[go: nahoru, domu]

コンテンツにスキップ

「岡崎律子」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
エレナーの活動自体が休止しておらず、再開がメーリングリストメンバーの働きかけという内容に合致しない為 当人たちの意向により削除
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''岡崎 律子'''(おかざき りつこ、[[1959年]][[12月29日]] - [[2004年]][[5月5日]])は、[[長崎県]][[長崎市]][[高島町 (長崎県)|高島町]][[端島_(長崎県)|端島(軍艦島)]]出身の[[女性]][[シンガーソングライター]]である。
'''岡崎 律子'''(おかざき りつこ、[[1959年]][[12月29日]] - [[2004年]][[5月5日]])は、[[長崎県]][[長崎市]][[高島町 (長崎県)|高島町]][[端島_(長崎県)|端島(軍艦島)]]出身の[[女性]][[シンガーソングライター]]・[[楽曲|提供者]]である。


== 概要 ==
== 概要 ==
157行目: 157行目:
=== ラジオ ===
=== ラジオ ===
* Sincerely yours 1993.10/3~1993.12/26
* Sincerely yours 1993.10/3~1993.12/26
* メロキュア 沈黙のラジオ 2003.3/26~2004.4/24
* [[メロキュア 沈黙のradio]] 2003.3/26~2004.4/24


=== テレビ ===
=== テレビ ===
* [[テレビ東京]]系『[[NEWSモーニングJAM]]』(1996年6月11日放送分、ゲスト出演)
* [[テレビ東京]]系『[[NEWSモーニングJAM]]』(1996年6月11日放送分、ゲスト出演)


== エピソード ==
* メロキュア 沈黙のradio に最後に出演した際、彼女は「新曲作りに集中したいので、番組をしばらく休ませていただきたい」と述べた。彼女はそれから間もなく亡くなったため、番組への出演休止宣言は入院・治療に専念するためだったことが判る。亡くなってから約1週間後の5月12日辺りに初めて亡くなった旨が公表され、それまで共に仕事をしてきた人たちも初めて彼女が病気に侵されていた旨を知ることとなる。ファンや、共に仕事をする人たちに心配をかけまいと思っての台詞であることが解かる、彼女の人柄の良さが垣間見えるエピソードである。
* 公式ホームページは親族が管理を継承しており、半永久的に遺すことが決まっている。
* 彼女がバンドを組んでいた「エレナー」のメンバーは、彼女の熱烈なファンたちで構成されるグループ(公式なファンクラブなどではない)の重鎮メンバーらの計らいにより、現在も違った形ではあるものの、音楽活動を続けている。
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.ne.jp/asahi/okazaki/book/ 岡崎律子Book]
* [http://www.ne.jp/asahi/okazaki/book/ 岡崎律子Book]

2010年1月25日 (月) 03:07時点における版

岡崎 律子(おかざき りつこ、1959年12月29日 - 2004年5月5日)は、長崎県長崎市高島町端島(軍艦島)出身の女性シンガーソングライター提供者である。

概要

生涯

高校一年の時に同期生2人とバンド「エレナー」を結成し、3人で音楽活動を始める。当時の担当はピアノ・コーラスだった。音楽業界に入った後に「森野律」などの名義でコマーシャル音楽などを手がけたり、アーティストに楽曲を提供していた。OVA『1月にはChristmas』主題歌「冬のないカレンダー」で、歌手の「岡崎律子」としてトーラスレコード(その後、会社自体がポリグラム(現在はユニバーサルミュージック)に編入され、晩年はスターチャイルドに移籍した)からデビューした。テレビアニメ『魔法のプリンセスミンキーモモ』イメージソング「4月の雪」「約束」で、独特の声が認められる。歌手活動と並行して、ラジオやエッセイなどで活躍したり、アニメ・ゲーム作品や声優の曲を数多く手がけ、その透明な優しさの魅力があふれ、時には憂いた雰囲気から、絶大な支持を集める。日向めぐみとのユニット「メロキュア」も、広く注目を得る。ヤマハ音楽教室のピアノ・エレクトーン教室の音楽教材にも、曲をいくつか提供しており、音楽教室の生徒向け教材CDに収録されている。今後の活躍が大きく期待されつつも、2004年5月5日に敗血症性ショックのため44歳の若さで死去した。2003年春にスキルス胃がんを発病して、闘病生活を送りつつ創作活動を続けていたことが、後になって明らかになった。一部の例外を除き、親族の意向によって墓所は一般公表されていない。遺作となった『for RITZ』は、制作途中であったため、発表時には冥福を祈る意味でタイトルが変更となった。この収録曲には本番収録が間に合わず、テスト収録状態の曲もある。


