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歌、芝居共に安定した実力を持ち、可憐な少女役から貴婦人、妖艶で情熱的な女性、現代的で等身大な女性など、どのジャンルにおいても極めて高レベルの舞台を魅せた。またショーやレヴューでの美しいデュエットダンス、キュートでチャーミングな場面での可愛らしさは彼女ならではであった。 |
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美しい立ち姿と気品あふれる佇まいから醸し出される、存在感、カリスマ性が最大の魅力。 |
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退団後は目立った芸能活動はしていなかったが、2010年3月に舞台「[[ディートリッヒ]]」でエディット・ピアフ役で舞台復帰をすることが発表された。 |
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== 主な出演舞台作品 == |
== 主な出演舞台作品 == |
2010年1月20日 (水) 09:54時点における版
はなふさ まり 花總 まり | |||||
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本名 | 醍醐 まり子 | ||||
生年月日 | 1973年2月28日(51歳) | ||||
出生地 | 日本・東京都 | ||||
血液型 | O | ||||
活動期間 | 1991年 - 現在 | ||||
主な作品 | |||||
舞台 エリザベート (ミュージカル) 激情~ホセとカルメン~ 鳳凰伝~カラフとトゥーランドット~ 仮面のロマネスク ファントム | |||||
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花總まり(はなふさ まり)宝塚歌劇団雪組および宙組の元トップ娘役。
東京都出身、身長164cm、1973年2月28日生まれ。 -血液型O型。出身校日本女子大学付属高等学校。愛称は(本名、芸名に由来)「ハナ」、「まり」。芸名は家族で考えた。
経歴
国立音楽大学附属幼稚園、日本女子大学附属豊明小学校、日本女子大学附属中学校・高等学校出身。
小学生からバレエ、ヴァイオリンを習い、母や友人の影響で宝塚は「気づいたら知っていた」という。
中学3年の時に初観劇し、高校入学直後、「舞台にだんだん興味が湧いてきて、宝塚だったらいろいろと学べそう」と高校1年の時、宝塚音楽学校を受験し合格。1991年、第77期生として宝塚歌劇団に入団。同期生には安蘭けい、春野寿美礼、朝海ひかる、成瀬こうきなど。
同年星組に配属。間もなく『白夜伝説』で2番手娘役格の妖精ミーミル(盲目の役)に抜擢される。
1993年には、ショー『PARFUM DE PARIS』で、当時の2番手男役スター麻路さきと組んでデュエットダンスを披露。また『うたかたの恋』ではミリー(2番手娘役の役柄)、新人公演ではヒロインのマリーを演じる。
直後に、雪組に組替え。翌1994年、『風と共に去りぬ』(スカーレット編)の新人公演では娘役でありながら主演のスカーレット・オハラ(本役:一路真輝)を演じた。
同年星組に配属。間もなく『白夜伝説』で2番手娘役格の妖精ミーミル(盲目の役)に抜擢される。研2(入団2年目)とは思えぬ舞台度胸の良さで好演を見せ、可憐な容姿と相まって期待の娘役となった。
1993年には、ショー『PARFUM DE PARIS』で、当時の2番手男役スター麻路さきと組んでデュエットダンスを披露。また『うたかたの恋』ではミリー(2番手娘役の役柄)、新人公演ではヒロインのマリーを演じる。
直後に、雪組に組替え。翌1994年、『風と共に去りぬ』(スカーレット編)の新人公演では娘役でありながら主演のスカーレット・オハラ(本役:一路真輝)を演じた。
同年、一路真輝の相手役として『雪之丞変化』、『サジタリウス』にて雪組主演娘役となる。下級生とは思えぬハイレベルな演技、気品溢れる佇まいで周囲を驚かせた。 中でも『エリザベート」の日本初演で演じたタイトルロールのエリザベート役ではその美しさと共に孤高の皇妃の心理描写が圧巻であった。この『エリザベート』は大成功を収め、以後も再演が繰り返され、『ベルサイユのばら』や『風と共に去りぬ』と並び宝塚を代表する演目に成長した。
一路退団後、後継の主演男役高嶺ふぶきの相手役として演じた『虹のナターシャ』のナターシャ役や『晴れた日に永遠が見える』のデイジー役では愛らしく溌剌とした演技を披露、更なる飛躍を予感させた。
1997年、轟悠が主演男役になるが、新しい5組目の誕生に伴い1作品のみの相手役であった。
1998年、宙組に立ち上げメンバーとして組替え。姿月あさとの相手役として初代主演娘役となる。再び『エリザベート』のエリザベート役、『激情~ホセとカルメン』のカルメン役など大役が続きそれらに果敢に挑戦していくことで役者への深みを加えていく。
2000年、姿月退団後、和央ようかが相手役となる。『ベルサイユのばら2001』では悲劇の王妃マリー・アントワネット、『鳳凰伝~カラフとトゥーランドット』では冷酷なトゥーランドット姫などを演じた。
2004年、『BOXMAN』ドリ―役で第29回菊田一夫演劇賞受賞。同年、日本初演『ファントム』でヒロインのクリスティーヌを演じる。
主演娘役としての豊富な経験で、一時代を築いたが、2006年7月『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』の東京公演千秋楽をもって退団。
スター像
9頭身と表される抜群のプロポーションと清楚な美貌を持ち、長い手足を生かした軽やかなダンスや官能的なタンゴ、コミカルな場面での可愛らしさなどでも観客を魅了した正統派娘役。
