*テーマ曲:[[ジョン・ウィリアムズ (作曲家)|ジョン・ウィリアムズ]]/[[ニコラス・フーパー]](PART2)
*製作総指揮:[[ライオネル・ウィグラム]]
*共同製作:[[ティム・ルイス]]、[[ジョン・トレイ]]
*撮影:[[エドゥアルド・セラ]]
*美術デザイン:[[スチュアート・クレイグ]]
*美術総監督:[[アンドリュー・アックランド=ショウ]]
*装置監督: [[ステファニー・マクミラン]]
*編集:[[マーク・デイ]]
*衣装:[[ジェイニー・ティーマイム]]
*視覚効果監修:ティム・バーク
*特殊メイク効果:[[ニック・ダドマン]]
*キャスティング:[[フィオナ・ウィアー]]
*VFX:シネサイト、[[ダブル・ネガティブ]]、[[インダストリアル・ライト&マジック|ILM]]、[[ムービング・ピクチャー・カンパニー|MPC]]、ライジング・サン・ピクチャーズ、ほか

== キャスト ==
{| class="wikitable"
|-
! colspan="2" | 役名
! 俳優
! 日本語吹替え
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッター (架空の人物)|ハリー・ポッター]] || [[ダニエル・ラドクリフ]] || [[小野賢章]]
|-
| colspan="2" | [[ロン・ウィーズリー]] || [[ルパート・グリント]] || [[常盤祐貴]]
|-
| colspan="2" | [[ハーマイオニー・グレンジャー]] || [[エマ・ワトソン]] || [[須藤祐実]]
|-
| colspan="2" | [[ヴォルデモート]] || [[レイフ・ファインズ]] || [[江原正士]]
|-
| colspan="2" | [[セブルス・スネイプ]] || [[アラン・リックマン]] || [[土師孝也]]
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#ベラトリックス・レストレンジ|ベラトリックス・レストレンジ]] || [[ヘレナ・ボナム=カーター]] || [[高乃麗]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ジニー・ウィーズリー|ジニー・ウィーズリー]] || [[ボニー・ライト]] || [[高野朱華]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ルーナ・ラブグッド|ルーナ・ラブグッド]] || [[イヴァナ・リンチ|イバンナ・リンチ]] || [[三村ゆうな]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#チョウ・チャン|チョウ・チャン]] || [[ケイティ・リューング]] || [[川庄美雪]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ネビル・ロングボトム|ネビル・ロングボトム]] || [[マシュー・ルイス (俳優)|マシュー・ルイス]] || [[上野容]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#フレッド・ウィーズリー|フレッド・ウィーズリー]] || [[ジェームズ・フェルプス]] || rowspan="2" | [[尾崎光洋]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ジョージ・ウィーズリー|ジョージ・ウィーズリー]] || [[オリバー・フェルプス]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ルビウス・ハグリッド|ルビウス・ハグリッド]] || [[ロビー・コルトレーン]] || [[斎藤志郎]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#アラスター・ムーディ|アラスター・ムーディ]] || [[ブレンダン・グリーソン]] || [[小林修 (声優)|小林修]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#リーマス・ルーピン|リーマス・ルーピン]] || [[デヴィッド・シューリス|デイビッド・シューリス]] || [[郷田ほづみ]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#モリー・ウィーズリー|モリー・ウィーズリー]] || [[ジュリー・ウォルターズ]] || [[一龍斎貞友]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#アーサー・ウィーズリー|アーサー・ウィーズリー]] || [[マーク・ウィリアムズ]] || [[梅津秀行]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#ニンファドーラ・トンクス|ニンファドーラ・トンクス]] || [[ナタリア・テナ]] || [[日野未歩]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#キングズリー・シャックルボルト|キングズリー・シャックルボルト]] || ジョージ・ハリス || [[立川三貴]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#マンダンガス・フレッチャー|マンダンガス・フレッチャー]] || [[アンディ・リンデン]] || [[福沢良一]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#バーノン・ダーズリー|バーノン・ダーズリー]] || [[リチャード・グリフィス]] || [[楠見尚己]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ペチュニア・ダーズリー|ペチュニア・ダーズリー]] || [[フィオナ・ショウ]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ダドリー・ダーズリー|ダドリー・ダーズリー]] || [[ハリー・メリング]] || [[忍足航己]]
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#ルシウス・マルフォイ|ルシウス・マルフォイ]] || [[ジェイソン・アイザックス]] || [[諸角憲一]]
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#ナルシッサ・マルフォイ|ナルシッサ・マルフォイ]] || [[ヘレン・マックロリー]] || [[佐藤しのぶ (声優)|佐藤しのぶ]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ドラコ・マルフォイ|ドラコ・マルフォイ]] || [[トム・フェルトン]] || [[三枝享祐]]
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#ピーター・ペティグリュー|ピーター・ペティグリュー]] || [[ティモシー・スポール]] || [[茶風林]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ドローレス・アンブリッジ|ドローレス・アンブリッジ]] || [[イメルダ・スタウントン]] || [[小宮和枝]]
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#コーバン・ヤックスリー|ヤックスリー]] || [[ピーター・マラン]] || [[廣田行生]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ルーファス・スクリムジョール|ルーファス・スクリムジョール]] || [[ビル・ナイ]] || [[小川真司]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#パイアス・シックネス|パイアス・シックネス]] || [[ガイ・ヘンリー]] || [[家中宏]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ギャリック・オリバンダー|オリバンダー老人]] || [[ジョン・ハート (俳優)|ジョン・ハート]] || [[小林勝也]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ゼノフィリウス・ラブグッド|ゼノフィリウス・ラブグッド]] || [[リス・エヴァンス]] || [[佐々木睦]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#グリップフック|グリップフック]] || [[ワーウィック・デイヴィス|ウォーウィック・デイビス]] || [[宮澤正]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#グレゴロビッチ|グレゴロビッチ]] || [[ラデ・シェルベッジア]] || [[外谷勝由]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#マファルダ・ホップカーク|マファルダ・ホップカーク]] || [[ソフィー・トンプソン]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#ビル・ウィーズリー|ビル・ウィーズリー]] || [[ドーナル・グリーソン]] || [[佐藤拓也 (声優)|佐藤拓也]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#フラー・デラクール|フラー・デラクール]] || [[クレマンス・ポエジー]] || [[小笠原亜里沙]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#エルファイアス・ドージ|エルファイアス・ドージ]] || [[デヴィッド・ライオール]] || [[村松康雄]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ミュリエル・プルウェット|ミュリエル・プルウェット]] || [[マテロック・ギブス]] || [[沢田敏子]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#チャリティ・バーベッジ|チャリティ・バーベッジ]] || [[キャロリン・ピックルズ]] || [[林りんこ]]
|-
| rowspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ゲラート・グリンデルバルド|ゲラート・グリンデルバルド]] || 青年時 || [[ジェイミー・キャンベル・バウアー]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| 老年時 || [[マイケル・バーン]] || [[大木民夫]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#レジナルド・カターモール|レジナルド・カターモール]] || [[ステファン・ロードリ]] ||
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#メアリー・カターモール|メアリー・カターモール]] || [[ケイト・フリートウッド]] ||
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#アルバート・ランコーン|アルバート・ランコーン]] || [[デヴィッド・オハラ]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#バチルダ・バグショット|バチルダ・バグショット]] || [[ヘイゼル・ダグラス]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ネビル・ロングボトム|ネビル・ロングボトム]] || [[マシュー・ルイス (俳優)|マシュー・ルイス]] || [[上野容]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#シェーマス・フィネガン|シェーマス・フィネガン]] || [[デヴォン・マーレイ]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#コーマック・マクラーゲン|コーマック・マクラーゲン]] || [[フレディー・ストローマ]] || [[小松史法]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#グリフィンドール生|ナイジェル・ウォルバート]] || ウィリアム・メリング || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#チョウ・チャン|チョウ・チャン]] || [[ケイティ・リューング]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#グレゴリー・ゴイル|グレゴリー・ゴイル]] || [[ジョシュア・ハードマン]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ブレーズ・ザビニ|ブレーズ・ザビニ]] || ルイス・コーダイル || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#パドマ・パチル|パドマ・パチル]] || [[アフシャン・アザド]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#パンジー・パーキンソン|パンジー・パーキンソン]] || [[スカーレット・バーン]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ラベンダー・ブラウン|ラベンダー・ブラウン]] || [[ジェシー・ケーブ]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ロミルダ・ベイン|ロミルダ・ベイン]] || [[アンナ・シェーファー]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ケイティ・ベル|ケイティ・ベル]] || [[ジョージーナ・レオニダス]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#リーアン|リーアン]] || [[イザベル・ラフランド]] || style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ハンナ・アボット|ハンナ・アボット]] || [[ルイザ・ウォーレン]]||style="background:#d3d3d3;" |
|-
| colspan="2" | [[死喰い人#フェンリール・グレイバック|フェンリール・グレイバック]] || [[デイブ・レジェノ]] || [[江川央生]]
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| colspan="2" | [[死喰い人#スカビオール|スカビオール]] || [[ニック・モラン]] || [[佐藤せつじ]]
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| colspan="2" | [[死喰い人#アントニン・ドロホフ|アントニン・ドロホフ]] || アーベン・バジラクタラジ ||[[ 山口りゅう]]
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| colspan="2" | [[死喰い人#ソーフィン・ロウル|ソーフィン・ロウル]] || [[ロッド・ハント]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#アレクト・カロー|アレクト・カロー]] || [[スザンヌ・トース]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#アミカス・カロー|アミカス・カロー]] || [[ラルフ・アイネソン]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#ワルデン・マクネア|ワルデン・マクネア]] || トニー・カーウッド || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#トラバース|トラバース]] || ジョン・キャンプリング || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#セルウィン|セルウィン]] || サイモン・グローバー || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[死喰い人#オーガスタス・ルックウッド|オーガスタス・ルックウッド]] || [[ポール・カンナ]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#リータ・スキーター|リータ・スキーター]] || [[ミランダ・リチャードソン]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#オリンペ・マクシーム|マダム・マクシーム]] || [[フランシス・デ・ラ・トゥーア]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ガブリエル・デラクール|ガブリエル・デラクール]] || [[アンジェリカ・マンディ]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | グレンジャー夫人 || [[ミシェル・フェアリー]] || [[小林美奈]]
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| colspan="2" | グレンジャー氏 || [[イアン・ケリー]] ||
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| colspan="2" | アルダートン(Scared Man) || [[ネッド・デネヒー]] || [[坂本くんぺい]]
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| colspan="2" | 死喰い人(1) || || [[高岡瓶々]]
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| colspan="2" | マーティン || || [[町田政則]]
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#魔法省|魔法省]]の男性職員 || || [[鏡優雅]]
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの地理#イギリス魔法省本庁|魔法省]]の男性職員 || || [[興津和幸]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#魔法省|魔法省]]の男性職員 || || [[杉野田ぬき|杉野博臣]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#ドビー|ドビー]]の声 || [[トビー・ジョーンズ]] || [[高木渉]]
|-
| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧#クリーチャー|クリーチャー]]の声 || [[サイモン・マクバーニー]] || [[柴田秀勝]]
|-
| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#ジェームズ・ポッター|ジェームズ・ポッター]] || [[エイドリアン・ローリンズ]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[不死鳥の騎士団#リリー・ポッター|リリー・ポッター]] || [[ジェラルディン・ソマーヴィル]] || style="background:#d3d3d3;" |
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| colspan="2" | [[ヴォルデモート|トム・マールヴォロ・リドル]](回想) || [[フランク・ディレイン]] || [[福山潤]]
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| colspan="2" | [[ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧#ホラス・スラグホーン|ホラス・スラグホーン]](回想) || [[ジム・ブロードベント]] || [[森功至]]
|-
| rowspan="2" | [[アルバス・ダンブルドア]] || || [[マイケル・ガンボン]] || [[永井一郎]]
|-
| 青年時 || [[トビー・レグボ]] || style="background:#d3d3d3;" |
|}
* 日本語版制作スタッフ
** 演出:[[木村絵理子]]、翻訳:岸田恵子、翻訳監修:[[松岡佑子]]
** 録音・調整:阿部直子(オムニバス・ジャパン)
** 日本語版制作:[[東北新社]]

== 制作 ==
{{main|en:Production of Harry Potter and the Deathly Hallows}}
[[ファイル:HPatDH - Panache - Emma and Dobby.jpg|サムネイル|ドビーの死のシーンを撮影する[[エマ・ワトソン]]]]
『パート1』は2009年2月19日から2010年6月12日まで『[[ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2]]』と連続して撮影された<ref>{{Cite web2 |df=ja |title=Harry Potter at Leavesden |url=http://www.wbstudiotour.co.uk/en/about-us/harry-potter-at-leavesden |publisher=[[:en:Warner Bros. Entertainment Inc.]] |access-date=5 December 2012 |year=2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20120923223732/http://www.wbstudiotour.co.uk/en/about-us/harry-potter-at-leavesden |archive-date=23 September 2012}}</ref><ref>{{Cite web2 |df=ja |last=Schwartz |first=Terri |title='Harry Potter' Filming Wraps -- For The Last Time |url=http://www.mtv.com/news/1641491/harry-potter-filming-wraps-for-the-last-time/ |publisher=[[:en:MTV News]] |access-date=4 January 2022 |date=14 June 2010 |archive-date=26 September 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110926011742/http://www.mtv.com/news/articles/1641491/harry-potter-filming-wraps-last-time.jhtml |url-status=live }}</ref>。[[撮影監督]]の[[エドゥアルド・セラ]]と共に本作を撮影した[[デヴィッド・イェーツ]]監督は、パート1について「極めて現実的」、「まるで{{仮リンク|シネマ・ヴェリテ|label=ヴェリテ|en|Cinéma vérité}}のドキュメンタリーのような」「[[ロードムービー]]」と言い表した<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Meredith |last=Woerner |url=http://io9.com/#!5611928/find-out-where-harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-will-end |title=Find out where Harry Potter and the Death Hallows Part 1 will end |publisher=io9 |date=13 August 2010 |access-date=20 May 2011 |archive-date=12 May 2014 |archive-url=https://web.archive.org/web/20140512085957/http://io9.com/#!5611928/find-out-where-harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-will-end |url-status=live }}</ref><ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Rob |last=Hunter |url=https://www.filmschoolrejects.com/news/if-the-harry-potter-and-the-deathly-hallows-two-film-adaptation-were-a-person-this-splitting-point-would-be-the-taint.php |title=If The Two 'Harry Potter and the Death Hallows' Films Were A Person This Would Be Perineum |publisher=Film School Rejects |date=13 August 2010 |access-date=20 May 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110623214612/http://www.filmschoolrejects.com/news/if-the-harry-potter-and-the-deathly-hallows-two-film-adaptation-were-a-person-this-splitting-point-would-be-the-taint.php |archive-date=23 June 2011}}</ref>。

もともと単体での劇場公開が予定されていたが、[[デヴィッド・ハイマン]]が言うところの「創造的責務」のため、原作本を2部に分けることを製作総指揮の[[ライオネル・ウィグラム]]から提案された。ハイマンは当初、その案に否定的だったが、ウィグラムは「いや、デヴィッド。どうやってやるんだ」と尋ねた。原作本を読み直し、脚本の[[スティーヴ・クローヴス]]と話し合った結果、彼はこの分割に合意した<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.youtube.com/watch?v=EJVDzNtosrc |title=David Heyman 'Fantastic Beasts & Where To Find Them' script is wonderful |publisher=[[YouTube]] |date=25 November 2014 |access-date=25 November 2014 |archive-date=27 December 2014 |archive-url=https://web.archive.org/web/20141227161156/https://www.youtube.com/watch?v=EJVDzNtosrc |url-status=live }}</ref>。

待ち伏せしたデス・イーターにハリーとハグリッドが猛追される緊迫した場面は、{{仮リンク|ダートフォード・クロッシング|en|Dartford Crossing}}で撮影された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://kentfilmoffice.co.uk/2010/02/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-2010/ |title=Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1 2010 |work=Kent Film Office |access-date=8 July 2013 |archive-date=30 December 2013 |archive-url=https://web.archive.org/web/20131230232010/http://kentfilmoffice.co.uk/2010/02/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-2010/ |url-status=live }}</ref>。

