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[[京都市]]出身で[[石川県]][[加賀市]]育ち。[[石川県立大聖寺高等学校]]、[[京都大学]][[文学部]]仏文学科卒業。 |
{{一次資料|section=1|date=2022-12}}[[京都市]]出身で[[石川県]][[加賀市]]育ち。[[石川県立大聖寺高等学校]]、[[京都大学]][[文学部]]仏文学科卒業。 |
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1955年に[[光文社]]に入社し雑誌『少女』の編集者となる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.20</REF>。のち雑誌『マイホーム』の創刊に関わる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.112、P.232</REF>。1962年に[[アジア経済研究所]]入社して雑誌『アジア経済』の編集長となる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.96</REF>。 |
1955年に[[光文社]]に入社し雑誌『少女』の編集者となる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.20</REF>。のち雑誌『マイホーム』の創刊に関わる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.112、P.232</REF>。1962年に[[アジア経済研究所]]入社して雑誌『アジア経済』の編集長となる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.96</REF>。 |
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1963年エッソ・スタンダード石油(現・[[ENEOS]])PR課に入社<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.111</REF>。 |
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1964年から[[PR誌]]『エナジー』を編集者として創刊して、11年間、編集者をつとめる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.135</REF>。大学時代の友人の[[小松左京]]や、[[梅棹忠夫]]などの[[京都大学人文科学研究所|京大人文研]]のメンバーに多く執筆を依頼し、PR誌を越えた雑誌として評価された<ref>詳細は『[[彷書月刊]]』2003年7月号:特集「PR誌の向こう側」</ref>。『エナジー』では会社PRは一切せず、当時としては先駆的な一冊一特集主義をとり、全40冊のうち33冊が他の出版社から単行本として刊行された<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.139</REF>。他に雑誌『オイルワールド』、エッソの社内報の編集も担当した<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.189</REF>。 |
1964年から[[PR誌]]『エナジー』を編集者として創刊して、11年間、編集者をつとめる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.135</REF>。大学時代の友人の[[小松左京]]や、[[梅棹忠夫]]などの[[京都大学人文科学研究所|京大人文研]]のメンバーに多く執筆を依頼し、PR誌を越えた雑誌として評価された<ref>詳細は『[[彷書月刊]]』2003年7月号:特集「PR誌の向こう側」</ref>。『エナジー』では会社PRは一切せず、当時としては先駆的な一冊一特集主義をとり、全40冊のうち33冊が他の出版社から単行本として刊行された<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.139</REF>。他に雑誌『オイルワールド』、エッソの社内報の編集も担当した<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.189</REF>。 |
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また1975年に石油危機により『エナジー』を廃刊して<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.192</REF>同年からから1982年まで『エナジー対話』を、1973年から1975年までエナジー叢書を刊行した<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.138</REF>。 |
また1975年に石油危機により『エナジー』を廃刊して<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.192</REF>同年からから1982年まで『エナジー対話』を、1973年から1975年までエナジー叢書を刊行した<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.138</REF>。 |
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自身の退社を予定として、1982年に『エナジー対話』を廃刊し、1983年に『エナジー小事典』を創刊<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.230</REF>。 |