作品

シングル

  1. 悲しい自由1993年3月3日
  2. 最愛1994年3月24日
  3. 長距離電話1994年9月16日
  4. リグレット~恋人なら~1996年4月25日
  5. A Happy Life1996年8月25日
  6. Rain or Shine~降っても晴れても~1997年10月25日
  7. L'aquoiboniste~無造作紳士~1999年12月8日
  8. For フルーツバスケット2001年7月25日
  9. Morning Grace2002年10月23日

アルバム

  1. Sincerely yours1993年3月24日
  2. Joyful Calendar1994年3月23日
  3. A Happy Life1996年5月25日
  4. Ritzberry Fields1997年8月21日
  5. Rain or Shine1997年10月25日
  6. おはよう1998年11月6日
  7. ラブひな OKAZAKI COLLECTION2001年12月16日
  8. life is lovely.2003年2月5日
  9. for RITZ2004年12月29日
  10. Love&Life〜private works 1999-2001〜2005年5月5日

提供

作詞・作曲

アニメ
ゲーム
  • シンフォニック=レイン
    • 空の向こうに
    • I'm always close to you
    • 秘密
    • いつでも微笑みを
    • 雨のmusique
    • メロディー
    • リセエンヌ
    • Hello!
    • fay
    • 涙がほおを流れても
声優
  • 林原めぐみ
    • 素直な気持ち
    • -Life-
    • はなれていても
    • Good Luck!
    • 引っ越し
  • 飯塚雅弓
    • 初秋
    • 口笛でル・ラ・ラ
    • いつも君をみつめてる
    • 星空にお祈り
    • 公園通り
  • やまとなでしこ
    • Merry Merrily
  • 緒方恵美
    • ただ明日のために
    • Can you hear me?
  • 堀江由衣
    • クローバー
    • 笑顔の連鎖
    • Romantic Flight
    • Angel 恋をした
  • 井上喜久子
    • どうぞよろしくね。
    • Shall we step in the rain?
    • 1mmの心配も…
    • きみのうた(井上と共同作詞)

作曲

アニメ
  • 魔法のプリンセスミンキーモモ(第2作)
    • ダバダバ Fallin' Love
    • おやすみBaby
    • 夢を抱きしめて
    • 好きより大好きミンキースマイル!
    • 天国の子守唄
    • ええだば音頭
  • 愛天使伝説ウェディングピーチ
    • 夢見る愛天使
    • あなたの天使になりたい
  • 同級生2
    • 色づく頃に…
    • 光のリング
  • ONE ~輝く季節へ~
    • Eternity ~この始まりに終わりはない~
    • Rose
    • 雨はそっと
    • impurity
    • 風が見える日
    • 水色のかおり
    • このままがいいよ
    • 瞳の中の未来
    • 星のまなざし
ゲーム
  • 3×3EYES
    • Holy Eyes ~君の夢はぼくの夢~
歌手
  • BaBe
    • さよならのScene
声優
  • 小森まなみ
    • マリン・マリン・マリン
    • Heart Beat
    • かなしいうさぎ
    • 素顔のアリス
    • オリオンの下で逢いましょう
    • Little Courage ~うちへおいでよ~
    • 三月白書
    • 君に逢えてボクはボクになる
    • Presage
    • 青空のパッセージ
  • 林原めぐみ
    • あの頃
    • 桜の下で
  • 飯塚雅弓
    • ごめんね
  • 井上喜久子
    • みずうみ

作詞

アニメ
声優
  • 飯塚雅弓
    • Baby Blue

出演

ラジオ

テレビ

エピソード

  • メロキュア 沈黙のradio に最後に出演した際、彼女は「新曲作りに集中したいので、番組をしばらく休ませていただきたい」と述べた。彼女はそれから間もなく亡くなったため、番組への出演休止宣言は入院・治療に専念するためだったことが判る。亡くなってから約1週間後の5月12日辺りに初めて亡くなった旨が公表され、それまで共に仕事をしてきた人たちも初めて彼女が病気に侵されていた旨を知ることとなる。ファンや、共に仕事をする人たちに心配をかけまいと思っての台詞であることが解かる、彼女の人柄の良さが垣間見えるエピソードである。
  • 公式ホームページは親族が管理を継承しており、半永久的に遺すことが決まっている。
  • 彼女がバンドを組んでいた「エレナー」のメンバーは、彼女の熱烈なファンたちで構成されるグループ(公式なファンクラブなどではない)の重鎮メンバーらの計らいにより、現在も違った形ではあるものの、音楽活動を続けている。

外部リンク