=== 美術セット ===
これまでのすべての『ハリー・ポッター』映画で美術監督を務めた[[スチュアート・クレイグ]]が、最後の2部作で再び着任した。彼は、「私たちは、まったく違う種類の映画を作り、非常に多くのロケをしました。かなり遠くまで出かけて、セットを作り、長い時間を森の中で過ごすんだ」と語った。「私たちは森のセットを作って実際の森と一体にしたのですから、ご想像いただけるかと思いますが、そこには課題がありました」<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Kara |last=Warner |url=http://www.mtv.com/news/1653098/deathly-hallows-designer-reveals-scene-secrets/ |title='Deathly Hallows' Designer Reveals Scene Secrets |publisher=MTV |date=24 November 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=30 December 2013 |archive-url=https://web.archive.org/web/20131230232426/http://www.mtv.com/news/articles/1653098/deathly-hallows-designer-reveals-scene-secrets.jhtml |url-status=live }}</ref>。クレイグは、最終的に『パート1』の働きで[[アカデミー賞]]にノミネートされた<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://oscar.go.com/nominations/category/art-direction/synopsis/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1/686960 |title=Oscar 2011: Art Direction |publisher=Oscar.go.com |access-date=22 June 2011 |archive-date=26 July 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110726202753/http://oscar.go.com/nominations/category/art-direction/synopsis/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1/686960 |url-status=live }}</ref>。

『パート1』でのビルとフラーの結婚式のためのテントについて、クレイグは「かなり風変わりで手作り感のある(ウィーズリー家の)家の延長にしないで、上品なものにしようと思いました。(……)シルクと美しい浮かぶ燭台がずらりと並ぶ。家とは素晴らしい違いです」とその狙いを解説している。魔法省のセットについて、彼は次のように述べている。「これは秘密の世界で、庁舎ですので、私たちは実際の省、[[Muggle]]の省(ロンドンの[[ホワイトホール (ロンドン)|ホワイトホール]])まで行って、私たちの魔法の省はこれら実際の省のパラレルワールドのようなものだと決めました」<ref name="ordoña1">{{Cite news2 |df=ja |first=Michael |last=Ordoña |url=https://www.sfgate.com/entertainment/article/Stuart-Craig-Harry-Potter-s-production-designer-3245988.php |title=Stuart Craig, Harry Potter's production designer |work=San Francisco Chronicle |date=14 November 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=16 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101116155419/http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=%2Fc%2Fa%2F2010%2F11%2F12%2FPK0R1G8TB4.DTL |url-status=live }}</ref>。

また、クレイグはマルフォイの館のデザインについてもコメントし、「とても力強い建築セットだ。その外観はこの国の{{仮リンク|ハードウィック・ホール|en|Hardwick Hall}}というエリザベス女王時代の邸宅を基にしていて、大量の窓があって、これらの窓が目隠しのようです。シャッターが引かれているのでまるでめくら窓のようですし、それらは現実の存在感、不気味な存在感がありますので、良い外観の基礎となりました。奇抜な魔法の屋根が追加され、現実にはない森に囲まれていますが、これも脅威と神秘性を増すための仕掛けの1つです」と述べている<ref name="ordoña1"/>。

=== 衣装 ===
『パート1』の衣装は、『[[ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画)|ハリー・ポッターとアズカバンの囚人]]』(2004年)以来の『ハリー・ポッター』作品の衣装デザイナーである{{仮リンク|ジェイニー・ティーマイム|en|Jany Temime}}がデザインした<ref name="hero_complex">{{Cite news2 |df=ja |first=Geoff |last=Boucher |url=http://herocomplex.latimes.com/2010/10/21/harry-potter-countdown-the-deathly-hallows-wedding-is-last-festive-moment-in-grim-finale/ |archive-url=https://web.archive.org/web/20101023124804/http://herocomplex.latimes.com/2010/10/21/harry-potter-countdown-the-deathly-hallows-wedding-is-last-festive-moment-in-grim-finale/ |url-status=dead |archive-date=23 October 2010 |title='Harry Potter' countdown: The 'Deathly Hallows' wedding is last festive moment in grim finale |newspaper=[[Los Angeles Times]] |date=21 October 2010 |access-date=12 November 2010}}</ref>。ティーマイムは、彼女のデザインしたフラー・デラクールのウエディングドレスに関して論争に巻き込まれた。{{仮リンク|アレキサンダー・マックイーン (ブランド)|label=アレキサンダー・マックイーン|en|Alexander McQueen (brand)}}の2008年秋コレクションの類似したドレスのデザインを模倣したと非難されたのである<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.fashionist.ca/2010/10/did-harry-potter-designer-steal-a-dress-from-alexander-mcqueen.html |title=Did Harry Potter's Costume Designer Steal A Dress From Alexander McQueen? – Fashionist |archive-url=https://web.archive.org/web/20120311170556/http://www.fashionist.ca/2010/10/did-harry-potter-designer-steal-a-dress-from-alexander-mcqueen.html |archive-date=11 March 2012 |publisher=Fashionist.ca |access-date=25 May 2011}}</ref>。ティーマイムはこのドレスについて、「ハロウィンのドレスではなく、魔女のウエディングドレスにしたかったのです。このドレスは白いですが、なにか素敵な幻想的なものが必要でした。そこで不死鳥(のモチーフ)をあしらっていますが、この鳥はある意味で愛の象徴です。再生があり、愛は決して死なず、生まれ変わるからです」と話した<ref name="hero_complex"/>。

=== 視覚効果 ===
[[File:The Making of Harry Potter 29-05-2012.jpg|thumb|200 px|right|映画でハグリッドとハリーが使った側車付きオートバイ]]
『アズカバンの囚人』以降の全作品に携わったあと、[[DNEG|ダブル・ネガティブ]]社は、物語の最終章である『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』と『PART2』の[[VFX|視覚効果]]の提供を依頼された。本作のVFXスーパーバイザーであるティム・バークと緊密に協力し、VFXスーパーバイザーのデヴィッド・ヴィッカリー、VFXプロデューサーのCharlotte Loughlaneがチームを率いた。メインチームには、3DスーパーバイザーのRick Leary、2DスーパーバイザーのSean Stranksも加わった{{citation needed|date=November 2020}}。

ダブル・ネガティブ社のPART1での作業には、腐食したワーナー・ブラザースのロゴや、バローズとその周辺の広大な環境の拡大が含まれていた。ゼノフィリウス・ラブグッドの家については3Dで拡張され、デス・イーターの攻撃で最高潮に達する追加の環境の作業が完了した。またダブル・ネガティブ社はデス・イーターの煙の視覚効果を進化させ、煙のように流れるような飛行状態と着地したときの実写の間に「剥がされた人」の状態を導入した。その他、結婚披露宴に割り込みヴォルデモートが魔法省を乗っ取ったことを列席者に知らせる守護霊の魔法などを手がけた<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.dneg.com/projects/harry_potter_and_the_deathly_hallows_part_1_283.html |publisher=Double Negative Visual Effects |title=Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1 |access-date=30 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20101212110204/http://www.dneg.com/projects/harry_potter_and_the_deathly_hallows_part_1_283.html |archive-date=12 December 2010}}</ref>。

前作と同様に、視覚効果会社の[[フレームストア]]が動物CGのほとんどを制作し、{{仮リンク|ベン・ヒボン|en|Ben Hibon}}の監督およびデザインにより『[[吟遊詩人ビードルの物語#三人兄弟の物語|三人兄弟の物語]]』のアニメーションの場面を制作した<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.cartoonbrew.com/feature-film/animated-sequence-in-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |title=Animated Sequence in "Harry Potter and the Deathly Hallows" |publisher=[[:en:Cartoon Brew]] |date=20 November 2010 |access-date=30 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110112121442/http://www.cartoonbrew.com/feature-film/animated-sequence-in-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |archive-date=12 January 2011}}</ref>。

=== 音楽 ===
{{Main|en:Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 (soundtrack)}}
{{See also|en:Music of the Harry Potter films}}
『不死鳥の騎士団』と『謎のプリンス』の作曲を担当した作曲家[[ニコラス・フーパー]]は、『死の秘宝』では担当しなかった。代わりに、[[アレクサンドル・デスプラ]]が{{仮リンク|ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (サウンドトラック)|label=ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1|en|Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 (soundtrack)}}の作曲に起用された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.firstshowing.net/2010/alexandre-desplat-scoring-harry-potter-the-deathly-hallows/ |title=Alexandre Desplat Scoring Harry Potter & the Deathly Hallows |publisher=FirstShowing.net |date=21 January 2010 |access-date=18 December 2012 |archive-date=20 September 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120920033524/http://www.firstshowing.net/2010/alexandre-desplat-scoring-harry-potter-the-deathly-hallows/ |url-status=live }}</ref>。またこの映画には、{{仮リンク|ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ|en|Nick Cave and the Bad Seeds}}の『O Children』という曲が使われている<ref>{{Cite news2 |df=ja |date=7 December 2010 |author=Todd Martens |url=http://latimesblogs.latimes.com/music_blog/2010/12/so-how-did-a-nick-cave-song-end-up-in-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |title=So how did a Nick Cave song end up in 'Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 1'? |work=[[Los Angeles Times]] |access-date=18 December 2012 |archive-date=8 February 2013 |archive-url=https://web.archive.org/web/20130208035848/http://latimesblogs.latimes.com/music_blog/2010/12/so-how-did-a-nick-cave-song-end-up-in-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |url-status=live }}</ref>。

== マーケティング ==
第1作の最初の公式写真は{{start date|2009|12|1}}に公開され、ロンドンの街角のハリー、ロン、ハーマイオニーが写された。{{start date|2009|12|8}}、『[[ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)#映像ソフト|ハリー・ポッターと謎のプリンス]]』のBlu-rayとDVDの発売と同時に、映画の映像が正式に公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |author=Sue |url=http://www.the-leaky-cauldron.org/2009/12/4/harry-potter-and-the-deathly-hallow-sneak-peek-online |title=Harry Potter and the Deathly Hallow Sneak Peek Online |publisher=The Leaky Cauldron |access-date=9 December 2009 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20091208011552/http://www.the-leaky-cauldron.org/2009/12/4/harry-potter-and-the-deathly-hallow-sneak-peek-online |archive-date=8 December 2009 }}</ref>。2010年の{{仮リンク|ShoWest|en|National Association of Theatre Owners#ShoWest}}コンベンションにおいて、[[アラン・ホルン]]は両作品の未完成映像を初公開した<ref>{{Cite news2 |df=ja |first=Steve |last=Weintraub |url=https://www.collider.com/2010/03/18/warner-bros-hits-a-home-run-at-showest-world-premiered-footage-from-harry-potter-and-the-deathly-hallows-inception-due-date-more/ |title=Warner Bros. Hits a Home Run At Showest |date=18 March 2010 |access-date=20 March 2010 |publisher=Collider |archive-date=22 March 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100322191002/http://www.collider.com/2010/03/18/warner-bros-hits-a-home-run-at-showest-world-premiered-footage-from-harry-potter-and-the-deathly-hallows-inception-due-date-more |url-status=live }}</ref>。[[MTVムービー・アワード2010]]では『死の秘宝』のさらなる映像が初公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Kara |last=Warner |url=http://www.mtv.com/news/2436628/harry-potter-and-the-deathly-hallows-sneak-peek-at-2010-mtv-movie-awards-what-do-you-want-to-see/ |title='Harry Potter And The Deathly Hallows' Sneak Peek At 2010 MTV Movie Awards... What Do You Want To See? |publisher=MTV |date=4 June 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100608203816/http://moviesblog.mtv.com/2010/06/04/harry-potter-and-the-deathly-hallows-sneak-peek-at-2010-mtv-movie-awards-what-do-you-want-to-see/ |archive-date=8 June 2010}}</ref>。これに続いて、『PART1』と『PART2』の公開日と破壊されたホグワーツ城が描かれた公式ティーザーポスターが公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Krystal |last=Clark |url=http://screencrave.com/2010-07-02/harry-potter-and-the-deathly-hallows-teaser-poster/ |title=Harry Potter and the Deathly Hallows Teaser Poster |access-date=2 July 2010 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110716022422/http://screencrave.com/2010-07-02/harry-potter-and-the-deathly-hallows-teaser-poster/ |archive-date=16 July 2011}}</ref>。米国のテレビ局ABCファミリーは、2010年7月8日から始まった当局の『ハリー・ポッター』ウィークエンドに、両編のインタビューと追加シーンを放送した<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Bill |last=Gorman |url=http://tvbythenumbers.com/2010/06/25/abc-familys-harry-potter-weekend-airs-from-july-8th-11th/55359 |title=ABC Family's 'Harry Potter Weekend' Airs From July&nbsp;8–11th|publisher=TVbytheNumbers.com |date=25 June 2010 |access-date=25 June 2010 |archive-date=27 June 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100627171149/http://tvbythenumbers.com/2010/06/25/abc-familys-harry-potter-weekend-airs-from-july-8th-11th/55359 |url-status=dead }}</ref>。2010年9月22日、この映画の2分間の予告編が全世界で公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Alex |last=Billington |url=http://www.firstshowing.net/2010/09/22/second-epic-harry-potter-the-deathly-hallows-official-trailer/ |title=Second Epic Harry Potter & the Deathly Hallows Official Trailer |publisher=FirstShowing.net |date=22 September 2010 |access-date=22 September 2010 |archive-date=26 September 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100926070327/http://www.firstshowing.net/2010/09/22/second-epic-harry-potter-the-deathly-hallows-official-trailer/ |url-status=live }}</ref>。

2010年9月29日、ハリー、ロン、ハーマイオニーが描かれた『PART1』のキャラクターポスター3種が{{仮リンク|Yahoo! Movies|en|Yahoo! Movies}}で公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Chloe |last=Turgis |url=http://uk.movies.yahoo.com/blog/article/41560/exclusive-harry-potter-banners.html |title=Yahoo! Movies Posters |publisher=Yahoo! Movies |date=29 September 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110718133814/http://uk.movies.yahoo.com/blog/article/41560/exclusive-harry-potter-banners.html |archive-date=18 July 2011 |access-date=29 September 2010}}</ref>。その翌日、森の中を走る3人を描いた『PART1』のポスターが公開された。劇場用ポスターには「NOWHERE IS SAFE」(もう安全な場所はない)というキャッチフレーズが書かれ、クレジットのない別の版では「THE END BEGINS」(終わりの始まり)というキャッチフレーズが書かれている<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://movies.uk.msn.com/blog/editor-blogpost.aspx?post=36c6ce8b-1517-46ac-a461-e4662a046ff8&_nwpt=1 |title=Part 1 Theatrical |publisher=MSN movies |date=1 October 2010 |access-date=1 October 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101004120600/http://movies.uk.msn.com/blog/editor-blogpost.aspx?post=36c6ce8b-1517-46ac-a461-e4662a046ff8&_nwpt=1 |archive-date=4 October 2010 |url-status=dead }}</ref>。2010年10月6日には、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ヴォルデモート卿、ベラトリックス・レストレンジ、セブルス・スネイプ、およびフェンリール・グレイバックが描かれた『PART1』のその他各種キャラクターポスターが公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.harrypotterspage.com/2010/10/06/deathly-hallows-part-1-portrait-banners/ |title=More 'Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1' Character Banners Debuts |date=6 October 2010 |access-date=6 October 2010 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110711145855/http://www.harrypotterspage.com/2010/10/06/deathly-hallows-part-1-portrait-banners/ |archive-date=11 July 2011}}</ref>。10月12日、4種類の新しいキャラクターポスターが公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/10/11/dont-get-caught-exclusive-deathly-hallows-part-one-banners |title=Don't Get Caught! Exclusive "Deathly Hallows: Part One" Banners – The Leaky Cauldron |publisher=The Leaky Cauldron |date=11 October 2010 |access-date=11 October 2010 |archive-date=15 October 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101015142835/http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/10/11/dont-get-caught-exclusive-deathly-hallows-part-one-banners |url-status=live }}</ref>。そのポスターは「TRUST NO ONE」(誰も信じるな)、「THE HUNT BEGINS」(狩りが始まる)というテーマが設定されている。

