「あいつは格好よかった」、「甘い嘘」、「このろくでなしの愛」、「スターの恋人」
など、たくさんの映画やドラマで活躍されているイ・ギウssi。
190㎝の長身にスマートで甘いマスクが素敵です。
このドラマではいきなりウンビにたいして「僕の嫁です」と言って登場した時は
ビックリしましたがイ・ギウssiのコメディキャラも楽しかったです(*^。^*)
イ・ギウが語る『美男<イケメン>ラーメン店』。「尽くして後悔しないのが“本当の男”」
TBSの韓流ドラマ放送枠「韓流セレクト」(毎週月~金曜あさ10時5分~)で放送中で6月27日(水)に
DVD-BOX1・2が発売される『美男<イケメン>ラーメン店』。
同作は、生意気御曹司チャ・チスと、ドジな教育実習生ヤン・ウンビが繰り広げる胸キュンラブコメディ。
ウンビを巡ってチスとライバル関係となる、大人の魅力をもったイケメンシェフ、ガンヒョクを演じた
イ・ギウがインタビューに応じた。
<イ・ギウ>――イ・ギウさんにとって、除隊後の復帰1作目でしたが、この作品を選んだ理由を
教えてください。
チョン・ジョンファ監督の作品だったからです。映画『甘いウソ』でご一緒させていただき、僕のことを
よく分かってくださっている監督なので、軍隊生活でカチカチに固まってしまった体と心をほぐして
くれるのではないかと思いました。おかげで現場でも気兼ねなく撮影できた作品でした。
そして、今まで演じたことのなかったコミカルな自然なキャラクターだったので、それも決めてですね。
――結果ドラマは大成功、イ・ギウさんが演じたチェ・ガンヒョクは多くの視聴者に愛されましたね。
なにより除隊後の初作品をたくさんの方に愛して頂き、非常に嬉しかったです。ガンヒョクのような
ラブ・コメディならではの風変わりなキャラクターは、僕にとって初めての挑戦でしたが、
思いのほか高い評価をいただきました。
おかげで、今後もいろんなキャラクターに挑戦してみたいという欲が出てきました。
――確かにガンヒョクは、とても魅力的なキャラクターでした。イ・チョンアさん演じるヒロインのウンビを、
「俺の嫁~」と呼び、やさしく包容力があって、マイペースで風変わりなところもあって……
そんな掴みどころのないキャラ作りはご自身で考えたのですか?
ベースは、監督や作家の方々と一緒に相談しながら決めたんですが、途中でみせるユーモアな表現や
ジェスチャーは僕のアイデアですよ。
――ウンビを巡り、チョン・イルさん演じるワガママ御曹司チスとのキャラクターの対比が、
観ていて楽しかったです。
僕は、ウンビを巡ってチスと対決するという感覚はまったくありませんでした。
ガンヒョクというキャラクターは、自分自身の愛を表現する術を十分に知っていますが、それ以前に、
弟たちが傷つかないように配慮する気持ちが強く、周りを理解するが故に、自分は二の次なんです。
図々しくて茶目っ気たっぷりですが、その奥には大人びた部分を持っているのがガンヒョクの魅力です。
――イ・ギウさんご自身とガンヒョクとのシンクロ率はどれくらい?
85%くらい? 良く考えたら、すごく似ている部分が多いかも(笑)。
――三角関係ならではの、身を引く役まわりでしたが、演じていてどんなご気分でしたか?
どんな作品でも、叶わない恋を演じるのは辛いです。でもこの作品では、ガンヒョクは、愛を
諦めるのではなく、ウンビの選択を最大限尊重します。自分より相手を最優先する男ですからね。
最後までウンビの幸せだけを願う、大人の男らしい姿を表現しなくてはならなかったので、
そこが難しかったですね。でも久々に恋愛する気持ちを思い出せて、心はとても温かかったですよ(笑)。
――三角関係はやはりとても切ないですよね。もし、イ・ギウさんが同じ立場になったらいかがですか?
僕の性格上、三角関係になりそうな女性には、初めからそういう目で見ません。
でももし……本当に好きになってしまったのならば、必ず僕の彼女したいですね(笑)。
そう考えるのが男の性(サガ)ではないですかね?
――実際、イ・ギウさんご自身は、恋愛においてはどんなタイプですか?
そうですね……僕も、最大限女性の意思を尊重し配慮しよう! というタイプです。
彼女に尽くして、尽くして、それでも後悔しないのが“本当の男”だと思っています。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
本当に、毎日笑いが絶えない楽しい現場でした。何よりスタッフと俳優の息がよく合っていたと思います。
この作品は、切ないシーンが続くかと思えば、コミカルなシーンが出てきたり、にぎやかでしたね。
悲しいシーンを撮る時は、スタッフ全員が息を殺して俳優陣を見守ってくれて、コミカルなシーンは、
全員が笑いを堪えきれなくて……お陰でNG連発ですよ(笑)。
共演者は年下が多くて、彼らは家族のように可愛い弟たちです。そして、僕もすっかり大人になって、
支えてくれるスタッフの有り難さが身にしみるようになりました(笑)。
スタッフへの配慮も今まで以上に心掛けましたね。スタッフと俳優と息がピッタリで、
本当に温かな現場でした。
――一番心に残るシーンは?
ラーメン店とウンビ、そして一緒に過ごした家族のような弟たちと別れのシーンが一番心に残っています。
「年老いた寂しい1匹の悪い男として、淋しく生涯を終えてやる」って恨み節を言いますが、全部ガンヒョク
ならではの精一杯の思いやりですよ(笑)。
撮影した日はすごく寒かったのですが、そのせいか僕の心もとても切なくなりました。
――このドラマ出演を通して、一番の収穫はなんですか?
ガンヒョクを演じきって、自信がつきました。しかし、何より作品を通して出会ったスタッフ、俳優との縁が
一番の収穫ですね。
――日本の視聴者のみなさんに、メッセージをお願いします。
全スタッフ、俳優と一緒に本当に一生懸命撮影に望んだ作品です。
この想いとパワーが日本のみなさんに伝われば嬉しいです。今後も応援よろしくお願いします。
――今後の活動について教えてください。
現在、シチュエーション・コメディ『スタンバイ』の撮影で忙しくしています。
これからもドラマ、映画など素敵な作品との出会いがあれば一生懸命頑張ろうと思っています。
素敵な作品、素敵な演技で今後もご挨拶します。ありがとうございました。(韓流ぴあ)