江戸ベルト
江戸ベルト(えどベルト)は、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビ。NSC東京校28期。
メンバー |
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結成年 | 2022年[1][注 1] |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2022年 - |
出身 |
NSC東京校28期 スクールJCA25期(キタムラ) |
旧コンビ名 |
翳りゆく部屋(キタムラ) 焼きワッサン(キタムラ)[3] スカーレット(かつ。)[4] |
現在の活動状況 | ライブなど |
同期 |
NSC東京28期 ボブのコーラ 烏骨鶏 など スクールJCA25期(キタムラ) スパイシーガーリック ネギゴリラ など |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
NSC大ライブTOKYO 2023 優勝 |
メンバー
編集- キタムラタクロー(1993年5月29日[2] - )(31歳)
- ツッコミ担当。
- 本名、北村 拓郎(きたむら たくろう)[5]。身長170 cm、体重63 kg[2]。血液型B型[5]。
- 京都府宇治市広野町出身[2]。
- 趣味は漫画(特に『天才柳沢教授の生活』を好む)、ゲーム(特に『ドラゴンクエストシリーズ』のI〜XIなど)[2]。特技はLINEスタンプ作り、サッカー[2]。
- 松井ケムリ(令和ロマン)と生年月日が同じ。
- スーパーかつ。(1993年8月1日[2] - )(31歳)
- ボケ担当。
- 本名、桂山 裕也(かつらやま ゆうや)[4][6]。身長174 cm、体重70 kg[2]。血液型B型[5]。
- 三重県四日市市出身[2]。四日市大学卒業[7]。
- 趣味はドラクエ、サッカー、パチンコ[2]。特技はフラッシュ暗算[2]。
来歴
編集2016年、キタムラはプロダクション人力舎の養成所・スクールJCAに25期生として入学[5]。同養成所を卒業後は、およそ5年間[6]人力舎に所属し、トリオ「ぽんぽこりん」や[8]、コンビ「翳りゆく部屋」として活動していた[5]。2021年9月に「翳りゆく部屋」を解散し[9]、人力舎を退所。翌2022年4月に吉本興業の養成所・NSCに東京校28期生として入学[10]。
同時期、スーパーかつ。もNSC東京校に入学する[11]。入学前は一般企業に就職し、名古屋港で荷役の現場監督を任されたこともあった[12][13]。後にNSC大ライブTOKYO2023で優勝した際の会見では、入学した経緯や入学時期について「あまりお笑いに詳しい訳ではないけれど『俺おもろいしイケるだろ』という謎の自信があって、お笑いをやりたい気持ちがずっとあった。ただ、入学準備などの資金を工面するために、時間がかかってしまった」と述べている[14][15]。
入学後は、それぞれ別のコンビやピン芸人として活動。キタムラがNSC在学中に組んでいたコンビ「焼きワッサン」は、M-1グランプリ2022でナイスアマチュア賞を受賞[16]。同大会では3回戦まで進出し[17]、3回戦敗退をもって解散[18]。
「焼きワッサン」の解散に伴い、キタムラは新しい相方を探すため、同期に「誰かいい人はいないか」と声を掛けていた[13]。その際、当時ピン芸人として活動していたスーパーかつ。を紹介され、同年10月にコンビ「江戸ベルト」を結成[14][13]。コンビ名は、メンバーが共にサッカー部の出身だったことから、元ブラジル代表のサッカー選手・ゼ・ロベルトにちなんで付けた[7]。
2023年2月、養成所の卒業ライブ「NSC大ライブTOKYO 2023」にて優勝[15]。その年の東京校の首席となる[13]。
同年4月より、神保町よしもと漫才劇場のオーディションメンバーとして活動し、同年10月に行われた「Jimbochoサバイバルバトル」の結果を受けて同劇場の所属メンバーとなった[19]。
芸風
編集漫才もコントも行う。2023年2月に行われた「NSC大ライブTOKYO 2023」ではコントを披露したが、NSCの講師として同コンビのネタを見てきた石田明(NON STYLE)は、同大会終了後の会見にて「江戸ベルトは今日はコントをやりましたが、漫才もすごくいい塩梅です」と評した[14]。
出囃子
編集賞レース等での成績
編集- 2023年 - NSC大ライブTOKYO 2023 - 優勝[15]
- 2023年 - UNDER5 AWARD 2023 - 3回戦進出[21]
- 2023年 - キングオブコント2023 - 1回戦敗退[22]
- 2023年 - M-1グランプリ2023 - 1回戦敗退[1]
- 2024年 - UNDER5 AWARD 2024 - 3回戦進出[23]
- 2024年 - M-1グランプリ2024 - 2回戦進出[1]
出演
編集テレビ
編集ウェブテレビ
編集- 有田ジェネレーション(Paravi、2023年5月30日[25])
ライブ
