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矜羯羅

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矜羯羅こんがら)は華厳経に登場する単位である。

華厳経の巻第45、阿僧祇品第30に、「……俱胝俱胝。為一阿庾多。阿庾多阿庾多。為一那由他。那由他那由他。為一頻波羅。頻波羅頻波羅。為一矜羯羅。……」とある。倶胝(くてい)は107であり、その後の記述は「俱胝×俱胝を1阿庾多(あたら)という」という意味であるので、一矜羯羅はで10112のこととなる。

「矜羯羅」は、サンスクリットでの疑問詞の「矜」と、「作為」の意味である「羯羅」を合わせたもので、「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味になる。

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