自身の退社を予定として、1982年に『エナジー対話』を廃刊し、1983年に『エナジー小事典』を創刊<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.230</REF>。同年末に退社し、翌84年から文筆専業となる<REF>『編集者放浪記』(PHP文庫)P.230</REF>。 |
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代表作となった『言葉の海へ』は、近代日本最初の[[国語辞書]]『[[言海]]』を編んだ[[大槻文彦]]の生涯を描いた評伝。以後『島焼け』、『雪 古九谷』などの歴史小説、樹木・森・島・旅・雪などの自然、猫などをテーマにした随筆や児童向け図書、日本の伝統文化・風土を紹介した紀行・評論など約100冊を出版した。 |
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長男[[高田尚平]]は[[将棋棋士]]。次男[[高田雄太]]は[[イラストレーター]]。 |
長男[[高田尚平]]は[[将棋棋士]]。次男[[高田雄太]]は[[イラストレーター]]。 |
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*[[1978年]]に『言葉の海へ』(言語学者・[[大槻文彦]]の評伝)で[[大佛次郎賞]]と[[亀井勝一郎賞]]。 |
*[[1978年]]に『言葉の海へ』(言語学者・[[大槻文彦]]の評伝)で[[大佛次郎賞]]と[[亀井勝一郎賞]]。 |
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*[[1990年]]に『木に会う』で[[読売文学賞]]。 |
*[[1990年]]に『木に会う』で[[読売文学賞]]。 |
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*[[1995年]]に |
*[[1995年]]に雪国文化賞。 |
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*[[1996年]]に |
*[[1996年]]に旅の文化賞。 |
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==著書== |
==著書== |
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*『言葉の海へ』[[新潮社]] |
*『言葉の海へ』[[新潮社]] 1978、[[新潮文庫]](改版2018) |
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::文庫解説[[大岡信]]・改版解説[[金水敏]]、岩波同時代ライブラリー、洋泉社MC新書 |
::文庫解説[[大岡信]]・改版解説[[金水敏]]、他に岩波同時代ライブラリー、[[洋泉社]]MC新書 |
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*『本のある生活』新潮社 1979 |
*『本のある生活』新潮社 1979 |
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*『おや、旅だ!』新潮社 1981 |
*『おや、旅だ!』新潮社 1981 |
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*『われ山に帰る』新潮社 1982 |
*『われ山に帰る』新潮社 1982、岩波同時代ライブラリー 1990。[[小山勝清]]伝記 解説[[山口昌男]] |
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*『五十歳、いざ!』新潮社 1984 |
*『五十歳、いざ!』新潮社 1984 |
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*『言葉の影法師』[[筑摩書房]] 1984 のち文庫 |
*『言葉の影法師』[[筑摩書房]] 1984 のち文庫 |
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*『エッセーの書き方』[[講談社現代新書]] 1984 |
*『エッセーの書き方』[[講談社現代新書]] 1984 |
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*『雪日本心日本』[[中央公論社]] 1985 のち文庫 |
*『雪日本 心日本』[[中央公論新社|中央公論社]] 1985 のち中公文庫 解説[[加藤幸子 (作家)|加藤幸子]] |
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*『「吾輩は猫でもある」覚書き』[[講談社]] 1985 のち文庫、[[ちくま文庫]] |
*『「吾輩は猫でもある」覚書き』[[講談社]] 1985 のち[[講談社文庫]]、[[ちくま文庫]] |
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*『冬の花びら 雪博士[[中谷宇吉郎]]の一生』偕成社 1986 |
*『冬の花びら 雪博士[[中谷宇吉郎]]の一生』偕成社 1986 |
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*『遊びをせんとや』講談社 1986 |
*『遊びをせんとや』講談社 1986 |
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*『歩く旅風まかせ年まかせ』新潮社 1986 |
*『歩く旅 風まかせ年まかせ』新潮社 1986 |
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*『海上の王国』[[潮出版社]] 1986 |
*『海上の王国』[[潮出版社]] 1986 |
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*『雪古九谷 |
