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| 特記事項 =
}}
'''公益社団法人日本青年会議所'''(にっぽんせいねんかいぎしょ、略称:'''日本JC'''、{{lang-en-short|Junior Chamber International Japan}}、英語略称:'''JCI-Japan''')は、リーダーを志す[[青年]]経済人の社会活動を目的とする[[日本]]各地の'''青年会議所'''を会員として組織した[[公益社団法人]]である。[[国際青年会議所]]加盟。会員資格は、20歳から40歳までであり、会員の約9割が様々な[[業種]]の代表者(経営者)・取締役・管理職である
 
== 概説 ==
[[世界]]118の国と地域に活動拠点がある[[国際青年会議所]]({{Lang|en|'''[[:en:Junior Chamber International|Junior Chamber International]]'''}}(JCI国際青年会議所)JCI)に加盟している<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=日本青年会議所とは 公益社団法人日本青年会議所 本会 |url=https://www.jaycee.or.jp/2023/junior_chamber |access-date=2023-02-26}}</ref>。JCI本部は[[アメリカ合衆国|米国]][[ミズーリ州]][[セントルイス]]にあり、日本JC(日本青年会議所)JCIの{{Lang|en|'''NOM'''}}(''{{Lang|en|National Organization Member}}、ノム'')と呼ばれる国家青年会議所である<ref name=":1" />
{{出典の明記|date=2017年9月6日 (水) 04:03 (UTC)|section=1}}
[[世界]]118の国と地域に活動拠点があり{{Lang|en|'''[[:en:Junior Chamber International|Junior Chamber International]]'''}}(JCI、国際青年会議所)に加盟している。JCI本部は[[アメリカ合衆国|米国]][[ミズーリ州]][[セントルイス]]にあり、日本JCはJCIの{{Lang|en|'''NOM'''}}(''{{Lang|en|National Organization Member}}、ノム'')と呼ばれる国家青年会議所である。
 
== 理念 ==
{{出典の明記|date=2017年9月6日 (水) 04:03 (UTC)|section=1}}
1950年(昭和25年)5月1日、行動綱領として「個人の修練(トレーニング)、社会への奉仕(サービス)、世界との友情(フレンドシップ)」の三信条が採択された{{要出典|date=2017。日本青9月6日会議所(以下JC)の理念はこの三信条を基本姿勢に置き、三つの信条の下でボランティアや行政改革等に取り組むとしている<ref (水) 04name=":031" (UTC)}}/>
 
日本青年会議所(以下JC)の理念はこの三信条を基本姿勢におく{{要出典|date=2017年9月6日 (水) 04:03 (UTC)}}。1960年JC綱領、1970年JC宣言、1980年JC運動指針、1990年新JC運動指針、2000年人間力あふれる社会起業家の育成、2010年己を律し行動するJAYCEEが提言、示されている{{要出典|date=2017年9月6日 (水) 04:03 (UTC)}}。
 
== 組織 ==
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=== 日本JCチャーターLOM ===
大阪青年会議所、東京青年会議所、名古屋青年会議所、西宮青年会議所、函館青年会議所、広島青年会議所、前橋青年会議所(50音順)<ref>『JCバイブル』(社)日本青年会議所(2002年改訂) P.6 https://web.archive.org/web/20131202222639/http://www.geocities.jp/access_go0821/daunnrodo.htm</ref>
 
=== 会員会議所の新設 ===
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== 会員 ==
{{出典の明記|date=2017年9月6日 (水) 04:03 (UTC)|section=1}}
=== 資格と入会 ===
会員資格は、20歳から40歳までの男女であり、満40歳になる年の年度末(12月31日)に[[満期]]扱いとなり[[卒業]]することになる<ref name=":0" />。卒業後は出身LOMのシニアクラブに所属することができ、正会員から特別会員となる。卒業年度に日本JC会頭やLOM理事長を務めた者が卒業の翌年1年間、前任者として役職を担当する例外を除き、卒業生は組織に直接関与することはできない。設立当時の年齢制限は35歳であったが、1952年に変更された<ref name=":0" />
 
日本青年会議所には各地青年会議所より団体で入会することになっており、個人で日本青年会議所に直接入会することは出来ない。各地青年会議所に入会し、出向という形で日本青年会議所の活動に参加している。
 