2010年10月15日、『PART1』の米国公開用の鑑賞券が[[ファンダンゴ・メディア|Fandango]]で販売開始され、10月19日には{{仮リンク|2010 Scream Awards|en|2010 Scream Awards}}で未公開映像を含む50秒の映像が放映された。10月16日、[[カートゥーン ネットワーク]]で放映された「{{仮リンク|Scooby-Doo! Curse of the Lake Monster|en|Scooby-Doo! Curse of the Lake Monster}}」の初放送中に2番目のテレビスポットが公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.youtube.com/watch?v=i8LdCcphEsA |title=Harry Potter and The Deathly Hallows TV Spot |publisher=YouTube |date=16 October 2010 |access-date=17 October 2010 |archive-date=19 June 2014 |archive-url=https://web.archive.org/web/20140619175359/http://www.youtube.com/watch?v=i8LdCcphEsA |url-status=live }}</ref>。2010年10月25日、Yahoo! Moviesで本作の独占特集が公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://ontheflix.com/2010/10/26/wb-released-new-harry-potter-deathly-hallows-scream-movie-trailer/ |title=WB Released New Harry Potter Deathly Hallows Scream Movie Trailer |publisher=OnTheFlickx |date=26 October 2010 |access-date=26 October 2010 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20101030133722/http://ontheflix.com/2010/10/26/wb-released-new-harry-potter-deathly-hallows-scream-movie-trailer |archive-date=30 October 2010 }}</ref>。2010年10月30日、[[エンターテインメント・ウィークリー]]誌は、大量の未公開映像を含む『Horcruxes』(分霊箱)と『The Story』(物語)と題した2つの新しい特集を公開した。同日、ワーナー・ブラザースの『ハリー・ポッター』ウェブサイトが更新され、本作のミニチュアクリップ12点が公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Gregory |last=Imler |url=http://www.eonline.com/uberblog/b208712_sneak_peek_harry_potter_deathly_hallows.html |title=Harry Potter and the Deathly Hallows |publisher=E! Online |date=1 November 2010 |access-date=4 November 2010 |archive-date=4 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101104050631/http://www.eonline.com/uberblog/b208712_sneak_peek_harry_potter_deathly_hallows.html |url-status=live }}</ref>。

2010年11月3日、[[ロサンゼルス・タイムズ]]紙は、「No One Else Is Going to Die for Me」(自分のために誰も死なせない)と題した、分霊箱を探すために隠れ穴を離れるハリーの拡張映像を公開した<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=http://herocomplex.latimes.com/2010/11/03/harry-potter-countdown-watch-new-exclusive-clip-from-deathly-hallows/ |title='Harry Potter' countdown: Watch new exclusive clip from 'Deathly Hallows' |date=3 November 2010 |access-date=3 November 2010 |work=[[Los Angeles Times]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20101106042755/http://herocomplex.latimes.com/2010/11/03/harry-potter-countdown-watch-new-exclusive-clip-from-deathly-hallows/ |archive-date=2010-11-06 |url-status=dead }}</ref>{{Better source needed|reason=Archive copy does not include video|date=March 2021}}。11月4日、『ハリー・ポッター』Facebookページから、『The Seven Potters』と題した新しい映像が公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.movieweb.com/news/NE30J9cAqXNb66 |title=Second Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 Clip |publisher=Movie Web |date=4 November 2010 |access-date=4 November 2010 |archive-date=7 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101107070944/http://www.movieweb.com/news/NE30J9cAqXNb66 |url-status=live }}</ref>。カフェの襲撃を描いた場面<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.movieweb.com/news/NEs6MHca5GAvvx |title=Third Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 Clip |publisher=Movie Web |date=5 November 2010 |access-date=6 November 2010 |archive-date=7 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101107062720/http://www.movieweb.com/news/NEs6MHca5GAvvx |url-status=live }}</ref>や{{仮リンク|マルフォイの館|en|Places in Harry Potter}}での別の場面など、2つの映像が次の2日間で公開された<ref>{{Cite web2 |df=ja |date=8 November 2010 |last=Reynolds |first=Simon |title=Drop Your Wands! It's a new 'Harry Potter' clip! |url=https://www.digitalspy.com/movies/a286716/drop-your-wands-its-a-new-harry-potter-clip/ |website=[[:en:Digital Spy]] |access-date=21 February 2021 |archive-date=2 August 2021 |archive-url=https://web.archive.org/web/20210802230009/https://www.digitalspy.com/movies/a286716/drop-your-wands-its-a-new-harry-potter-clip/ |url-status=live }}</ref>。

== 公開 ==
=== 劇場 ===
2010年8月26日、監督の[[デヴィッド・イェーツ|デイビッド・イェーツ]]、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンと[[デヴィッド・バロン]]、そしてにワーナー・ブラザース社長の[[アラン・ホルン]]が共にシカゴで行われた『死の秘宝 PART1』の[[試写会]]に出席した<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Andrew |last=Sims |url=https://www.mugglenet.com/2010/08/deathly-hallows-part-1-being-test-screened-today-in-chicago/ |title=Full Coverage: Harry Potter and the Deathly Hallows, ''Part 1'' test screened today in Chicago |publisher=[[:en:MuggleNet]] |date=21 August 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=24 August 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100824055953/http://www.mugglenet.com/app/news/show/3721 |url-status=live }}</ref><ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/8/21/deathly-hallows-part-1-screening-today-in-chicago-full-report-forthcoming |title=Leaky coverage on Test Screening |publisher=The Leaky Cauldron |date=21 August 2010 |access-date=21 August 2010 |archive-date=24 August 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100824131154/http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/8/21/deathly-hallows-part-1-screening-today-in-chicago-full-report-forthcoming |url-status=live }}</ref>。この未完成の映画は試写会の観客から大絶賛され、その中には「素晴らしく、そして暗い」「最も完璧な『ハリー・ポッター』映画」と評した人もいた。またその他の人々には、本作は小説を忠実に映画化したため、「原作自体の問題」を継承することになったという意見もあった<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Simon |last=Reynolds |url=https://www.digitalspy.com/movies/a266277/deathly-hallows-screens-to-rave-reviews/ |title='Deathly Hallows' screens to rave reviews|publisher=Digital Spy |date=23 August 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=27 December 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101227084227/http://www.digitalspy.co.uk/movies/news/a266277/deathly-hallows-screens-to-rave-reviews.html |url-status=live }}</ref>。

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、当初『死の秘宝』のPART1を2D版と[[立体映画|3D]]版で公開する予定だった。2010年10月8日、PART1の3D版について計画の破棄が発表された。「ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の3D版について公開日までに完成しないため、従来の映画館とIMAXの映画館の両方で2Dで公開することを決定しました。皆、最善の努力をしたにもかかわらず、本作を完全に変換し、最高の品質基準を満たすことができませんでした。」 『死の秘宝』のPART1は、Best Buy限定版としてBlu-ray 3Dで発売された。PART2は、2D、3D、[[IMAX]]の形で引き続き発売された<ref name="Fandango">{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.fandango.com/movieblog/deathly-hallows-part-one-will-not-be-in-3d-645221.html |title='Deathly Hallows' Part One Will Not Be In 3D |access-date=6 November 2010 |last=Deane |first=Derrick |date=8 October 2010 |publisher=Fandango Movie Blog |archive-date=12 October 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101012160631/http://www.fandango.com/movieblog/deathly-hallows-part-one-will-not-be-in-3d-645221.html |url-status=live }}</ref>。

2010年11月11日、『死の秘宝 PART1』のワールドプレミアがロンドンの[[レスター・スクウェア]]で開催され、世界中からファンが集まった。中には広場で何日も[[キャンプ]]をしたファンもいた。これに続き、11月12日にはベルギーで、また11月15日にはニューヨーク市でUSプレミアが開催された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/11/3/deathly-hallows-part-1-us-and-uk-premiere-dates-and-locations-announced |title="Deathly Hallows: Part 1" US and UK Premiere Dates and Locations Announced |publisher=The Leaky Cauldron |date=3 November 2010 |access-date=24 January 2011 |archive-date=7 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101107010235/http://www.the-leaky-cauldron.org/2010/11/3/deathly-hallows-part-1-us-and-uk-premiere-dates-and-locations-announced |url-status=live }}</ref>。

『PART1』が北米で公式に公開されるわずか48時間前、本作の冒頭36分間の映像がインターネット上に漏洩した<ref>{{Cite news2 |df=ja |first=Hugh |last=Hart |url=https://www.wired.com/2010/11/warner-bros-potter-leak/ |title=Studio Execs Call Theory That Warner Bros. Leaked Potter Footage 'Absurd' |magazine=Wired |date=17 November 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=21 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101121101302/http://www.wired.com/underwire/2010/11/warner-bros-potter-leak |url-status=live }}</ref>。漏洩前でさえ、本作は全米の1,000館の映画館で完売となり、すでに史上5番目の前売り券の売り上げを生み出していた<ref>{{Cite web2 |df=ja |last=Brevet |first=Brad |url=http://www.ropeofsilicon.com/article/harry-potter-7-reaches-1000-sellouts |title='Harry Potter 7' Reaches 1,000 Sellouts – RopeofSilicon.com Movie News, Trailers, Reviews and More |publisher=Ropeofsilicon.com |date=15 November 2010 |access-date=22 November 2010 |archive-date=17 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101117202523/http://www.ropeofsilicon.com/article/harry-potter-7-reaches-1000-sellouts |url-status=live }}</ref>。漏洩した映像は、映画公開日を大きく話題にするためのマーケティング上の策略であるという噂が広まったものの、[[ワーナー・ブラザース]]では{{仮リンク|スクリーナ|label=試写用|en|screener (promotional)}}ディスクは作成されておらず、同社は声明で、「重大な著作権侵害であり、ワーナー・ブラザースの財産に対する窃盗である」と非難し、「この問題を徹底調査し、関与した者の責任を法律の及ぶ最大限まで追及する」と述べている<ref>{{Cite news2 |df=ja |last=McNary |first=Dave |url=https://variety.com/2010/digital/news/warner-bros-probes-potter-leak-1118027637/ |title=Warner Bros. probes 'Potter' leak |work=Variety |date=17 November 2010 |access-date=4 January 2022 |archive-date=20 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101120030404/http://www.variety.com/article/VR1118027637 |url-status=live }}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|date=2010-11-18|url=http://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-18243620101118|title=「ハリー・ポッター」最新作の一部映像がネットに流出|publisher=ロイター|accessdate=2012-07-06}}</ref>。

オーストラリアでは、本作は11月13日にクイーンズランド州ゴールドコーストにあるワーナー・ブラザース・ムービーワールドでプレミアが開催された。英国でのワールドプレミアに次ぐ、世界で2番目となったこの公式上映には300人が参加した。本作は11月16日にクウェートで初公開された。イスラエル、エストニア、ニュージーランドでは、11月18日に公開された。

=== 映像ソフト ===
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は2011年4月11日に英国で、2011年4月15日には米国で、1枚および2枚組DVDと3枚組の[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]コンボパックで発売された<ref name="AmazonDVD">{{ASIN|B001UV4XHY|title=Harry Potter and the Deathly Hallows, Part 1 (2010)|date=15 August 2011}}</ref>。2011年1月28日、[[エマ・ワトソン]]はハリー・ポッターUK FacebookページのファンがPART1 Blu-rayの好きなジャケットに投票できるようになることを同ページで発表した。最も多くの票を集めたジャケットがBlu-rayのジャケットになる。投票は同日から開始された<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Hanako |last=M. Ricks |url=http://www.hollywoodnews.com/2011/01/23/details-released-for-deathly-hallows-part-1-dvd-release/ |title=Details Released for "Deathly Hallows – Part 1" DVD Release |publisher=Hollywood News |date=23 January 2011 |access-date=24 January 2011 |archive-date=25 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110125171139/http://www.hollywoodnews.com/2011/01/23/details-released-for-deathly-hallows-part-1-dvd-release/ |url-status=live }}</ref>。DVDとBlu-rayには{{仮リンク|削除シーン|label=削除された8つの場面|en|Deleted scene}}が収録されており、Blu-rayコンボパックにはハリーとオリバンダーが死の秘宝について話し合う『PART2』の冒頭の場面が収録されている<ref name="bbfc">{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.bbfc.co.uk/AVV276399 |title=Harry Potter and the Deathly Hallows Pt. 1 DVD |publisher=British Board of Film Classification |access-date=24 January 2011 |archive-date=25 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110125130058/http://www.bbfc.co.uk/AVV276399 |url-status=live }}</ref><ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Mandi |last=Bierly |url=http://insidemovies.ew.com/2011/03/01/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-blu-ray-promo-exclusive/ |title='Harry Potter and the Deathly Hallows—Part 1' Blu-ray promo |work=Entertainment Weekly |date=1 March 2011 |access-date=12 March 2011 |archive-date=14 March 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110314212141/http://insidemovies.ew.com/2011/03/01/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-blu-ray-promo-exclusive/ |url-status=live }}</ref>。『死の秘宝 PART1』はDVDを好調に売り上げ、7,237,437枚のDVDを販売した。これにより本作の粗利益に86,932,256ドルを加え<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.the-numbers.com/movies/2010/HPOT7-DVD.php |title=Harry Potter and the Deathly Hallows: Part I – DVD Sales |publisher=The Numbers |access-date=18 July 2012 |archive-date=15 April 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120415115023/http://www.the-numbers.com/movies/2010/HPOT7-DVD.php |url-status=live }}</ref>、合計1,043,331,967ドルとなった。

日本では[[ワーナー・ホーム・ビデオ|ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント]]よりブルーレイ、DVDが発売。
* 【初回限定生産】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ブルーレイ&DVDセット スペシャル・エディション(4枚組、2011年4月21日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 DVD&ブルーレイセット(3枚組、2011年4月21日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 DVD版(1枚組、2011年4月21日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 3D&2D ブルーレイセット(2枚組、2011年11月16日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ブルーレイ(1枚組、2012年6月27日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 コレクターズ・エディション(Blu-ray版 / DVD版共に3枚組、2016年6月8日発売)
* ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組、2017年4月19日発売)

* 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第7章PART2 ブルーレイコンプリートBOX(12枚組、2011年11月16日発売)
* 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第7章PART2 DVDコンプリートBOX(17枚組、2011年11月16日発売)

== 日本におけるキャッチコピー ==
* '''ついに、完結へ。'''

== 評価 ==

=== 興行収入 ===
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、北米での深夜の上映で2400万ドルの興行収入を記録し、これまで「[[ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)|謎のプリンス]]」が保持していたシリーズ最高の深夜興行収入記録2220万ドルを更新した<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=http://today.msnbc.msn.com/id/40277442/ns/today-entertainment/ |title='Potter' conjures $24M at midnight showings |publisher=MSNBC |agency=[[Associated Press]] |date=19 November 2010 |access-date=24 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101122092402/http://today.msnbc.msn.com/id/40277442/ns/today-entertainment |archive-date=22 November 2010 |url-status=dead }}</ref>。また本作は、『[[エクリプス/トワイライト・サーガ]]』の3000万ドル、『[[ニュームーン/トワイライト・サーガ]]』の2630万ドルに次いで、歴代3位の深夜興行収入を得た<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Brandon |last=Gray |url=https://boxofficemojo.com/news/?id=2987&p=.htm |title=Weekend Briefing: 'Harry Potter' Has Hallowed Midnight Launch |publisher=Box Office Mojo |date=19 November 2010 |access-date=24 January 2011 |archive-date=22 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101122085932/http://www.boxofficemojo.com/news/?id=2987&p=.htm |url-status=live }}</ref>。本作は、IMAXでの深夜興行収入が140万ドルでその最高記録を破り、100万ドルの興行収入だった『エクリプス』を上回った<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://celebrity-gossip.net/harry-potter-and-deathly-hallows/%E2%80%9Charry-potter%E2%80%9D-posts-big-opening-night-numbers-440130|archive-url=https://web.archive.org/web/20101120212516/http://www.celebrity-gossip.net/harry-potter-and-deathly-hallows/%E2%80%9Charry-potter%E2%80%9D-posts-big-opening-night-numbers-440130|url-status=dead|archive-date=20 November 2010 |title=Harry Potter Posts Big Opening Night Numbers |publisher=Celebrity-Gossip.net |date=19 November 2010 |access-date=19 November 2010}}</ref>。その後これらの記録は2011年に本作の続編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』によりすべて更新された<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://boxofficemojo.com/news/?id=3211&p=.htm |title=Weekend Report: ''Harry'' Makes History |publisher=Box Office Mojo |date=18 July 2011 |access-date=15 August 2011 |archive-date=18 May 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120518074104/http://www.boxofficemojo.com/news/?id=3211&p=.htm |url-status=live }}</ref>。

