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== 来歴 ==
== 来歴 ==
坂本尭之、テラ、峻洋がもともと組んでいたバンドの解散を経て<ref name="lisani20 p.108">[[#lisani20|『リスアニ』vol.20]], p.108.</ref>、峻洋が新たにヴォーカルのtakaoとギターの鳴風を探し当て、本バンドを2013年11月15日に結成<ref name="anican143"/>。鳴風は坂本が以前対バンしたこともあり尊敬していたギタリストで、takaoは峻洋が通っていた高校の年の離れた後輩だった<ref name="ro69 p.1"/>。メンバーは聴く人に強く訴えかけるような感情的な音楽を目指しているが<ref name="lisani20 p.108"/>、音楽性やジャンルを明確には定めていない<ref name="ro69 p.1"/>。
坂本尭之、テラ、峻洋がもともと組んでいたバンドの解散を経て<ref name="lisani20 p.108">[[#lisani20|『リスアニ』vol.20]], p.108.</ref>、峻洋が新たにヴォーカルの[[佐久間貴生|takao]]とギターの鳴風を探し当て、本バンドを2013年11月15日に結成<ref name="anican143"/>。鳴風は坂本が以前対バンしたこともあり尊敬していたギタリストで、takaoは峻洋が通っていた高校の年の離れた後輩だった<ref name="ro69 p.1"/>。メンバーは聴く人に強く訴えかけるような感情的な音楽を目指しているが<ref name="lisani20 p.108"/>、音楽性やジャンルを明確には定めていない<ref name="ro69 p.1"/>。


ライブハウスを中心にインディーズで活動したのち<ref name="anican143"/>、[[2015年]]にシングル「GLITTER DAYS」をリリースしメジャーデビュー<ref name="lisani20 p.108"/>。テレビアニメ『[[黒子のバスケ (アニメ)|黒子のバスケ]]』のエンディングテーマに起用された<ref name="lisani20 p.108"/>。 同シングルのカップリング曲「蛍火」はPSP・PS VITA用恋愛アドベンチャーゲーム『[[カレイドイヴ]]』エンディングテーマとしてタイアップされた<ref name="lisani20 p.109"/>。同年4月より各地を巡る「レコ発ツアー〜みなさん、コンにちはツアー〜」を行う<ref name="ro69 p.2">{{Cite web|author=高橋智樹|url=http://ro69.jp/feat/foxtails_201501/page:2|title=Fo'xTails ジャンルレスを掲げるロックバンドが切り開く景色とは?(2ページ目)|work=RO69|publisher=ロッキング・オン・ホールディングス|accessdate=2015-04-21}}</ref>。
ライブハウスを中心にインディーズで活動したのち<ref name="anican143"/>、[[2015年]]にシングル「GLITTER DAYS」をリリースしメジャーデビュー<ref name="lisani20 p.108"/>。テレビアニメ『[[黒子のバスケ (アニメ)|黒子のバスケ]]』のエンディングテーマに起用された<ref name="lisani20 p.108"/>。 同シングルのカップリング曲「蛍火」はPSP・PS VITA用恋愛アドベンチャーゲーム『[[カレイドイヴ]]』エンディングテーマとしてタイアップされた<ref name="lisani20 p.109"/>。同年4月より各地を巡る「レコ発ツアー〜みなさん、コンにちはツアー〜」を行う<ref name="ro69 p.2">{{Cite web|和書|author=高橋智樹|url=https://rockinon.com/feat/foxtails_201501/page:2|title=Fo'xTails ジャンルレスを掲げるロックバンドが切り開く景色とは?(2ページ目)|work=RO69|publisher=ロッキング・オン・ホールディングス|accessdate=2015-04-21}}</ref>。

