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LEOC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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株式会社LEOC
LEOC Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
東証JQ 2366
2009年3月26日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
100-0004
東京都千代田区大手町1丁目1番3号 大手センタービル16階
設立 2003年8月1日
業種 サービス業
法人番号 7010401086168 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役会長兼社長 小野寺裕司
資本金 5000万円
決算期 3月31日
主要株主 株式会社ONODERA GROUP ホールディングス 100%
外部リンク https://www.leoc-j.com/
特記事項:現法人は、2003年8月1日設立の株式会社レオックジャパンが、2011年4月に地域事業会社を合併し商号変更したもの。初代法人(1983年4月設立)は、2009年9月に株式会社小野寺事務所と合併し消滅。
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LEOC(レオック)は、学校・病院給食や企業の食堂などの管理・運営を行う企業。ONODERA GROUP(おのでらグループ)の中核企業で、サッカークラブの横浜FCの親会社でもある。

概略

  • 社名のLEOCは「Life Expert Offer Contribution」から取ったものであり、給食事業を通して私たちの日々の暮らし・社会に貢献できる企業姿勢を打ち出している。

沿革

  • 前身は北海道札幌市にあった「メディカルサポート」で、1983年に設立。
  • 当初は北海道を中心に展開していたが、1995年8月埼玉県深谷市での受託事業開始を皮切りに全国展開を開始し、三菱商事の出資も受け、各地の病院給食の管理・運営会社を次々と買収。
  • 2001年10月、三菱商事系の同業会社であるソデックスコーポレーションと合併し、「ソデッソジャパン」に社名を変更。
  • 2002年にはダイエー系の給食管理会社・キャプテンクックを傘下におさめた。
  • 2003年8月、ソデッソジャパンが単独株式移転で持株会社株式会社レオックジャパン」を設立。10月には持株会社傘下に各地の地域事業会社を設け、レオックジャパングループが確立。
  • 2004年10月、東海地方の事業会社・レオック東海を東海旅客鉄道(JR東海)との合弁にて設立。
  • 2007年7月、「株式会社LEOC(初代)」を親会社、レオックジャパンを中間持株会社とする形にグループ組織を変更。
  • 2009年3月マネジメント・バイアウト(MBO)により、LEOC(初代)が上場廃止。さらに同年9月、LEOC(初代)は新設された「株式会社小野寺事務所」と合併し消滅した。なおグループ組織の形態は、持株会社が小野寺事務所となった以外は従前同様。
  • 2010年2月、本社を港区東新橋に移転。
  • 2011年4月、レオックジャパンがレオック東海を除く地域会社・レオックサービス・レオックヒューマンケアを吸収合併、「株式会社LEOC(2代目)」に商号変更。旧事業会社の営業エリアを18支店に再編。
  • 2011年5月、LEOC(2代目)がレオック東海を吸収合併、東海支店を新設。
    • 上記のように、グループ内の合併等が非常に多く、企業体の変遷が複雑である。
  • 2013年、横浜市をホームタウンに実業団サッカークラブ『LEOC FC』を創設[1]。創設当初からJFLを目指すべく戦っていたが、仕事との両立の困難もあって安定できずにいたが、2019年からは親会社であるLEOCからの本格的なバックアップを受ける形で改めてJFLを目指すこととなった。
  • 2018年4月、LEOC、フィートホールディングス、GINZA ONODERA、PWホールディングス、ONODERAホールディングスの5社で「ONODERA GROUP」を結成[1]
  • 2018年8月、受託先で提供した給食により、腸管出血性大腸菌O157の感染による食中毒事故が発生[2]
  • 2020年11月、受託先である東京都内の病院において、ウエルシュ菌による下痢の症状を発症する食中毒事故が35名の利用者に発生[3]
  • 2023年1月、受託先である神奈川県内の保育園において、おやつとして提供した「洋風きんとん」に、長さ約1.5センチメートルの釘状の異物1点が混入する事故が発生[4]
  • 2024年9月、ONODERA GROUPがアサヒグループホールディングスが保有しているなだ万の全株式を取得し、グループ入りする予定[5][6]

ONODERA GROUPの傘下企業

  • ONODERA GROUPホールディングス - 現在の持株会社
  • LEOC - 2代目LEOC(旧・レオックジャパン)。病院・企業等へのフードサービスの提供。
  • レオックフーズ - 給食食材の製造販売等
  • ONODERA USER RUN - 旧・PWホールディングス。外国人教育事業
  • 横浜フリエスポーツクラブ - 横浜FCの運営会社。2005年第三者割当増資を受け株式の50%以上を取得し筆頭株主となった。練習場である戸塚トレーニングセンターの命名権(『横浜FCレオックトレーニングセンター』)も取得するほか、本業である食事面のサポートもしている。また、ユニフォームの胸スポンサーも担当している(2019年以降は「ONODERA GROUP」として)。
  • UDオリヴェイレンセ - 2022年11月に株式を過半数取得
かつてのグループ企業
  • LEOC(初代) - 旧来の持株会社。MBOに伴い2009年9月に消滅
  • ライフコミューン - 2008年9月木下工務店に全株式を売却
  • レオックサービス - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック北日本(北海道) - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック東北(東北) - 2005年4月レオック北日本より移譲。2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック関東(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・新潟・長野) - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック東京(東京) - 2011年4月レオックジャパンと合併
  • レオック南関東(神奈川・山梨・静岡) - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック東海(愛知・岐阜・三重) - 東海旅客鉄道(JR東海)との合弁。2011年5月、レオックジャパンと合併
  • レオック関西(近畿・北陸・岡山・香川・徳島) - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオック西日本(岡山を除く中国・愛媛・高知・九州) - 2011年4月、レオックジャパンと合併
  • レオックオペレーション
  • ディア・マザー
  • ONODERAホールディングス - 外食人財紹介事業。2019年にONODERA USER RUNに吸収合併され法人格消滅。
  • FEAT SPORTS - 旧・フィートエンターティメント。2019年にオンキヨースポーツ(オンキヨーホームエンターテイメントの子会社)に事業譲渡[7]し、法人格は2020年9月30日付でONODERA GROUPホールディングスに吸収合併され消滅。

関連項目

脚注

外部リンク

  1. ^ ONODERA GROUP新体制と新CM放映のお知らせ』(プレスリリース)LEOC、2018年4月2日https://www.leoc-j.com/news/?p=18822021年3月5日閲覧 
  2. ^ 完調品に関して”. 株式会社LEOC. 2024年10月閲覧。
  3. ^ 最新ニュースはこちら”. 株式会社LEOC. 2024年10月閲覧。
  4. ^ お問い合わせはコチラ”. 株式会社LEOC. 2024年10月閲覧。
  5. ^ 株式会社なだ万の株式譲渡に関するお知らせ”. アサヒグループホールディングス株式会社 (2024年7月26日). 2024年7月26日閲覧。
  6. ^ なだ万、オノデラに売却 9月、アサヒ外食撤退”. 共同通信 (2024年7月26日). 2024年7月26日閲覧。
  7. ^ 株式会社FEAT SPORTSとの事業譲受に関する基本合意のお知らせ”. オンキヨーホームエンターテイメント株式会社 (2019年9月24日). 2021年3月5日閲覧。
  8. ^ 横浜FC香港、運営会社変更・チーム名称変更のお知らせYFCMD公式サイト 2014年6月8日