北米では、本作は初日に6170万ドルの興行収入を挙げ、[https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=List_of_highest-grossing_openings_for_films&oldid=398238560#Biggest_opening_day_in_U.S._and_Canada 当時]の{{仮リンク|単日興行収入|en|Opening weekends#Biggest opening day in U.S. and Canada}}で歴代6位を記録した<ref name="mojo-single-day">{{Cite web2 |df=ja |title=Top Single Day Grosses |url=https://www.boxofficemojo.com/chart/release_top_daily_gross/ |accessdate= 2020-12-06|website=[[Box Office Mojo]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20151208052235/http://www.boxofficemojo.com/alltime/days/ |archive-date=2015-12-08 |url-status=live}}</ref>。この記録は、それまで『謎のプリンス』が保持していた5820万ドルを上回る、『ハリー・ポッター』シリーズ最高の初日記録となり<ref>{{Cite news2 |df=ja |author=AGENCIES 1 |url=http://articles.economictimes.indiatimes.com/2009-07-17/news/27638960_1_lord-voldemort-harry-potter-half-blood-prince |title='Potter' enchants fans with $58.2 mn opening day - Economic Times |publisher=Articles.economictimes.indiatimes.com |access-date=29 December 2012 |date=17 July 2009 |archive-date=30 December 2013 |archive-url=https://web.archive.org/web/20131230234605/http://articles.economictimes.indiatimes.com/2009-07-17/news/27638960_1_lord-voldemort-harry-potter-half-blood-prince |url-status=live }}</ref>、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に9210万ドルで破られるまで保持された<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=https://www.hollywoodreporter.com/news/box-office-report-harry-potter-212182 |title=Box Office Report: 'Harry Potter' Grosses Record $92.1 Million on Friday |publisher=The Hollywood Reporter |access-date=29 December 2012 |first=Pamela |last=McClintock |date=15 July 2011 |archive-date=9 November 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20121109150836/http://www.hollywoodreporter.com/news/box-office-report-harry-potter-212182 |url-status=live }}</ref>。本作は合計1億2500万ドルの初週週末興行収入を挙げ、それまで『[[ハリー・ポッターと炎のゴブレット (映画)|炎のゴブレット]]』が保持<ref name="mojo-single-day" />していたシリーズ最大のオープニング興行収入を記録した。なお、この記録はのちに続編の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に更新されている。またその当時、11月のオープニングとして『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の1億4280万ドルに次ぐ歴代2位<ref>[https://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/month/?mo=11&p=.htm Top November Opening Weekend at the Box Office]. [[Box Office Mojo]]. Retrieved 21 November 2010. {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20191017051016/https://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/month/?mo=11&p=.htm |date=17 October 2019 }}</ref>、北米の初週週末興行収入として歴代9位<ref>[https://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/ Biggest Opening Weekends at the Box Office] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20190518073310/https://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/ |date=18 May 2019 }}. Box Office Mojo. Retrieved 21 November 2010.</ref>、そして{{仮リンク|2010年米国興行収入第1位映画一覧|label=米国とカナダにおける2010年の初週週末興行収入|en|List of 2010 box office number-one films in the United States}}として『[[アイアンマン2]]』の1億2810万ドルに次ぐ2位の記録となった<ref name="2010 Opening grosses">{{Cite web2 |df=ja |publisher=Box Office Mojo |title=2010 Opening Grosses |url=https://www.boxofficemojo.com/yearly/chart/?view2=opening&yr=2010&p=.htm |access-date=8 December 2010 |archive-date=9 December 2018 |archive-url=https://web.archive.org/web/20181209165514/https://www.boxofficemojo.com/yearly/chart/?view2=opening&yr=2010&p=.htm |url-status=live }}</ref>。本作は2週間にわたり興行収入の第1位に留まり、[[感謝祭]]の週末5日間で7500万ドルの興行収入を挙げ、合計2億1910万ドルをもたらした<ref name=" 26–28 November 2010 Weekend">{{Cite web2 |df=ja |publisher=[[Box Office Mojo]] |title=November 26–28, 2010 Weekend |url=https://boxofficemojo.com/weekend/chart/?yr=2010&wknd=48&p=.htm |access-date=8 December 2010 |archive-date=14 June 2019 |archive-url=https://web.archive.org/web/20190614163857/https://www.boxofficemojo.com/weekend/chart/?yr=2010&wknd=48&p=.htm |url-status=live }}</ref>。

英国、アイルランド、および[[マルタ]]では、本作は金曜日の興行収入(590万ポンド)、土曜日の興行収入(660万ポンド)、および日曜日の興行収入(570万ポンド)の最高記録を破った。くわえて本作は、それまで『[[007/慰めの報酬]]』が1540万ポンドで保持していたオープニング3日間興行収入記録を更新し、単日興行収入(660万ポンド)とオープニング3日間興行収入(1831万9721ポンド)の最大記録を樹立した<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://www.mirror.co.uk/news/top-stories/2010/11/23/harry-potter-film-breaks-box-office-records-115875-22733359/ |title=Harry Potter film breaks box office records |publisher=Mirror News |date=23 November 2010 |access-date=2 December 2010 |archive-date=26 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101126073550/http://www.mirror.co.uk/news/top-stories/2010/11/23/harry-potter-film-breaks-box-office-records-115875-22733359/ |url-status=live }}</ref>。{{As of|2011|2|13}}、『PART1』は5240万4464ポンド(8602万929ドル)の興行収入を挙げており<ref name="UK 3–5 December 2010">{{Cite web2 |df=ja |title=UK Highest Grossing Movies |publisher=25th Frame |url=http://www.25thframe.co.uk/chartspagetemplate.php?source=ukboxoffice |access-date=21 December 2010 |archive-date=15 February 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110215111058/http://www.25thframe.co.uk/chartspagetemplate.php?source=ukboxoffice |url-status=live }}</ref>、『[[トイ・ストーリー3]]』(73,405,113ポンド)に次ぎ、英国における2010年公開作品の第2位となった<ref>{{Cite web2 |df=ja |publisher=Box Office Mojo |title=United Kingdom and Ireland and Malta Yearly Box Office |url=https://boxofficemojo.com/intl/uk/yearly/ |access-date=11 December 2010 |archive-date=20 December 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101220033815/http://boxofficemojo.com/intl/uk/yearly/ |url-status=live }}</ref>。

北米以外では、本作は初週週末に推定2億500万ドルの興行収入を挙げ、歴代第6位、2010年公開作品として第1位、そして『[[ハリー・ポッター (映画シリーズ)|ハリー・ポッター映画]]』としては『謎のプリンス』に次いで第2位となった<ref name="Overseas Openings">{{Cite web2 |df=ja |publisher=Box Office Mojo |title=Overseas Total: All Time Openings |url=https://www.boxofficemojo.com/intl/weekend/opening/ |access-date=8 December 2010 |archive-date=23 June 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110623165415/http://www.boxofficemojo.com/intl/weekend/opening/ |url-status=live }}</ref>。世界的には、本作は初週週末に3億3000万ドルの興行収入を挙げ、{{仮リンク|初週週末興行収入上位映画一覧|label=歴代|en|Opening weekends#Biggest worldwide openings since 2002}}第7位にランクインした<ref>[https://www.boxofficemojo.com/alltime/world/worldwideopenings.htm Worldwide Openings] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110623165250/http://www.boxofficemojo.com/alltime/world/worldwideopenings.htm |date=23 June 2011 }} Box Office Mojo. 2011年1月28日閲覧</ref>。

[[インドネシア]](614万9448ドル)、[[シンガポール]](454万6240ドル)、[[タイ王国|タイ]](493万3136ドル)、[[ベルギー]]および[[ルクセンブルク]](894万4329ドル)、フランスおよび[[マグリブ|マグレブ]]地域(5110万4397ドル)、ドイツ(6143万98ドル)、[[オランダ]](1379万585ドル)、[[ノルウェー]](714万4020ドル)、[[スウェーデン]](1120万9387ドル)、オーストラリア(4135万865ドル)において、2010年の最高興行収入を記録した<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://boxofficemojo.com/movies/?page=intl&id=harrypotter7.htm |title=Harry Potter and the Deathly Hallow Part 1 (2010) |publisher=Box Office Mojo |access-date=15 August 2011 |archive-date=20 August 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110820020450/http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=intl&id=harrypotter7.htm |url-status=live }}</ref>。海外の総興行収入では、『[[ハリー・ポッターと賢者の石 (映画)|賢者の石]]』(6億5720万ドル)を上回り、海外で最高の興行収入を挙げた[[ハリー・ポッター (映画シリーズ)|ハリー・ポッター]]映画となった<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://boxofficemojo.com/intl/weekend/yearly/?yr=2010&p=.htm |title=Overseas Total Yearly Box Office |publisher=Box Office Mojo |access-date=15 August 2011 |archive-date=3 January 2014 |archive-url=https://web.archive.org/web/20140103003005/http://www.boxofficemojo.com/intl/weekend/yearly/?yr=2010&p=.htm |url-status=live }}</ref>。

『PART1』は、米国とカナダにおいて2億9640万ドルで決着し、これらの地域で2010年第5位の興行収入を記録<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://boxofficemojo.com/yearly/chart/?yr=2010&p=.htm |title=2010 Domestic Grosses |publisher=Box Office Mojo |access-date=15 August 2011 |archive-date=23 October 2019 |archive-url=https://web.archive.org/web/20191023130252/https://www.boxofficemojo.com/yearly/chart/?yr=2010&p=.htm |url-status=live }}</ref>、また世界中のその他の国では6億8070万ドル、全世界では合計9億7710万ドルとなり<ref name="BOM (HP7)">{{cite Box Office Mojo |title=Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1 |id=0926084 |url-status=live |access-date=1 June 2022}}</ref>、『[[トイ・ストーリー3]]』、『[[アリス・イン・ワンダーランド (映画)|アリス・イン・ワンダーランド]]』に次いで[[2010年の映画#全世界興行収入ランキング|2010年の全世界興行収入]]で第3位<ref name="2010 Worldwide Grosses">{{Cite web2 |df=ja |publisher=Box Office Mojo |title=2010 Worldwide Grosses |url=https://www.boxofficemojo.com/yearly/chart/?view2=worldwide&yr=2010&p=.htm |access-date=8 December 2010 |archive-date=9 May 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120509193717/http://boxofficemojo.com/yearly/chart/?view2=worldwide&yr=2010&p=.htm |url-status=live }}</ref>、また『死の秘宝 PART2』、『賢者の石』に次いで[[ハリー・ポッター (映画シリーズ)|ハリー・ポッター]]映画シリーズ第3位の興行収入となった<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://boxofficemojo.com/alltime/world/ |title=All Time Worldwide Box Office Grosses |publisher=Box Office Mojo |access-date=24 January 2011 |archive-date=30 May 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100530000224/http://www.boxofficemojo.com/alltime/world/ |url-status=live }}</ref>。

{{Anchors|Reception|Reaction}}

=== 批評家の反応 ===
[[Rotten Tomatoes]]では、本作は288件のレビューを基に77%の支持を得ており、平均評価は7.1/10となっている。同サイトの「批評家の総意(CRITICS CONSENSUS)」は、「前奏曲のように感じずにはいられないが、『死の秘宝 PART1』はハリー・ポッターシリーズの最後から2番目の作品として、美しく撮影され、感情的に満足できる作品である」とされている<ref>{{cite Rotten Tomatoes |id=harry_potter_and_the_deathly_hallows_part_1 |title=Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1 |type=m |access-date=2023-05-05|archive-url=https://web.archive.org/web/20210305053752/https://www.rottentomatoes.com/m/harry_potter_and_the_deathly_hallows_part_i|archive-date=5 March 2021|url-status=live}}{{RT data|edit}}</ref>。[[Metacritic]]では、42人の批評家に基づくこの映画の加重平均スコアは100点満点中65点であり、「おおむね好意的な評価」(generally favourable reviews)を示している<ref>{{cite Metacritic |id=harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-i |title=Harry Potter and the Deathly Hallows: Part I |type=m |access-date=1 May 2022 |archive-date=19 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101119054859/http://www.metacritic.com/movie/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-i |url-status=live }}</ref>。[[CinemaScore]]による調査では、観客はこの映画にA+からFまでの評価基準で平均「A」を与えた<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=John |last=Young |date=21 November 2010 |title=Box Office Report: 'Harry Potter and the Deathly Hallows' debuts to franchise-best $125.1 mil |url=https://ew.com/article/2010/11/21/box-office-report-harry-potter-deathly-hallows/ |access-date=1 May 2022}}</ref>。

英国の[[デイリー・テレグラフ]]紙もこの映画を肯定的に評価し、「ほとんどの部分で印象的な特殊効果に後押しされ、前へ前へと話が展開していく」と述べ、「ただ、これだけ効果的に勢いをつけたのに、残りのライドを楽しむには来年まで待たなければならないのは少し残念だ」と付け加えた<ref>[https://www.telegraph.co.uk/culture/harry-potter/8129814/Harry-Potter-rekindles-the-magic.html Harry Potter Rekindles the Magic] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20180729081356/https://www.telegraph.co.uk/culture/harry-potter/8129814/Harry-Potter-rekindles-the-magic.html |date=29 July 2018 }} ''Daily Telegraph''. Retrieved 14 November 2010.</ref>。[[ロジャー・イーバート]]はPART1に4つ星のうちの星3つをつけ、出演者を称賛するとともに、「素晴らしく、時には痛ましい映画で、初めてこのシリーズを見る人にはまったく理解できないだろう」とみなした<ref name="Ebert-Potter7">{{Cite news2 |df=ja |url=https://www.rogerebert.com/reviews/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-2010 |title=Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1 |last=Ebert |first=Roger |date=16 November 2010 |work=[[Chicago Sun-Times]] |author-link=:en:Roger Ebert |access-date=9 September 2020 |archive-date=3 September 2020 |archive-url=https://web.archive.org/web/20200903002632/https://www.rogerebert.com/reviews/harry-potter-and-the-deathly-hallows-part-1-2010 |url-status=live }}</ref>。[[USAトゥデイ]]紙のScott Bowlesは、「不穏で瞑想的な『秘宝』は、計画された8作品のシリーズの中で間違いなく最高の作品だが、前章に追いついていない観客は完全に迷うでしょう」と評し<ref>{{Cite news2 |df=ja |last=Bowles |first=Scott |title='Deathly Hallows, Part 1': A magical beginning to the end |url=https://www.usatoday.com/life/movies/reviews/2010-11-17-harry-potter-deathly-hallows_N.htm |publisher=USA Today |access-date=23 September 2012 |date=17 November 2010 |archive-date=25 April 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120425104841/http://www.usatoday.com/life/movies/reviews/2010-11-17-harry-potter-deathly-hallows_N.htm |url-status=live }}</ref>、[[エンターテインメント・ウィークリー]]の{{仮リンク|リサ・シュワルツバウム|en|Lisa Schwarzbaum}}も同様に、この映画を「これまでの中で映画的に最も満足感が得られる章」と称賛した<ref>{{Cite news2 |df=ja |last=Schwarzbaum |first=Lisa |author-link=:en:Lisa Schwarzbaum |title=Movie Review: Harry Potter and the Deathly Hallows -- Part 1 |url=https://www.ew.com/ew/article/0,,20609141_20442850,00.html |magazine=[[Entertainment Weekly]] |publisher=[[Meredith Corporation]] |location=New York City |access-date=23 September 2012 |date=16 June 2012 |archive-date=20 October 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20121020194458/http://www.ew.com/ew/article/0,,20609141_20442850,00.html |url-status=live }}</ref>。オーランド・センチネル紙の批評で、Roger MooreはPART1を「代わる代わる笑いと感動が訪れるシリーズ最高の作品であり、魔法使いたちとその魔法世界の『[[スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲|帝国の逆襲]]』だ。そしてその効果は? それらはとても特別で、あなたはそれらに気づかない」と称えた<ref>{{Cite web2 |df=ja |last=Moore |first=Roger |title=Movie Review: Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1 |url=http://blogs.orlandosentinel.com/entertainment_movies_blog/2010/11/movie-review-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |publisher=Orlando Sentinel |access-date=23 September 2012 |date=16 November 2010 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20120829064110/http://blogs.orlandosentinel.com/entertainment_movies_blog/2010/11/movie-review-harry-potter-and-the-deathly-hallows.html |archive-date=29 August 2012}}</ref>。ニューズウィーク誌のRamin Setoodehは否定的な批評を与え、「彼らは現代小説の中で最も魅力的なシリーズの1つを取り上げ、すべての魔法を吸い取った。(…) ローリングの物語は果てしなく独創的なのに、スクリーンの『ポッター』はあなたの頭痛の種になるだけである」と書いた<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Ramin |last=Setoodeh |url=http://www.newsweek.com/2010/11/15/harry-potter-deathly-dull.html |title='Deathly Hallows'? Try Deadly Boring |work=Newsweek |date=15 November 2010 |access-date=17 November 2010 |archive-date=17 November 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101117003646/http://www.newsweek.com/2010/11/15/harry-potter-deathly-dull.html |url-status=live }}</ref>。[[ニューヨーク・ポスト]]紙のLou Lumenickは、この映画を「美しい撮影だが魂のないATM(現金自動預払機)であり、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』はワクワクさせるヤマ場もなく、問題の解決もなく、面白くもない」と感じた<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=http://www.nypost.com/p/entertainment/movies/weary_potter_mdEdGHmegRjWDWlCNszs7H |title='Harry Potter and the Deathly Hallows' movie opens, is half-hearted and weary |work=[[:en:The New York Post]] |first=Lou |last=Lumenick |date=18 November 2010 |access-date=27 May 2013 |archive-date=18 April 2012 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120418110830/http://www.nypost.com/p/entertainment/movies/weary_potter_mdEdGHmegRjWDWlCNszs7H |url-status=live }}</ref>。