2018年5月6日、同年8月1日の「Make One’s Last Day」[[代官山UNIT]]でのワンマン公演をもって解散することを発表。

2020年2月10日、[[佐久間貴生|takao]]が「[[佐久間貴生]]」名義で声優活動を開始することが発表された。<ref>{{Cite web |title=https://twitter.com/Takao_sakuma811/status/1226793297764438018 |url=https://twitter.com/Takao_sakuma811/status/1226793297764438018 |website=X (formerly Twitter) |access-date=2023-10-11 |language=ja}}</ref>2021年1月13日にはテレビアニメ『[[スケートリーディング☆スターズ]]』オープニングテーマ「Chase the core」でソロデビュー。<ref>{{Cite web |title=佐久間貴生 {{!}} Artist |url=https://www.lantis.jp/artist/sakumatakao/news_1594954799.html.html |website=Lantis web site |access-date=2023-10-11 |language=ja}}</ref>以降は声優、俳優、歌手と多方面で活動。<ref>{{Cite web |title=第274回 ゲスト:佐久間貴生 |url=https://www.bs11.jp/lineup/2021/01/post-11490.html#:~:text=%E3%81%AECD%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%EF%BC%81-,%E6%AD%8C%E6%89%8B,-%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%9A |website=www.bs11.jp |access-date=2023-10-11}}</ref>


== バンド名の由来 ==
== バンド名の由来 ==
バンド名のFo'xは動物だとキャラクター的なイメージが浮かびやすく、バンド名であまり使われていない動物を考えていた時に狐が浮かび、Tailsについては、狐を調べていくうちに妖狐から連想された九尾の狐の力が貯まっていくほどに尻尾の数が増えていく事から尻尾が増えれば増えるほどバンドも成長していけるという意味合いを込めてFo'xTailsになった<ref>{{Cite web|url=http://www.jungle.ne.jp/sp_post/207-foxtails/|title=Fo’xTails Special Interview Part 1|publisher=ジャングル・ライフ|accessdate=2015-04-29}}</ref>。
バンド名のFo'xは動物だとキャラクター的なイメージが浮かびやすく、バンド名であまり使われていない動物を考えていた時に狐が浮かび、Tailsについては、狐を調べていくうちに妖狐から連想された九尾の狐の力が貯まっていくほどに尻尾の数が増えていく事から尻尾が増えれば増えるほどバンドも成長していけるという意味合いを込めてFo'xTailsになった<ref>{{Cite web|url=http://www.jungle.ne.jp/sp_post/207-foxtails/|title=Fo’xTails Special Interview Part 1|publisher=ジャングル・ライフ|accessdate=2015-04-29}}</ref>。


