大型卓上丸鋸(380㎜)のオーバーホール 自宅
実は この大型の丸鋸、 名古屋のリサイクルショップが、
ヤフオクに出品していたのを落札して買った。
それを リサイクルショップで引き取った物です。
(宅配便{200サイズ}で送って貰うよりも早くて安価なのです)
家から車で 20分ほどの店、丸鋸の回転を確認して積み込み、
戻って作業室に搬入した。
銘板を見ると、 1982年(昭和57年)製となっている。
なんと 37年前のスクラップ同然の製品だ。
(自分が まだ若かった? 頃に作られている)
(ヤフオク!、出品時の画像)
全幅は 1m、高さは 70cm もある大物。
回転はするが、問題点は、数カ所ある。
① 鋸カバーが割れている。
② 鋸刃は摩耗してる。
本職さんなら 鋸刃を研磨をする頃。
DIYに使うには、問題ない。
③ 全体にサビが多い、 ターンテーブルが回転しない。
④ ロックハンドルが壊れて無い。
⑤ 鋸本体を 傾ける機能が働かない。
などなどの、 問題点がある。
それを承知で、 安く 入落札したのだ。
まずは本体 大型の丸鋸を取り外し、
テーブルの裏面をチェックした。
想像よりは 奇麗だった。
ガイドを取り外し、 表面のサビを落とす。
#600 番のサンドペーパーで磨く。
アルミ製なので、 手は真っ黒になる。
(テーブル面 研磨で要した時間、 約1時間)
ターンテーブルを外して見ると、内部の汚れが酷い。
スムースに回転出来るまで摺動部を磨き給油をする。
ターンテーブルと中央手前のロックボルトを付ける。
代用のハンドルとして、12㎜のボルトを使用。
スムースに回転する事を確認。
基準面の定規を取り付ける。
鋸とターンテーブルは、 左右に 各50度首振りをする。
(鋸本体は、左へ45度、傾斜できる製品だけど => 動かない)
定規とターンテーブルの直角と目盛りの 0点を調整する。
150㎜ の差し金を置いて確認をする。
大型の丸鋸を取り付け 差し金で、
定規と丸鋸が規定通りに取り付けたか確認をする。
鋸カバーの補修はこんな感じ。
見かけは悪いけど、安全性が確保できれば良い。
これらの画像では、 大きさを実感出来ないので、
スケールで計って見ました。
全体の高さと切断可能サイズ。
高さ 730㎜
最大切断寸法(木材) H120xW200㎜
丸鋸のサイズ、 380㎜。
全 テーブル幅 580㎜
さらに 両端には、 210㎜ づつ 受け棚がつくので、 全幅は 1000㎜。
ターンテーブル径、 330㎜
また、 他の切断機と比較してみると、
金属用の 切断砥石は新品が無かったので、 〇印で表した。
更に小型の丸鋸とも比較してみる。
画像の数値は、 鋸径を表示します。
使用する丸鋸は切断する 木材のサイズ、形状によって決める。
大型丸鋸のサイズ 380㎜ (木用)
- 大きめの角材(木)で直角が重要なもの
- 幅が広い 厚板
切断砥石のサイズ 350㎜ (金属用)
- 金属用、 最大切断寸法= 125x75 チャンネル、パイプ形状
丸鋸のサイズ 185㎜ (木用)
- 大板などの丈方向に切断する
- 大板などの幅方向に切断する
- 狭い板材
丸鋸のサイズ 145㎜ (木用)
ジグソウ - - - 自由曲線切り
- 自由な曲線に切り抜く。(外.内)
チェンソー (生木を切る) チェーンが回転して 生木などを切る。
手引き のこぎり
これらの ノコギリは 引くときに切る。
- ① 両刃鋸。 (大工さんなどが使ってる鋸)
- 細い目は横引き、粗い目は縦引きに使う。
- ② 生木用の鋸
- ③ 横引き、(木口(切断面)が奇麗)
- ④ パイプ用(竹、塩ビパイプ)
鉄 鋸
鉄ノコは 押して切る。
セーバーソウ (金属用)
セーバーソウ は刃が戻る時に切れる。
切断する 材料や目的によって
それぞれの機能を持ち
各々を使い分け出来ます。
切断する道具類は、
いろいろな種類があります。
近年は、電動工具も軽量化、利便性が重視されて、
バッテリー駆動が普及しています。
1週間に数時間使えば問題ないけど、
たまに DIY をする場合は、
バッテリー駆動の工具は考え物だ。
バッテリー の寿命が短くなる。
1回の充電で、数分しか動かなくなる。
その点、商用電源を利用する工具は、
利用時間を考えなくても良い。
チョッピリ、電源コードを引き回すだけで良い。
道具は必要な時に使え無ければ、
意味が無い。
この DIY 記事は以前に 途中まで書いていたのを
追加、修正してアップしました。