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長沼町

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ながぬまちょう ウィキデータを編集
長沼町
長沼町旗 長沼町章
1967年9月12日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道空知総合振興局
夕張郡
市町村コード 01428-1
法人番号 4000020014281 ウィキデータを編集
面積 168.52km2
総人口 9,993[編集]
住民基本台帳人口、2024年9月30日)
人口密度 59.3人/km2
隣接自治体 岩見沢市夕張郡栗山町由仁町空知郡南幌町
石狩振興局千歳市恵庭市北広島市
町の木 エゾヤマザクラ
町の花 ライラック
町の鳥 カッコウ
長沼町役場
町長 齋藤良彦
所在地 069-1392
北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1-1
北緯43度00分37秒 東経141度41分43秒 / 北緯43.01022度 東経141.69514度 / 43.01022; 141.69514座標: 北緯43度00分37秒 東経141度41分43秒 / 北緯43.01022度 東経141.69514度 / 43.01022; 141.69514
地図
町庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

長沼町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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長沼町(ながぬまちょう)は、北海道空知総合振興局管内南部にある北広島市の東に隣接する。町名は、開拓前に町域にあった河跡湖(三日月湖)の細長い沼に由来する。先住民のアイヌにアイヌ語で「タンネ・ト」tanne-to[細長い・沼] と呼ばれていた。

地理

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空知総合振興局南部に位置する。東部は丘陵地帯(馬追(マオイ)の丘)、西部は平野が広がる。

隣接している自治体

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気候

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長沼(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 7.1
(44.8)
11.7
(53.1)
16.9
(62.4)
25.0
(77)
31.2
(88.2)
31.4
(88.5)
35.0
(95)
36.3
(97.3)
31.1
(88)
25.2
(77.4)
20.5
(68.9)
14.1
(57.4)
36.3
(97.3)
平均最高気温 °C°F −1.9
(28.6)
−0.9
(30.4)
3.4
(38.1)
10.7
(51.3)
16.7
(62.1)
20.6
(69.1)
24.1
(75.4)
25.5
(77.9)
22.3
(72.1)
15.8
(60.4)
8.0
(46.4)
0.7
(33.3)
12.1
(53.8)
日平均気温 °C°F −6.2
(20.8)
−5.3
(22.5)
−0.7
(30.7)
5.8
(42.4)
11.4
(52.5)
15.6
(60.1)
19.5
(67.1)
21.0
(69.8)
17.3
(63.1)
10.7
(51.3)
3.8
(38.8)
−3.1
(26.4)
7.5
(45.5)
平均最低気温 °C°F −11.7
(10.9)
−11.1
(12)
−5.4
(22.3)
1.1
(34)
6.9
(44.4)
11.8
(53.2)
16.3
(61.3)
17.5
(63.5)
12.7
(54.9)
5.7
(42.3)
−0.4
(31.3)
−7.8
(18)
3.0
(37.4)
最低気温記録 °C°F −25.9
(−14.6)
−28.7
(−19.7)
−22.6
(−8.7)
−9.9
(14.2)
−1.5
(29.3)
3.7
(38.7)
8.3
(46.9)
9.0
(48.2)
2.1
(35.8)
−3.7
(25.3)
−14.9
(5.2)
−22.0
(−7.6)
−28.7
(−19.7)
降水量 mm (inch) 59.8
(2.354)
50.3
(1.98)
47.1
(1.854)
49.8
(1.961)
81.4
(3.205)
77.4
(3.047)
111.1
(4.374)
152.5
(6.004)
132.7
(5.224)
97.5
(3.839)
80.4
(3.165)
68.6
(2.701)
1,003.9
(39.524)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 14.9 13.3 11.6 9.7 10.7 8.6 10.0 11.0 11.2 11.9 13.4 14.7 142.5
平均月間日照時間 91.5 107.9 156.6 164.7 185.8 157.1 141.8 147.7 158.8 145.3 105.5 85.2 1,647.7
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

