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{{駅情報
|社色 = #2cb431
|文字色 =
|駅名 = 新富士駅
|画像 = JR Nemuro-Main-Line Shin-Fuji Station Gateway.jpg
|pxl =
|画像説明 = 駅出入口(2018年9月)
|地図 = {{maplink2|frame=yes|plain=yes|type=point|type2=point|zoom=15|frame-align=center|frame-width=300|marker=rail|marker2=rail|coord={{
|よみがな = しんふじ
|ローマ字 = Shin-Fuji
|前の駅 = K51 [[新大楽毛駅|新大楽毛]]
|駅間A = 4.9
|駅間B = 2.7
|次の駅 = [[釧路駅|釧路]] K53
|電報略号 = シフ
|駅番号 = {{駅番号c|#8cc63e|K52}}
|所属事業者 = [[北海道旅客鉄道]](JR北海道)
|所属路線 = {{color|#8cc63e|■}}[[根室本線]]
|キロ程 =
|起点駅 = [[
|所在地 = [[北海道]][[釧路市]]新富士町3丁目
|座標 = {{coord|43|0|6.43|N|144|20|59.41|E|region:JP_type:railwaystation|display=inline,title|name=新富士駅}}
|駅構造 = [[地上駅]]
|ホーム = 1面2線
|開業年月日 = [[1923年]]([[大正]]12年)[[12月25日]]<ref name="kushiro-history-list-2006">釧路市地域史研究会 『釧路市統合年表:釧路市・阿寒町・音別町合併1周年記念』 釧路市 、2006年10月。</ref>
|廃止年月日 =
|乗降人員 = 42
|統計年度 = 2014年
|乗換 =
|備考 = [[無人駅]]
}}
{{駅情報
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|備考 = 路線廃止により廃駅
}}{{座標一覧}}
[[ファイル:JR北海道新富士駅構内.jpg|thumb
'''新富士駅'''(しんふじえき)は、[[北海道]][[釧路市]]新富士町3丁目にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[根室本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード]]は▲110436<ref name=":02322222">{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=233}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''K52'''。
同所にある[[日本貨物鉄道]](JR貨物)の駅は、'''釧路貨物駅'''(くしろかもつえき)と称する<ref name="pr20110311" />。こちらも本稿で記述する。
== 歴史 ==
[[ファイル:ShinFuji (Hokkaido) eki.jpg
[[富士製紙]]釧路工場(のちに吸収合併を経て[[日本製紙]][[日本製紙釧路工場|釧路工場]]、2021年〔令和2年〕廃止)の[[専用鉄道|専用線]]を分岐させるために開業した駅である。
当初、富士製紙
これには莫大な時間と労力と経費が掛かった為 かつては、釧路開発埠頭線の起点として、駅の南東に小規模な[[操車場 (鉄道)|操車場]]が置かれていた。
また、[[1989年]](平成元年)8月には[[釧路港|釧路東港]]にあった[[浜釧路駅]]の機能が移転し、コンテナホームが置かれた。
=== 年表 ===
* [[1923年]]([[大正]]12年)[[12月25日]]:[[
* [[1929年]]([[昭和]]4年)[[11月]]:[[簡易軌道]](後の[[鶴居村営軌道]])雪裡線開業。
* [[1946年]](昭和21年)[[2月10日]]:釧路埠頭倉庫株式会社、当駅から釧路港北埠頭へ[[釧路開発埠頭埠頭線|埠頭線]](後の[[釧路開発埠頭]]北埠頭線)を敷設。運用開始。
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* [[1952年]](昭和27年)[[9月11日]]:雄別鉄道埠頭線、国鉄と連絡運輸開始。
* [[1967年]](昭和42年)[[8月20日]]:鶴居村営軌道(新富士 - 温根内)廃止。
* [[1968年]](昭和43年)[[1月21日]]:雄別鉄道鶴野線が開通し、鳥取側線廃止。
** 市側からの市街地を縦断する鳥取側線廃止要求が出ていたことと、鳥取側線から雄別埠頭線への渡り線が根室本線と平面交差していたため、根室本線側の運用密度増大に対処しきれなくなってきたことから、代替として市街地から離れた場所を通り根室本線を跨ぐ鶴野線が設けられた。 * [[1970年]](昭和45年)[[4月16日]]:雄別炭鉱閉山により鶴野線廃止。埠頭線は釧路開発埠頭に譲渡。
* [[1977年]](昭和52年)[[12月1日]]:[[釧路開発埠頭西港線|西港臨港線]]開通<ref name="kushiro-history-list-2006" />。
* [[1979年]](昭和54年)[[7月15日]]:専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止<ref name="停車場">{{Cite book|和書|editor=石野哲|title=停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II|publisher=[[JTB]]|date=1998-10-01|edition=初版|isbn=978-4-533-02980-6|page=881}}</ref>。
