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[[2010年]]度の[[全国銀行協会]]会長に就任し、奥の前任頭取である西川善文に続く2度目の会長登板となった。
[[2010年]]度の[[全国銀行協会]]会長に就任し、奥の前任頭取である西川善文に続く2度目の会長登板となった。


[[2011年]][[3月31日]]付で、SMBC頭取を退任し、SMFGの代表権を返上したため、2011年[[4月1日]]よりSMFGの代表権のない会長専任となったが、諸事情により、これと同時に[[一般社団法人]]へ移行した全銀協の初代会長に暫定的に就任した。
[[2011年]][[3月31日]]付で、SMBC頭取を取締役職とともに退任し、併せてSMFGの代表権を返上したため、2011年[[4月1日]]よりSMFGの代表権のない会長専任となったが、諸事情により、これと同時に[[一般社団法人]]へ移行した全銀協の初代会長に暫定的に就任した。


==来歴==
==来歴==

2012年2月4日 (土) 03:17時点における版

奥正之(おく まさゆき、1944年12月2日 - )は、日本の実業家。三井住友フィナンシャルグループ取締役会長。住友財団理事。2007年度/2010年度は、全国銀行協会会長を担当。米国ミシガン・ロースクール修了。

人物

かねてから、住友銀行を率いていた西川善文の後継者として目されていたが、SMBCの頭取は西川からそのまま引き継いだものの、SMFGの社長は引き継がずに会長に就任した経緯を持つ(SMFGの社長は、旧三井銀行出身の北山禎介が就任している)。

2008年に、三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取が就任したことで、3メガの持株の社長と中核の銀行頭取が完全に分離され、また3メガの頭取では最年長者となった(みずほ銀行杉山清次頭取と永易はともに1947年生まれ。みずほコーポレート銀行を含めれば、同頭取の齋藤宏に次ぎ2番目の年長者となっていたが、2009年4月に杉山頭取と齋藤頭取が何れも会長となったため、名実共に最年長者となった)。

2010年度の全国銀行協会会長に就任し、奥の前任頭取である西川善文に続く2度目の会長登板となった。

2011年3月31日付で、SMBC頭取を取締役職とともに退任し、併せてSMFGの代表権を返上したため、2011年4月1日よりSMFGの代表権のない会長専任となったが、諸事情により、これと同時に一般社団法人へ移行した全銀協の初代会長に暫定的に就任した。

来歴

  • 1944年12月2日 京都に生まれる
  • 1963年3月 京都の洛星高等学校卒業
  • 1968年3月 京都大学法学部卒
  • 1968年4月 住友銀行入行
  • 1991年 シカゴ支店長
  • 1994年6月 同取締役
  • 1998年11月 同常務取締役
  • 1999年6月 同常務取締役兼常務執行役員
  • 2001年1月 同専務取締役兼専務執行役員
  • 2001年4月 三井住友銀行専務取締役兼専務執行役員
  • 2002年12月 同取締役辞任
  • 2002年12月 三井住友フィナンシャルグループ専務取締役
  • 2003年6月 同取締役退任
  • 2003年6月 三井住友銀行代表取締役副頭取兼副頭取執行役員
  • 2005年6月 三井住友フィナンシャルグループ代表取締役会長
  • 2005年6月 三井住友銀行代表取締役頭取兼最高執行役員
  • 2011年4月 三井住友フィナンシャルグループ取締役会長(現職)

関連

  • 楽天証券会長・楽天銀行社長の國重惇史は、住友銀行同期入行である。
  • 今は亡き宿澤広朗は、奥にとっては旧住友銀行の後輩にあたり、またSMBC頭取として宿澤の告別式の弔辞を担当したことで知られ、その言葉は今も名言として語り継がれている。

外部リンク


先代
西川善文
三井住友銀行頭取
現法人2代目(2005-2011)
次代
國部毅
先代
畔柳信雄
全国銀行協会会長
2007年度
次代
杉山清次
先代
永易克典
全国銀行協会会長
2010年度
次代
(一般社団法人移行前としては最後)
先代
-
一般社団法人
全国銀行協会会長
2011年度(暫定)
次代
永易克典