沿革

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  • 1887年明治20年) - 開基。第一鍬者、吉川鉄之助及び渡辺伝二は馬追原野の夕張河畔に入り、木村勇次郎は開拓連絡のため一時札幌に留まる。
  • 1892年(明治25年) - 北海道庁令第5号を以て長沼村成立。村名設定にあたり、開拓功労者の名をとり吉川村との意見もあったが吉川は固辞し、村内の沼タンネト(アイヌ語:細長い沼)にちなみ長沼村と村名を決定する。
  • 1895年(明治28年) - 由仁外3村戸長役場(現由仁町)から長沼村戸長役場として独立する。
  • 1902年(明治35年) - 二級町村制、夕張郡長沼村
  • 1907年(明治40年) - 一級町村制。
  • 1930年昭和5年) - 夕張鉄道開通、長沼駅の設置に伴い北市街地生れる。
  • 1936年(昭和11年) - 新夕張川通水、開村40周年(独立戸長役場設置以来)両祝賀会、開村以来の盛事となる。
  • 1941年(昭和16年) - 学生義勇軍が大学排水を掘削する。
  • 1942年(昭和17年) - 辻村もと子小説「馬追原野」を発表する。
  • 1952年(昭和27年) - 町制施行、長沼町
  • 1968年(昭和43年)
    • 5月31日 - 防衛庁(現:防衛省)が地対空ミサイル「ナイキ-J(ナイキ・ハーキュリーズ)」部隊一個中隊を長沼町馬追山に配備することを発表。
    • 6月4日 - 反対共斗会議結成6月8日 長沼中央小学校校庭で「ミサイル基地阻止全道集会」開かれる。
    • 6月10日 - 町議会緊急議員協議会開かれ、17議員町長の条件付受入に賛成し、馬追山水源かん養保安林解除に同意する。
    • 6月14日 - 町議会ミサイル反対の請願を不採択、以後賛成・反対の両派激烈な斗争に入る(長沼ナイキ事件も参照)。
  • 1971年(昭和46年) - 防衛施設周辺整備事業や防音工事がはじまり、ミサイル部隊が移駐する。
  • 1973年(昭和48年) - 開基第一鍬者吉川鉄之助の生地、水沢市(現:奥州市)と姉妹都市締結。
  • 1974年(昭和49年) - 基地周辺整備事業や防音対策による道路、民生、福祉の公共的施設の充実と、市街地商店の近代化や導入工場の操業開始。夕張鉄道の旅客輸送45年間の幕を閉じ栗山-野幌間22キロ廃止。
  • 1987年(昭和62年) - 長沼町開基100年。
  • 1994年平成6年) - ナイキの運用が終了しパトリオットミサイル配備(第11高射隊,第24高射隊)。
  • 1997年(平成9年) - 道の駅マオイの丘公園完成(道内37番目)。
  • 2011年(平成23年) - 基地交付金が1,232万8千円まで縮小[2]
  • 2013年(平成25年) - 「非核・平和のまち宣言」採択[3]。広報誌に掲載[4]
  • 2015年(平成27年)- 6月市議会で薮田亨議員の「終戦70周年の今年、平和の尊さを忘れない取組が必要」との質問に、戸川町長が「戦争の記憶を次世代に継承していく」と答弁[5]

行政

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  • 町長 齋藤良彦

財政

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平成18年度

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  • 財政力指数 0.25
  • 経常収支比率 88.5%
  • 標準財政規模 50億2374万円
  • 人口一人当たり地方債現在高 126万8712円
  • 実質公債費比率 21.6%
  • 人口1000人当たりの職員数 10.13人 北海道市町村平均 8.70人
    • 内訳 一般職員126名(うち技能労務職2名)、教育公務員1名 合計127名
  • 町職員一人あたり給料月額31万7200円 (すべての職員手当を含まない数字)
  • ラスパイレス指数94.4 全国町村平均 93.9
  • 町職員一人当たり人件費概算値(年額) 907万9189円 (人件費/職員数127名)

地方債等の残高

  • 1普通会計分の債務 159億0300万円
  • 2特別会計分の債務 84億3800万円
  • 3関係する一部事務組合分の債務 6億5300万円 (債務x負担割合の合計)

地方債等の合計 249億9400万円 (連結会計)

  • 長沼町民一人当たりの地方債等残高 199万3937円

姉妹都市・提携都市

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国内

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経済

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農業(稲作、畑作、果樹栽培)が盛ん。 味付けジンギスカン・レジャー施設ハイジ牧場が有名。カボチャの空中栽培が行われている。ぶら下げると全体が鮮やかな色になる[8]

