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6B23(ボディアーマー)
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'''6B23 (ロシア語: 6Б23)''' は主に[[ロシア連邦軍]]で使用されているボディーアーマー。 2003年に採用され、2014年頃に[https://en.m.wikipedia.org/w/index.php?title=6B45_ballistic_vest&diffonly=true 6B45]が採用されるまでロシア軍の標準ボディアーマーだった。2024年現在も複数のロシア軍部隊で使用されている。
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== 概要 ==
ロシア軍は6B23が採用されるまでの数年間にに6B11、6B12、6B11などを採用したしたもののロシア軍内で普及はせず、多様なボディーアーマーの採用によって兵站や補給に混乱をもたらす結果となった。6B23はこれらのボディーアーマーを統合し、さらに高性能へ再設計するため[[J]]NPP KlASS社によってによって開発され、のちにロシア軍に採用された。


== 性能 ==
ロシア軍は6B23が採用されるまでの数年間にに6B11、6B12、6B11などを採用したしたもののロシア軍内で普及はせず、多様なボディーアーマーの採用によって兵站や補給に混乱をもたらす結果となった。6B23はこれらのボディーアーマーを統合し、さらに高性能へ再設計するに NPP KlASS社によってによって開発され、のちにロシア軍に採用された。
6B23は30層のケブラー層の上に2枚の防弾プレートが重なっている構造で、容量が大きいため、追加でさらにプレートを挿入することが可能である。6B23の重量はプレートを2枚ほど入れた状態で10kg前後と、同世代の[[防弾チョッキ2型]]や[[IOTV]]、[[MTV (ボディアーマー)|MTV]]などのボディーアーマーと比べ軽量である<ref>{{Cite web |title=Bloomberg - Are you a robot? |url=https://www.bloomberg.com/tosv2.html?vid=&uuid=d413df7c-2af0-11ef-bbc7-c4524b7a3f91&url=L3Byb2ZpbGUvY29tcGFueS81MzY3NDQ5WjpSVQ== |website=bloomberg.com |access-date=2024-06-15}}</ref>。
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プレート未挿入時は[[NIJ規格]]でレベル2、セラミックプレート一枚挿入でレベル3A(スチールプレートの場合はレベル3)、セラミックプレート二枚挿入時でレベル4(スチールプレートの場合はレベル4以上)と言われている。またネックプロテクターの性能はGP-25で使用されるВОГ-25[[:ru:%D0%92%D0%9E%D0%93-25]]の破片や散弾を防ぐ程度とされている。<ref>{{Cite web |title=СОВРЕМЕННЫЕ АРМЕЙСКИЕ БРОНЕЖИЛЕТЫ, виды и характеристики бронежилетов |url=https://www.shovkunenko-book.ru/arsenal/sovremennye-armejskie-bronezhilety.html |website=www.shovkunenko-book.ru |access-date=2024-06-15}}</ref>

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=== 配備 ===
2003年から[[ロシア連邦軍]]に配備された。少量が[[第二次チェチェン紛争]]に投入され、[[南オセチア紛争 (2008年)]]で大々的に使用された。ロシア陸軍、[[ロシア空挺軍]]、[[ロシア海軍歩兵]]に集中的に配備され、より軽量化された物が海軍歩兵バージョンとして使用されている。

[[ドンバス戦争]]でも[[ドンバスの親ロシア派分離主義勢力]]によって運用されている。

2016年の[[シリア内戦]]でのロシア軍でも山岳フローラバージョンの使用が確認されている。

== ギャラリー ==
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== 脚注 ==
<references />

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[[Category:ロシア連邦の兵器]]
[[Category:ボディアーマー]]

2024年7月14日 (日) 21:54時点における最新版

6B23
2011年の演習での着用
種類ボディーアーマー
原産国ロシア
使用
使用期間2003-現在
使用者ロシア軍 ノヴォロシア軍  シリア軍 ベラルーシ軍
戦争
生産
デザイナーNPP KlASS
仕様
重量約10 kg(プレート挿入時) 約4kg(プレート未挿入時)

6B23ロシア語: 6Б23)は、主にロシア連邦軍で使用されているボディーアーマー。 2003年に採用され、2014年頃に6B45が採用されるまでロシア軍の標準ボディアーマーだった。2024年現在も複数のロシア軍部隊で使用されている。

概要

[編集]

ロシア軍は6B23が採用されるまでの数年間にに6B11、6B12、6B11などを採用したしたもののロシア軍内で普及はせず、多様なボディーアーマーの採用によって兵站や補給に混乱をもたらす結果となった。6B23はこれらのボディーアーマーを統合し、さらに高性能へ再設計するために JNPP KlASS社によってによって開発され、のちにロシア軍に採用された。

性能

[編集]

6B23は30層のケブラー層の上に2枚の防弾プレートが重なっている構造で、容量が大きいため、追加でさらにプレートを挿入することが可能である。6B23の重量はプレートを2枚ほど入れた状態で10kg前後と、同世代の防弾チョッキ2型IOTVMTVなどのボディーアーマーと比べ軽量である[1]

ロシア軍の女性兵における6B23の着用
6b23 防弾チョッキ2型 IOTV MTV
重量(プレート挿入時) 10kg 12kg 15.8kg 13kg
NIJ規格での防御力 3A〜4 3A〜4 レベル3〜4 レベル4
使用国 ロシア   日本 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国

プレート未挿入時はNIJ規格でレベル2、セラミックプレート一枚挿入でレベル3A(スチールプレートの場合はレベル3)、セラミックプレート二枚挿入時でレベル4(スチールプレートの場合はレベル4以上)と言われている。またネックプロテクターの性能はGP-25で使用されるВОГ-25ru:ВОГ-25の破片や散弾を防ぐ程度とされている。[2]

またVSR-98フローラ迷彩バージョンやEMRデジタルフローラ迷彩バージョン、砂漠フローラ迷彩バージョン、山岳フローラなどがある[3]

6B23でも使用されるEMR迷彩
6B23でも使用されるVSR-98フローラ迷彩

配備

[編集]

2003年からロシア連邦軍に配備された。少量が第二次チェチェン紛争に投入され、南オセチア紛争 (2008年)で大々的に使用された。ロシア陸軍、ロシア空挺軍ロシア海軍歩兵に集中的に配備され、より軽量化された物が海軍歩兵バージョンとして使用されている。

ドンバス戦争でもドンバスの親ロシア派分離主義勢力によって運用されている。

2016年のシリア内戦でのロシア軍でも山岳フローラバージョンの使用が確認されている。

ギャラリー

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アーセニー・パヴロフ中佐による着用
ロシア砲兵部隊による着用

脚注

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  1. ^ Bloomberg - Are you a robot?”. bloomberg.com. 2024年6月15日閲覧。
  2. ^ СОВРЕМЕННЫЕ АРМЕЙСКИЕ БРОНЕЖИЛЕТЫ, виды и характеристики бронежилетов”. www.shovkunenko-book.ru. 2024年6月15日閲覧。
  3. ^ Сравнительный обзор российских общевойсковых бронежилетов 6б23 и 6б45” (ロシア語). planet-today.ru. 2024年6月15日閲覧。