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ほくほくフィナンシャルグループ

日本の富山県富山市にある金融持株会社

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株式会社ほくほくフィナンシャルグループ: Hokuhoku Financial Group, Inc.)は、富山県富山市に本社を置く金融持株会社である。

株式会社ほくほくフィナンシャルグループ
Hokuhoku Financial Group, Inc.
ほくほくフィナンシャルグループ本社
(北陸銀行本店)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8377
2003年9月26日上場
札証 8377
2004年9月上場
略称 ほくほくFG
本社所在地 日本の旗 日本
930-8637
富山県富山市堤町通り一丁目2番26号
設立 2003年平成15年)9月26日
(株式会社ほくぎんフィナンシャルグループ)
業種 銀行業
法人番号 1230001004554 ウィキデータを編集
事業内容 金融持株会社
代表者 高木 繁雄(取締役社長)
資本金 708億95百万円
発行済株式総数 普通株式:13億9163万0146株
(2010年3月31日現在)
売上高 連結:2267億円
2010年3月期)
純利益 連結:192億円
(2010年3月期)
純資産 連結:4123億円
(2010年3月31日現在)
総資産 連結:10兆1072億円
(2010年3月31日現在)
従業員数 連結:5,065人
(2009年9月30日現在)
決算期 3月31日
主要子会社 (株)北陸銀行 100%
(株)北海道銀行 100%
北銀リース(株) 70.25%
(株)北陸カード 87.39%
北陸保証サービス(株) 100%
外部リンク http://www.hokuhoku-fg.co.jp/
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概要

傘下に、北陸地方北海道を基盤とする北陸銀行と、北海道を基盤とする北海道銀行があり、総資産でふくおかフィナンシャルグループに次ぐ第2位の規模を持つ地方銀行グループである。

  • 連結自己資本比率10.83%(2010年(平成22年)3月31日現在)
  • 預金残高 9兆484億円(2010年3月31日現在)
  • 貸出金残高 6兆9936億円(2010年3月31日現在)

課題

両行とも、平成バブルの崩壊に伴う財務悪化を引き起こし、公的資金注入を受けており、その処理が課題であった。地域銀行同士の合併や経営の統合はこれまでも数多くあるが、本店の所在地が遠隔地に在る統合は国内では初である。この為「飛地統合」などと呼ばれ、銀行の再編の新たな形として注目されている。


この「飛地統合」の実現は、

  • 高い収益力を持っているが北海道の営業を強化したい北陸銀行
  • 北海道に密着しているが収益力の低い北海道銀行

の思惑が相互補完の形で結実している。


また、北陸銀行が北海道内にも支店を設けているという事情も存在する。これは、北海道開拓において北陸地方の出身者が全体の1/4程度にも達しており、その便宜を図っていたものである。

 
東京支店の1階。両銀行のATMが並べて設置してある。

最近はほくほくFG全体の店舗網の合理化として、北陸銀行北見・網走両支店を北海道銀行に、北海道銀行大阪支店を北陸銀行へ営業譲渡したり、北海道銀行東京支店を北陸銀行東京支店のビルに移転して空中店舗化(ATMは1F)している。この他、グループ外の荘内銀行フィデアホールディングス)の協力により、北海道銀行仙台支店も空中店舗化(カード取引は1Fの荘内銀行ATMでの時間内出金と近隣のイーネットローソンATMでの入金は手数料が無料)して経費の節減を図っている。

経営努力の結果2009年(平成21年)8月27日公的資金を全額返済している。3日前の24日には北海道銀行小樽支店新店舗が北陸銀行小樽支店隣にて営業開始しており、その後、旧店舗跡地を両行共同の駐車場「ほくほくパーキング」としてオープンさせた。

沿革

関連項目

外部リンク