編集- 2024年2月9日 - 殻を破りたい江戸ベルト(神保町よしもと漫才劇場)[26]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c 「江戸ベルト|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年8月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 「江戸ベルト プロフィール」『吉本興業』。2023年10月18日閲覧。
- ^ 「焼きワッサン|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b 「スカーレット|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b c d e 「TALENT|翳りゆく部屋」『プロダクション人力舎オフィシャルウェブサイト』。2020年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日閲覧。
- ^ a b 「NSC大ライブ東京大会で結成5カ月の江戸ベルトが優勝!元人力舎と現場監督の異色コンビ」『日刊スポーツ』2023年2月14日。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b 「まさかの先輩芸人だった…!東京NSC28期の首席「江戸ベルト」をもっと知ろう!【令和ロマン】」(YouTube)、2023年4月19日。2023年4月21日閲覧。
- ^ 「ぽんぽこりん|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年2月21日閲覧。
- ^ プロダクション人力舎広報室【公式】 [@jinrikisha_PR]「【解散のお知らせ】この度、弊社所属「翳りゆく部屋」が解散することとなりました。」2021年9月30日。X(旧Twitter)より2023年2月21日閲覧。
- ^ @kitamura_uwame「NSC東京28期になりました!」2022年4月19日。X(旧Twitter)より2023年2月21日閲覧。
- ^ @hinekureKUSO「春からNSC東京28期になりました、桂山です!」2022年10月17日。X(旧Twitter)より2023年2月21日閲覧。
- ^ 「ノンスタ石田が肩に手を置き「お前はそのままでいい」!? NSC東京“卒業ライブ”優勝は江戸ベルト」『FANY Magazine』2023年2月20日。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b c d 「吉本NSCで卒業ライブ 首席は元人力舎と元現場監督コンビ「江戸ベルト」」『東スポWEB』2023年2月14日。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b c 「『NSC大ライブ』“29歳の遅咲きコンビ”江戸ベルトが優勝しNSC首席 元人力舎芸人&元現場監督の異色コンビ」『ORICON NEWS』2023年2月14日。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b c 「NSC東京28期生の首席は江戸ベルト、芸人経験者&お笑いに疎い元現場監督のコンビ」『お笑いナタリー』2023年2月14日。2023年2月21日閲覧。
- ^ 「1回戦 8/3(水) [東京] シダックスカルチャーホールA」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年2月21日閲覧。
- ^ 「3回戦 10/30(日) [東京]よしもと有楽町シアター」『M-1グランプリ公式サイト』。2023年2月21日閲覧。
- ^ @tpx4z「M-1終了です! 焼きワッサンこれにて焦げワッサンです。」2022年11月1日。X(旧Twitter)より2023年2月21日閲覧。
- ^ 「10/7(土)「Jimbochoサバイバルバトル」結果発表」『神保町よしもと漫才劇場』2023年10月7日。2023年10月7日閲覧。
- ^ 『大舞台で響かせたい』太田出版、2024年1月30日、32頁。ISBN 978-4-7783-1913-7。
- ^ 「cacao、ハイツ、よぴぴ、人間横丁、金魚番長、ドンココら「UNDER5 AWARD」3回戦へ」『お笑いナタリー』。2024年3月4日閲覧。
- ^ 「予選1回戦 - 7月17日(月) 東京」『キングオブコント2023』。2023年8月17日閲覧。
- ^ 「4月25日(木)【東京2回戦】合格者発表」『UNDER5 AWARD 2024』。2024年6月4日閲覧。
- ^ 「過去のパレード 9月8日 放送分」『ネタパレ』。2023年9月9日閲覧。
- ^ 「有田ジェネレーション:Season9#6〜10配信開始 芸人&グラドルの「チラリズムネタGP」再び」『MANTANWEB』2023年5月26日。2023年6月3日閲覧。
- ^ 「殻を破ることはできたのか!?『2/9(金)19:00「殻を破りたい江戸ベルト」』」『神保町よしもと漫才劇場』2024年2月10日。2024年2月13日閲覧。