「社畜」の版間の差分
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2019年4月4日 (木) 06:06時点における版
社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。
正社員(正規雇用)のみならず非正規雇用全般(アルバイト・パートタイム・派遣社員・契約社員・嘱託社員等)で、1日8時間より多く働く者も同等とされる。
英語圏では同様の概念として「wage slave」(賃金奴隷)が存在する。
概要
1990年(平成2年)の流行語の一つに挙げられている[1]。類語に長年の勤務にくたびれた中年層のサラリーマンの状態を指す「勤続疲労」(金属疲労のもじり)がある[1]。
この用語の考案者は小説家の安土敏(本名・荒井伸也)[2]で、広めたのは評論家の佐高信と言われる。