企業立地

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農協

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金融機関

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郵便局

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  • 長沼郵便局(集配局)
  • 北長沼郵便局
  • 南長沼郵便局

宅配便

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公共機関

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警察

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消防

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医療

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  • 町立長沼病院

行政機関

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地域

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人口

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長沼町と全国の年齢別人口分布(2005年) 長沼町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 長沼町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
長沼町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 14,850人
1975年(昭和50年) 13,797人
1980年(昭和55年) 13,354人
1985年(昭和60年) 12,921人
1990年(平成2年) 12,282人
1995年(平成7年) 12,293人
2000年(平成12年) 12,452人
2005年(平成17年) 12,401人
2010年(平成22年) 11,702人
2015年(平成27年) 11,076人
2020年(令和2年) 10,289人
総務省統計局 国勢調査より


教育

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高等学校

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中学校

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小学校

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町立

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私立

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  • まおい学びのさと小学校 - 学校法人学びのさと自由が丘学園が運営する小学校で、2023年4月に開校した。施設は2020年3月に閉校した町立北長沼小学校を利用している[9][10]

交通

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長沼ふれあいターミナル

鉄道

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町内に鉄道路線は通っていない。鉄道の最寄り駅は、JR北海道室蘭本線由仁駅および千歳線北広島駅

廃止路線

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かつて、町の北部を東西に夕張鉄道が走っていた。

バス

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夕張鉄道(夕鉄バス)の乗り入れ(札幌急行線など)は2023年(令和5年)10月1日廃止[11]

タクシー

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  • 高田モータース

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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町の文化財

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  • 12区B遺跡出土の異形環状土器
  • 幌内西村遺跡出土の壺形土器
  • 勇獅子舞 - 長沼町勇獅子舞保存会

観光

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祭事

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名物

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著名な出身者

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ゆかりのある人物

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その他

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参考文献

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町の沿革

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  • 長沼町ホームページ まおいネット 「長沼町移住計画」 まちの歴史

出典

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  1. ^ 長沼 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年12月22日閲覧。
  2. ^ 自治体ドットコム. “自治体データベース 平成23年北交付金及び調整交付金”. 株式会社自治体ドットコム. 2017年5月14日閲覧。※出典:総務省発表平成23年度基地交付金及び調整交付金の決定(平成23年11月25日)
  3. ^ 広報特別委員会 (1 June 2013). ながぬま議会だより 第166号 (PDF) (Report). 長沼町議会. p. 4. 2017年5月14日閲覧「非核・平和のまち宣言」について(原案可決) 緑豊かな強度を守り、平和な未来を後世に引き継ぐため、宣言を行うものです。(p4)
  4. ^ 広報特別委員会 (1 June 2014). ながぬま議会だより 第170号 (PDF) (Report). 長沼町議会. p. 12. 2017年5月14日閲覧
  5. ^ 広報特別委員会 (1 September 2015). ながぬま議会だより 第175号 (PDF) (Report). 長沼町議会. p. 2. 2017年5月14日閲覧
  6. ^ 長沼町の歴史・平成9年(1997年)”. 長沼町. 2020年12月22日閲覧。
  7. ^ 友好都市 - 北海道長沼町”. 須賀川市. 2020年12月22日閲覧。
  8. ^ 読売新聞 2015年9月16日 21面掲載。
  9. ^ 旧長沼小校舎利用し私立小新設へ 学びのさと自由が丘学園」『北海道建設新聞』2022年11月22日。オリジナルの2022年11月29日時点におけるアーカイブ。2024年2月28日閲覧。
  10. ^ 宿題もテストもなし「教えない教育」へ 長沼に私立小学校開校」『北海道新聞』2023年4月10日。オリジナルの2023年4月11日時点におけるアーカイブ。2024年2月28日閲覧。
  11. ^ バス路線の廃止について” (PDF). 夕張鉄道 (2023年8月11日). 2023年11月15日閲覧。
  12. ^ 観光・イベント.長沼町ウェブサイト「まおいネット」[要文献特定詳細情報].2021年10月11日閲覧

関連項目

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外部リンク

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