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続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

やはり銀杏の淵名神社

2024-07-12 12:26:37 | 早川物語2

朝はまだ雨が降っていませんでした

ひめちゃんは久しぶりに、諏訪神社の向こうの高台を歩きます

高台中央のナス畑では、外国人達がナスの収穫作業中です。

そのまま突き当たりまで行って、南に下ります。

ひまわり畑、出現してるかな

 

あちゃあ、一本もない

みんなうなわれちゃった

緑肥植物として、種が蒔かれたのかな

 

帰道、倒れているヒマワリをたくさん見ました。

ひめちゃんちも、大雨で何本も被害に遭ってます。

倒れちゃったんだね

残念

 

 

 

実はこの日(7月6日)の本当の目的地は、淵名神社(ふちなじんじゃ)でした

十三宝塚遺跡から県道2号線に出て、東に注意深く進みます。

 

少し前に、新田を通った岡登用水が早川落ち込むところを確認に行きました。

(記事は後日)

鶴巻古墳の少し下流で、淵名神社の少し上流でした。

あれ、淵名神社が目立たない

早川と県道2号線の交差する辺りに、誇り高く存在したはずだけど

駐車場は何処だったっけ?

どうも以前訪問したときと雰囲気が違う?

銀杏の淵名神社(早川物語)

うまく駐車出来ずに、その時は退却してしまいました

 

 

県道2号線、淵名神社の赤い鳥居を過ぎてまもなく「淵名神社入口」の表示があります。

この間は見落としたようです。

今回は、難なく駐車出来ました

 

 

まず早川を確認です。

淵名の地名について、『群馬の地名』(みやま文庫 昭和46)に、

佐波の淵名(ふちな)

境町上淵名、下淵名はそばを流れる「早川の淵に」という場所をさす淵に、古国国方言の格助詞「な」をつけた言葉が固有名詞化したものと思う。~(中略)~群馬郡の井野川の源流の東明屋に榛名明神、下流に島名明神がある。淵名、榛名、島名は同じ類型と考察できよう。

 

 

早川の淵の淵名神社に戻ります

鳥居から参拝です。

 

古い銀杏の切り株があります。

 

 

あれ、かわいい狛犬さんだ

いたっけ?

 

 

右手には、渕名神社社殿新築碑です。

由緒の部分を拡大です。

 

ここは字・銀杏なのですね。

見上げるばかりに大きな銀杏はもうないようです。

昔実家にも大きな大きな銀杏があって、毎年たくさんの実をならせていました。

銀杏は懐かしい木です

 

 

駒犬さん、こんにちは。

 

よそではお目にかかれない、超個性的な駒犬さんです

 

 

拝殿で2礼2拍1礼です。

玉を持った龍がいます

 

 

社殿の西には、境内社です。

仏教的な色合いは少ないみたいです。

とりあえず合掌

 

 

本殿を一周して振り返ると、やはり銀杏の木を残しながら大木を整理したのですね

 

 

社殿の東にも由緒があります。

さっきと微妙にニュアンスが違います

「ここは元々は須佐之男命を祀った熊野神社であったが、明治の時に付近の神々が合祀され淵名神社なり、主祭神は飯玉大明神(保食神)になってしまった」という事です。

 

 

銀杏の実が落ちてます。

銀杏の木がちょっと整理されたけれど、ここはやはり銀杏の淵名神社でした

 

みなさん、合祀されたはずですけど、弁財天だけ、早川の淵に置き去りです。

でも、ここが居心地のいい場所なのでしょう。

淵名神社より早川に「淵な」だもの

 

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何にもないけれど重要な史跡・十三宝塚遺跡

2024-07-10 15:45:29 | 群馬県・中毛

雨が降り出しそうな予報です。

ひめちゃんは不安です

 

おかあたんは、アタチを置いてお出かけするのでふか

雨が降ってきそうでふよ

おかあさんは、東の桐生市に行ってきます。

たぶん、あまり降らないと思うよ

しっかり遮光対策をして、扇風機は六時間タイマーセットしていくよ

 

ガーデンパトロールをして、お洗濯をしてから出かけます。

ムーハウスガーデンは、何時の間にかユリの花盛りです

 

ちょっと個性が強いかな?

好みが別れそうな花です。

増えもせずだけど、毎年しっかり咲いてくれます

 

ちょっと奥の方ですけど、ヤマユリ咲いてくれました

華やかです

 

八重咲きのオニユリです。

 

たくましく、毎年咲いてくれます

あれ、一重はどうしたんだろう

 

七海地蔵のそばのヒマワリは、雷雨で何本も倒れてしまいました

また種を蒔くね

 

そばには、この鮮やかな 百合の花です

 

ママの所から、山吹の向こうにヤマユリと八重オニユリです

近いうちに草むしりするね

もっと見通し良くなって欲しいよね

 

 

 

(7月6日)地図を確認すると、伊与久沼のすぐ東に、史跡・十三法塚遺跡(じゅうさんぽうつかいせき)があります。

行った事ないような?