[[タイムアウト (雑誌)|タイムアウト ニューヨーク]]のKeith Uhlichは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』を2010年の映画第7位に挙げ、「elatingly downbeat blockbuster<ref>(嬉々とした憂鬱な超大作)(?)</ref>」と呼んだ<ref>{{Cite news2 |df=ja |last=Uhlich |first=Keith |date=21 December 2010 |title=Best (and Worst) of 2010 |work=Time Out New York |url=https://www.timeout.com/newyork/film/best-and-worst-of-2010 |access-date=21 June 2020 |archive-date=21 June 2020 |archive-url=https://web.archive.org/web/20200621125702/https://www.timeout.com/newyork/film/best-and-worst-of-2010 |url-status=live }}</ref>。

=== 受賞歴 ===
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、[[第83回アカデミー賞]]の美術監督賞と視覚効果賞にノミネートされた<ref name="academyawards">{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.oscars.org/awards/academyawards/83/nominees.html |title=Nominees for the 83rd Academy Awards |publisher=Oscars.org |access-date=15 August 2011 |archive-date=2 March 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110302161531/http://www.oscars.org/awards/academyawards/83/nominees.html |url-status=live }}</ref>。これはアカデミー視覚効果賞にノミネートされた『[[ハリー・ポッター (映画シリーズ)|ハリー・ポッター]]』映画シリーズで2作目の映画であった(前作は『[[ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画)|ハリー・ポッターとアズカバンの囚人]]』)。本作は[[第64回英国アカデミー賞]]では、撮影賞、美術賞、作曲賞など8部門でロングリスト(1次投票通過)入りし、最終的に視覚効果賞とメイクアップ賞にノミネートされた<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://static.bafta.org/files/longlist-1011-774.pdf |title=Orange British Academy Film Awards in 2011 – Longlist |publisher=British Academy Film Awards |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110124155857/http://static.bafta.org/files/longlist-1011-774.pdf |archive-date=24 January 2011}}</ref>。

<!-- PLACE EXTRA AWARDS BELOW IN ALPHABETICAL ORDER -->
{| class="wikitable sortable plainrowheaders" style="font-size:90%;"
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! 賞
! 部門
! 結果
! 候補/受賞者
! 出典
|-
| rowspan="2"| [[第83回アカデミー賞]]
| [[アカデミー美術賞|美術賞]]
| {{nom}}
| 美術監督: [[スチュアート・クレイグ]]<br />装置監督: [[ステファニー・マクミラン]]
| rowspan="2"|<ref name="academyawards" />
|-
| [[アカデミー視覚効果賞|視覚効果賞]]
| {{nom}}
| rowspan="2"| {{仮リンク|ティム・バーク (視覚効果スーパーバイザー)|label=ティム・バーク|en|Tim Burke (visual effects supervisor)}}<br />[[ジョン・リチャードソン (特殊効果)|ジョン・リチャードソン]]<br />{{仮リンク|クリスチャン・マンツ|en|Christian Manz}}<br />{{仮リンク|ニコラス・アイターディー|en|Nicolas Aithadi}}
|-
| rowspan="2"| [[第64回英国アカデミー賞]]
| {{仮リンク|英国アカデミー賞 視覚効果賞|label=視覚効果賞|en|BAFTA Award for Best Special Visual Effects}}
| {{nom}}
| rowspan="2"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Richard |last=Kendal |url=http://www.bafta.org/awards/film/2011-film-awards,1572,BA.html |title=2011 Film Awards Nominees |publisher=British Academy Film Awards |date=6 January 2011 |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110110061729/http://www.bafta.org/awards/film/2011-film-awards%2C1572%2CBA.html |archive-date=10 January 2011}}</ref>
|-
| {{仮リンク|英国アカデミー賞 メイクアップ&ヘア賞|label=メイクアップ&ヘア賞|en|BAFTA Award for Best Makeup and Hair}}
| {{nom}}
| アマンダ・ナイト<br />リサ・トンブリン
|-
| {{仮リンク|ブリタニア賞|label=BAFTAブリタニア賞|en|Britannia Awards}}
| 美術監督部門
| {{won}}
| [[デヴィッド・イェーツ]] {{small|(『ハリー・ポッター』映画 第5作から第8作)}}
|<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=http://www.bafta.org/losangeles/news/2011-britannia-awards,1904,BA.html |title=2011 Britannia Awards – John Lasseter & David Yates |date=28 June 2011 |access-date=14 December 2011 |quote=John Lasseter and David Yates are master creators of joy and imagination . . . Mr. Yates' contribution to the final four parts of the 'Harry Potter' franchise . . . delighted to honor these remarkable filmmakers with this year's Britannia Award. |archive-date=17 September 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110917064617/http://www.bafta.org/losangeles/news/2011-britannia-awards,1904,BA.html |url-status=live }}</ref>
|-
| rowspan="5"| [[第37回サターン賞]]
| [[サターンファンタジー映画賞|ファンタジー映画賞]]
| {{nom}}
|
| rowspan="5"|<ref name="saturns">{{Cite web2 |df=ja |url=https://collider.com/saturn-awards-2011-nominations/77571/ |title=Inception tops Saturn Awards noms |publisher=Collider.com |date=23 February 2011 |access-date=23 February 2011 |archive-date=9 November 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20111109174657/https://collider.com/saturn-awards-2011-nominations/77571/ |url-status=live }}</ref>
|-
| [[サターン監督賞|監督賞]]
| {{nom}}
| [[デヴィッド・イェーツ]]
|-
| [[サターン特殊効果賞|特殊効果賞]]
| {{nom}}
| ティム・バーク<br />ジョン・リチャードソン<br />ニコラス・アイターディー<br />クリスチャン・マンツ
|-
| [[サターンメイクアップ賞|メイクアップ賞]]
| {{nom}}
| マーク・クーリエ<br />ニック・ダッドマン<br />アマンダ・ナイト
|-
| [[サターン衣装デザイン賞|衣装デザイン賞]]
| {{nom}}
| ジェイニー・ティーマイム
|-
| [[ヒューゴー賞|2011年ヒューゴー賞]]
| [[ヒューゴー賞映像部門|映像部門(長編部門)]]
| {{nom}}
| [[デヴィッド・イェーツ]], [[スティーヴ・クローヴス]]
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.renovationsf.org/hugo-intro.php |title=Renovation – Hugo Awards |publisher=Renovationsf.org |access-date=18 December 2012 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110429050214/http://www.renovationsf.org/hugo-intro.php |archive-date=29 April 2011}}</ref>
|-
| rowspan="6"| [[MTVムービー・アワード2011]]
| [[MTVムービー・アワード 作品賞|作品賞]]
| {{nom}}
|
| rowspan="6"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |date=3 May 2011 |author=MTV News Staff |url=http://www.mtv.com/news/1663149/2011-mtv-movie-awards-nominations-list/ |title=2011 MTV Movie Awards: The Full Nomination List|publisher=MTV |access-date=4 January 2022 |archive-date=25 May 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110525013423/http://www.mtv.com/news/articles/1663149/2011-mtv-movie-awards-nominations-list.jhtml |url-status=live }}</ref>
|-
| [[MTVムービー・アワード 演技賞|男性演技賞]]
| {{nom}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]]
|-
| [[MTVムービー・アワード 演技賞|女性演技賞]]
| {{nom}}
| [[エマ・ワトソン]]
|-
| [[MTVムービー・アワード 最優秀悪役賞|悪役賞]]
| {{won}}
| [[トム・フェルトン]]
|-
| {{仮リンク|MTVムービー・アワード キスシーン賞|label=キスシーン賞|en|MTV Movie Award for Best Kiss}}
| {{nom}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]] および [[エマ・ワトソン]]
|-
| {{仮リンク|MTVムービー・アワード 格闘シーン賞|label=格闘シーン賞|en|MTV Movie Award for Best Fight}}
| {{nom}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]]、[[エマ・ワトソン]]および[[ルパート・グリント]] 対 ロッド・ハント、アーベン・バジラクタラジ
|-
| rowspan="2"| [[サテライト賞|サテライト賞2010]]
| 撮影賞
| {{nom}}
| [[エドゥアルド・セラ]]
| rowspan="2"|<ref name="pressacademy1">{{cite press release |url=http://www.pressacademy.com/NominationsRelease.pdf |archive-url=https://web.archive.org/web/20110715112448/http://www.pressacademy.com/NominationsRelease.pdf |archive-date=15 July 2011 |title=2010 Nominations 15 ANNUAL SATELLITE AWARDS |publisher=International Press Academy |date=1 December 2010 |access-date=6 December 2010}}</ref>
|-
| 作曲賞
| {{nom}}
| [[アレクサンドル・デスプラ]]
|-
| [[ワシントンD.C.映画批評家協会|ワシントンD.C.映画批評家協会賞]]
| 美術監督賞
| {{nom}}
| rowspan="2"| [[スチュアート・クレイグ]]
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |last=Stone |first=Sasha |url=http://www.awardsdaily.com/2010/12/fincher-the-social-network-wins-dc-critics/ |title=Fincher, The Social Network Wins DC Critics |publisher=[[:en:AwardsDaily]] |date=5 December 2010 |access-date=6 December 2010 |archive-date=8 December 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101208053108/http://www.awardsdaily.com/2010/12/fincher-the-social-network-wins-dc-critics/ |url-status=live }}</ref>
|-
| {{仮リンク|美術監督組合賞|label=2010年美術監督組合賞|en|ADG Excellence in Production Design Awards}}
| 美術賞(ファンタジー映画部門)
| {{nom}}
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Ryan |last=Adams |url=http://www.awardsdaily.com/2011/01/art-directors-guild-nominees/ |publisher=Awards Daily |title=Art Directors Guild nominees |date=5 January 2011 |access-date=23 January 2011 |archive-date=8 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110108063602/http://www.awardsdaily.com/2011/01/art-directors-guild-nominees/ |url-status=live }}</ref>
|-
| rowspan="2"| {{仮リンク|音響効果監督組合|label=ゴールデンリール賞2011|en|Motion Picture Sound Editors}}
| 最優秀音響編集賞(長編映画音楽部門)
| {{nom}}
| Gerard McCann<br />Peter Clarke<br />Stuart Morton<br />Allan Jenkins<br />Kirsty Whalley<br />Rob Houston
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.mpse.org/goldenreels/nominations/2011nominees/Feature_Music.pdf |title=Golden Reel Awards: Best Sound Editing: Music in a Feature Film |publisher=Motion Picture Sound Editors |date=20 February 2011 |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110727095103/http://www.mpse.org/goldenreels/nominations/2011nominees/Feature_Music.pdf |archive-date=27 July 2011}}</ref>
|-
| 最優秀音響編集賞(長編映画における対話およびADR)
| {{nom}}
| James Harley Mather<br />Bjorn Ole Schroeder<br />Dan Laurie<br />Jon Olive
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.mpse.org/goldenreels/nominations/2011nominees/Feature_DIA_ADR.pdf |title=Golden Reel Awards: Best Sound Editing: Dialogue and ADR in a Feature Film |publisher=Motion Picture Sound Editors |date=20 February 2011 |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110727095108/http://www.mpse.org/goldenreels/nominations/2011nominees/Feature_DIA_ADR.pdf |archive-date=27 July 2011}}</ref>
|-
| {{仮リンク|ヒューストン映画批評家協会賞2010|en|Houston Film Critics Society Awards 2010}}
| 撮影賞
| {{nom}}
| rowspan="2"| [[エドゥアルド・セラ]]
|<ref name="houstoncritics">{{Cite web2 |df=ja |first=Sasha |last=Stone |url=http://www.awardsdaily.com/2010/12/the-houston-area-film-critics-nominations/ |title=The Houston Area Film Critics Nominations |publisher=AwardsDaily.com |date=12 December 2010 |access-date=12 December 2010 |archive-date=15 December 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101215054859/http://www.awardsdaily.com/2010/12/the-houston-area-film-critics-nominations/ |url-status=live }}</ref>
|-
| rowspan="2"| [[サンディエゴ映画批評家協会|サンディエゴ映画批評家協会賞2010]]
| 撮影賞
| {{nom}}
| rowspan="2"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Ryan |last=Adams |url=http://www.awardsdaily.com/2010/12/san-diego-critics-nominations/ |title=San Diego Critics nominations |publisher=AwardsDaily.com |date=13 December 2010 |access-date=14 December 2010 |archive-date=17 December 2010 |archive-url=https://web.archive.org/web/20101217010621/http://www.awardsdaily.com/2010/12/san-diego-critics-nominations/ |url-status=live }}</ref>
|-
| 美術監督賞
| {{nom}}
| [[スチュアート・クレイグ]]
|-
| rowspan="2"| フェニックス映画批評家協会賞2010
| 撮影賞
| {{nom}}
| [[エドゥアルド・セラ]]
| rowspan="2"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://phoenixfilmcriticssociety.org/article/135/12-14-10-2010-phoenix-film-critics-society-awards-nominations.html |title=2010 PHOENIX FILM CRITICS SOCIETY AWARDS NOMINATIONS |publisher=Phoenix Film Critics Society |date=14 December 2010 |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20101217021338/http://phoenixfilmcriticssociety.org/article/135/12-14-10-2010-phoenix-film-critics-society-awards-nominations.html |archive-date=17 December 2010}}</ref>
|-
| 視覚効果賞
| {{nom}}
|
|-
| rowspan="3"| [[視覚効果協会|視覚効果協会賞2011]]
| 視覚効果賞(視覚効果主導の長編映画部門)
| {{nom}}
| ティム・バーク<br />Emma Norton<br />ジョン・リチャードソン
| rowspan="3"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.cinefundas.com/2011/02/02/inception-tops-visual-effects-society-awards |title=''Inception'' Tops Visual Effects Society Award |publisher=Cinefundas.com |access-date=15 August 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110815190233/http://www.cinefundas.com/2011/02/02/inception-tops-visual-effects-society-awards |archive-date=15 August 2011}}</ref>
|-
| | アニメーションキャラクター賞(長編実写映画部門)<br /><small>(屋敷しもべ妖精 ドビー)</small>
| {{won}}
| rowspan="2"| Mathieu Vig<br />Ben Lambert<br />Laurie Brugger<br />Marine Poirson
|-
| | アニメーションキャラクター賞(長編実写映画部門)<br /><small>(屋敷しもべ妖精 クリーチャー)</small>
| {{nom}}
|-
| rowspan="2"| [[第16回放送映画批評家協会賞]]
| 視覚効果賞
| {{nom}}
| rowspan="5"|
| rowspan="2"|<ref name="broadcastcritics">{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.bfca.org/ccawards/2010.php |title=2010 Awards |publisher=Broadcast Film Critics Association |date=14 January 2011 |access-date=23 January 2011 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20120830140454/http://bfca.org/ccawards/2010.php |archive-date=30 August 2012}}</ref>
|-
| メイクアップ賞
| {{nom}}
|-
| rowspan="2"| {{仮リンク|セントルイス・ゲートウェイ映画批評家協会賞2010|en|St. Louis Gateway Film Critics Association Awards 2010}}
| 視覚効果賞
| {{nom}}
| rowspan="2"|<ref name="st.louis">{{Cite web2 |df=ja |first=Ryan |last=Adams |url=http://www.awardsdaily.com/2010/12/st-louis-film-critics-assn-nominations/ |title=St. Louis Film Critics Assn. Nominations |publisher=AwardsDaily.com |date=12 December 2010 |access-date=23 January 2011 |archive-date=20 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110120222508/http://www.awardsdaily.com/2010/12/st-louis-film-critics-assn-nominations/ |url-status=live }}</ref>
|-
| 特別功労賞 <small>(忘却シーン)</small>
| {{nom}}
|-
| ラスベガス映画批評家協会賞
| 視覚効果賞
| {{nom}}
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |first=Ryan |last=Adams |url=http://www.awardsdaily.com/2010/12/the-las-vegas-film-critics-society |title=The Las Vegas Film Critics Society Awards |publisher=AwardsDaily.com |date=16 December 2010 |access-date=23 January 2011 |archive-date=20 January 2011 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110120225347/http://www.awardsdaily.com/2010/12/the-las-vegas-film-critics-society/ |url-status=live }}</ref>
|-
| {{仮リンク|国際映画音楽批評家協会|en|International Film Music Critics Association}}
| 作曲賞(ファンタジー/SF/ホラー映画部門)
| {{nom}}
| [[アレクサンドル・デスプラ]]
|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://filmmusiccritics.org/2011/02/ifmca-announces-its-2010-nominees-for-scoring-excellence/ |title=IFMCA: Desplat, Hallows Pt. 1 |publisher=Filmmusiccritics.org |access-date=15 August 2011 |archive-date=21 March 2019 |archive-url=https://web.archive.org/web/20190321143633/http://filmmusiccritics.org/2011/02/ifmca-announces-its-2010-nominees-for-scoring-excellence/ |url-status=live }}</ref>
|-
| rowspan="2"| {{仮リンク|2011年キッズ・チョイス・アワード|en|2011 Kids' Choice Awards}}
| フェイバリット映画賞
| {{nom}}
|
| rowspan="2"|<ref name="Nick Awards">{{Cite web2 |df=ja |author=Authentic Entertainment <!-- see page meta tags --> |url=http://www.thehothits.com/news/22241/ |title=Nickelodeon 2011 Kids' Choice Awards Nominees Announced |publisher=The Hot Hits |access-date=18 December 2012 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20141225233622/http://www.thehothits.com/news/22241/ |archive-date=25 December 2014 }}</ref>
|-
| フェイバリット映画女優賞
| {{nom}}
| rowspan="2"| [[エマ・ワトソン]]
|-
| rowspan="2"| [[エンパイア賞|エンパイア賞2011]]
| 女優賞
| {{nom}}
| <ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.empireonline.com/awards2011/winners/best-actress/|title=Best Actress|accessdate= 2020-01-20|publisher=Empire|archive-url=https://web.archive.org/web/20111103164429/http://www.empireonline.com/awards2011/winners/best-actress/|archive-date=3 November 2011}}</ref>
|-
| SF/ファンタジー賞
| {{won}}
|
| <ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.empireonline.com/awards2011/winners/best-sci-fi-fantasy/|title=Best Sci-fi/Fantasy|accessdate= 2020-01-20|publisher=Empire|archive-url=https://web.archive.org/web/20111103154559/http://www.empireonline.com/awards2011/winners/best-sci-fi-fantasy/|archive-date=3 November 2011}}</ref>
|-
| rowspan="4"| [[ナショナル・フィルム・アワード]]
| ファンタジー映画賞
| {{won}}
|
| rowspan="4"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.nationalmovieawards.com/nominees |title=Nominees - The National Movie Awards 2011 |publisher=Nationalmovieawards.com |date=26 January 2011 |access-date=29 December 2012 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20100504053537/http://www.nationalmovieawards.com/nominees |archive-date=4 May 2010}}</ref>
|-
| rowspan="3"| 演技賞
| {{nom}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]]
|-
| {{nom}}
| [[エマ・ワトソン]]
|-
| {{nom}}
| [[ルパート・グリント]]
|-
| rowspan="5"| {{仮リンク|2011年ティーン・チョイス・アワード|en|2011 Teen Choice Awards}}
| {{仮リンク|ティーン・チョイス・アワード チョイス・ムーピー賞(SF/ファンタジー部門)|label=チョイス・ムーピー(SF/ファンタジー部門)|en|Teen Choice Award for Choice Movie - Sci-Fi/Fantasy}}
| {{won}}
|
| rowspan="5"|<ref>{{Cite news2 |df=ja |url=https://www.huffingtonpost.com/2011/06/29/teen-choice-awards-2011-nominees_n_887197.html |work=Huffington Post |first=Rae |last=Votta |title=Teen Choice Awards 2011 Nominees Announced: Harry Potter vs Twilight |date=29 June 2011 |access-date=20 April 2020 |archive-date=4 March 2016 |archive-url=https://web.archive.org/web/20160304031318/http://www.huffingtonpost.com/2011/06/29/teen-choice-awards-2011-nominees_n_887197.html |url-status=live }}</ref>
|-
| {{仮リンク|ティーン・チョイス・アワード チョイス・ムーピー・アクター(SF/ファンタジー部門)|label=チョイス・ムーピー: アクター賞(SF/ファンタジー部門)|en|Teen Choice Award for Choice Movie Actor - Sci-Fi/Fantasy}}
| {{nom}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]]
|-
| {{仮リンク|ティーン・チョイス・アワード チョイス・ムーピー・アクトレス(SF/ファンタジー部門)|label=チョイス・ムーピー: アクトレス賞(SF/ファンタジー部門)|en|Teen Choice Award for Choice Movie Actress - Sci-Fi/Fantasy}}
| {{won}}
| [[エマ・ワトソン]]
|-
| {{仮リンク|ティーン・チョイス・アワード チョイス・ムーピー・アクトレス(SF/ファンタジー部門)|label=チョイス・ムーピー: ヴィラン(悪役)賞|en|Teen Choice Award for Choice Villain}}[[Choice Movie: Villain]]
| {{won}}
| [[トム・フェルトン]]
|-
| チョイス・ムービー: リップロック(キスシーン)賞
| {{won}}
| [[ダニエル・ラドクリフ]] および [[エマ・ワトソン]]
|-
| rowspan="2"| {{仮リンク|en|英国アカデミー児童映画賞|label=2011年 英国アカデミー児童映画賞}}
| フェイバリット映画賞
| {{nom}}
|
| rowspan="2"|<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=http://www.bafta.org/awards-database.html?year=2011&category=false&award=false |title=Explore the Awards |work=bafta.org |access-date=29 December 2012 |archive-date=2 August 2021 |archive-url=https://web.archive.org/web/20210802230053/http://awards.bafta.org/explore?year=2011&category=false&award=false |url-status=live }}</ref>
|-
| 英国アカデミー キッズ投票(映画部門)
| {{nom}}
|
|}
<!-- PLACE EXTRA AWARDS ABOVE -->