=== 会員数 ===
JC会員はJaycee(ジェイシー)と呼ばれ、全世界の会員総数は約160,000名、日本全国の会員総数は約30,000名(うち女性会員約2,200名)、各地青年会議から出向して組織される日本青年会議所の委員数は約2,000名。年度単位(1月~12月)で組織役職を原則一新する単年度制を採用している<ref name=":0" />
 
=== 会員の構成 ===
日本全国の正会員の構成割合は、製造・卸売・小売業31%、建設設備業24%、サービス業17%、不動産業4%、飲食関係3%、ホテル、IT関係、弁護士・司法書士等が各2%、医療関係、農林水産業、宗教関係が各1%、その他12%となっており、第1次産業から第3次産業まで多様な業種で構成されている<ref name=":0" />
 
正会員の約9割が代表者・取締役・管理職である<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=青年会議所の会員について |url=https://web.archive.org/save/https://www.jaycee.or.jp/2022/kanto/saitama/?page_id=491 |website=2022年度 公益社団法人日本青年会議所 関東地区 埼玉ブロック協議会 |access-date=2023-02-26 }}</ref>。
正会員の約9割が代表者・取締役・管理職である。
 
== 歴史 ==
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* 2012年(平成24年)
** 自助・共助の防災システム「JC-AID」の受注をスタート。
** 第1回復興フォーラム開催を[[岩手県]][[盛岡市]]にて開催。
** 領土領海意識醸成セミナーを全国で開催。
* 2013年(平成25年)
** 第2回復興フォーラムを[[宮城県]][[仙台市]]にて開催。
** 青少年版 領土・領海意識醸成プログラムが文部科学省「教育映像等審査制度」で承認され、全国的に展開。
* 2014年(平成26年)
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* 2015年(平成27年) - 「ニッポンサイコープロジェクト」リリース<ref name="jaycee20150405">[http://www.jaycee.or.jp/topic/2980 「ニッポンサイコープロジェクト始動 !! ニッポンをよくする答えがここにある」] 日本青年会議所2015年4月5日</ref>。[[櫻井よしこ]]を塾頭に迎え「グローバルリーダー育成塾」を設置。
*2018年(平成31年)第68回ASPAC鹿児島大会を開催。
*2019年(令和元年)SDGs)[[SDGs]]アワード特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞。
*2021年(令和3年)[[キフジャパン]]と提携。
 
== 問題となった事件・不祥事 ==
{{内容過剰|date=2020年1月|section=01}}
=== 1979年 ===
==== 富士スピードウェイ廃止騒動 ====
[[1979年]]7月、(社)御殿場青年会議所(静岡、[[御殿場市|御殿場]]JC)が周辺[[道路]]の[[渋滞]]、[[富士グランチャンピオンレース]]観戦の[[暴走族]]が周辺で集会や暴走行為を繰り返す[[環境]]の悪化による[[青年|青少年]]への影響、[[省エネルギー]]時代にそぐわないことを理由に[[富士スピードウェイ]]の廃止、[[サーキット]]からの転用を[[静岡県]]に[[陳情]]した。に加えて、1983年(昭和58年)に富士GCで起きた[[高橋徹 (レーサー)|高橋徹]]の死亡事故により、[[サーキット]]を廃止し[[ゴルフ場]]などの[[遊園地|レジャーランド]]への転用が発表される事態となった。
 
[[モータースポーツ]]業界は「日本モータースポーツ振興会」を設置し、廃止に反対の立場を表明したが、[[1984年]]再び廃止転用の動きが表面化し、[[1985年]]スピードウェイの親会社である[[三菱地所]]がサーキットの廃止について言及する。
 