ちょっと足を延ばしてみましょう

 

迷うことなく辿りつきますけど、駐車スペースすらない

路上停車で、ダッシュで写真を撮ります

十三宝塚遺跡は八世紀前半に建てられた古代寺院です。発見当初は、佐位郡の役所跡ではないかと言われていましたが、階楼に囲まれた中に仏殿、塔を備えた寺院である事が判明しました。主要堂棟は瓦葺きで、上野国分寺と同じ瓦が使われています。これは国分寺造営への協力の結果と考えられています。

 

伽藍想像図を拡大です。

実際はもっと華やかだったかも知れませんね。

多くの人が住み、集まり、通過して行ったことでしょう

西には粕川が流れ、少し東には早川が流れます

上野国山上からも、迷わず行けた事でしょう。

山上多重塔を建立した道輪さんの出自は分かりませんが、彼の思想の土壌の一つともなったかも知れません

 

人々の集まる空間がここにあったのです

 

「ASITAを走ろう」の案内版です。

夢幻と消えてしまったけれど、ここに人々の祈りの壮大な空間があったのです

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蓮の花盛りの伊与久沼

2024-07-09 14:16:21 | 群馬県・中毛

ひめちゃんは、久しぶりに、ミーナちゃんちの石垣前で「はいポーズ」です

ここには、数年前までポメラニアンのミーナちゃんがいました。

七海ママもひめちゃんも、ライバルでした

ここの石は古墳の石でしょう。

この辺りには、たくさんの古墳があったらしいです。

 

ひめちゃんは、堀之内の西側を歩いて帰ります。

おや、去年たわわに実を付けた稲穂が刈り取られずに放置された田んぼに、田植えがしてある

てっきり今年は、そのまま耕作放棄地予備軍になるものと思っていました

一度耕作放棄地になった田んぼの復活は、とても大変なようです。

何はともあれ良かったね

 

ひめちゃんちのブルーベリー、色付き始めました。

今年はなんとなく実が大きいような感じがします

 

 

 

県道2号線を新田に向かう途中、ちょっと南にそれると、伊与久沼(いよくぬま)があります。

以前から気になっていた沼です。

先日、「蓮が咲いてるよ」という情報が寄せられたので、7月6日に行ってきました。

 

迷うことなく到着です

かなり古い付近の案内版です。

右のほうのミドリが、伊与久沼公園です。

工業団地の一角にあります

 

咲いてます

沼いっぱいの元気な若い蓮です

この景色は、地域力があってこその事なのですね

 

元気な若い蓮がいっぱい

あかぼり蓮園より、少し早めに開花したかな

ガマの穂とのコラボも、自然でいいですね

 

奥に進むと、一面白蓮になってきます

ちょっと細身な感じはするけど、これだけの花・花芽があがっているのだから、すごい

 

こんなポスターもあります。

子供達もやってくるのでしょう。

 

さて、戻りましょう

ガマの穂は、結構繁殖しているようです。

うまく共存してね

 

さっきのポスター「用水路やため池で遊ばないでね」とありました。

ここは溜池かな

 

駐車場の一角に、由来記があります。

目をこらしてよくよく眺めます。

よく見えませんけど、江戸時代に、水不足を改善するために掘られた溜池のようです

 

道の南の伊与久沼も確認です。

特に利用されていないようです。

ミドリ沼が始まってる

昨今の農業事情によって溜池の役割が変わりつつあるのでしょう

 

蓮の花咲く北側の伊与久沼を眺めて帰ります。

また、秋にでも来てみましょう

 

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白柴タバサの独り言(16才になりました)

2024-07-07 18:23:21 | 日記

ひめちゃんは、朝一番で、堀之内を北に出て、岩神沼まで行ってきました

沼にはだれもいなかったですけど、久々の岩神沼です

みんなで良く来たね

 

第2陣で、タバサねーちゃんは、そこらまでの小さな散歩です。

足取りも軽く歩きます

緑内障のタバサねーちゃんは、時には甘草(カンゾウ)の中に突っ込みますけど、めげずに歩きます

しっかり用をたして帰ります

朝ご飯もしっかり食べます

 

 

 

 

白柴タバサが語ります

 

アタチ・タバサは、昨日16才になりましたのでございます

アタチは、黒柴の小太郎&ねねと一緒に生まれたのでございます

 

七海ママのおっぱいをいっぱい飲んで大きくなりました。

ママの顔、母の自信に満ちた顔でございます

 

