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黒色綺譚カナリア派(こくしょくきたん かなりあは)は、日本劇団2003年より関東圏内を中心に活動。 主宰は赤澤ムック2011年12月、『誤/娯楽』の公演を以て活動停止。

来歴

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  • 2003年、赤澤ムックにより赤澤と内田幸四郎が旗揚げした劇団「黒色綺譚」から独立する形で創立。独立した理由は「相方の内田が鍛冶屋の仕事で忙しく、なかなか公演が打てなかった」為[1]
  • 2011年12月、『誤/娯楽』の公演を以て活動を停止。解散ではないが、活動再開の目処は立っていない[2]

特徴

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  • 赤澤が全公演の作・演出を務める。
  • 理性では拒めぬ人間本来の醜さ」を根底から肯定し、凶暴までに美しく繊細に紡ぎあげる新進気鋭サイケ新派。
  • 明治時代昭和初期を背景に、日本文化への尊敬と憧憬を現代の感性で再構築した耽美的な作風、アングラ演劇的な作風が特徴的である。
  • 「カナリア派」という名称は、女性の団体名に「カナリア」という名前が付いたものが多いことから付けられた。また、それに因んでキャッチコピーは「飛ぶ鳥 水面に波紋残さずして死ねるか」。これは、童謡「かなりや」がモチーフとなっている[1]
  • 「文鳥派」という名の制作部が存在する。

所属俳優

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  • 赤澤ムック(劇団主宰)
  • 山下恵(2003年 - )
  • 芝原弘(2006年 - )
  • 中里順子(2007年 - )
  • 升ノゾミ(2007年 - )
  • 牛水里美(2007年 - )
  • 吉川博史(2003年 - 2008年)
  • 斎藤けあき(2003年 - 2008年)
  • 藤井としもり(2003年 - 2006年)

公演

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  • 2003年5月:第一回公演「月光蟲〜キイ子受胎劇〜」
  • 2004年1月:第二回公演「少女灯〜トドメ懐古趣味〜」
  • 2004年9月:第参回公演「犬華〜枯れぬ少年期〜」
  • 2005年6月:第四回公演「野悶氾〜泣いた雀は紅ダルマ〜」
  • 2006年2月:第五回公演「眼だらめ」
  • 2006年6月 - 7月:番外公演「少女灯〜改訂版トドメ懐古趣味〜」
  • 2007年2月:第六回公演 「繭文〜放蕩ノ吊ラレ作家〜」
  • 2007年5月:番外公演第二弾「宵語り リュウカデンドロン」
  • 2007年8月:第七回公演「リュウカデンドロン〜サーカステントか幼馴染の赤いスカート〜」
  • 2008年3月:第八回公演「葦ノ籠〜アシノカゴ〜~」
  • 2008年10月:第九回公演「そまりえ〜或る模倣画家の苦悩〜」
  • 2009年4月:第十回公演「義弟の井戸」
  • 2010年1月:第十一回公演「雨を乞わぬ人」
  • 2011年4月:番外公演第三弾「犬と花〜早熟の枯れぬ少年期〜」
  • 2011年12月:活動停止公演「誤/娯楽」

脚注

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