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==収録曲==
==収録曲==
#'''ENDLICHERI☆ENDLICHERI'''<br />(作曲:[[堂本剛|ENDLICHERI☆ENDLICHERI]])
#'''ENDLICHERI☆ENDLICHERI'''(4'38")<br />(作曲:[[堂本剛|ENDLICHERI☆ENDLICHERI]])
#:インスト曲。[[プログラミング (コンピュータ)|コンピューター・オペレーション]]が多用された楽曲。全体的に打ち込み音が使われており、アルバム1曲目としてのインパクトは十分な[[テクノ]]感漂う作品。生楽器は主にエレキギターのみである。
#:インスト曲。[[プログラミング (コンピュータ)|コンピューター・オペレーション]]が多用された楽曲。全体的に打ち込み音が使われており、アルバム1曲目としてのインパクトは十分な[[テクノ]]感漂う作品。生楽器は主にエレキギターのみである。
#'''故意'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''故意'''(6'49")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:歌詞の内容から、「故意」と「恋」をかけているものと見られる。
#:歌詞の内容から、「故意」と「恋」をかけているものと見られる。
#'''雄'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''雄'''(6'00")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:[[バンド (音楽)|バンド]]テイストの強い楽曲。
#:[[バンド (音楽)|バンド]]テイストの強い楽曲。
#'''闇喰いWind'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''闇喰いWind'''(4'02")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:イントロから繰り返されるギターと[[金管楽器|ブラス]]が特徴的な楽曲。
#:イントロから繰り返されるギターと[[金管楽器|ブラス]]が特徴的な楽曲。
#'''a happy love word'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''a happy love word'''(5'23")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:字あまりなメロディや歌詞、唸り上げるような力強い歌い方が印象深い楽曲。
#:字あまりなメロディや歌詞、唸り上げるような力強い歌い方が印象深い楽曲。
#'''16'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''16'''(4'36")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:女性目線の歌詞。
#'''Chance Comes Knocking.'''<br />(作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''Chance Comes Knocking.(3'33")'''<br />(作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:形式上はインストだが、剛の歌唱や[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]パートも収録されている。基本的に歌詞はないが、後のシングル「[[The Rainbow Star]]」でも使われるテンポの良いブラスや、パワフルなコーラスが収録されているアップテンポな楽曲に仕上がっている。
#:形式上はインストだが、剛の歌唱や[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]パートも収録されている。基本的に歌詞はないが、後のシングル「[[The Rainbow Star]]」でも使われるテンポの良いブラスや、パワフルなコーラスが収録されているアップテンポな楽曲に仕上がっている。
#'''御伽噺'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''御伽噺'''(5'30")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:タイトルは「おとぎばなし」と読む。
#:タイトルは「おとぎばなし」と読む。
#'''Six Pack'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''Six Pack'''(4'59")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:本作のリードトラック。[[テレビ朝日]]系[[音楽番組]]『[[ミュージックステーション (テレビ番組)|ミュージックステーション]]』で「ソメイヨシノ」での出演後、再登場し初披露された。
#:本作のリードトラック。[[テレビ朝日]]系[[音楽番組]]『[[ミュージックステーション (テレビ番組)|ミュージックステーション]]』で「ソメイヨシノ」での出演後、再登場し初披露された。
#'''[[ソメイヨシノ (シングル)|ソメイヨシノ (album version)]]'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''[[ソメイヨシノ (シングル)|ソメイヨシノ (album version)]]'''(7'00")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:1stシングル。本作ではアルバムバージョンとして収録されている。ちなみに『[sí:]』のリードシングル「ORIGINAL COLOR」もアルバムバージョンとして収録されていた。シングルバージョンの後奏に演奏が追加され、演奏時間は7分にも及ぶ。シングルではフェードアウトであったが、新録されきちんと終了する形になっているが、むしろこちらの方がオリジナルバージョンであり、シングルバージョンはショートバージョンであるとのこと。それ以外のアレンジはない。これは「ORIGINAL COLOR」も同じであった。なお、こちらは最後に僅かだが歌詞も追加されている。
#:1stシングル。本作ではアルバムバージョンとして収録されている。ちなみに『[sí:]』のリードシングル「ORIGINAL COLOR」もアルバムバージョンとして収録されていた。シングルバージョンの後奏に演奏が追加され、演奏時間は7分にも及ぶ。シングルではフェードアウトであったが、新録されきちんと終了する形になっているが、むしろこちらの方がオリジナルバージョンであり、シングルバージョンはショートバージョンであるとのこと。それ以外のアレンジはない。これは「ORIGINAL COLOR」も同じであった。なお、こちらは最後に僅かだが歌詞も追加されている。
#'''Coward'''<br />(作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''Coward'''(2'43")<br />(作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:タイトル曲でありインスト曲。[[木管楽器]]や[[トライアングル]]が使われているなど、本作では唯一とも言える明るく和やかな曲調である。演奏時間は2分43秒と本作では圧倒的に短いものである。
#:タイトル曲でありインスト曲。[[木管楽器]]や[[トライアングル]]が使われているなど、本作では唯一とも言える明るく和やかな曲調である。演奏時間は2分43秒と本作では圧倒的に短いものである。
#'''美しく在る為に''' ※通常盤にのみ収録<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''美しく在る為に'''(6'42") ※通常盤にのみ収録<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''これだけの日を跨いできたのだから'''<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#'''これだけの日を跨いできたのだから'''(7'05")<br />(作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
#:本人も非常に思い入れのある作品で、「THE RAINBOW STAR」公演では、必ずといっていいほど公演の最後に演奏された。
#:本人も非常に思い入れのある作品で、「THE RAINBOW STAR」公演では、必ずといっていいほど公演の最後に演奏された。