== テレビ放送 ==
{| class="wikitable"
|-
!回数
!放送局
!番組名
!放送日
!放送時間
!放送分数
!平均世帯視聴率
!備考
|-
| 1 || rowspan="3"|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]] || rowspan="3"|[[金曜ロードSHOW!]] || [[2013年]][[11月1日]] || 19:56 - 22:54 || 178分 || 14.8% || 地上波初放送<br>本編ノーカット<br>64分拡大、64分繰上げ
|-
| 2 || [[2016年]][[6月17日]] || 21:00 - 23:49 || 169分 ||10.2%|| 本編ノーカット<br>55分拡大
|-
| 3 || [[2018年]][[11月16日]] || 21:00 - 23:29 || 149分 ||9.1%|| 35分拡大
|-
| 4 || [[TBSテレビ]] || || [[2022年]][[5月27日]]<ref name="シネマ220316">{{Cite news2 |url=https://www.cinematoday.jp/news/N0129150 |title=『ハリー・ポッター』謎のプリンス&死の秘宝、TBSで地上波放送 |newspaper=シネマトゥデイ |date=2022-03-16 |accessdate=2022-03-16 |df=ja}}</ref> || 19:00 - 22:00 || 180分 || 5.2%|| [[魔法ワールド#ファンタスティック・ビースト映画|ハリー・ポッター魔法ワールド]]最新作『[[ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密]]』の公開および、TBS70周年記念舞台[[魔法ワールド#舞台劇|ハリー・ポッター魔法ワールド]]最新作『[[ハリー・ポッターと呪いの子]]』の公演を記念して放送<ref name="シネマ220316" />。また映画本編終了後に舞台のPR特集も放送された。
|-
|}

== 注釈 ==
{{Reflist|group="注釈"}}

== 出典 ==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* [http://www.jkrowling.com/ J.K.ローリング 公式サイト]
* [http://www.visitbritain.jp/things-to-see-and-do/interests/films/top-film-titles/harry-potter/locations.aspx/ 英国政府観光庁 - ハリー・ポッター映画ロケ地]
* [http://www.harrypotterthequest.com/landing.php クエスト 秘宝を探せ(公式サイト)]
* [[wikia:ja.harrypotter:Harry Potter Wiki|Harry Potter Wiki]] - ワーナー社認定Wiki
* {{Allcinema title|336887|ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1}}
* {{Kinejun title|41394|ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1}}
* {{Amg movie|393092|Harry Potter and the Deathly Hallows: Part I}}
* {{IMDb title|0926084|Harry Potter and the Deathly Hallows: Part I}}

{{ハリー・ポッターシリーズ}}
{{魔法ワールド}}
{{サターン賞 ファンタジー映画賞}}
{{2010年日本週末興行収入1位の映画}}
{{オリコン週間DVD総合チャート第1位 2011年|2011年5月2日・9日/11月28日付}}
{{Normdaten}}

{{デフォルトソート:はりいほつたあとしのひほう1}}
[[Category:ハリー・ポッターシリーズの映画|しのひほう1]]
[[Category:2010年の映画]]
[[Category:2010年代の特撮作品]]
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[[Category:アレクサンドル・デスプラの作曲映画]]
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[[Category:デヴィッド・イェーツの監督映画]]

2024年1月13日 (土) 11:11時点における最新版

魔法ワールド > ハリー・ポッター (映画シリーズ) > ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
Harry Potter and the Deathly Hallows Part1
イギリス・ウェールズのペンブルックシャーで本映画を撮影するダニエル・ラドクリフ
監督 デイビッド・イェーツ
脚本 スティーブ・クローブス
製作 デイビッド・ヘイマン
デイビッド・バロン
J・K・ローリング
製作総指揮 ライオネル・ウィグラム
出演者 ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター
ロビー・コルトレーン
レイフ・ファインズ
マイケル・ガンボン
ブレンダン・グリーソン
リチャード・グリフィス
ジョン・ハート
リス・エヴァンス
ジェイソン・アイザックス
ビル・ナイ
アラン・リックマン
フィオナ・ショウ
ティモシー・スポール
イメルダ・スタウントン
デイビッド・シューリス
ウォーウィック・デイビス
トム・フェルトン
トビー・ジョーンズ(声の出演)
デイブ・レジェノ
サイモン・マクバーニー(声の出演)
ヘレン・マックロリー
ニック・モラン
ピーター・マラン
デヴィッド・オハラ
クレマンス・ポエジー
ナタリア・テナ
ジュリー・ウォルターズ
マーク・ウィリアムズ
ボニー・ライト
音楽 アレクサンドル・デプラ
ジョン・ウィリアムズ(テーマ曲)
ニコラス・フーパー(テーマ曲)
撮影 エドゥアルド・セラ
編集 マーク・デイ
製作会社
配給 ワーナー・ブラザース
公開 2010年11月19日
上映時間 146分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $250,000,000(2部作合算)[1]
興行収入 世界の旗$977,070,383
イギリスの旗 $86,087,576
アメリカ合衆国の旗カナダの旗$296,374,621[2]
日本の旗 68億6000万円[3]
前作 ハリー・ポッターと謎のプリンス
次作 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、監督デヴィッド・イェーツ、脚本スティーヴ・クローヴスによる、2010年のファンタジー映画である[4]。この映画は、J・K・ローリングの2007年の小説『ハリー・ポッターと死の秘宝』を原作とする、2部作の内の1作目英語版である。この作品は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)の続編で、ハリー・ポッター映画シリーズの第7作である[5]

この映画ではダニエル・ラドクリフハリー・ポッター役で主演し、ルパート・グリントエマ・ワトソンがそれぞれハリーの親友ロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャー役を再び演じた。物語は、ダンブルドアからヴォルデモート卿の不死の秘密(分霊箱)を探して破壊するように頼まれたハリー・ポッターを描く。撮影は2009年2月19日に開始し、2010年6月12日に完了した[6]

小説を映画化する場合、上映時間の関係で原作の一部がカットされるのが通例で、本シリーズもそうであった。しかし、『ハリー・ポッターと死の秘宝』においては、前後編に分けることによって原作内容の多くが映像に取り入れられ、原作により忠実な映像化となっている。また本作は劇場版としては初めて原作者のJ・K・ローリングが製作として直接映画に携わっている。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が2010年11月19日、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が2011年7月15日に日米同時公開されている。映像面では当初は2D上映のみを予定していたが、のちに3Dでも公開することが決定し、シリーズ初の全編3D上映を目指していた。しかし、『PART1』は3Dへの変換が公開までに間に合わないことを理由に3D版の上映中止が決定し、2D版のみでの上映となった。『PART2』は予定どおり2D版に加えて3D版(IMAX 3Dを含む)も上映された。『PART1』の3D版も、『PART2』のソフト化に合わせてBlu-ray 3Dというかたちで発売された。

あらすじ

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マルフォイ邸で、ヴォルデモート卿デス・イーターたちの会合を開く。アルバス・ダンブルドア校長を殺害したセブルス・スネイプは、母親の護りの魔法の下にないハリー・ポッターを、不死鳥の騎士団が安全な場所に移すだろうと報告する。ヴォルデモートはルシウス・マルフォイの杖を取り上げ使用する。ヴォルデモートの杖とハリーの杖は同じ不死鳥の羽根の芯を共有する「兄弟」であり、ハリーに対して無力であったためである。

一方、ハリーたちは守りの魔法の解除に伴いそれぞれ家を出て、デス・イーターたちの予測通り不死鳥の騎士団たちとロンの家への移送作戦を行っていた。仲間全員薬でハリーの顔にする「七人のポッター作戦」を敢行するが、移動中にヴォルデモート率いるデス・イーターの攻撃を受け、マッド-アイ・ムーディヘドウィグが殺されジョージが負傷する。

辛くも逃げ延びたハリーたちがビル・ウィーズリーフラー・デラクールの結婚式の準備をしていると、新しい魔法大臣・ルーファス・スクリムジョールがやってくる。大臣は、ハリー、ロンハーマイオニーそれぞれにアルバス・ダンブルドアは形見を残したと告げる。ロンには灯消しライター、ハーマイオニーには『吟遊詩人ビードルの物語』、そしてハリーには彼が初めてのクィディッチの試合で捕まえた金のスニッチである。ダンブルドアはハリーにグリフィンドールの剣も遺していたが、その行方は判らなかった。

結婚式のさなかに、魔法省が陥落し、大臣が亡くなったという知らせが届く。間髪入れずにデス・イーターが襲いかかり、ハリー、ロン、ハーマイオニーはグリモールド・プレイス十二番地に逃げ込む。そこでロンは、シリウスの弟レギュラス・ブラックがヴォルデモートからサラザール・スリザリンのロケットを盗んだR.A.B.であること、地元のコソ泥マンダンガス・フレッチャーがそれをドローレス・アンブリッジに売り払っていたことを知る。ハリー、ロン、ハーマイオニーは魔法省に潜入し、ロケットを取り戻すが、脱出の混乱のなかデス・イーターたちに追われ、ハーマイオニーは3人で森に姿くらましをする。3人は、ヴォルデモート卿分霊箱をすべて発見し、破壊する旅を始める。

ハリーは魔法でロケットの破壊を試みるも全く通用しない。ハーマイオニーは、グリフィンドールの剣が分霊箱を破壊できるのは、バジリスクの毒が染み込んで強化されているためだと考える。ロケットを身に着けるロンは分霊箱の魔力の影響を受け、遅々として進まないことに苛立ち、ハリーとハーマイオニーを理不尽に嫉妬したうえハリーと言い争いになり、旅を続けるハリーとハーマイオニーの元を立ち去る。ハリーが最初に試合でスニッチを口で捕まえたことを思い出し、当時のようにスニッチを唇に当てると、「I open at the close」(私は終わる時に開く)という謎のメッセージが現れる。ハーマイオニーは、『吟遊詩人ビードル』に記された奇妙な記号が、ルーナ・ラブグッドの父ゼノフィリウスが身に着けているものと同じであることに気づく。

ハリーとハーマイオニーはゴドリックの谷でグリフィンドールの剣を探し、墓地で同じ奇妙な記号を見つける。年老いた歴史家バチルダ・バグショットは2人を小さな家に招き、そこでハリーの夢の中で杖職人グレゴロビッチから杖を盗んだ若者の写真を見つける。すると突然、バチルダはヴォルデモートの蛇ナギニに姿を変え、ハリーに襲い掛かる。ハーマイオニーは2人で安全な場所に姿をくらますが、彼女の跳ね返った呪文が誤ってハリーの杖を破壊してしまう。ハーマイオニーは写真の男が闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドと特定する。

その夜、グリフィンドールの剣が底に沈んだ凍りついた池に、雌鹿の守護霊がハリーを導いた。ハリーは極寒の池に飛び込むが、首に巻かれたロケットが首を締め息ができなくなる。そこに突然ロンが現れ、グリフィンドールの剣を取り戻し、ハリーを救い出す。さらにロンはグリフィンドールの剣でロケットの分霊箱を破壊する。ロンは灯消しライターによって2人の場所に導かれていたのだった。

