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東京デザイナー学院在学中に、当時フリーの企画プロダクションだった[[スタジオOX]]で、[[杉田篤彦]]らと共に『[[テレビマガジン]]』誌上で『[[トランスフォーマー]]』などのイラストを手がけ、学校卒業後[[1987年]]にバンダイ入社<ref name="超合金"/>。村上克司の直系弟子として男児向け玩具を多く担当した。 |
東京デザイナー学院在学中に、当時フリーの企画プロダクションだった[[スタジオOX]]で、[[杉田篤彦]]らと共に『[[テレビマガジン]]』誌上で『[[トランスフォーマー]]』などのイラストを手がけ、学校卒業後[[1987年]]にバンダイ入社し<ref name="超合金"/>、玩具模型事業部第一部に配属される<ref name="akiba">{{Cite web|date=2010-05-10|url=https://akiba-souken.com/article/26822/?page=1|title=ホビー業界インサイド第11回:超合金から食玩まで、オモチャに捧げた半世紀! トイ・デザイナー、野中剛インタビュー!|publisher=アキバ総研|pages= 1 - 3||accessdate=2016-07-19}}</ref>。村上克司の直系弟子として男児向け玩具を多く担当した。 |
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以後、「ガンダムクロス」、「リアルタイプガンダムクロス」(リアルタイプ~はキービジュアルも担当)などのガンダム玩具、『[[機動刑事ジバン]]』-『[[テツワン探偵ロボタック]]』までの[[メタルヒーローシリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[きんぎょ注意報!! ]]』、『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』以降の[[スーパー戦隊シリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[ウルトラマンティガ]]』以降の平成[[ウルトラシリーズ]]、『[[仮面ライダークウガ]]』-『[[仮面ライダーカブト]]』までの平成[[仮面ライダーシリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[出撃!マシンロボレスキュー]]』以降の[[マシンロボ]]シリーズ、『[[明日のナージャ]]』、[[超合金魂]]などを手がける。 |
『[[闘将!!拉麺男]]』の商品を手がけたのが初仕事であり、以後、「ガンダムクロス」、「リアルタイプガンダムクロス」(リアルタイプ~はキービジュアルも担当)などのガンダム玩具、『[[機動刑事ジバン]]』-『[[テツワン探偵ロボタック]]』までの[[メタルヒーローシリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[きんぎょ注意報!! ]]』、『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』以降の[[スーパー戦隊シリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[ウルトラマンティガ]]』以降の平成[[ウルトラシリーズ]]、『[[仮面ライダークウガ]]』-『[[仮面ライダーカブト]]』までの平成[[仮面ライダーシリーズ]]<ref name="宇147" />、『[[出撃!マシンロボレスキュー]]』以降の[[マシンロボ]]シリーズ、『[[明日のナージャ]]』、[[超合金魂]]などを手がける。 |
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初期の担当製品「スーパーロボット大作戦」(1990年発売)では、自ら所蔵していた[[ロマンアルバム]]などを資料に用いて、製品用画稿を手掛けている。1980年代後半から続いたレトロブームがあったとはいえ、玩具メーカーの担当マンがここまで積極的にマニアックな製品開発を手掛けたのは、当時としては極めて珍しいケースといえる<ref>超合金魂Z計画(アスキー・メディアワークス・刊)のロングインタビュー参照</ref>。 |
初期の担当製品「スーパーロボット大作戦」(1990年発売)では、自ら所蔵していた[[ロマンアルバム]]などを資料に用いて、製品用画稿を手掛けている。1980年代後半から続いたレトロブームがあったとはいえ、玩具メーカーの担当マンがここまで積極的にマニアックな製品開発を手掛けたのは、当時としては極めて珍しいケースといえる<ref>超合金魂Z計画(アスキー・メディアワークス・刊)のロングインタビュー参照</ref>。 |