2007年3月17日 (土) 05:49時点における版

『Coward』
ENDLICHERI☆ENDLICHERIスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース 堂本剛
チャート最高順位
ゴールドディスク
ENDLICHERI☆ENDLICHERI アルバム 年表
Coward
(2006年)
Neo Africa Rainbow Ax(2007年)
テンプレートを表示

Coward』(カワード)はENDLICHERI☆ENDLICHERIのファーストアルバム2006年3月1日発売。発売元はジャニーズ・エンタテインメント

解説

KinKi Kidsは当初から2006年上半期はソロ活動を展開すると発表されており、2005年年末のシングルSNOW! SNOW! SNOW!』発売から、それぞれソロでの活動を開始した。

そのソロ活動の一環として、堂本剛ENDLICHERI☆ENDLICHERIの名義でソロプロジェクトを展開することとなる。その活動のターニングポイントでもあるオリジナルアルバムが本作である。この名義の由来や活動の概要などは堂本剛の項を参照のこと。

ソロ作品としては2004年のアルバム『[sí:]』以来2年ぶりとなる。2004年もKinKi Kidsとしての音楽活動を休止し、個々のソロ活動を展開していた(この際堂本光一は主に舞台での活動)。これが2002年以来2年ぶりとなっており、今回も同じく2年の間隔をあけてのソロ活動になっている。

先行シングル「ソメイヨシノ」を2月にリリース。こちらがオリコンシングルチャートで1位を記録している。本作はWaTの1stアルバム『卒業TIME ~僕らの始まり~』との同発となり、方や人気俳優同士のユニット、もう一方は人気アイドルユニットの1人のアルバムが同日発売と言うことで、話題になった。

結果的には僅差で本作がオリコンチャートで1位となり、WaTは2位に終わった。しかし、デイリーチャートでは終盤半数以上の日でWaTが1位になっており、もう1日集計期間が多ければ順位が入れ替わるほどの推移であった。その差は1981枚であり、2000枚を切るほどのオリコンチャートでも稀に見る僅差であった。

このようにシングル・アルバムともにオリコン1位になったことで、剛はKinKi Kids、J-FRIENDS、堂本剛、トラジ・ハイジ、ENDLICHERI☆ENDLICHERIの5つの名義でそれぞれ1位になったことになる。更に参加した作品では、KinKi名義の『KinKi Karaoke Single Selection』『F album』以外の作品、シングルでは全作品で1位を記録している。

順位は輝かしいものだが、セールスとしては突発した数字を残すことが出来ず、前アルバム『[sí:]』の売上を大分下回る結果になっている。デイリーチャートの推移や、初動売上と累計売上の比率を比べれば分かるように、やはりアイドル堂本剛としてのファンが集中して購入しているだけという流れは否定できない。

しかし、ソロ名義で発売した2枚のアルバムと同じく、本作でも独特の世界観やエレクトリックギターを基調としたサウンド、独創的な歌詞などが生かされている。KinKiの作品でも光一とともに自作曲を発表することはあるが、基本として提供曲を歌うアイドルとしての剛からは、想像できないほど暗く、そして激しい楽曲が主に収録されている。また、特徴として全体的に曲の演奏時間が長く、5分を超えるものはもちろん、6分から7分になるものまである。そのため、収録曲は全12曲(通常盤は13曲)であるが、それに対し収録時間が70分近いものと、収録曲数に対しては長めになっている。