ハリー、ロン、ハーマイオニーはゼノフィリウス・ラブグッドを訪ね、奇妙な記号は死の秘宝を表していることを知る。何百年も前、3人の兄弟はそれぞれ死を免れる秘宝、蘇りの石透明マント、そして知られているもので最強の杖であるニワトコの杖を手に入れた。3つすべてを所有する者は、「死を制する者」となる。だが、ゼノフィリウスは密かにデス・イーターたちを呼び出し、誘拐されたルーナとハリーを引き換えにしようとする。3人は逃げるが、人さらいに捕われてしまう。幻視の中で、ハリーは年老いたグリンデルバルドがヴォルデモートにニワトコの杖はダンブルドアと一緒に埋葬されていると話すのを見る。

マルフォイ邸でベラトリックス・レストレンジは、グリンゴッツの金庫にあると信じていたグリフィンドールの剣を人さらいが持っているところを目にして激怒。ハリーとロンは地下室に閉じ込められ、ハーマイオニーはベラトリックスによって拷問にかけられる。地下室ではそこで同じく捕えられていたルーナ、オリバンダーグリップフックに出会う。ハリーはダンブルドアをひと目見たと信じる鏡のかけらを使って助けを求めたところ、ドビーがそれに応えて現れる。ドビーがピーター・ペティグリューを気絶させてハリーたちが上階に駆け上がり、取り上げられた彼らの杖をハリーがドラコ・マルフォイから奪い返す。そんな彼らにベラトリックスはハーマイオニーにナイフを突きつけて脅すがドビーに妨害され、ほかのデス・イーターも戦闘で足止めをくらう。ドビーはここから逃れるため、全員をまとめて姿くらましで脱出するが、その直前でベラトリックスが投げたナイフがドビーに刺さり、死亡してしまう。ハリーたちはワープ先にあった騎士団の隠れ家であるビルとフラーの海辺のコテージの近くにドビーを埋葬する。

一方、グリンデルバルドから情報を得たヴォルデモートはダンブルドアの墓のもとまでたどり着き、ついにニワトコの杖を得る。ハリーとヴォルデモートの最後の決戦が迫ってきていた。

スタッフ

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キャスト

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役名 俳優 日本語吹替え
ハリー・ポッター ダニエル・ラドクリフ 小野賢章
ロン・ウィーズリー ルパート・グリント 常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー エマ・ワトソン 須藤祐実
ヴォルデモート レイフ・ファインズ 江原正士
セブルス・スネイプ アラン・リックマン 土師孝也
ベラトリックス・レストレンジ ヘレナ・ボナム=カーター 高乃麗
ジニー・ウィーズリー ボニー・ライト 高野朱華
ルーナ・ラブグッド イバンナ・リンチ 三村ゆうな
チョウ・チャン ケイティ・リューング 川庄美雪
ネビル・ロングボトム マシュー・ルイス 上野容
フレッド・ウィーズリー ジェームズ・フェルプス 尾崎光洋
ジョージ・ウィーズリー オリバー・フェルプス
ルビウス・ハグリッド ロビー・コルトレーン 斎藤志郎
アラスター・ムーディ ブレンダン・グリーソン 小林修
リーマス・ルーピン デイビッド・シューリス 郷田ほづみ
モリー・ウィーズリー ジュリー・ウォルターズ 一龍斎貞友
アーサー・ウィーズリー マーク・ウィリアムズ 梅津秀行
ニンファドーラ・トンクス ナタリア・テナ 日野未歩
キングズリー・シャックルボルト ジョージ・ハリス 立川三貴
マンダンガス・フレッチャー アンディ・リンデン 福沢良一
バーノン・ダーズリー リチャード・グリフィス 楠見尚己
ペチュニア・ダーズリー フィオナ・ショウ
ダドリー・ダーズリー ハリー・メリング 忍足航己
ルシウス・マルフォイ ジェイソン・アイザックス 諸角憲一
ナルシッサ・マルフォイ ヘレン・マックロリー 佐藤しのぶ
ドラコ・マルフォイ トム・フェルトン 三枝享祐
ピーター・ペティグリュー ティモシー・スポール 茶風林
ドローレス・アンブリッジ イメルダ・スタウントン 小宮和枝
ヤックスリー ピーター・マラン 廣田行生
ルーファス・スクリムジョール ビル・ナイ 小川真司
パイアス・シックネス ガイ・ヘンリー 家中宏
オリバンダー老人 ジョン・ハート 小林勝也
ゼノフィリウス・ラブグッド リス・エヴァンス 佐々木睦
グリップフック ウォーウィック・デイビス 宮澤正
グレゴロビッチ ラデ・シェルベッジア 外谷勝由
マファルダ・ホップカーク ソフィー・トンプソン
ビル・ウィーズリー ドーナル・グリーソン 佐藤拓也
フラー・デラクール クレマンス・ポエジー 小笠原亜里沙
エルファイアス・ドージ デヴィッド・ライオール 村松康雄
ミュリエル・プルウェット マテロック・ギブス 沢田敏子
チャリティ・バーベッジ キャロリン・ピックルズ 林りんこ
ゲラート・グリンデルバルド 青年時 ジェイミー・キャンベル・バウアー
老年時 マイケル・バーン 大木民夫
レジナルド・カターモール ステファン・ロードリ
メアリー・カターモール ケイト・フリートウッド
アルバート・ランコーン デヴィッド・オハラ
バチルダ・バグショット ヘイゼル・ダグラス
ネビル・ロングボトム マシュー・ルイス 上野容
シェーマス・フィネガン デヴォン・マーレイ
コーマック・マクラーゲン フレディー・ストローマ 小松史法
ナイジェル・ウォルバート ウィリアム・メリング
チョウ・チャン ケイティ・リューング
グレゴリー・ゴイル ジョシュア・ハードマン
ブレーズ・ザビニ ルイス・コーダイル
パドマ・パチル アフシャン・アザド
パンジー・パーキンソン スカーレット・バーン
ラベンダー・ブラウン ジェシー・ケーブ
ロミルダ・ベイン アンナ・シェーファー
ケイティ・ベル ジョージーナ・レオニダス
リーアン イザベル・ラフランド
ハンナ・アボット ルイザ・ウォーレン
フェンリール・グレイバック デイブ・レジェノ 江川央生
スカビオール ニック・モラン 佐藤せつじ
アントニン・ドロホフ アーベン・バジラクタラジ 山口りゅう
ソーフィン・ロウル ロッド・ハント
アレクト・カロー スザンヌ・トース
アミカス・カロー ラルフ・アイネソン
ワルデン・マクネア トニー・カーウッド
トラバース ジョン・キャンプリング
セルウィン サイモン・グローバー
オーガスタス・ルックウッド ポール・カンナ
リータ・スキーター ミランダ・リチャードソン
マダム・マクシーム フランシス・デ・ラ・トゥーア
ガブリエル・デラクール アンジェリカ・マンディ
グレンジャー夫人 ミシェル・フェアリー 小林美奈
グレンジャー氏 イアン・ケリー
アルダートン(Scared Man) ネッド・デネヒー 坂本くんぺい
死喰い人(1) 高岡瓶々
マーティン 町田政則
魔法省の男性職員 鏡優雅
魔法省の男性職員 興津和幸
魔法省の男性職員 杉野博臣
ドビーの声 トビー・ジョーンズ 高木渉
クリーチャーの声 サイモン・マクバーニー 柴田秀勝
ジェームズ・ポッター エイドリアン・ローリンズ
リリー・ポッター ジェラルディン・ソマーヴィル
トム・マールヴォロ・リドル(回想) フランク・ディレイン 福山潤
ホラス・スラグホーン(回想) ジム・ブロードベント 森功至
アルバス・ダンブルドア マイケル・ガンボン 永井一郎
青年時 トビー・レグボ
  • 日本語版制作スタッフ

制作

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ドビーの死のシーンを撮影するエマ・ワトソン

『パート1』は2009年2月19日から2010年6月12日まで『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』と連続して撮影された[7][8]撮影監督エドゥアルド・セラと共に本作を撮影したデヴィッド・イェーツ監督は、パート1について「極めて現実的」、「まるでヴェリテ英語版のドキュメンタリーのような」「ロードムービー」と言い表した[9][10]

もともと単体での劇場公開が予定されていたが、デヴィッド・ハイマンが言うところの「創造的責務」のため、原作本を2部に分けることを製作総指揮のライオネル・ウィグラムから提案された。ハイマンは当初、その案に否定的だったが、ウィグラムは「いや、デヴィッド。どうやってやるんだ」と尋ねた。原作本を読み直し、脚本のスティーヴ・クローヴスと話し合った結果、彼はこの分割に合意した[11]

待ち伏せしたデス・イーターにハリーとハグリッドが猛追される緊迫した場面は、ダートフォード・クロッシング英語版で撮影された[12]

美術セット

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これまでのすべての『ハリー・ポッター』映画で美術監督を務めたスチュアート・クレイグが、最後の2部作で再び着任した。彼は、「私たちは、まったく違う種類の映画を作り、非常に多くのロケをしました。かなり遠くまで出かけて、セットを作り、長い時間を森の中で過ごすんだ」と語った。「私たちは森のセットを作って実際の森と一体にしたのですから、ご想像いただけるかと思いますが、そこには課題がありました」[13]。クレイグは、最終的に『パート1』の働きでアカデミー賞にノミネートされた[14]

『パート1』でのビルとフラーの結婚式のためのテントについて、クレイグは「かなり風変わりで手作り感のある(ウィーズリー家の)家の延長にしないで、上品なものにしようと思いました。(……)シルクと美しい浮かぶ燭台がずらりと並ぶ。家とは素晴らしい違いです」とその狙いを解説している。魔法省のセットについて、彼は次のように述べている。「これは秘密の世界で、庁舎ですので、私たちは実際の省、Muggleの省(ロンドンのホワイトホール)まで行って、私たちの魔法の省はこれら実際の省のパラレルワールドのようなものだと決めました」[15]

また、クレイグはマルフォイの館のデザインについてもコメントし、「とても力強い建築セットだ。その外観はこの国のハードウィック・ホール英語版というエリザベス女王時代の邸宅を基にしていて、大量の窓があって、これらの窓が目隠しのようです。シャッターが引かれているのでまるでめくら窓のようですし、それらは現実の存在感、不気味な存在感がありますので、良い外観の基礎となりました。奇抜な魔法の屋根が追加され、現実にはない森に囲まれていますが、これも脅威と神秘性を増すための仕掛けの1つです」と述べている[15]

衣装

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『パート1』の衣装は、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)以来の『ハリー・ポッター』作品の衣装デザイナーであるジェイニー・ティーマイム英語版がデザインした[16]。ティーマイムは、彼女のデザインしたフラー・デラクールのウエディングドレスに関して論争に巻き込まれた。アレキサンダー・マックイーン英語版の2008年秋コレクションの類似したドレスのデザインを模倣したと非難されたのである[17]。ティーマイムはこのドレスについて、「ハロウィンのドレスではなく、魔女のウエディングドレスにしたかったのです。このドレスは白いですが、なにか素敵な幻想的なものが必要でした。そこで不死鳥(のモチーフ)をあしらっていますが、この鳥はある意味で愛の象徴です。再生があり、愛は決して死なず、生まれ変わるからです」と話した[16]

視覚効果

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映画でハグリッドとハリーが使った側車付きオートバイ

『アズカバンの囚人』以降の全作品に携わったあと、ダブル・ネガティブ社は、物語の最終章である『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』と『PART2』の視覚効果の提供を依頼された。本作のVFXスーパーバイザーであるティム・バークと緊密に協力し、VFXスーパーバイザーのデヴィッド・ヴィッカリー、VFXプロデューサーのCharlotte Loughlaneがチームを率いた。メインチームには、3DスーパーバイザーのRick Leary、2DスーパーバイザーのSean Stranksも加わった[要出典]

ダブル・ネガティブ社のPART1での作業には、腐食したワーナー・ブラザースのロゴや、バローズとその周辺の広大な環境の拡大が含まれていた。ゼノフィリウス・ラブグッドの家については3Dで拡張され、デス・イーターの攻撃で最高潮に達する追加の環境の作業が完了した。またダブル・ネガティブ社はデス・イーターの煙の視覚効果を進化させ、煙のように流れるような飛行状態と着地したときの実写の間に「剥がされた人」の状態を導入した。その他、結婚披露宴に割り込みヴォルデモートが魔法省を乗っ取ったことを列席者に知らせる守護霊の魔法などを手がけた[18]

前作と同様に、視覚効果会社のフレームストアが動物CGのほとんどを制作し、ベン・ヒボン英語版の監督およびデザインにより『三人兄弟の物語』のアニメーションの場面を制作した[19]

音楽

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『不死鳥の騎士団』と『謎のプリンス』の作曲を担当した作曲家ニコラス・フーパーは、『死の秘宝』では担当しなかった。代わりに、アレクサンドル・デスプラハリー・ポッターと死の秘宝 PART1英語版の作曲に起用された[20]。またこの映画には、ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ英語版の『O Children』という曲が使われている[21]

マーケティング

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第1作の最初の公式写真は2009年12月1日 (2009-12-01)に公開され、ロンドンの街角のハリー、ロン、ハーマイオニーが写された。2009年12月8日 (2009-12-08)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のBlu-rayとDVDの発売と同時に、映画の映像が正式に公開された[22]。2010年のShoWest英語版コンベンションにおいて、アラン・ホルンは両作品の未完成映像を初公開した[23]MTVムービー・アワード2010では『死の秘宝』のさらなる映像が初公開された[24]。これに続いて、『PART1』と『PART2』の公開日と破壊されたホグワーツ城が描かれた公式ティーザーポスターが公開された[25]。米国のテレビ局ABCファミリーは、2010年7月8日から始まった当局の『ハリー・ポッター』ウィークエンドに、両編のインタビューと追加シーンを放送した[26]。2010年9月22日、この映画の2分間の予告編が全世界で公開された[27]

2010年9月29日、ハリー、ロン、ハーマイオニーが描かれた『PART1』のキャラクターポスター3種がYahoo! Movies英語版で公開された[28]。その翌日、森の中を走る3人を描いた『PART1』のポスターが公開された。劇場用ポスターには「NOWHERE IS SAFE」(もう安全な場所はない)というキャッチフレーズが書かれ、クレジットのない別の版では「THE END BEGINS」(終わりの始まり)というキャッチフレーズが書かれている[29]。2010年10月6日には、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ヴォルデモート卿、ベラトリックス・レストレンジ、セブルス・スネイプ、およびフェンリール・グレイバックが描かれた『PART1』のその他各種キャラクターポスターが公開された[30]。10月12日、4種類の新しいキャラクターポスターが公開された[31]。そのポスターは「TRUST NO ONE」(誰も信じるな)、「THE HUNT BEGINS」(狩りが始まる)というテーマが設定されている。

2010年10月15日、『PART1』の米国公開用の鑑賞券がFandangoで販売開始され、10月19日には2010 Scream Awards英語版で未公開映像を含む50秒の映像が放映された。10月16日、カートゥーン ネットワークで放映された「Scooby-Doo! Curse of the Lake Monster英語版」の初放送中に2番目のテレビスポットが公開された[32]。2010年10月25日、Yahoo! Moviesで本作の独占特集が公開された[33]。2010年10月30日、エンターテインメント・ウィークリー誌は、大量の未公開映像を含む『Horcruxes』(分霊箱)と『The Story』(物語)と題した2つの新しい特集を公開した。同日、ワーナー・ブラザースの『ハリー・ポッター』ウェブサイトが更新され、本作のミニチュアクリップ12点が公開された[34]

2010年11月3日、ロサンゼルス・タイムズ紙は、「No One Else Is Going to Die for Me」(自分のために誰も死なせない)と題した、分霊箱を探すために隠れ穴を離れるハリーの拡張映像を公開した[35][より良い情報源が必要]。11月4日、『ハリー・ポッター』Facebookページから、『The Seven Potters』と題した新しい映像が公開された[36]。カフェの襲撃を描いた場面[37]マルフォイの館英語版での別の場面など、2つの映像が次の2日間で公開された[38]

公開

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劇場

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2010年8月26日、監督のデイビッド・イェーツ、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンとデヴィッド・バロン、そしてにワーナー・ブラザース社長のアラン・ホルンが共にシカゴで行われた『死の秘宝 PART1』の試写会に出席した[39][40]。この未完成の映画は試写会の観客から大絶賛され、その中には「素晴らしく、そして暗い」「最も完璧な『ハリー・ポッター』映画」と評した人もいた。またその他の人々には、本作は小説を忠実に映画化したため、「原作自体の問題」を継承することになったという意見もあった[41]