* [[1984年]](昭和59年)[[2月1日]]:北埠頭線と十條・本州各専用線が廃止<ref name="kushiro-history-list-2006" />、同時に[[チッキ|荷物]]・貨物の取扱も全廃([[日本の鉄道駅#旅客駅|旅客駅]]となる){{R|停車場}}。
* [[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]:[[無人駅|駅員無配置駅]]となり<ref>{{Cite news |和書|title=通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局) |newspaper=[[鉄道公報]]号外 |publisher=[[日本国有鉄道]]総裁室文書課 |date=1986-10-30 |page=12 }}</ref>、運転取扱要員のみ配置。
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]により、国鉄の駅は[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)の駅となる{{R|停車場}}。
* [[1989年]]([[平成]]元年)[[8月1日]]:[[浜釧路駅]]の機能を移転して[[日本貨物鉄道]](JR貨物)の駅が開業し、貨物の取扱を再開{{R|停車場}}。
* [[1995年]]([[平成]]7年)度:石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に分岐器を弾性分岐器に交換<ref>{{Cite journal|和書|last=藤島|first=茂|date=1997-03|title=JR北海道における130km/h高速化|url=https://dl.ndl.go.jp/pid/3314045/1/37|journal=鉄道と電気技術|volume=8|issue=4|pages=68-71|publisher=日本鉄道電気技術協会|doi=10.11501/3314045|issn=0915-9231}}</ref>。
* [[1997年]](平成9年)[[3月22日]]:[[中斜里駅]]との間でトラック便運行開始。
* [[1999年]](平成11年)[[9月10日]]:西港線廃止。
* [[2011年]](平成23年)[[3月12日]]:貨物駅を'''釧路貨物駅'''に改称<ref name="pr20110311">{{Cite press release|和書|url=https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/93f424c3618257ba77e1873004e2d544.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210317075143/https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/93f424c3618257ba77e1873004e2d544.pdf|format=PDF|language=日本語|title=駅名改称のご案内 〜6線区8ヶ所の駅名を改称します〜|publisher=日本貨物鉄道|date=2011-03-11|accessdate=2021-03-17|archivedate=2021-03-17}}</ref><ref name="ekimei">「MONTHLYかもつ」2011年3月号 VOL.61(鉄道貨物協会)19ページ</ref>。
=== 駅名の由来 ===
前述の「[[富士製紙]]」に由来し、すでに[[東海道本線]][[富士駅]]が存在していたために「新」を冠した。
== 駅構造 ==
[[島式ホーム]]1面2線を有する[[地上駅]]。ホームの南北には[[貨物列車]]用の線路があり、構内北側にある出入口からホームへ向かうには[[跨線橋]]を使用する必要がある。列車接近ランプとブザーがある。ホームは北側から
JR貨物の駅員が配置されているが、旅客窓口業務は行わないため、旅客営業に関しては[[釧路駅]]管理の[[無人駅]]となっている。[[自動券売機]]などは設置されていない。
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!番線!!路線!!方向!!行先
|-
! rowspan="2" |
| rowspan="2" |{{Color|#8cc63d|■}}根室本線
|上り
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|}
<gallery widths="180"
</gallery>
== 利用状況 ==
1日の平均乗降人員は以下の通りである
{| class="wikitable" style="margin: 1em 0.2em; text-align: center; font-size: 90%;"
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== 釧路貨物駅 ==
{{駅情報
|社色 = #2d86bd
|文字色 =
|駅名 = 釧路貨物駅*
|画像 = JRF-Shinfuji station.jpg
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|画像説明 = 駅舎(2008年1月)
|よみがな = くしろかもつ
|ローマ字 = Kushiro-kamotsu
|前の駅 = [[新大楽毛駅|新大楽毛]]
|駅間A = 4.9
|駅間B = 2.7
|次の駅 = [[釧路駅|釧路]]
|電報略号 = シフ
|所属事業者 = [[日本貨物鉄道]](JR貨物)