レース業界は更に「FISCO廃止問題連絡協議会」を設置し、大御神レース村ガレージや富士GC選手会も参加し、一般レース[[ファン]]への[[パブリック・リレーションズ|PR]]活動などを活発に行い、激しく反対運動を展開した。[[漫画家]]の[[しげの秀一]]も『[[バリバリ伝説]]』(『[[週刊少年マガジン]]』)のタイトル頁で、[[主人公]]巨摩郡が「FISCOなくなったら困るぜ!みんなで反対しよう!」と呼びかけるかたちで反対運動に賛同した。
[[1986年]]1月、地権者である富士スピードウェイ協力委員会が反対の意を示し、連絡協議会主催により東京で[[シンポジウム]]が開催され、[[神田 (千代田区)|神田]]から[[丸の内]]の三菱地所まで[[東京都]]内を[[デモ活動|デモ行進]]した。同年6月、[[小山町]]長に三菱地所から廃止問題についての地権者との[[調停]]依頼があり、同年7月30日、廃止問題は白紙とする旨の小山町長の裁定が下され、存続が決定し廃止騒動は収束した<ref>「[[富士スピードウェイ]]の歴史-[[フォーミュラ1|F1]][[日本グランプリ (4輪)|日本グランプリ]]開催と廃止騒動-」『静岡県立中央図書館だより』No.311(2007年11月・12月号)[http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/infor/tayori/no311.pdf]</ref><ref>「[[フォーミュラ1|F1]]がやってくる-廃止の危機-」[[YOMIURI ONLINE]] 静岡『[[読売新聞]]』 (2007年12月13日)[https://web.archive.org/web/20080918080627/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/091/3.htm]</ref>。
 
=== 1998年 ===
==== 旭川女体盛事件 ====
[[1998年]][[2月14日]]、1998年度日本JC「地球市民づくり情報循環会議」、日本青年会議所(日本JC)建設部会<ref>{{Cite web|和書|title=建設部会について |url=https://kensetsubukai.com/about/ |website=日本青年会議所 建設部会 |access-date=2023-02-26 }}</ref>一般団法人旭川青年会議所(北海道、旭川JC)の3団体幹部ら合計33人が、[[北海道]][[旭川市]]駅前の[[ホテル]]地下の[[居酒屋]]で[[羞恥心|ハレンチ]]な[[猥褻行為]]を目的とした「懇談会」を行なった。旭川JCメンバーと日本JC会議[[スタッフ]]が「今日は[[バレンタインデー]]なので、旭川では[[女体盛り]]を用意しました」と幹部に[[コンパニオン (接客業)|コンパニオン]]を[[裸|全裸]]にし[[刺身]]を盛り付けたパーティーを企画。その場にいた日本JC議長と副議長4人を含むメンバーらは、「一瞬「おおっ!」と驚きの声を上げ、次いで[[蜜]]にたかる[[アリ|蟻]]のように女体盛りに群がった」や「初め女の子は[[サングラス]]をかけていたが、乗ってくるとそれをはずし、[[脚]]も開いた。なかには刺身を[[陰部|股]]や[[乳首]]にくっつけてから食べる」JCメンバーもいたと週刊紙に書かれた。事件は6月になってコンパニオンしていた少女が[[補導]]され、パーティーを話したことで発覚。実はコンパニオンが未成年と判明したことで10月に議長らは[[旭川中央警察署]]で[[事情聴取]]を受けた。16歳の未成年に懇談会のために依頼した4人が[[逮捕]]された。そのうちの一人である[[不動産会社]]役員の東京JC会員(27)は[[売春防止法]]違反と北海道[[青少年保護育成条例]]違反で逮捕され、東京JCを[[除名]]処分となった。[[1998年]]11月3日と17日発売の[[写真週刊誌]]『[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]』に「「女体盛り」逮捕犯」「あ!日本青年会議所(JC)議長の[[箸|ハシ]]が乳首を!!刺身「女体盛り」ハレンチ写真」などの表紙見出しで、現場写真が2号連続で掲載された<ref>「[[中村玉緒|玉緒]]と[[梅宮アンナ|アンナ]][[女体盛り]][[逮捕]]犯と接点が」『[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]』566号(1998年11月10日・17日、[[光文社]])</ref><ref>「議長の[[箸|ハシ]]が[[乳首]]を!日本青年会議所の[[刺身]]「女体盛り」[[羞恥心|ハレンチ]]写真」『FLASH』567号(1998年11月24日、光文社)</ref>。日本JCは「懇親会としては不適切で、反省すべきもの」という内容の見解表明をした。
 
