北緯16度線
北緯16度線(ほくい16どせん)は、地球の赤道面より北に地理緯度にして16度の角度を成す緯線。アフリカ、アジア、インド洋、太平洋、中央アメリカ、カリブ海、大西洋を通過する。
境界線
編集第二次世界大戦後、ベトナムはこの緯線を境にして北は中華民国軍、南はイギリス軍の統治下に置かれた。これが後に共産主義の北ベトナムと反共産主義の南ベトナムとなった。
チャド・リビア紛争中のチャドの内戦では、1984年9月の停戦で北緯16度線が対立する2派の支配領域の境界("Red Line")となった。それ以前は、この境界は北緯15度線であった。
通過する地域一覧
編集北緯16度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。