*『雪 古九谷』[[光文社]] 1987 のち学陽書房人物文庫。書き下ろし長編歴史小説 |
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*『雪恋い』新宿書房 1987 |
*『雪恋い』新宿書房 1987 |
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*『ときどき旅びと』講談社 1987 |
*『ときどき旅びと』講談社 1987 |
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*『編集者放浪記』[[リクルート出版]] 1988 のち[[PHP文庫]] |
*『編集者放浪記』[[リクルート出版]] 1988 のち[[PHP文庫]] |
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*『[[八ヶ岳]]・森の時間』リクルート出版 1989 |
*『[[八ヶ岳]]・森の時間』リクルート出版 1989 |
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*『木に会う』新潮社 1989 のち文庫 |
*『木に会う』新潮社 1989 のち新潮文庫 |
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*『もう一度読む』[[文化出版局]] 1989 |
*『もう一度読む』[[文化出版局]] 1989 |
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*『ふるさと再び』新潮社 1990 |
*『ふるさと再び』新潮社 1990 |
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*『花のあるミュージアム』[[開隆堂出版]] 1990 |
*『花のあるミュージアム』[[開隆堂出版]] 1990 |
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*『[[猪谷六合雄]] 人間の原型・合理主義自然人』 |
*『[[猪谷六合雄]] 人間の原型・合理主義自然人』 |
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::[[リブロポート]]「[[シリーズ民間日本学者]]」1990 |
::[[リブロポート]]「[[シリーズ民間日本学者]]」1990、[[平凡社ライブラリー]] 2001(改訂版)解説[[鶴見俊輔]] |
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*『日本語への処方箋』創拓社 1990 「ことばの処方箋」[[角川文庫]] |
*『日本語への処方箋』創拓社 1990 「ことばの処方箋」[[角川文庫]] |
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*『山へ帰った猫』[[PHP研究所]] 1991 |
*『山へ帰った猫』[[PHP研究所]] 1991 |
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*『森が消えるとき』[[徳間書店]] 1991 のち文庫 |
*『森が消えるとき』[[徳間書店]] 1991 のち徳間文庫 |
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*『面白い本ならある 本から本へ』創拓社 1991 |
*『面白い本ならある 本から本へ』創拓社 1991 |
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*『物と心の履歴書』講談社 1992 |
*『物と心の履歴書』講談社 1992 |
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*『野ゆき山ゆき海辺ゆき』徳間書店 1992 |
*『野ゆき山ゆき海辺ゆき』徳間書店 1992 |
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*『日本海繁盛記』[[岩波新書]] |
*『日本海繁盛記』[[岩波新書]] 1992 |
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*『大長編小説礼讃』徳間書店 1993 |
*『大長編小説礼讃』徳間書店 1993 |
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*『ほどよい距離の別天地 環東京十二景』[[都市出版]] 1993 |
*『ほどよい距離の別天地 環東京十二景』[[都市出版]] 1993 |
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*『和紙千年』[[東京書籍]] 1993 |
*『和紙千年』[[東京書籍]] 1993 |
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*『子供誌』新潮社 1993 |
*『子供誌』新潮社 1993、平凡社ライブラリー 1999 解説[[森まゆみ]] |
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*『田舎者の東京暮らし』筑摩書房 1993 |
*『田舎者の東京暮らし』筑摩書房 1993 |
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*『変身』TBSブリタニカ 1993 |
*『変身』TBSブリタニカ 1993 |
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*『岬へ』[[JTBパブリッシング|日本交通公社]] 1994 |