==== 横浜セクハラ事件 ====
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また、2003年度東京JC[[理事|理事長]]であった[[平将明]]も銀行設立計画に賛同し、さらにJC会員約90人から1億円が集められた。同年8月20日に予備免許申請が[[金融庁]]に受理され、同日夕刻、落合、木村、平の3人が「[[日本振興銀行]]設立」[[記者会見]]を行った。以降、[[新聞]]や[[雑誌]]など多くの[[マスメディア|メディア]]が「東京JCが新銀行をつくる」と[[報道]]した。2日後の8月22日、平は「[[公益法人]]は営利[[企業]]の設立はできない。個人の立場で記者会見に臨んだ」と東京JC[[メールマガジン|メルマガ]]を通じて見解を明らかにし、一部の報道は事実に反するとした<ref>「日本振興銀行に関して(経緯及び東京JCとの関わり)」『東京JCメールマガジン』8月臨時号(2003年8月22日)[http://www.tokyo-jc.or.jp/2003/mailmag/bn/vol20.html]</ref>。
 
その後、設立資金20億円[[出資]]者の設立発起人で[[社長]]に就任していた落合は、木村や平を含む役員らに銀行役員を解任され、木村を[[告訴・告発|告発]]するに至った<ref>「専務も常務も「辞表」を出した「木村剛」日本振興銀行」『[[週刊新潮]]』(2004年11月11日号)[http://www.zassi.net/mag_index.php?id=23&issue=6570]</ref><ref>「「木村剛」を告発する日本振興銀行「創業者」」『[[週刊新潮]]』(2004年12月9日号)[http://www.zassi.net/mag_index.php?id=23&issue=6721]</ref><ref>「無担保で融資の日本振興銀行の木村剛」『週刊仕置人』[[草野洋]](2004年)[http://www.shiokinin.com/uwasanoshiokinin/nihonshinkin.htm]</ref><ref>「日本振興銀行“内紛”業績向上へ課題山積」『[[読売新聞]]』(2005年1月20日号) [https://web.archive.org/web/20050122004451/http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20050120mh05.htm]</ref>。
 
==== 強制わいせつ事件 ====
[[2003年]]10月17日午後10時頃、(社)[[釧路市|釧路]]青年会議所([[北海道]]、釧路JC)会員ら5人が、JCの月例会後に来店した釧路市末広町3の[[スナックバー (飲食店)|スナック]]で、[[共謀罪|共謀]]の上、女性[[社員|従業員]](26)に服を脱ぐよう[[強要罪|強要]]したが拒否されたため、[[レディーススーツ|スーツ]]と[[下着]]を強制的に脱がせ[[裸|全裸]]の体を触ったほか、[[カメラ付き携帯電話]]で[[撮影]]するなど[[わいせつ]]行為をした。[[2004年]]5月12日までに、[[釧路警察署]]は[[強制わいせつ罪|強制猥褻]]の疑いで[[逮捕]]、翌13日、[[道東]][[経済]]センター[[オフィスビルディング|ビル]]の[[記者会見]]で2004年度、2003年度、2002年度の釧路JC[[理事|理事長]]3人が会員の不祥事を謝罪した<ref>「JC強制猥褻行為 釧路、逮捕」『[[釧路新聞]]』(2004年5月13日号)</ref>。
 
=== 2006年 ===
==== 八尾JC傷害致死事件 ====
[[2006年]]10月7日午後9時50分頃、(社)[[八尾市|八尾]]青年会議所([[大阪]]、八尾JC。旧法人)会員20人が、日本JC全国会員大会で集まった[[郡山市]]熱海町・[[磐梯熱海温泉]]の[[ホテル]]で宴会中、会員(35)が「盛り上げようと思って」寝ていた新入会員(38)の頭髪に[[アルコール度数]]96%で[[引火性]]の強い[[ウォッカ]]をかけ、[[ライター]]で火を付け顔や全身に重度のやけどを負わせ、死亡させた[[傷害罪#傷害致死罪|傷害致死]]容疑で[[逮捕]]された。また、現場にいた八尾JC[[監事]]が同専務理事に、ウォッカ瓶を近くの川に捨てるよう指示していたことも発覚し、[[犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪#証拠隠滅罪|証拠隠滅]]容疑で逮捕された<ref>「宴会で仲間に火付けるJC全国大会出席者」『[[四国新聞社]]』(2006年10月9日号)[httphttps://www.shikoku-np.co.jp/national/social/print.aspx?id=20061008000358]</ref>。大やけどを負った新入会員は、[[2006年]][[10月27日]]に[[呼吸不全]]で死亡した。2007年5月31日、[[福島地方裁判所|福島地裁]]郡山支部の[[判決]][[公判]]で[[裁判長]]は「あまりに幼稚で不謹慎極まりなく、酌量の余地はない」として[[被告人|被告]]に[[懲役]]2年6月([[求刑]]懲役6年)の[[実刑]]を言い渡した。[[弁護人|弁護]]側は「ライターで体毛を焦がす行為は前から宴会の座興として行われており、やけどを負わせる意図はなく過失だった」と[[無罪]]を主張していた。2006年12月、八尾JC旧法人は、[[公益社団法人]]日本青年会議所(当時)から[[除名|除名処分]]となり、直後に解散した。なお、2012年には新たな「八尾青年会議所(八尾JC・新法人)」が設立され日本青年会議所にも参加し、2019年には[[一般社団法人]]の資格も取得しているが、あくまでも旧法人の除名・解散後に改めて結成された別組織<ref group="注">ただし、公式サイトの2019年度理事長所信では、「八尾青年会議所が誕生して7年目」と新法人発足後の年数のみ数えている一方、海外JCとの姉妹関係については「先輩諸兄が繋いでこられた絆の歴史も本年度で54年目」[http://yaojc.jp/?page_id=24] と説明し旧法人時代からのもの継承している。</ref>としているため、公式サイトにて本事件への言及は一切されていない<ref group="注">旧法人時代の事件による[[風評被害]]で、新法人設立時も会員の勧誘に苦労したという。</ref>。なお、八尾JC会員OBによる「八尾青年会議所シニアクラブ」は、合同懇親会を行うなど新法人と関係があるが、旧法人時代のOBとの関係は不明である。
 
