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「Cメール」の版間の差分

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*[[2011年]][[7月13日]]および[[8月4日]]のケータイアップデートにより、一部の文字拡張対応機種にて最大半角140文字(全角70文字)を送信可能となった。[[2011年]][[11月10日]]のアップデートで拡張された[[SOI11]]のように、後日拡張の対象となるスマートフォンも今後順次発生する予定。
*[[2011年]][[7月13日]]および[[8月4日]]のケータイアップデートにより、一部の文字拡張対応機種にて最大半角140文字(全角70文字)を送信可能となった。[[2011年]][[11月10日]]のアップデートで拡張された[[SOI11]]のように、後日拡張の対象となるスマートフォンも今後順次発生する予定。
*[[ISシリーズ]]のAndroid[[スマートフォン]]で、[[EMnet]]メールアプリをインストールした場合、Cメールアプリではなく、[[EMnet]]メールアプリにSMSとして受信する仕様となっている。なお、同アプリからCメール送信が可能。
*[[ISシリーズ]]のAndroid[[スマートフォン]]で、[[EMnet]]メールアプリをインストールした場合、Cメールアプリではなく、[[EMnet]]メールアプリにSMSとして受信する仕様となっている。なお、同アプリからCメール送信が可能。
*[[2012年]][[1月19日]]に、従来受信のみであった[[TSI12]]での送信対応を開始したが、旧800MHz帯エリアでの送信は非対応としている(同機種の場合、通話やパケット通信自体は、旧800MHz帯エリアでも利用可能)。


== 関連サービス ==
== 関連サービス ==

2012年1月19日 (木) 05:48時点における版

Cメール(英文:C-MailC-mail)は、KDDI沖縄セルラー電話のau携帯電話同士で、電話番号により全角50文字(及び100半角文字)までのメールが送れるショートメッセージサービス(SMS)である。機種により、全角70文字(及び140半角文字)まで送受信対応している場合もある。

ここでは、KDDI沖縄セルラー電話が提供するSMS(i)についても併せて詳述する。

サービス内容

EZwebの契約をしなくても、Cメールのサービスは受けることができる、というのが基本であるが、2011年販売開始のiPhone 4Sにおいては、SMS(i)と称するサービスとなり、IS NETコース(スマートフォンにおけるEZ WIN コースに相当する)を別途契約しないと利用できない。

SMSとしながらも、NTTドコモやソフトバンクモバイルのSMSが3GPPの仕様に準拠しているのとは対照的に、送信時にパケット通信を行うという特殊な技術仕様のため、3GPP2に準拠していない[1]。このことが原因で、海外製端末導入の障害になっていたが、2012年1月をめどに3GPP2に準拠するように変更される予定である[要出典]。また、2011年販売開始のiPhone 4Sにおいては、上述のように、SMS(i)という名称で同等のサービスが行われており、送信の際に送信料とは別に、パケット通信料(全角70文字の場合で約3パケットとされている)が発生する。文字数拡張に対応したCメールと異なり、1通で70文字越えの送信も可能だが、70文字ごとに1通分の送信料+パケット量が加算される仕組みとなっている。

受信時には回線交換方式が用いられ、EZwebメール受信時のトリガーともなる。災害や大規模イベントなどの回線輻輳時、パケット通信が利用可能な状況下でもEメールが自動受信しない現象が起こるが、これはau網におけるメール受信の基本が全て回線交換でEメールトリガーまたはCメール本文を受け取り、Eメールトリガーの場合はパケット通信に切り替えてメールをIMAPサーバーに取りに行くシステムとなっているためである。

回線交換時代の仕様を引き継ぎ、ぷりペイド専用端末へは発信者番号が通知されなかったが、発信者番号を表示するように順次切替え作業が行われる旨が2007年2月5日付けで発表された[2]

