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「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の版間の差分

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|主要株主 = 自社(自己株口) 4.54%<br />[[日本トラスティ・サービス信託銀行]]株式会社(信託口) 4.86%<br />[[日本マスタートラスト信託銀行]]株式会社(信託口) 4.22%<br />ヒーロー.アンド.カンパニー(※) 3.18%
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|外部リンク = http://www.mufg.jp/
|外部リンク = http://www.mufg.jp/
|特記事項 = 経営指標はいずれも[[2008年]]3月期決算・連結<br />※ヒーロー.アンド.カンパニーは[[米国預託証券|ADR]]を発行するために預託された株式の名義人である。
|特記事項 = 経営指標はいずれも[[2008年]]3月期決算・連結<br />※ヒーロー.アンド.カンパニーは[[米国預託証券|ADR]]を発行するために預託された株式の名義人である。

2012年2月4日 (土) 00:19時点における版

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8306
2001年4月1日上場
大証1部(廃止) 8306
2001年4月1日上場
略称 MUFG
本社所在地 日本の旗 日本
100-8330
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
設立 2001年(平成13年)4月2日
(三菱東京フィナンシャル・グループ)
業種 銀行業
法人番号 4010001073486 ウィキデータを編集
事業内容 銀行等傘下子会社の経営管理・戦略統括
代表者 永易克典(代表取締役社長)
資本金 2兆1,374億3,912万5,800円
発行済株式総数 143億676万7,520株
売上高 連結:6兆3,939億100万円
単独:5,214億2,600万円
総資産 連結:204兆1,069億3,900万円
単独:7兆8,209億9,800万円
従業員数 単独:38,419 人
決算期 毎年3月31日
主要株主 自社(自己株口) 4.54%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.86%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.22%
ヒーロー.アンド.カンパニー(※) 3.18%
主要子会社 三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行
三菱UFJ証券ホールディングス
三菱UFJリース
三菱UFJニコス
関係する人物 鴻池善右衛門(前身の両替商を1656年創業)
畔柳信雄(元取締役(前・社長)、現・三菱東京UFJ銀行会長)
三木繁光(三菱東京UFJ銀行相談役)
沖原隆宗(現・会長)
岡内欣也(現・副会長)
平野信行(現・副社長)
外部リンク http://www.mufg.jp/
特記事項:経営指標はいずれも2008年3月期決算・連結
※ヒーロー.アンド.カンパニーはADRを発行するために預託された株式の名義人である。
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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(みつびしユーエフジェイフィナンシャル・グループ、英称Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.)は、日本の金融持株会社銀行法に規定する銀行持株会社)である。

略称は、商号の英文表記の頭文字を採った「MUFG」。また、子会社の企業で構成する企業集団も「三菱UFJフィナンシャル・グループ」(略称「MUFG」)と称する。

現在、三菱UFJフィナンシャル・グループは三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスなど主要5社を中心とした「総合金融グループ」を自称している。

概要

2001年4月2日に株式会社東京三菱銀行(現・株式会社三菱東京UFJ銀行)、三菱信託銀行株式会社(現・三菱UFJ信託銀行株式会社)及び日本信託銀行株式会社(2001年10月1日に三菱信託銀行株式会社に吸収合併し消滅)が株式移転し、株式会社三菱東京フィナンシャル・グループとして設立。2005年10月1日に株式会社UFJホールディングス(登記上は株式会社ユーエフジェイホールディングス)を吸収合併し、現在の商号に変更した。

コーポレートカラーは「MUFGレッド」。グループスローガンは「Quality for You」。

傘下の三菱東京UFJ銀行は、三菱グループなどを取引先に擁する。前身の旧三菱銀行、旧三和銀行、旧東海銀行はそれぞれ首都圏京阪神圏、名古屋圏の三大都市圏を地盤としている。旧東京銀行の流れを汲み、国際業務でも優位性をもつ。また、アメリカの地銀ユニオン・バンクを子会社としているのも特徴的である。

発足の経緯

三菱東京フィナンシャルグループ(以下「MTFG」)とUFJホールディングス(以下「UFJHD」)が合併及びグループ経営統合に至った背景は、UFJ側、特にUFJ銀行の不良債権が膨らみ、健全な経営姿勢が困難になったことが挙げられる。そこでUFJHDは、傘下のUFJ信託銀行株式会社を一旦2004年6月に住友信託銀行株式会社(以下「住信」)に売却する方針を発表したが、2004年7月にUFJHDは一転し、MTFGとの経営統合方針を明らかにした。

これにより、住信は東京地方裁判所にMTFGとUFJHDの統合を禁止する仮処分の申請を行った。2004年7月27日東京地方裁判所は住信の申請を認めたものの(UFJHDが申し立てた異議も8月4日却下)、8月11日東京高等裁判所はUFJHDの抗告を認め住信の申請を退けた。これにより翌12日、経営統合に関する基本合意を発表した。住信は8月11日に特別抗告を行ったが8月30日最高裁判所は東京高裁の決定は妥当としてこの申請を退ける決定がなされた。住信はUFJHDへの損害賠償請求に切り替えて控訴したが、2006年11月21日に東京高等裁判所の提案による住信に対して25億円の和解金を支払う事で和解が成立した。

2005年2月18日に正式に2005年10月1日付での合併が決定し、グループの名称を「三菱UFJフィナンシャル・グループ」とすること、合併に際しUFJHD1株に対しMTFG0.62株を割り当てることが発表された。グループ企業も、一部を除いて旧MTFG側を吸収合併存続会社とし持株会社と同一期日に合併する方針が採られたが、普通銀行の東京三菱銀行とUFJ銀行については合併に伴う大規模なシステム障害を懸念する金融庁の勧告を受けて、ネット証券のMeネット証券カブドットコム証券の合併についてはカブドットコム証券が株式を上場したばかりで対処が遅れた為、共に2006年1月1日に変更された。リースとカード・信販はそれぞれ2007年4月1日に合併したが、消費者金融の統合は将来の課題となっている。

主なグループ企業

親密銀行

グループではないものの関係が親密な銀行については「三菱東京UFJ銀行#関係が親密な地方銀行」の項目を参照のこと。

かつての親密企業


主要大口取引先


出資等

2008年10月13日モルガン・スタンレーに90億ドル(当時の日本円で約9000億円)の出資をし発行済み株式の21%を取得した。9月29日普通株30億ドル、優先株で60億ドルで出資をすることで一旦合意をしていたが、10月10日にモルガン・スタンレーの株価が急落し、当初の合意通りではMUFG側に多額の損失が生じる可能性があったため、再検討の結果全額優先株となった[1]

その後モルガン・スタンレー側が段階的に公募増資を発表したため、それに応じる形で優先株の一部償還・普通株の取得を行っているが[2][3][4]、引き続き議決権(潜在的なものを含む)の20%超を維持し続けている。また三菱UFJ証券とモルガン・スタンレー証券(日本法人)の統合[5]、モルガン・スタンレーへの取締役の派遣[6]など、徐々に具体的な協業体制の構築が始まりつつある。

脚注

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度40分43.8秒 東経139度45分50.87秒 / 北緯35.678833度 東経139.7641306度 / 35.678833; 139.7641306