=== 2007年 ===
==== 日本共産党による靖国神社アニメ制作問題への批判 ====
[[2007年]]5月17日の[[衆議院]]教育再生特別委員会で、[[日本共産党]][[衆議院議員]]・[[石井郁子]]は当時の[[内閣総理大臣]]・[[安倍晋三]]に、日本JCが制作した『誇り~伝えようこの日本のあゆみ~』と題された[[DVD]][[アニメーション|アニメ]]をつかった新しい[[教育]]事業を[[文部科学省]]が採択したことに反感を示し、「[[靖国神社]]の戦争観を子どもに刷り込むための教育プログラム」である指摘し、波紋を呼んだ述べた<ref name=":2" />。日本共産党は「[[侵略戦争]]を正当化する」と指摘主張したが、日本JC側は「真意は共産党の言っていることと全く逆だ」と反論した。日本共産党[[機関紙]]『[[しんぶん赤旗]]』は連日、「日本の侵略戦争と[[植民地]]支配を正当化する」などのように報じた<ref name=":2">「「靖国DVD」で授業 青年会議所作製 文科省が採用 石井議員追及」『[[しんぶん赤旗]]』(2007年5月18日号)[httphttps://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-18/2007051801_02_0.html]</ref>。
 
=== 2018年 ===
329 ⟶ 326行目:
|archivedate=2018-03-01
}}</ref>
<ref>{{Cite web|和書
|url = http://www.jaycee.or.jp/2018/topic/01topicnotice/2243
|title = お詫び
346 ⟶ 343行目:
|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180316050222/https://thepage.jp/detail/20180315-00000005-wordleaf
|archivedate=2018-03-16
}}</ref><ref>{{citeCite web|和書
|url=http://blogos.com/article/281703/
|title=日本青年会議所(JC)のネトウヨTwitter運用に見る「田舎の経営者がソーシャル運用わかってない」のココロ
356 ⟶ 353行目:
}}</ref>。
 
==== 受動喫煙職員への不当解雇撤回問題裁判 ====
女性職員が職場の[[受動喫煙]]により[[気管支喘息|ぜんそく]]が再発し、改善を求めても拒否されたため、[[2016年]]9月より体調不良で休職。女性職員は職場復帰の条件として、受動喫煙対策が必要という医師の[[診断書]]を提出したにも関わらず、[[2017年]]4月に「休職中に出勤命令に応じなかった」という理由で解雇されたため、[[2018年]]5月に[[東京地方裁判所]]に[[労働審判]]を請求。同年7月、JCは対応の不手際を認め、解雇を撤回し、440万円の解決金を支払うことで[[調停]]が成立した<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180031-n1.html |title = 受動喫煙で精神疾患 JCの30代元女性職員が労働審判 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-05-18 |accessdate = 2018-07-03 }}</ref><ref>{{Cite news |url = https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180702/0014056.html |title = 受動喫煙で解雇 無効で調停成立 |newspaper = [[NHKニュース]] |publisher = [[日本放送協会]] |date = 2018-07-02 |accessdate = 2018-07-03 }}</ref><ref>{{Cite news |url = https://www.bengo4.com/c_5/n_8131/ |title = 日本青年会議所「スモハラ」問題で女性元職員と和解、解決金440万円 解雇に問題あり |newspaper = 弁護士ドットコムニュース |publisher = [[弁護士ドットコム]] |date = 2018-07-02 |accessdate = 2018-07-03 }}</ref>
 