月額使用料

関東中部地方で契約された回線は無料。それ以外の地方ではEZwebサービス加入が必須で月額315円だったが、2006年2月20日から無料となった。

但し、2011年販売開始のiPhoneにおいてはIS NETコース加入が必須で、IS NETに自動的に加入することになる料金プラン(ISフラット等)で契約していない場合は、IS NET加入のために別途月額315円が必要。なお、スマートフォンでのパケット利用がまったく無かった月は、EZ WIN コースとして請求される。

送受信料金

  • 通常の回線からの送信 - 3.15円/通
    • ただし、送信者の基本料金がプランWシンプル/プランZシンプルに加入し、受信者がau電話の場合は無料。
  • ガク割、スマイルハート割引が適用される回線からの送信 - 1.575円/通
  • 同じ家族割グループ間での送信 - 無料
  • ぷりペイドからの送信 - 5円/通
  • iPhoneからの送信の場合、上記の送信料とは別に、パケット通信料(全角70文字の場合で約3パケット)が発生する。
  • 受信 - 無料

おしゃべりモード

リアルタイムでチャットできるサービス。2001年に発売されたC406Sが初めての対応機種で、2004年秋以降に発売された機種では非対応となった。2007年11月29日に終了。

ぷりペイド送信

ぷりペイドカードを使用した場合に使用する回線交換方式。ただし、ポストペイド契約の場合は、ぷりペイドカードの残高からの引き落としによる方法によってはできない。端末にこの機能が備わっていた場合であってもである。

その他

  • PDCで提供されていたプチメールαと相互に送り合うことが可能だった。
  • かつては、「Eメールお知らせ」として、EメールをCメールで受信することが可能だったが、スパムメール対策で一般ユーザーは使えなくなった。ただしEZメールの着信通知として、EZメール→Cメールへの転送は今でも可能[3]。またKDDIから送信されるCメールの一部では「Eメールお知らせ」がまだ使われている。
  • 10件までの同報(Eメールで言うところのCC)が可能だったが、同じくスパムメール対策で廃止された。
  • auの標準サービスとして提供されている「お留守番サービス」利用時に、お留守番センターに相手の電話が接続された場合及び伝言を残した場合に自分の携帯電話に知らせる、「着信お知らせ」・「伝言お知らせ」機能はCメールを利用して行われている。
  • 2008年3月25日からサービスを開始した緊急地震速報は、Cメールのメールボックスに着信する(これは、3GPP2が策定した方式に近い、「BroadcastSMS」と呼ばれる方式を利用していることによる)。Cメール自体のシステムには前述の回線交換利用という同時大量着信に向かない特徴があるため、緊急地震速報に求められる迅速な同報着信に対応するための改良がなされている。
  • 前述のようにNTTドコモソフトバンクモバイルをはじめ、国際的に普及しているSMSとは規格が異なるが、2011年7月13日よりNTTドコモ・ソフトバンクモバイル両社の端末にも電話番号にてメールを送れるようになった。
  • 2011年7月13日および8月4日のケータイアップデートにより、一部の文字拡張対応機種にて最大半角140文字(全角70文字)を送信可能となった。2011年11月10日のアップデートで拡張されたSOI11のように、後日拡張の対象となるスマートフォンも今後順次発生する予定。
  • ISシリーズのAndroidスマートフォンで、EMnetメールアプリをインストールした場合、Cメールアプリではなく、EMnetメールアプリにSMSとして受信する仕様となっている。なお、同アプリからCメール送信が可能。
  • 2012年1月19日に、従来受信のみであったTSI12での送信対応を開始したが、旧800MHz帯エリアでの送信は非対応としている(同機種の場合、通話やパケット通信自体は、旧800MHz帯エリアでも利用可能)。

関連サービス

脚注

  1. ^ C405SA以前の端末とプリペイド契約の端末は回線交換方式、C406S以降でポストペイ契約された端末は送信時のみパケット通信。
  2. ^ auからのお知らせ(2007.02.05)
  3. ^ 迷惑メール対策として「Cメール」サービスのご利用方法を変更(2003.2.28)

外部リンク