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2013年3月25日 (月) 20:34時点における版
Line 6(ラインシックス)はアメリカ合衆国カリフォルニア州カラバサスの、主にギター、ベース、エフェクターを製造する会社である。デジタルオーディオワークステーション(DAW)のプラグインプロセッサー、ギター・ベース向けPC用オーディオインターフェースなども製造している。
概説
Line 6は1996年にAxSys212というアンプの販売を開始した。 AxSysはそれまでに存在した多種多様なアンプのサウンドを真似る(モデリング)することに成功した。 その1年後、Line 6はPODを発売する。それまで各社から発売されてきた伝統的なアンプのサウンドを、たった一つの赤いボックスで手軽に再現できるようになった。 1998年にはPro Tools用のTDMプラグインAmp Farmを発表。 その後、PODはバージョンを重ね、POD xt、2007年にはPOD X3へと進化した。 その間にも、ベース専用にチューニングされたBass POD、Bass POD xtを発売。 また、フロアタイプのPOD xt Liveや、ラックマウントタイプのPOD pro、POD xt PROも開発した。
そのテクノロジーを生かし、フロアタイプのモデリングエフェクターも発売。 各種ディレイをモデリングしたDL4などの大型タイプ、小型のTone coreシリーズを販売している。
また、ギターそのもののサウンドを再現したVariaxギター、ベース、アコースティックギターも投入。
主な製品群
PODシリーズ
ギター、ベース、ヴォーカル、PCオーディオインターフェース兼用
- POD X3
- POD X3 Live(POD X3のフロアエフェクタータイプ。ボーカル用インプット搭載。ギター用インプットと別系統で同時使用可)
- POD X3 Pro(POD X3の3Uラックタイプ。ギター、ベース用インプットの他にマイク用インプット×2搭載)
ギター用
- POD
- POD 2.0
- POD PRO
- POD xt(コンピューターと接続し、アンプモデル、エフェクターを追加可能)
- POD xt PRO(POD xtの2Uラックタイプ。デジタルI/O等あり)
- POD xt Live(POD xtのフロアエフェクタータイプ。POD xtでは有料だった追加エフェクターが標準で含まれている)
- なおPOD xtの追加アンプにはベース用のものもあり、Bass POD xtと若干の違いこそあれ、ほぼBass POD xtと同様の機能を持たせることが出来る。
- Floor POD
- Floor POD Plus
ベース用
- Bass POD xt
- Bass POD xt PRO
- Bass POD xt Live
- Bass Floor POD
Variaxシリーズ
- Variax 300
- Variax 500
- Variax 600
- Variax 700 (Hardtail,Tremolo)
- Variax Bass 700
- Variax Bass 705
- Variax Acoustic
- Variax Acoustic 300 (Nylon,Steel)
- James Tyler Variax JTV-59
- James Tyler Variax JTV-69
- James Tyler Variax JTV-89
アンプ
- Flextoneシリーズ
- LowDownシリーズ
- Spiderシリーズ
- Vetta II
- 基本的にはギター用 POD xtとほぼ同等の機能を持つが、追加用アンプモデルの標準装備、STOMPの同時使用数が3、2系統のアンプモデルを同時使用可能、PODには無いピッチシフター(STOMPのものとは別)、ダブルトラッカーというダブリングエフェクターが搭載される等など、Line 6のフラグシップアンプの名に恥じないハイスペックなものとなっている。
コンパクトエフェクター
- DL4(ディレイ)
- DM4(ファズ、ディストーション、オーバードライブ)
- MM4(フィルター、シンセサイザー)
- FM4(モジュレーション)
- Tonecoreシリーズ