== 音楽性 ==
== 音楽性 ==
『ロッキング・オン』の高橋智樹は「ラウド・ロックのエッジ感やエレクトロコアの鮮烈さ」といったロックの要素を垣間見ることができるとし、「ポップ感とエモーショナルな訴求力」もある「ジャンルレスを掲げるロックバンド」と定めた<ref name="ro69 p.1"/>。リアルサウンドの佐藤優香は、彼らの音楽を「ポップでメロディアスな楽曲」・「重厚な演奏」と表現し、個性的でエンターテイメント性のあるライブ・パフォーマンスについて肯定的な言及をしている<ref name="Real_Sound">{{Cite web|author=佐藤優香|date=2015-02-04|url=http://realsound.jp/2015/02/post-2408.html|title=『黒子のバスケ』ED曲で知名度上昇 アニソン界が生んだ新たな実力派=Fo'xTailsとは?|work=Real Sound|publisher=サイゾー|accessdate=2015-04-21}}</ref>。具体的には「会場を一体にするパフォーマンスをしたかと思えば、時にはクールでアグレッシブなステージングを披露し、様々な顔を見せる」と言及し、音楽的に成熟していない「『若手』のイメージを覆すほどのエンターテイメント性がある」と述べ、「“妖狐”のように魅惑的」なパフォーマンスと表現した<ref name="Real_Sound"/>。またメジャーデビュー作品にタイアップが付いたことについても、彼らの実力を考慮すれば当然の結果だと評価した<ref name="Real_Sound"/>。さらに個々のメンバーについて、ボーカルの持つ歌唱技術に快い「伸びやかな高音」・「パワフルな歌唱力」を挙げ、幅広いジャンルの楽曲に対応しているとし、他のアーティストのサポートを行っているギターとベースについては「経験豊富」と踏まえた上で、「テクニカルな」バンドサウンドを作りあげていると評した<ref name="Real_Sound"/>。
『ロッキング・オン』の高橋智樹は「ラウド・ロックのエッジ感やエレクトロコアの鮮烈さ」といったロックの要素を垣間見ることができるとし、「ポップ感とエモーショナルな訴求力」もある「ジャンルレスを掲げるロックバンド」と定めた<ref name="ro69 p.1"/>。リアルサウンドの佐藤優香は、彼らの音楽を「ポップでメロディアスな楽曲」・「重厚な演奏」と表現し、個性的でエンターテイメント性のあるライブ・パフォーマンスについて肯定的な言及をしている<ref name="Real_Sound">{{Cite web|和書|author=佐藤優香|date=2015-02-04|url=https://realsound.jp/2015/02/post-2408.html|title=『黒子のバスケ』ED曲で知名度上昇 アニソン界が生んだ新たな実力派=Fo'xTailsとは?|work=Real Sound|publisher=サイゾー|accessdate=2015-04-21}}</ref>。具体的には「会場を一体にするパフォーマンスをしたかと思えば、時にはクールでアグレッシブなステージングを披露し、様々な顔を見せる」と言及し、音楽的に成熟していない「『若手』のイメージを覆すほどのエンターテイメント性がある」と述べ、「“妖狐”のように魅惑的」なパフォーマンスと表現した<ref name="Real_Sound"/>。またメジャーデビュー作品にタイアップが付いたことについても、彼らの実力を考慮すれば当然の結果だと評価した<ref name="Real_Sound"/>。さらに個々のメンバーについて、ボーカルの持つ歌唱技術に快い「伸びやかな高音」・「パワフルな歌唱力」を挙げ、幅広いジャンルの楽曲に対応しているとし、他のアーティストのサポートを行っているギターとベースについては「経験豊富」と踏まえた上で、「テクニカルな」バンドサウンドを作りあげていると評した<ref name="Real_Sound"/>。