コンセプトの違いもあるが、前作と大きく違っている事柄として、コンピューターオペレーションプログラミングなど打ち込み音が多用されている点である。打ち込み中心のテクノ風なサウンドに、ギターソロなども含んだエレキギターの演奏形態と言う楽曲が多い。これまで編曲・アレンジは参加ミュージシャンやアレンジャーなどが主体であったが、更に本作は編曲にも積極的に参加しており、剛の世界観がより濃く表されている。

もともとリードシングルは「The Rainbow Star」であった。最終的に「ソメイヨシノ」がシングルとして発売されたためこの曲は収録されなかったが、もしこちらがリードシングルであれば本作への収録もあったと考えられる。「The Rainbow Star」は後6月に2ndシングルとしてリリースされ、オリコンチャート1位を記録している。

タイトル『Coward』には英語で臆病者と言った意味がある。由来として、名義の由来でもある熱帯魚“エンドリケリー”(学名はポリプテルス・エンドリケリ・エンドリケリ)が臆病な魚であることと、剛自身もそう感じているからこのタイトルが付いた。

初回生産限定盤はスペシャルブックレット、ワイドジュエルケース付きの他、シングル「ソメイヨシノ」のPVを収録したDVD、剛がデザインしたエンドリケリー・エンドリケリーの組み立て式紙模型キットを封入。通常盤はジャケット違いで、ボーナストラック「美しく在る為に」を追加収録している。

プロデュースも自ら担当した本作は、前作と同じくインスト曲も含め全曲で自身も主にエレクトリックギターで演奏に参加している。

収録曲

  1. ENDLICHERI☆ENDLICHERI(4'38")
    (作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    インスト曲。コンピューター・オペレーションが多用された楽曲。全体的に打ち込み音が使われており、アルバム1曲目としてのインパクトは十分なテクノ感漂う作品。生楽器は主にエレキギターのみである。
  2. 故意(6'49")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    歌詞の内容から、「故意」と「恋」をかけているものと見られる。
  3. (6'00")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    バンドテイストの強い楽曲。
  4. 闇喰いWind(4'02")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    イントロから繰り返されるギターとブラスが特徴的な楽曲。
  5. a happy love word(5'23")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    字あまりなメロディや歌詞、唸り上げるような力強い歌い方が印象深い楽曲。
  6. 16(4'36")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    女性目線の歌詞。
  7. Chance Comes Knocking.(3'33")
    (作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    形式上はインストだが、剛の歌唱やコーラスパートも収録されている。基本的に歌詞はないが、後のシングル「The Rainbow Star」でも使われるテンポの良いブラスや、パワフルなコーラスが収録されているアップテンポな楽曲に仕上がっている。
  8. 御伽噺(5'30")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    タイトルは「おとぎばなし」と読む。
  9. Six Pack(4'59")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    本作のリードトラック。テレビ朝日音楽番組ミュージックステーション』で「ソメイヨシノ」での出演後、再登場し初披露された。
  10. ソメイヨシノ (album version)(7'00")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    1stシングル。本作ではアルバムバージョンとして収録されている。ちなみに『[sí:]』のリードシングル「ORIGINAL COLOR」もアルバムバージョンとして収録されていた。シングルバージョンの後奏に演奏が追加され、演奏時間は7分にも及ぶ。シングルではフェードアウトであったが、新録されきちんと終了する形になっているが、むしろこちらの方がオリジナルバージョンであり、シングルバージョンはショートバージョンであるとのこと。それ以外のアレンジはない。これは「ORIGINAL COLOR」も同じであった。なお、こちらは最後に僅かだが歌詞も追加されている。
  11. Coward(2'43")
    (作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    タイトル曲でありインスト曲。木管楽器トライアングルが使われているなど、本作では唯一とも言える明るく和やかな曲調である。演奏時間は2分43秒と本作では圧倒的に短いものである。
  12. 美しく在る為に(6'42") ※通常盤にのみ収録
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
  13. これだけの日を跨いできたのだから(7'05")
    (作詞・作曲:ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
    本人も非常に思い入れのある作品で、「THE RAINBOW STAR」公演では、必ずといっていいほど公演の最後に演奏された。

関連項目

前作
[sí:]
堂本剛のソロワークアルバム 次作
Neo Africa Rainbow Ax
オリコン週間アルバムチャート第1位
2006年3月13日
前作:
DREAMS COME TRUE
THE LOVE ROCKS
ENDLICHERI☆ENDLICHERI
Coward
次作:
倖田來未
BEST~second session~