*『岬へ』[[JTBパブリッシング|日本交通公社]] 1994 |
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*『自然誌 |
*『自然誌 ネイチャーライティング』徳間書店 1994 |
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*『小さな博物館』日本交通公社 1994 |
*『小さな博物館』日本交通公社 1994 |
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*『信州すみずみ紀行 |
*『信州すみずみ紀行』新潮社 1994 のち[[中公文庫]] |
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*『草木虫魚録』[[福武書店]] 1994 |
*『草木虫魚録』[[ベネッセコーポレーション|福武書店]] 1994 |
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*『旅・忘れ残り』講談社 1994 |
*『旅・忘れ残り』講談社 1994 |
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*『花散歩 |
*『花散歩 美術館・博物館・植物園』廣済堂文庫 1994 |
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*『「もの」物語』[[ |
*『「もの」物語』[[廣済堂出版]] 1995 |
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*『海と川の物語』[[学陽書房]] 1996 |
*『海と川の物語』[[学陽書房]] 1996 |
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*『生命のよろこび [[ドリトル先生]]にまなぶ』[[新潮選書]] 1996 |
*『生命のよろこび [[ドリトル先生]]にまなぶ』[[新潮選書]] 1996 |
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*『にっぽん風景紀行』[[作品社]] 1997 |
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*『島焼け』新潮社 1997。1785年[[青ヶ島]]・天明の大噴火による全員離島から帰島までの約40年の伝記小説 |
*『島焼け』新潮社 1997。1785年[[青ヶ島]]・天明の大噴火による全員離島から帰島までの約40年の伝記小説 |
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*『雪を読む 『[[北越雪譜]]』に沿いながら |
*『雪を読む 『[[北越雪譜]]』に沿いながら 日本を知る』大巧社 1997 |
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*『荒ぶる自然 日本列島天変地異録』新潮社 1997 |
*『荒ぶる自然 日本列島天変地異録』新潮社 1997、苦楽堂 2016 |
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*『本との日々』ジャパン・ミックス 1997 |
*『本との日々』ジャパン・ミックス 1997 |
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*『出会う』[[清流出版]] 1998 |
*『出会う』[[清流出版]] 1998 |
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*『森に通う』創森社 1998 |
*『森に通う』創森社 1998 |
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*『ゆっくりと、旅』[[岩波書店]] 1998 |
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*『旅の図書館』白水社 1999 |
*『旅の図書館』白水社 1999 |
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*『山川草木紀行』新思索社 2000 |
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*『還暦後』清流出版 2000 |
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*『猫のしっぽ』新潮社 2000 |
*『猫のしっぽ』新潮社 2000 |
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*『文学と風土 北国名作探訪(上下)』シリーズ・ラジオ カルチャーアワー:[[NHK出版|日本放送出版協会]] 2001-02 |
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**改訂版『北国のこころ』日本放送出版協会 2002 |
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*『北国のこころ』日本放送出版協会 2002 |
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*『大空と大地へ還りゆく日は』[[河出書房新社]] 2003 |
*『大空と大地へ還りゆく日は』[[河出書房新社]] 2003 |
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*『アジア気持ちの楽な旅』[[大修館書店]] 2005 |
*『アジア 気持ちの楽な旅』[[大修館書店]] 2005 |