歌、芝居共に安定した実力を持ち、可憐な少女役から貴婦人、妖艶で情熱的な女性、現代的で等身大な女性など、どのジャンルにおいても極めて高レベルの舞台を魅せた。またショーやレヴューでの美しいデュエットダンス、キュートでチャーミングな場面での可愛らしさは彼女ならではであった。
美しい立ち姿と気品あふれる佇まいから醸し出される、存在感、カリスマ性が最大の魅力。
1994年の就任から2006年に退団するまで実に13年間、雪組・宙組でトップ娘役として活躍。これは1914年の宝塚歌劇団創設以来、今も破られることのない歴史的記録である。組んだトップスターは一路真輝、高嶺ふぶき、轟悠、姿月あさと、和央ようかと5人に渡る。在任期間に関しては賛否両論ではあるが、長年に渡りトップ娘役を務めるだけの実力と華があり、スター性などを含め、まさに宝塚史に残る名娘役である。
退団後は目立った芸能活動はしていなかったが、2010年3月に舞台「ディートリッヒ」でエディット・ピアフ役で舞台復帰をすることが発表された。
主な出演舞台作品
初舞台
- 月組公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』(1991年)新人公演:小公女役
星組時代
- 『白夜伝説/ワンナイト・ミラージュ』(1992年)ミーミル役
- 『宝寿頌/PARFUM DE PARIS』(1993年)新人公演:踊る淑女S、船長の恋人役(本役:白城あやか)
- 『うたかたの恋/パパラギ~極彩色のアリア~』(1993年)ミリー・ステュベラ役 新人公演:マリー・ヴェッツラ役(本役:白城あやか)
雪組時代
- 『ブルボンの封印/コート・ダジュール』(1993-1994年)マリエール役
- 『二人だけの戦場』(1994年)(バウホール公演初ヒロイン)ライラ役
- 『風と共に去りぬ』(1994年)キャリーン役 新人公演:スカーレット・オハラ役(本役:一路真輝)
雪組トップ娘役時代
- 『雪之丞変化/サジタリウス』(1994年)浪路役
- 『アリア 夢唄』(1995年)
- 『JFK/バロック千一夜』(1995年)ジャクリーヌ・ケネディ役
- 『あかねさす紫の花/マ・ベル・エトワール』(1995年)額田女王役
- 『エリザベート』(1996年)エリザベート役
- 『虹のナターシャ/La Jeunesse!』(1996年)蘭子・ナターシャ役
- 『晴れた日に永遠が見える』(1996年)デイジー・ギャンブル役/メリンダ役
- 『仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ』(1997年)メルトゥイユ侯爵夫人役
- 『真夜中のゴースト/レ・シェルバン』(1997年)マリー役
宙組トップ娘役時代
- 『夢幻宝寿頌/This is Takarazuka』(香港公演)(1997年)
- 『エクスカリバー/シトラスの風』(1998年)ロザライン役
- 『バウ・ヴォヤージュ~バウホール主題歌コンサート~』(1998年)
- 『エリザベート』(1998年)エリザベート役
- 『激情-ホセとカルメン-/ザ・レビュー'99』(1999年)カルメン役
- 『砂漠の黒薔薇/GLORIOUS!!』(2000年)マリヤーナ姫役
- 『うたかたの恋/GLORIOUS!!』(2000年)マリー・ヴェッツラ役
- 『望郷は海を越えて/ミレニアム・チャレンジャー!』(2000年)由布姫役/エカテリーナⅡ役
- 『 ベルサイユのばら2001』(2001年)マリー・アントワネット役
- 『カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット』(2001年)エヴァ=マリー役
- 『鳳凰伝/ザ・ショー・ストッパー』(2002年)トゥーランドット役
- 『聖なる星の奇蹟』(2002年)リディア役
- 『傭兵ピエール/満天星大夜總会』(2003年)ジャンヌ・ダルク役
- 『白昼の稲妻/テンプテーション!』(2003年)ヴィヴィアンヌ・ド・ポヴェール役
- 『BOXMAN』(2004年)ドリー・ペイジ役
- 『ファントム』(2004年)クリスティーヌ・ダーエ役
- 『風と共に去りぬ』(全国ツアー)(2004年)スカーレット・オハラ役
- 『ホテル ステラマリス/レヴュー伝説』(2005年)ステイシー・ランカスター役
- 『炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ』(2005年)レオノーラ役
- 『NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―』(2006年/退団公演)キャサリン・マクレガー役/ペギー・マグレガー役
退団後
- 『YOKA WAO CONCERT』(2007年1月/青山劇場)出演
- 『NEW YOKA 2007 ~ROCKIN' Broadway~』(2007年8月/東京国際フォーラム・ホールA) 出演
- 『和央ようかクリスマス・ディナーショー』『同ディナークルーズ』(2007年12月)出演
- 『Yoka Wao Christmas Dinner SHOW 2009』(2009年12月)出演
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- 紫苑ゆう(花總入団時の星組トップスター)
宝塚歌劇団雪組トップ娘役 | ||
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花總まり
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宝塚歌劇団宙組トップ娘役 | ||
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先代 初代主演娘役のため不在
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花總まり
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