== メンバー ==
== メンバー ==
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! 名前 !! 読み !! 担当パート
! 名前 !! 読み !! 担当パート
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| takao || タカオ || [[ボーカル|Vocal]]
| [[佐久間貴生|takao]] || タカオ || [[ボーカル|Vocal]]
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| 鳴風 || なるかぜ || [[ギター|Guitar]]
| 鳴風 || なるかぜ || Screaming vocal&[[ギター|guitar]]
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| colspan="2" style="text-align:center"|テラ || Guitar&Programming
| colspan="2" style="text-align:center"|テラ || Guitar&[[ミュージックシーケンサー|programming]]
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| 坂本尭之 || さかもとたかゆき || [[ベース (弦楽器)|Bass]]
| 坂本尭之 || さかもとたかゆき || [[ベース (弦楽器)|Bass]]
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| 峻洋 || たかひろ || [[ドラムセット|Drums]] || 2016年5月7日のライブ後脱退<ref>[http://xfoxtailsx.com/news/2016/04/29/309 Fo'xTailsから大切なお知らせ / NEWS / Fox Tails]</ref>
| 峻洋 || たかひろ || [[ドラムセット|Drums]] || 2016年5月7日のライブ後脱退<ref>[http://xfoxtailsx.com/news/2016/04/29/309 Fo'xTailsから大切なお知らせ / NEWS / Fox Tails]</ref>
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== ディスコグラフィー ==
== ディスコグラフィー ==
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| '''RULER GAME'''
| '''RULER GAME'''
| LACM-14619
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| 2018年5月23日
| '''アトリア'''
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! 枚 !! 発売日 !! タイトル !! 規格品番 !! 最高位
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! 1st
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| '''[[INCEPTION]]'''
| LACA-35615【初回限定盤(CD+DVD)】<br>LACA-15615【通常盤(CDのみ)】
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==== タイアップ ====
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! 楽曲 !! タイアップ!! 時期
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| GLITTER DAYS || テレビアニメ『[[黒子のバスケ]]』第3期エンディングテーマ|| rowspan="3"| 2015年
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| Innocent Graffiti || テレビアニメ『[[純情ロマンチカ3]]』オープニングテーマ
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| MONSTERS || テレビアニメ『バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>』エンディングテーマ
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| Contrast || テレビアニメ『[[Dimension W]]』エンディングテーマ|| rowspan="2"| 2016年
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| The LiBERTY || テレビアニメ『[[はんだくん]]』オープニングテーマ
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| RULER GAME || テレビアニメ『[[時間の支配者]]』オープニングテーマ|| rowspan="1"| 2017年
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| アトリア || テレビアニメ『[[食戟のソーマ 餐ノ皿]]』遠月列車篇エンディングテーマ|| rowspan="1"| 2018年
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[Rey (バンド)]]
* [[Rey (バンド)]]
* [[茅原実里]] - 2013年~2014年の一時期、坂本がサポートバンド「CMB」に参加していたことがある。また、鳴風も参加したことがある。
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://xfoxtailsx.com Fo'xTails] Fo'xTails公式サイト
* [http://xfoxtailsx.com Fo'xTails] Fo'xTails公式サイト
*[http://www.lantis.jp/artist.php?id=8bd3c1e6ff1bb14a76ed97fdb5716b81 Fo'xTails] Lantis公式
* [https://www.lantis.jp/artist/foxtails/ Fo'xTails] Lantis公式
*[http://www.iwill-music.co.jp/artist/foxtails Fo'xTails] アイウィル公式
* [http://www.iwill-music.co.jp/artist/foxtails Fo'xTails] アイウィル公式
*{{Twitter|FoxTails_kon}}
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* [https://ameblo.jp/everlast-narukaze/ 鳴風オフィシャルブログ「ギターとロードバイクは似てる」]


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2023年11月4日 (土) 05:38時点における最新版

Fo'xTails
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック[1]
活動期間 2013年[2] - 2018年
レーベル Lantis(2015年[3] - 2018年)
事務所 ハイウェイスター
メンバー takaoボーカル
鳴風(ボーカル・ギター
テラ(ギター・プログラミング
坂本尭之(ベース
旧メンバー 峻洋(ドラムス

Fo'xTails(フォックステイルズ[3])は、日本の4人組ロックバンド[1]2015年Lantisよりメジャーデビュー[3]

来歴

[編集]

坂本尭之、テラ、峻洋がもともと組んでいたバンドの解散を経て[4]、峻洋が新たにヴォーカルのtakaoとギターの鳴風を探し当て、本バンドを2013年11月15日に結成[2]。鳴風は坂本が以前対バンしたこともあり尊敬していたギタリストで、takaoは峻洋が通っていた高校の年の離れた後輩だった[1]。メンバーは聴く人に強く訴えかけるような感情的な音楽を目指しているが[4]、音楽性やジャンルを明確には定めていない[1]

ライブハウスを中心にインディーズで活動したのち[2]2015年にシングル「GLITTER DAYS」をリリースしメジャーデビュー[4]。テレビアニメ『黒子のバスケ』のエンディングテーマに起用された[4]。 同シングルのカップリング曲「蛍火」はPSP・PS VITA用恋愛アドベンチャーゲーム『カレイドイヴ』エンディングテーマとしてタイアップされた[3]。同年4月より各地を巡る「レコ発ツアー〜みなさん、コンにちはツアー〜」を行う[5]

2018年5月6日、同年8月1日の「Make One’s Last Day」代官山UNITでのワンマン公演をもって解散することを発表。

2020年2月10日、takaoが「佐久間貴生」名義で声優活動を開始することが発表された。[6]2021年1月13日にはテレビアニメ『スケートリーディング☆スターズ』オープニングテーマ「Chase the core」でソロデビュー。[7]以降は声優、俳優、歌手と多方面で活動。[8]