少し大きくなると、ミニドッグランで遊びました

ママの厳しいしつけもありました

 

時には、こんな武勇伝もありましたでございます

後にも先にも、こんなにキャベツを丸かじりしたのは、これっきりでございます。

 

アタチは、けっこう自己主張の強い子だったかも知れませんでございます

「ねね」は、おとなしい子でした。

 

あれから、もう16年経ちましたでございます

 

 

 

ねねと小太郎が養子に行き、アタチは残りました。

三四郎おじちゃん&サマンサおばちゃん、七海ママ&小次郎パパ、ののこねーちゃん、大家族の中で暮らしました。

 

こんなアタチでも、実は一週間だけ養女に行った事がありました。

東京から新里の山奥に引っ越してきた老人のご夫婦がいました。

おかあたんと趣味のサークルで知り合ったとか、よくウチに遊びに来ました。

そして、アタチを養女に欲しいと言いましたでございます。

 

アタチもよく遊びに来る顔見知りのおばちゃんなので、悦んでおばちゃんの車に乗っていきました。

ところが、ご夫婦は犬を飼ったことがなかったのです

「朝お散歩に連れって行って、夕方もお散歩に連れて行って」が気に入らなかったのでございます

ぬいぐるみではなく、生きた犬には、朝晩のお散歩が必須でございます。

彼らには理解出来ない事でした

 

一週間後、アタチはおうちに返されました。

でも、再びムーハウスに戻れてよかったです

あそこは大字・赤城山、お店もなく、車以外に交通手段もありません

あのとき高齢だったご夫婦はどうなったかな?

 

妹のひめは、養女の経験は本当にありません。

大家族の中の最下位で、しっかり生き抜いてきたたくましすぎる子でございます

 

フレンドリーで子どもを怖がらないアタチは、人間のお出かけの良きパートナーとして、あちこちに行ってきました

 

一昨年の夏のアタチです

 

  

 

ひめと元気にお散歩していました。

ひめと一緒にケンくんちに寄っていて、アタチもケンくんが好きになりましたでございます

 

一昨年の秋辺りから、ちょっと車酔いをするようになって、遠出は出来なくなってしまったのでございます

冬には、何故か目やにが出て、緑内障と診断されました

毎日目薬をつけてますけど、だんだん見えなくなりましたでございます

臭覚も、だんだんなくなってますでございます

耳はしっかり聞こえますでございます

まだまだ、聞こえますでございます

 

これからも、いろいろ独り言を語りますでございます

 

 

 

 

 

 

 

 

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続・天幕城趾のあかぼり蓮園2024

2024-07-05 17:34:49 | 蕨沢川物語

6時前なのに、猛烈な日射しです

ひめちゃんは遠出はせずに、隣の字・塚越を歩いて来ました。

庚申塚古墳の草もあっという間に復活しています。

アタチの魅力的な足がまた見えなくなりそうでふよ

 

ムーハウスガーデンには、大きな椿の実がなり始めました。

また今年も椿の実がいっぱいなるのかな

いいか悪いのか

 

 

 

(7月4日)天幕城趾の散策続けます。

本丸跡から南に下りる道があります。

三の丸に降りられます。

 

前方には大正用水が横切ります。

天幕城の説明板に、「天幕城の北と東は蕨沢川の旧河道であった」とありました。

自然の地形を移用して、蓮園になっているのです

 

蓮園の南端、大正用水の上流の流れです。

下流です。

静かにしっかり流れています。

もう少し東に行って、新里の山奥から流れ出した早川に合流します

 

蓮園に降ります。

あれ、こんなにいい階段あったっけ?

 

下りながら、天幕城本丸跡を臨みます。

どんなドラマが展開したんだろう?

いずれにせよ、毎年蓮の花が咲くことは、すばらしい鎮魂歌(花)でしょう

 

花芽をいっぱい上げた元気な蓮が育ってます

幟もたくさん揚がっています

5本の幟で「山上多国宝に国宝に」とめざす人々も、たくさんの幟のパワーを実感に来てみればいいのに。

シーズン中に、ひめちゃん達と来れたらいいね

 

さっき天幕城址散策中に見えた、蕨沢川の一番近い上流の橋を渡ります。

前田橋です。

 

上流の次の橋に廻り込んで帰ります。

中居橋です。

かなりしっかりした橋です。

上流の流れです。

ひめちゃんたちもよく散歩で行っていた新里の童沢貯水池から流れ出して、山上城の脇を流れて、南にひたすら下り、ここまで来ました

南・下流の流れです。

天幕城趾の脇も流れていたのです

砂防指定地の地図、前田橋の先のカーブの先あたりが天幕城趾・あかぼり蓮園です

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