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、当初『死の秘宝』のPART1を2D版と3D版で公開する予定だった。2010年10月8日、PART1の3D版について計画の破棄が発表された。「ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の3D版について公開日までに完成しないため、従来の映画館とIMAXの映画館の両方で2Dで公開することを決定しました。皆、最善の努力をしたにもかかわらず、本作を完全に変換し、最高の品質基準を満たすことができませんでした。」 『死の秘宝』のPART1は、Best Buy限定版としてBlu-ray 3Dで発売された。PART2は、2D、3D、IMAXの形で引き続き発売された[42]

2010年11月11日、『死の秘宝 PART1』のワールドプレミアがロンドンのレスター・スクウェアで開催され、世界中からファンが集まった。中には広場で何日もキャンプをしたファンもいた。これに続き、11月12日にはベルギーで、また11月15日にはニューヨーク市でUSプレミアが開催された[43]

『PART1』が北米で公式に公開されるわずか48時間前、本作の冒頭36分間の映像がインターネット上に漏洩した[44]。漏洩前でさえ、本作は全米の1,000館の映画館で完売となり、すでに史上5番目の前売り券の売り上げを生み出していた[45]。漏洩した映像は、映画公開日を大きく話題にするためのマーケティング上の策略であるという噂が広まったものの、ワーナー・ブラザースでは試写用英語版ディスクは作成されておらず、同社は声明で、「重大な著作権侵害であり、ワーナー・ブラザースの財産に対する窃盗である」と非難し、「この問題を徹底調査し、関与した者の責任を法律の及ぶ最大限まで追及する」と述べている[46][47]

オーストラリアでは、本作は11月13日にクイーンズランド州ゴールドコーストにあるワーナー・ブラザース・ムービーワールドでプレミアが開催された。英国でのワールドプレミアに次ぐ、世界で2番目となったこの公式上映には300人が参加した。本作は11月16日にクウェートで初公開された。イスラエル、エストニア、ニュージーランドでは、11月18日に公開された。

映像ソフト

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は2011年4月11日に英国で、2011年4月15日には米国で、1枚および2枚組DVDと3枚組のBlu-rayコンボパックで発売された[48]。2011年1月28日、エマ・ワトソンはハリー・ポッターUK FacebookページのファンがPART1 Blu-rayの好きなジャケットに投票できるようになることを同ページで発表した。最も多くの票を集めたジャケットがBlu-rayのジャケットになる。投票は同日から開始された[49]。DVDとBlu-rayには削除された8つの場面英語版が収録されており、Blu-rayコンボパックにはハリーとオリバンダーが死の秘宝について話し合う『PART2』の冒頭の場面が収録されている[50][51]。『死の秘宝 PART1』はDVDを好調に売り上げ、7,237,437枚のDVDを販売した。これにより本作の粗利益に86,932,256ドルを加え[52]、合計1,043,331,967ドルとなった。

日本ではワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ、DVDが発売。

  • 【初回限定生産】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ブルーレイ&DVDセット スペシャル・エディション(4枚組、2011年4月21日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 DVD&ブルーレイセット(3枚組、2011年4月21日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 DVD版(1枚組、2011年4月21日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 3D&2D ブルーレイセット(2枚組、2011年11月16日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ブルーレイ(1枚組、2012年6月27日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 コレクターズ・エディション(Blu-ray版 / DVD版共に3枚組、2016年6月8日発売)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組、2017年4月19日発売)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第7章PART2 ブルーレイコンプリートBOX(12枚組、2011年11月16日発売)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第7章PART2 DVDコンプリートBOX(17枚組、2011年11月16日発売)

日本におけるキャッチコピー

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  • ついに、完結へ。

評価

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興行収入

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、北米での深夜の上映で2400万ドルの興行収入を記録し、これまで「謎のプリンス」が保持していたシリーズ最高の深夜興行収入記録2220万ドルを更新した[53]。また本作は、『エクリプス/トワイライト・サーガ』の3000万ドル、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の2630万ドルに次いで、歴代3位の深夜興行収入を得た[54]。本作は、IMAXでの深夜興行収入が140万ドルでその最高記録を破り、100万ドルの興行収入だった『エクリプス』を上回った[55]。その後これらの記録は2011年に本作の続編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』によりすべて更新された[56]

北米では、本作は初日に6170万ドルの興行収入を挙げ、当時単日興行収入英語版で歴代6位を記録した[57]。この記録は、それまで『謎のプリンス』が保持していた5820万ドルを上回る、『ハリー・ポッター』シリーズ最高の初日記録となり[58]、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に9210万ドルで破られるまで保持された[59]。本作は合計1億2500万ドルの初週週末興行収入を挙げ、それまで『炎のゴブレット』が保持[57]していたシリーズ最大のオープニング興行収入を記録した。なお、この記録はのちに続編の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に更新されている。またその当時、11月のオープニングとして『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の1億4280万ドルに次ぐ歴代2位[60]、北米の初週週末興行収入として歴代9位[61]、そして米国とカナダにおける2010年の初週週末興行収入英語版として『アイアンマン2』の1億2810万ドルに次ぐ2位の記録となった[62]。本作は2週間にわたり興行収入の第1位に留まり、感謝祭の週末5日間で7500万ドルの興行収入を挙げ、合計2億1910万ドルをもたらした[63]

英国、アイルランド、およびマルタでは、本作は金曜日の興行収入(590万ポンド)、土曜日の興行収入(660万ポンド)、および日曜日の興行収入(570万ポンド)の最高記録を破った。くわえて本作は、それまで『007/慰めの報酬』が1540万ポンドで保持していたオープニング3日間興行収入記録を更新し、単日興行収入(660万ポンド)とオープニング3日間興行収入(1831万9721ポンド)の最大記録を樹立した[64]。2011年2月13日 (2011-02-13)現在、『PART1』は5240万4464ポンド(8602万929ドル)の興行収入を挙げており[65]、『トイ・ストーリー3』(73,405,113ポンド)に次ぎ、英国における2010年公開作品の第2位となった[66]

北米以外では、本作は初週週末に推定2億500万ドルの興行収入を挙げ、歴代第6位、2010年公開作品として第1位、そして『ハリー・ポッター映画』としては『謎のプリンス』に次いで第2位となった[67]。世界的には、本作は初週週末に3億3000万ドルの興行収入を挙げ、歴代英語版第7位にランクインした[68]

インドネシア(614万9448ドル)、シンガポール(454万6240ドル)、タイ(493万3136ドル)、ベルギーおよびルクセンブルク(894万4329ドル)、フランスおよびマグレブ地域(5110万4397ドル)、ドイツ(6143万98ドル)、オランダ(1379万585ドル)、ノルウェー(714万4020ドル)、スウェーデン(1120万9387ドル)、オーストラリア(4135万865ドル)において、2010年の最高興行収入を記録した[69]。海外の総興行収入では、『賢者の石』(6億5720万ドル)を上回り、海外で最高の興行収入を挙げたハリー・ポッター映画となった[70]

『PART1』は、米国とカナダにおいて2億9640万ドルで決着し、これらの地域で2010年第5位の興行収入を記録[71]、また世界中のその他の国では6億8070万ドル、全世界では合計9億7710万ドルとなり[4]、『トイ・ストーリー3』、『アリス・イン・ワンダーランド』に次いで2010年の全世界興行収入で第3位[72]、また『死の秘宝 PART2』、『賢者の石』に次いでハリー・ポッター映画シリーズ第3位の興行収入となった[73]

批評家の反応

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Rotten Tomatoesでは、本作は288件のレビューを基に77%の支持を得ており、平均評価は7.1/10となっている。同サイトの「批評家の総意(CRITICS CONSENSUS)」は、「前奏曲のように感じずにはいられないが、『死の秘宝 PART1』はハリー・ポッターシリーズの最後から2番目の作品として、美しく撮影され、感情的に満足できる作品である」とされている[74]Metacriticでは、42人の批評家に基づくこの映画の加重平均スコアは100点満点中65点であり、「おおむね好意的な評価」(generally favourable reviews)を示している[75]CinemaScoreによる調査では、観客はこの映画にA+からFまでの評価基準で平均「A」を与えた[76]

英国のデイリー・テレグラフ紙もこの映画を肯定的に評価し、「ほとんどの部分で印象的な特殊効果に後押しされ、前へ前へと話が展開していく」と述べ、「ただ、これだけ効果的に勢いをつけたのに、残りのライドを楽しむには来年まで待たなければならないのは少し残念だ」と付け加えた[77]ロジャー・イーバートはPART1に4つ星のうちの星3つをつけ、出演者を称賛するとともに、「素晴らしく、時には痛ましい映画で、初めてこのシリーズを見る人にはまったく理解できないだろう」とみなした[78]USAトゥデイ紙のScott Bowlesは、「不穏で瞑想的な『秘宝』は、計画された8作品のシリーズの中で間違いなく最高の作品だが、前章に追いついていない観客は完全に迷うでしょう」と評し[79]エンターテインメント・ウィークリーリサ・シュワルツバウム英語版も同様に、この映画を「これまでの中で映画的に最も満足感が得られる章」と称賛した[80]。オーランド・センチネル紙の批評で、Roger MooreはPART1を「代わる代わる笑いと感動が訪れるシリーズ最高の作品であり、魔法使いたちとその魔法世界の『帝国の逆襲』だ。そしてその効果は? それらはとても特別で、あなたはそれらに気づかない」と称えた[81]。ニューズウィーク誌のRamin Setoodehは否定的な批評を与え、「彼らは現代小説の中で最も魅力的なシリーズの1つを取り上げ、すべての魔法を吸い取った。(…) ローリングの物語は果てしなく独創的なのに、スクリーンの『ポッター』はあなたの頭痛の種になるだけである」と書いた[82]ニューヨーク・ポスト紙のLou Lumenickは、この映画を「美しい撮影だが魂のないATM(現金自動預払機)であり、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』はワクワクさせるヤマ場もなく、問題の解決もなく、面白くもない」と感じた[83]

タイムアウト ニューヨークのKeith Uhlichは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』を2010年の映画第7位に挙げ、「elatingly downbeat blockbuster[84]」と呼んだ[85]

受賞歴

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、第83回アカデミー賞の美術監督賞と視覚効果賞にノミネートされた[86]。これはアカデミー視覚効果賞にノミネートされた『ハリー・ポッター』映画シリーズで2作目の映画であった(前作は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)。本作は第64回英国アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、作曲賞など8部門でロングリスト(1次投票通過)入りし、最終的に視覚効果賞とメイクアップ賞にノミネートされた[87]

部門 結果 候補/受賞者 出典
第83回アカデミー賞 美術賞 ノミネート 美術監督: スチュアート・クレイグ
装置監督: ステファニー・マクミラン
[86]
視覚効果賞 ノミネート ティム・バーク英語版
ジョン・リチャードソン
クリスチャン・マンツ英語版
ニコラス・アイターディー英語版
第64回英国アカデミー賞 視覚効果賞英語版 ノミネート [88]
メイクアップ&ヘア賞英語版 ノミネート アマンダ・ナイト
リサ・トンブリン
BAFTAブリタニア賞英語版 美術監督部門 受賞 デヴィッド・イェーツ (『ハリー・ポッター』映画 第5作から第8作) [89]
第37回サターン賞 ファンタジー映画賞 ノミネート [90]
監督賞 ノミネート デヴィッド・イェーツ
特殊効果賞 ノミネート ティム・バーク
ジョン・リチャードソン
ニコラス・アイターディー
クリスチャン・マンツ
メイクアップ賞 ノミネート マーク・クーリエ
ニック・ダッドマン
アマンダ・ナイト
衣装デザイン賞 ノミネート ジェイニー・ティーマイム
2011年ヒューゴー賞 映像部門(長編部門) ノミネート デヴィッド・イェーツ, スティーヴ・クローヴス [91]
MTVムービー・アワード2011 作品賞 ノミネート [92]
男性演技賞 ノミネート ダニエル・ラドクリフ
女性演技賞 ノミネート エマ・ワトソン
悪役賞 受賞 トム・フェルトン
キスシーン賞英語版 ノミネート ダニエル・ラドクリフ および エマ・ワトソン
格闘シーン賞英語版 ノミネート ダニエル・ラドクリフエマ・ワトソンおよびルパート・グリント 対 ロッド・ハント、アーベン・バジラクタラジ
サテライト賞2010 撮影賞 ノミネート エドゥアルド・セラ [93]
作曲賞 ノミネート アレクサンドル・デスプラ
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 美術監督賞 ノミネート スチュアート・クレイグ [94]
2010年美術監督組合賞英語版 美術賞(ファンタジー映画部門) ノミネート [95]
ゴールデンリール賞2011英語版 最優秀音響編集賞(長編映画音楽部門) ノミネート Gerard McCann
Peter Clarke
Stuart Morton
Allan Jenkins
Kirsty Whalley
Rob Houston
[96]
最優秀音響編集賞(長編映画における対話およびADR) ノミネート James Harley Mather
Bjorn Ole Schroeder
Dan Laurie
Jon Olive
[97]
ヒューストン映画批評家協会賞2010英語版 撮影賞 ノミネート エドゥアルド・セラ [98]
サンディエゴ映画批評家協会賞2010 撮影賞 ノミネート [99]
美術監督賞 ノミネート スチュアート・クレイグ
フェニックス映画批評家協会賞2010 撮影賞 ノミネート エドゥアルド・セラ [100]
視覚効果賞 ノミネート
視覚効果協会賞2011 視覚効果賞(視覚効果主導の長編映画部門) ノミネート ティム・バーク
Emma Norton
ジョン・リチャードソン
[101]
アニメーションキャラクター賞(長編実写映画部門)
(屋敷しもべ妖精 ドビー)
受賞 Mathieu Vig
Ben Lambert
Laurie Brugger
Marine Poirson
アニメーションキャラクター賞(長編実写映画部門)
(屋敷しもべ妖精 クリーチャー)
ノミネート
第16回放送映画批評家協会賞 視覚効果賞 ノミネート [102]
メイクアップ賞 ノミネート
セントルイス・ゲートウェイ映画批評家協会賞2010英語版 視覚効果賞 ノミネート [103]
特別功労賞 (忘却シーン) ノミネート
ラスベガス映画批評家協会賞 視覚効果賞 ノミネート [104]
国際映画音楽批評家協会英語版 作曲賞(ファンタジー/SF/ホラー映画部門) ノミネート アレクサンドル・デスプラ [105]
2011年キッズ・チョイス・アワード英語版 フェイバリット映画賞 ノミネート [106]
フェイバリット映画女優賞 ノミネート エマ・ワトソン
エンパイア賞2011 女優賞 ノミネート [107]
SF/ファンタジー賞 受賞 [108]
ナショナル・フィルム・アワード ファンタジー映画賞 受賞 [109]
演技賞 ノミネート ダニエル・ラドクリフ
ノミネート エマ・ワトソン
ノミネート ルパート・グリント
2011年ティーン・チョイス・アワード英語版 チョイス・ムーピー(SF/ファンタジー部門)英語版 受賞 [110]
チョイス・ムーピー: アクター賞(SF/ファンタジー部門)英語版 ノミネート ダニエル・ラドクリフ
チョイス・ムーピー: アクトレス賞(SF/ファンタジー部門)英語版 受賞 エマ・ワトソン
チョイス・ムーピー: ヴィラン(悪役)賞英語版Choice Movie: Villain 受賞 トム・フェルトン
チョイス・ムービー: リップロック(キスシーン)賞 受賞 ダニエル・ラドクリフ および エマ・ワトソン
2011年 英国アカデミー児童映画賞 フェイバリット映画賞 ノミネート [111]
英国アカデミー キッズ投票(映画部門) ノミネート

テレビ放送

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回数 放送局 番組名 放送日 放送時間 放送分数 平均世帯視聴率 備考
1 日本テレビ 金曜ロードSHOW! 2013年11月1日 19:56 - 22:54 178分 14.8% 地上波初放送
本編ノーカット
64分拡大、64分繰上げ
2 2016年6月17日 21:00 - 23:49 169分 10.2% 本編ノーカット
55分拡大
3 2018年11月16日 21:00 - 23:29 149分 9.1% 35分拡大
4 TBSテレビ 2022年5月27日[112] 19:00 - 22:00 180分 5.2% ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開および、TBS70周年記念舞台ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ハリー・ポッターと呪いの子』の公演を記念して放送[112]。また映画本編終了後に舞台のPR特集も放送された。

注釈

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出典

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外部リンク

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