バンド名の由来

[編集]

バンド名のFo'xは動物だとキャラクター的なイメージが浮かびやすく、バンド名であまり使われていない動物を考えていた時に狐が浮かび、Tailsについては、狐を調べていくうちに妖狐から連想された九尾の狐の力が貯まっていくほどに尻尾の数が増えていく事から「尻尾が増えれば増えるほどバンドも成長していける」という意味合いを込めてFo'xTailsになった[9]

音楽性

[編集]

『ロッキング・オン』の高橋智樹は「ラウド・ロックのエッジ感やエレクトロコアの鮮烈さ」といったロックの要素を垣間見ることができるとし、「ポップ感とエモーショナルな訴求力」もある「ジャンルレスを掲げるロックバンド」と定めた[1]。リアルサウンドの佐藤優香は、彼らの音楽を「ポップでメロディアスな楽曲」・「重厚な演奏」と表現し、個性的でエンターテイメント性のあるライブ・パフォーマンスについて肯定的な言及をしている[10]。具体的には「会場を一体にするパフォーマンスをしたかと思えば、時にはクールでアグレッシブなステージングを披露し、様々な顔を見せる」と言及し、音楽的に成熟していない「『若手』のイメージを覆すほどのエンターテイメント性がある」と述べ、「“妖狐”のように魅惑的」なパフォーマンスと表現した[10]。またメジャーデビュー作品にタイアップが付いたことについても、彼らの実力を考慮すれば当然の結果だと評価した[10]。さらに個々のメンバーについて、ボーカルの持つ歌唱技術に快い「伸びやかな高音」・「パワフルな歌唱力」を挙げ、幅広いジャンルの楽曲に対応しているとし、他のアーティストのサポートを行っているギターとベースについては「経験豊富」と踏まえた上で、「テクニカルな」バンドサウンドを作りあげていると評した[10]

メンバー

[編集]
名前 読み 担当パート
takao タカオ Vocal
鳴風 なるかぜ Screaming vocal&guitar
テラ Guitar&programming
坂本尭之 さかもとたかゆき Bass

名前と担当パートについては[3]を参照した。

元メンバー

[編集]
名前 読み 担当パート 備考
峻洋 たかひろ Drums 2016年5月7日のライブ後脱退[11]


ディスコグラフィー

[編集]

インディーズ

[編集]

ミニアルバム

[編集]
  • 1st『VenerY』(2013年11月発売、ライブ会場限定[1])
  • 2nd『UnleasH』(2014年4月発売、ライブ会場限定[1])

メジャー

[編集]

シングル

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2015年2月4日 GLITTER DAYS LACM-14301 54位
2nd 2015年7月22日 Innocent Graffiti LACM-14374 135位
3rd 2015年10月28日 MONSTERS LACM-14402 200位圏外
4th 2016年2月3日 Contrast LACM-14436 103位
5th 2016年8月3日 The LiBERTY LACM-14516 178位
6th 2017年7月26日 RULER GAME LACM-14619 183位
7th 2018年5月23日 アトリア LACM-14765 153位

アルバム

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2016年12月14日 INCEPTION LACA-35615【初回限定盤(CD+DVD)】
LACA-15615【通常盤(CDのみ)】
163位

タイアップ

[編集]
楽曲 タイアップ 時期
GLITTER DAYS テレビアニメ『黒子のバスケ』第3期エンディングテーマ 2015年
Innocent Graffiti テレビアニメ『純情ロマンチカ3』オープニングテーマ
MONSTERS テレビアニメ『バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>』エンディングテーマ
Contrast テレビアニメ『Dimension W』エンディングテーマ 2016年
The LiBERTY テレビアニメ『はんだくん』オープニングテーマ
RULER GAME テレビアニメ『時間の支配者』オープニングテーマ 2017年
アトリア テレビアニメ『食戟のソーマ 餐ノ皿』遠月列車篇エンディングテーマ 2018年