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*『木のことば森のことば』[[ちくまプリマー新書]] 2005 |
*『木のことば 森のことば』[[ちくまプリマー新書]] 2005 |
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*『大いなる人生』[[芸術新聞社]] 2007 |
*『大いなる人生』[[芸術新聞社]] 2007 ブックガイド |
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===共著・編著=== |
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*『三角宇宙』[[谷川俊太郎]]・[[よしもとばなな|吉本ばなな]]共著 青龍社 1990、[[朝日文庫]] 2011 |
*『三角宇宙』[[谷川俊太郎]]・[[よしもとばなな|吉本ばなな]]共著 青龍社 1990、[[朝日文庫]] 2011 |
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*『[[若山牧水|牧水紀行]]文集』[[彌生書房]] 1996 |
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*『こどもたちよ!』[[いわさきちひろ]]画 [[童心社]] 1996 |
*『こどもたちよ!』[[いわさきちひろ]]画 [[童心社]] 1996 |
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*『子供 |
*『子供 [[日本の名随筆]]別巻67』編 作品社 1996 |
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*『[[小山勝清]] 心の民俗誌 里山からのメッセージ』編 五曜書房 1998 |
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*『ブナの木の下で語ろう 鼎談21世紀をいかに生きるか』[[井出孫六]]・[[中野孝次]]共著 [[信濃毎日新聞社]] 1998 |
*『ブナの木の下で語ろう 鼎談21世紀をいかに生きるか』[[井出孫六]]・[[中野孝次]]共著 [[信濃毎日新聞社]] 1998 |
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[[Category:光文社の人物]] |
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高田 宏(たかだ ひろし、1932年8月24日 - 2015年11月24日)は日本の編集者・作家・随筆家。多くの著書がある。
来歴・人物
[編集]京都市出身で石川県加賀市育ち。石川県立大聖寺高等学校、京都大学文学部仏文学科卒業。
1955年に光文社に入社し雑誌『少女』の編集者となる[1]。のち雑誌『マイホーム』の創刊に関わる[2]。1962年にアジア経済研究所入社して雑誌『アジア経済』の編集長となる[3]。
1963年エッソ・スタンダード石油(現・ENEOS)PR課に入社[4]。
1964年からPR誌『エナジー』を編集者として創刊して、11年間、編集者をつとめる[5]。大学時代の友人の小松左京や、梅棹忠夫などの京大人文研のメンバーに多く執筆を依頼し、PR誌を越えた雑誌として評価された[6]。『エナジー』では会社PRは一切せず、当時としては先駆的な一冊一特集主義をとり、全40冊のうち33冊が他の出版社から単行本として刊行された[7]。他に雑誌『オイルワールド』、エッソの社内報の編集も担当した[8]。
1973年から梅棹の依頼で、国立民族学博物館の創設準備室の企画委員となる(委員長は小松左京)[9]。
また1975年に石油危機により『エナジー』を廃刊して[10]同年からから1982年まで『エナジー対話』を、1973年から1975年までエナジー叢書を刊行した[11]。
自身の退社を予定として、1982年に『エナジー対話』を廃刊し、1983年に『エナジー小事典』を創刊[12]。同年末に退社し、翌84年から文筆専業となる[13]。
代表作となった『言葉の海へ』は、近代日本最初の国語辞書『言海』を編んだ大槻文彦の生涯を描いた評伝。以後『島焼け』、『雪 古九谷』などの歴史小説、樹木・森・島・旅・雪などの自然、猫などをテーマにした随筆や児童向け図書、日本の伝統文化・風土を紹介した紀行・評論など約100冊を出版した。
他にも日本ペンクラブ理事、石川県九谷焼美術館館長、深田久弥山の文化館館長[14]をそれぞれ務め、また将棋ペンクラブ会長にも就いた。1998年から1999年まで、および2006年から2007年まで、将棋ペンクラブ大賞の選考委員をつとめた。
小諸・藤村文学賞、ゆきのまち幻想文学賞の審査員も務めていた。
2015年11月24日、肺がんのため死去[15]。83歳没。
受賞歴
[編集]著書
[編集]- 『本のある生活』新潮社 1979
- 『おや、旅だ!』新潮社 1981
- 『われ山に帰る』新潮社 1982、岩波同時代ライブラリー 1990。小山勝清伝記 解説山口昌男
- 『五十歳、いざ!』新潮社 1984
- 『言葉の影法師』筑摩書房 1984 のち文庫
- 『エッセーの書き方』講談社現代新書 1984
- 『雪日本 心日本』中央公論社 1985 のち中公文庫 解説加藤幸子
- 『「吾輩は猫でもある」覚書き』講談社 1985 のち講談社文庫、ちくま文庫
- 『冬の花びら 雪博士中谷宇吉郎の一生』偕成社 1986
- 『遊びをせんとや』講談社 1986
- 『歩く旅 風まかせ年まかせ』新潮社 1986
- 『海上の王国』潮出版社 1986
- 『雪 古九谷』光文社 1987 のち学陽書房人物文庫。書き下ろし長編歴史小説
- 『雪恋い』新宿書房 1987
- 『ときどき旅びと』講談社 1987
- 『編集者放浪記』リクルート出版 1988 のちPHP文庫
- 『八ヶ岳・森の時間』リクルート出版 1989
- 『木に会う』新潮社 1989 のち新潮文庫
- 『もう一度読む』文化出版局 1989
