私の思い

日本で開催されるオリンピック１９６４年に向けて日本は急速に近代化が進み始めた。近代化に向けてあらゆる企業が活発化して発展仕出した。ビルラシュ・・丁稚小僧時代からサラーリーマン時代に、集団就職（地方から東京・大阪・名古屋地区に）・テレビの出現（プロ野球・プロレス・相撲）・・・世の中がガラリと変わりだした時代でした。サービス業の将来占うスーパー理論の本が・・渥美先生著作・・・びっくりしました。今までこんな内容の本を見たことなかったので・・・すでに日本の一握りの方は渥美先生に師事して色と研究、世界視察が行われていたのだ・・後のスーパーダイエイ・すかいらーく・あさくまさん等日本を変えた企業様たちがそこに居られたのだ・・・
遅れを取っている私もようやく第三次産業が花を咲かせる時代になるのではと気が付かされた。このことが私の運命を変えていった。大量生産・大量販売へと・・・日本中に一番早く店舗を出し大量に売ることが・・・
会社で認めてくらいなら・・将来性方向に転職を考え出しました。
当事社会は労組の活躍が盛んな時代で、広小路に旗を振り上げたデモ行進が盛んでした。私の会社も労組が盛んで時期が来ると絶対に満額獲得・・・できなければストを・・労組幹部が平の私達に君たちがその気にならないと・・生真面目な私はすっかりその気になり、中途半端では交渉決裂・・ストを・・労組の掛け声に大きな声で叫んでいた・・会社交渉は遅々と進まず・いよいよストに突入かと思っていたら・・幹部から無事交渉が決まりましたと・・・馬鹿な幹部がいよいよストに入ると言っていたのに・・・ちょこっと昇給しただけなのに・・従業員休憩施設を良くすることで・・・妥結後でよく考えてみると労組幹部をやるとみんな出世しているのだ・・何だ自分たちのために労組を利用しているのだ。会社には従業員が騒いでいます私達がなんとか抑えますのでと手打ちを交わしていたのだ。生真面目な私は・・・委員長に怒鳴り込んだ・・手前たち地獄に落ちろ・・良くも労働者をもて遊んで・・・こんな組合潰してやると・・・これで会社全体が大混乱・・幹部は組織を使いあいつが第二組合を作る・・とんでもない奴だと・・影で動いていると・・・もう呆れて・・・
私は陰で人の悪口を言うことはしないと言っても・・・放っといた・➗益々転職を考えるようになった。