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'''島田飴'''(しまだあめ)は、[[宮城県]][[黒川郡]][[大和町]][[吉岡 (大和町)|吉岡]]の吉岡八幡神社で縁結びを願って作成されてきた伝統的な[[縁起物]]の[[飴]]である。 |
'''島田飴'''(しまだあめ)は、[[宮城県]][[黒川郡]][[大和町]][[吉岡 (大和町)|吉岡]]の吉岡八幡神社で縁結びを願って作成されてきた伝統的な[[縁起物]]の[[飴]]である。 |
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2013年10月14日 (月) 03:56時点における版
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島田飴(しまだあめ)は、宮城県黒川郡大和町吉岡の吉岡八幡神社で縁結びを願って作成されてきた伝統的な縁起物の飴である。
島田飴とは
島田飴は島田髷(まげ)をかたどった飴細工であり、一つ一つ心を込めて手作りの業を伝承している縁結びの縁起物である。縁結びは恋愛に限らず多様なご縁にご利益があると伝えられている。現在は島田飴まつり実行委員会が作成している。作成された島田飴は全て吉岡八幡神社より縁結びの祈祷を受け年に一度、数量限定で販売される。島田飴は、神棚または部屋の高いところへ、大きく末広がりの面を手前にして飾り、毎日願掛けすると良い。新年を迎えたら、小さく分けて食べる。食べきらない飴は、砂糖代わりに利用してもよい。
島田飴まつりの起源
島田飴まつり実行委員会によると宮城県黒川郡大和町吉岡という村の昔話しが起源と伝えられている。
とある年の12月14日に吉岡八幡神社の神主が村を通りかかったところ、高島田に髷を結ったお嫁さんが現れた。神主はこのお嫁さんをいたく見染め、恋焦がれ悶々とした日が何日も続き、病を患ってしまった。この事が村の噂となり、村の人々は話し合い、高島田の髷の形の飴を作り奉納し慰問した。神主は島田飴を大変気に入り、薬の様に頂いたところ、病はたちまち回復した。それから、神主は村の人々に感謝し、毎年12月14日に縁結びの祭事を催すこととなった。
それから毎年このお祭りの日には、沢山の人がお詣りし、縁結びを願い、島田飴を頂き、併せて良い年が来るよう祈願するようになった。