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[[2001年]]からプレックスに6年間出向<ref name="akiba"/>。バンダイに戻った後、2010年にプレックス香港への転属を経て<ref name="akiba"/>、2011年3月にプレックスUSAに転属し、香港からカリフォルニア州に移住<ref>{{Cite journal|和書|author = 野中剛|year = 2011|month = 4|title = 世界の特撮から|journal = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume = Vol.132|page = 100|publisher = [[ホビージャパン]]|isbn=978-4798602134}}</ref>。アメリカでは[[パワーレンジャー]]シリーズ、『[[ベン10]]』、『[[ベイマックス]]』などを手がけた<ref name="akiba/">。2014年夏に日本に帰国<ref name="akiba"/>、退職しフリーになっている<ref name="宇147" /><ref name="戦W">{{Harvnb|戦隊Walker|2016|pp=110-111|loc=「スーパー戦隊TOYクリエーター証言集 02 野中剛」}}</ref>。 |
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最初期に超合金魂のコンセプトモデルを作成した井上剛(たけし)から引き継ぐ形でGX-01の製品フォーマット、ひいては超合金魂の製品コンセプトを大筋で固めたことでも知られる。『[[レンジャーズストライク]]』の一部イラストも手がけている。 |
最初期に超合金魂のコンセプトモデルを作成した井上剛(たけし)から引き継ぐ形でGX-01の製品フォーマット、ひいては超合金魂の製品コンセプトを大筋で固めたことでも知られる。『[[レンジャーズストライク]]』の一部イラストも手がけている。 |
2016年7月18日 (月) 20:37時点における版
野中 剛(のなか つよし、1966年1月26日[1] - )は日本の玩具工業デザイナー、プランナー、イラストレーター[2]。北海道生まれの神奈川県育ち。
東京デザイナー学院工業デザイン科卒[1]。かつてバンダイとプレックスに所属していた。村上克司の直系弟子。
プロフィール
東京デザイナー学院在学中に、当時フリーの企画プロダクションだったスタジオOXで、杉田篤彦らと共に『テレビマガジン』誌上で『トランスフォーマー』などのイラストを手がけ、学校卒業後1987年にバンダイ入社し[1]、玩具模型事業部第一部に配属される[3]。村上克司の直系弟子として男児向け玩具を多く担当した。
『闘将!!拉麺男』の商品を手がけたのが初仕事であり、以後、「ガンダムクロス」、「リアルタイプガンダムクロス」(リアルタイプ~はキービジュアルも担当)などのガンダム玩具、『機動刑事ジバン』-『テツワン探偵ロボタック』までのメタルヒーローシリーズ[2]、『きんぎょ注意報!! 』、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降のスーパー戦隊シリーズ[2]、『ウルトラマンティガ』以降の平成ウルトラシリーズ、『仮面ライダークウガ』-『仮面ライダーカブト』までの平成仮面ライダーシリーズ[2]、『出撃!マシンロボレスキュー』以降のマシンロボシリーズ、『明日のナージャ』、超合金魂などを手がける。
初期の担当製品「スーパーロボット大作戦」(1990年発売)では、自ら所蔵していたロマンアルバムなどを資料に用いて、製品用画稿を手掛けている。1980年代後半から続いたレトロブームがあったとはいえ、玩具メーカーの担当マンがここまで積極的にマニアックな製品開発を手掛けたのは、当時としては極めて珍しいケースといえる[4]。
2001年からプレックスに6年間出向[3]。バンダイに戻った後、2010年にプレックス香港への転属を経て[3]、2011年3月にプレックスUSAに転属し、香港からカリフォルニア州に移住[5]。アメリカではパワーレンジャーシリーズ、『ベン10』、『ベイマックス』などを手がけた引用エラー: <ref>
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最初期に超合金魂のコンセプトモデルを作成した井上剛(たけし)から引き継ぐ形でGX-01の製品フォーマット、ひいては超合金魂の製品コンセプトを大筋で固めたことでも知られる。『レンジャーズストライク』の一部イラストも手がけている。
連載
- 世界の特撮から(宇宙船 -vol.141)
- 特撮海外特派員(宇宙船 vol.142-vol.146)
- RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES(宇宙船 vol.147-)
脚注
- ^ a b c 「ロングインタビュー 野中 剛」『超合金魂 II バンダイキャラクタートイ大全集』徳間書店、2001年、68 - 83頁。ISBN 978-4197201365。
- ^ a b c d 宇宙船147 2014, p. 108, 「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第1回」
- ^ a b c “ホビー業界インサイド第11回:超合金から食玩まで、オモチャに捧げた半世紀! トイ・デザイナー、野中剛インタビュー!”. アキバ総研. pp. 1 - 3 (2010年5月10日). 2016年7月19日閲覧。
- ^ 超合金魂Z計画(アスキー・メディアワークス・刊)のロングインタビュー参照
- ^ 野中剛「世界の特撮から」『宇宙船』Vol.132、ホビージャパン、2011年4月、100頁、ISBN 978-4798602134。
参考文献
- 『宇宙船』Vol.147(WINTER 2015.冬)、ホビージャパン、2014年12月29日、ISBN 978-4-7986-0942-3。
- 構成:五十嵐浩司(TARKUS)、KADOKAWA、2016年4月12日。ISBN 978-4-04-894758-9。