|所属路線 = [[根室本線]]
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|所在地 = [[北海道]][[釧路市]]新富士町3丁目
|座標 = {{coord|43|0|5.5|N|144|21|5.2|E|type:railwaystation_region:JP|name=釧路貨物駅}}
|駅構造 = [[地上駅]]
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|開業年月日 = [[1923年]]([[大正]]12年)[[12月25日]]<ref name="kushiro-history-list-2006">釧路市地域史研究会 『釧路市統合年表:釧路市・阿寒町・音別町合併1周年記念』 釧路市 、2006年10月。</ref>
|廃止年月日 =
|備考 = * [[2011年]](平成23年)[[3月12日]]に新富士駅より改称<ref name="pr20110311" />。
}}
JR貨物の釧路貨物駅は、旅客駅北口の東側にある。1面1線の[[コンテナヤード|コンテナホーム]]があり、[[日本のコンテナ輸送#鉄道コンテナ|コンテナ]]荷役線は[[着発線荷役方式]](E&S方式)を導入し[[停車場#本線|着発線]](0番線)となっている。その他、荷役線の南側にも着発線(1番線)、旅客ホーム南側に[[停車場#側線|側線]]2線(4・5番線)がある。営業窓口のJR貨物釧路営業所が駅構内に置かれている。
=== 取扱う貨物の種類 ===
[[
当駅は、[[日本のコンテナ輸送#鉄道コンテナ|コンテナ貨物]]および臨時[[車扱貨物]]の取扱駅である。
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|400
|400
|rowspan="5"|<ref name="tokei-h23">{{Cite web|和書|url=http://kdb.senkon-itc.jp/statistics/kushiro/stats_kushiro/h23.pdf|title=平成23年釧路市統計書|format=PDF|page=125|publisher=釧路市|date=2011|accessdate=2018-12-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181229153055/http://kdb.senkon-itc.jp/statistics/kushiro/stats_kushiro/h23.pdf|archivedate=2018-12-30}}</ref>
|-
|2007年(平成19年)
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|400
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|<ref name="tokei-h28">{{Cite web|和書|url=http://www.city.kushiro.lg.jp/common/000104168.pdf|title=第10編 運輸・通信・電気・ガス・水道|format=PDF|page=113|work=[http://www.city.kushiro.lg.jp/shisei/toukei/shi_toukei/0001.html 平成28年釧路市統計書]|publisher=釧路市|date=2016|accessdate=2018-02-18}}</ref>
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|2012年(平成24年)
248 ⟶ 254行目:
|400
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|-
|2013年(平成25年)
277 ⟶ 283行目:
== 駅周辺 ==
駅は北海道最大の穀物の輸出入拠点である[[国際バルク戦略港湾]]の後背地に立地し、周辺には工場や流通センターが林立している。駅の上空には隣接する[[釧路港|釧路西港]]から[[日本製紙]]釧路工場へチップを送る[[ベルトコンベア]]と[[C重油]]を送る[[パイプライン輸送|パイプライン]]が通っている。
<!-- 特筆性のない施設(チェーン店・コンビニ・娯楽施設・個人商店など)と解説および所在地の住所や所要時間は記載しないこと -->
{{columns-list|2|
* [[国道38号]]([[国道336号]]・[[国道392号]]重複)
** [[釧路新道]]・[[釧路外環状道路]]
298 ⟶ 306行目:
* [[東西オイルターミナル]]([[ENEOS]]、[[コスモ石油]]の合弁)釧路油槽所
* [[ENEOS]]釧路西港油槽所
* [[出光興産]]釧路油槽所
* [[ニチレイ]]釧路物流センター
309 ⟶ 316行目:
* [[北海道運輸局]][[釧路運輸支局]]
* [[軽自動車検査協会]]釧路事務所
* [[くしろバス]]「新富士駅」停留所<ref>{{Cite web|
}}
== 隣の駅 ==
; 北海道旅客鉄道(JR北海道)
: {{color|#8cc63e|■}}根室本線
::
=== かつて存在した路線 ===
329 ⟶ 336行目:
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 参考文献 ==
342 ⟶ 347行目:
== 関連項目 ==
{{commonscat
* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[新富士駅 (静岡県)]]
== 外部リンク ==
* {{外部リンク/JR北海道駅|4426|新富士}}
{{根室本線2}}
{{雄別鉄道}}
|