- 『ふるさと再び』新潮社 1990
- 『花のあるミュージアム』開隆堂出版 1990
- 『猪谷六合雄 人間の原型・合理主義自然人』
- リブロポート「シリーズ民間日本学者」1990、平凡社ライブラリー 2001(改訂版)解説鶴見俊輔
- 『日本語への処方箋』創拓社 1990 「ことばの処方箋」角川文庫
- 『山へ帰った猫』PHP研究所 1991
- 『森が消えるとき』徳間書店 1991 のち徳間文庫
- 『面白い本ならある 本から本へ』創拓社 1991
- 『物と心の履歴書』講談社 1992
- 『野ゆき山ゆき海辺ゆき』徳間書店 1992
- 『日本海繁盛記』岩波新書 1992
- 『大長編小説礼讃』徳間書店 1993
- 『ほどよい距離の別天地 環東京十二景』都市出版 1993
- 『和紙千年』東京書籍 1993
- 『子供誌』新潮社 1993、平凡社ライブラリー 1999 解説森まゆみ
- 『田舎者の東京暮らし』筑摩書房 1993
- 『変身』TBSブリタニカ 1993
- 『岬へ』日本交通公社 1994
- 『自然誌 ネイチャーライティング』徳間書店 1994
- 『小さな博物館』日本交通公社 1994
- 『信州すみずみ紀行』新潮社 1994 のち中公文庫
- 『草木虫魚録』福武書店 1994
- 『旅・忘れ残り』講談社 1994
- 『花散歩 美術館・博物館・植物園』廣済堂文庫 1994
- 『「もの」物語』廣済堂出版 1995
- 『こころの詩 たましいの歌』徳間書店 1996
- 『海と川の物語』学陽書房 1996
- 『生命のよろこび ドリトル先生にまなぶ』新潮選書 1996
- 『森へ行く日』マインドカルチャーセンター 1996
- 『にっぽん風景紀行』作品社 1997
- 『島焼け』新潮社 1997。1785年青ヶ島・天明の大噴火による全員離島から帰島までの約40年の伝記小説
- 『雪を読む 『北越雪譜』に沿いながら 日本を知る』大巧社 1997
- 『荒ぶる自然 日本列島天変地異録』新潮社 1997、苦楽堂 2016
- 『本との日々』ジャパン・ミックス 1997
- 『出会う』清流出版 1998
- 『島へ 12の旅の物語』小学館文庫 1998
- 『生きるよろこび 若い人たちへの21のメッセージ』ポプラ社(新・のびのび人生論) 1998
- 『森に通う』創森社 1998
- 『ゆっくりと、旅』岩波書店 1998
- 『旅の図書館』白水社 1999
- 『山川草木紀行』新思索社 2000
- 『還暦後』清流出版 2000
- 『猫のしっぽ』新潮社 2000
- 『文学と風土 北国名作探訪(上下)』シリーズ・ラジオ カルチャーアワー:日本放送出版協会 2001-02
- 改訂版『北国のこころ』日本放送出版協会 2002
- 『大空と大地へ還りゆく日は』河出書房新社 2003
- 『アジア 気持ちの楽な旅』大修館書店 2005
- 『木のことば 森のことば』ちくまプリマー新書 2005
- 『大いなる人生』芸術新聞社 2007 ブックガイド
共著・編著
[編集]- 『三角宇宙』谷川俊太郎・吉本ばなな共著 青龍社 1990、朝日文庫 2011
- 『森物語』水越武写真 世界文化社「ネイチャーブックス」1991、白水Uブックス 2000
- 『夜明け』水越武写真 丸善 1992
- 『私の山河』編 悠思社 1992
- 『友辞苑 心友へのいざない〈海外編〉』『―〈日本編〉』編 青龍社 1992
- 『水物語』水越武写真 DHC 1995。大著
- 『木遊び 10人の木のおもちゃ作家との対話から』戸田嘉昭写真 日本テレビ 1995
- 『ウェストンの森 上高地・島々谷の朝と夜』細川剛写真 日本テレビ 1996
- 『「あまカラ」抄』編(全3巻)冨山房百科文庫 1995-96
- 『牧水紀行文集』彌生書房 1996
- 『こどもたちよ!』いわさきちひろ画 童心社 1996
- 『子供 日本の名随筆別巻67』編 作品社 1996
- 『小山勝清 心の民俗誌 里山からのメッセージ』編 五曜書房 1998
- 『ブナの木の下で語ろう 鼎談21世紀をいかに生きるか』井出孫六・中野孝次共著 信濃毎日新聞社 1998
- 『祈りの木』阿部幹雄写真 飛鳥新社 1999
- 『東海道五十三次紀行 四〇〇年街道のドラマ 現代歴史視考』中里和人写真 黙出版 2001
脚注
[編集]- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.20
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.112、P.232
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.96
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.111
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.135
- ^ 詳細は『彷書月刊』2003年7月号:特集「PR誌の向こう側」
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.139
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.189
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.160
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.192
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.138
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.230
- ^ 『編集者放浪記』(PHP文庫)P.230
- ^ 深田久弥は同郷の先輩で親しい仲であり、『エナジー』にもたびたび執筆を依頼した。
- ^ 作家の高田宏さんが死去 大仏次郎賞を受賞 新潟日報 2015年12月1日閲覧