=== 2020年 ===
==== Twitter癒着事件との協定 ====
 
2月10日、日本青年会議所のメディアリテラシー確立委員会のアカウントが「情報・メディアリテラシーの確立に向けて」という協定をTwitter JAPAN社と締結したことを発表した。『女性自身』は、ネットでは非難の声が殺到しているとし、荻上チキは「特定の思想に偏ったリツイートを繰り返している」とし、「リテラシーの理解やモラルを高めるのに役立つ情報」という趣旨と異なるとして批判が殺到した<ref>{{Cite web|和書|title=日本青年会議所はリテラシーある?Twitter Japanの協定に非難 {{!}} 女性自身|url=https://jisin.jp/domestic/1830340/|website=Web[[女性自身]]|accessdate=2020-07-09|language=ja|publisher=}}</ref>。
==== Twitter癒着事件 ====
2月10日、日本青年会議所のメディアリテラシー確立委員会のアカウントが特定の思想に偏ったリツイートを繰り返し、「リテラシーの理解やモラルを高めるのに役立つ情報」という趣旨と異なるとして批判が殺到した<ref>{{Cite web|title=日本青年会議所はリテラシーある?Twitter Japanの協定に非難 {{!}} 女性自身|url=https://jisin.jp/domestic/1830340/|website=Web[[女性自身]]|accessdate=2020-07-09|language=ja|publisher=}}</ref>。
日本青年会議所への批判だけでなく、パートナーシップ協定を結んでいるツイッタージャパンに対しても批判の声が上がった。
 
=== 2022年 ===
==== 米子JC理事長による無免許ひき逃げ事件 ====
[[2022年]]2月16日の午前6時30分頃、(一社)[[米子市|米子]]青年会議所([[鳥取青森県|鳥取]]、米子JC)の理事長が無免許にもかかわらず同市内の[[国道9号|国道]]を乗用車で運転し、自転車と衝突する事故を起こしたうえ救護をせず現場から逃走した。その夜、無免許ひき逃げで[[逮捕]]された。米子JCは同18日付でホームページに謝罪文を掲載、今後の活動は協議中とている
 
3月16日には、理事長を除名し、新理事長を任命したことを発表した<ref>{{Cite web|和書|title=米子青年会議所 |url=http://yonago-jc.jp/2022/ |website=米子青年会議所 |access-date=2023-02-26 }}</ref>。
 
=== 2023年 ===
 
==== 青森JC会員による青森ねぶた祭における暴力行為 ====
2023年8月6日に行われた青森ねぶた祭において、(一社)[[青森市|青森]]青年会議所([[青森県|青森]]、青森JC)男性会員1名と男性ボランティアスタッフ1名が曳き手に対して暴力行為を行なった。青森JCは8月18日に臨時総会を開き、男性会員の除名と関係断絶、男性ボランティアスタッフとの関係断絶、2024年の青森ねぶた祭への参加自粛を発表した<ref>{{Cite web|和書|title=青森ねぶた祭・来年の参加自粛を決定「祭の尊厳を傷つけた」スタッフ暴力行為の青年会議所 |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/671184 |website=TBS NEWS DIG |date=2023-08-18 |access-date=2023-08-18 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=青森ねぶた祭運行期間中における不適切行為に関する対応について » 公益社団法人 青森青年会議所 |url=https://aomorijc.or.jp/post-3035/ |website=aomorijc.or.jp |date=2023-08-18 |access-date=2023-08-18 |language=ja}}</ref>。
 
== 脚注 ==
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* [[公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律]]([[公益法人認定法]])
* [[公益認定等委員会]]
* [[歴代日本青年会議所会頭の一覧|歴代日本青年会議所の会頭一覧]]
 
== 外部リンク ==