ライブ・イベント

[編集]
名前 日付 会場 出典
”「GLITTER DAYS」レコ発〜みなさん、コンにちはツアー〜” 2015年4月3日 千葉LOOK(千葉県) [5]
2015年4月8日 HOOK SENDAI(宮城県)
2015年4月10日 盛岡the five morioka(岩手県)
2015年4月14日 名古屋 CLUB UPSET(愛知県)
2015年4月15日 神戸VARIT.(兵庫県)
2015年4月16日 OSAKA MUSE(大阪府)
2015年4月17日 浜松FORCE(静岡県)
2015年4月29日 渋谷RUIDO K2(東京都)
”『GRANRODEO 10th ANNIVERSARY FES ROUND GR 2015』” 2015年6月5日 (金)、6月6日 (土) 東京体育館(東京都)
” Fo’xTails presents「キツネ祭り」” 2015年8月14日 渋谷RUIDO K2(東京都)
” Fo’xTails 2周年記念ツアー「Fo’xTails 2 END 3 BEGINNING tour 〜Whole body and SOUL “1”〜” 2015年10月1日(木) 盛岡the five morioka(岩手県)
2015年10月2日(金) 仙台・HOOK SENDAI(宮城県)
2015年10月4日(日) 新潟・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE(新潟県)
2015年10月5日(月) 金沢・vanvanV4(石川県)
2015年10月8日(木) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3(埼玉県)
2015年10月9日(金) 水戸・club SONIC mito(茨城県)
2015年10月19日(月) 名古屋・今池CLUB 3STAR(愛知県)
and more
” Fo’xTails 2周年記念ワンマンライブ「Fo’xTails 2nd ONE-MAN LIVE 〜2 END 3 BEGINNING〜」” 2015年11月15日(日) 新宿MARZ(東京都)

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 高橋智樹. “Fo'xTails ジャンルレスを掲げるロックバンドが切り開く景色とは?(1ページ目)”. RO69. ロッキング・オン・ホールディングス. 2015年4月21日閲覧。
  2. ^ a b c 『アニカン』vol.143, p.24.
  3. ^ a b c d e 『リスアニ』vol.20, p.109.
  4. ^ a b c d 『リスアニ』vol.20, p.108.
  5. ^ a b 高橋智樹. “Fo'xTails ジャンルレスを掲げるロックバンドが切り開く景色とは?(2ページ目)”. RO69. ロッキング・オン・ホールディングス. 2015年4月21日閲覧。
  6. ^ https://twitter.com/Takao_sakuma811/status/1226793297764438018”. X (formerly Twitter). 2023年10月11日閲覧。
  7. ^ 佐久間貴生 | Artist”. Lantis web site. 2023年10月11日閲覧。
  8. ^ 第274回 ゲスト:佐久間貴生”. www.bs11.jp. 2023年10月11日閲覧。
  9. ^ Fo’xTails Special Interview Part 1”. ジャングル・ライフ. 2015年4月29日閲覧。
  10. ^ a b c d 佐藤優香 (2015年2月4日). “『黒子のバスケ』ED曲で知名度上昇 アニソン界が生んだ新たな実力派=Fo'xTailsとは?”. Real Sound. サイゾー. 2015年4月21日閲覧。
  11. ^ Fo'xTailsから大切なお知らせ / NEWS / Fox Tails

参考文献

[編集]
  • えびさわなち(インタビュー:大用尚宏〈クリエンタ〉)「PICK UP ARTIST 04 Fo'x Tails」『リスアニ』Vol.20、エムオン・エンタテインメント、2015年2月、108 - 109頁、ISBN 978-4-7897-7225-9、雑誌コード 65886-95。 
  • 塚越淳一(FAMiLIES)「Fo'xTails」『アニカン』Vol.143、MG2、2015年1月16日、24頁。 

関連項目

[編集]
  • Rey (バンド)
  • 茅原実里 - 2013年~2014年の一時期、坂本がサポートバンド「CMB」に参加していたことがある。また、鳴風も参加したことがある。

外部リンク

[編集]