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ひばりヶ丘駅

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ひばりヶ丘駅
2005年に改良された南口駅舎
(2005年11月撮影)
ひばりがおか
Hibarigaoka
保谷 (2.3 km)
(1.4 km) 東久留米
所在地 東京都西東京市住吉町三丁目
所属事業者 西武鉄道
所属路線 池袋線
キロ程 16.4 km(池袋起点)
駅構造 橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
68,663人/日
-2009年-
開業年月日 1924年大正13年)6月11日
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ホーム(2007年4月1日撮影)

ひばりヶ丘駅(ひばりがおかえき)は、東京都西東京市住吉町三丁目にある西武鉄道池袋線である。

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ地上駅。内側2線が本線、外側が待避線であり、1・2番線が下り、3・4番線が上りとなっている。橋上駅舎を有している。

駅舎は周辺で最もバリアフリー化が遅れていたが、2005年に改良工事が完成し、ホーム上屋の一部にドーム状屋根が採用された。しかし、北口については以前と変わらない。

ホームと改札階、改札階と南口側地上との間にはエレベーターエスカレーターがある。トイレは2階改札内にあり、多機能トイレも併設している。一方で、北口は現在も入口の両端に店舗があり、バリアフリー施設を設置するスペースがない。

のりば

1 池袋線 所沢小手指飯能吾野西武秩父秩父鉄道線 三峰口長瀞方面(待避線)
2 池袋線 所沢・小手指・飯能・吾野・西武秩父・秩父鉄道線 三峰口・長瀞方面
3 池袋線 練馬池袋有楽町線 新木場副都心線 渋谷方面
4 池袋線 練馬・池袋・有楽町線 新木場・副都心線 渋谷方面(待避線)
  • 当駅で急行と準急・各駅停車の緩急接続を行う。
  • 朝の一部と夕方以降の下り快速電車は1番ホームからの発車が多い。場合によっては2番ホームから1本前の電車が発車するのと同時に1番ホームに電車が進入することがある。
  • 西武ドーム入間基地航空祭などのイベント輸送では、所沢方面から当駅止まりの電車が不定期だが設定されており、方向幕の中にも「各停 ひばりヶ丘」(現在の幕に更新するまでは「普通 ひばりヶ丘」)の幕が存在する。但し、当駅には折り返し設備がないので、到着した電車は乗客を降車した後、1駅先の保谷へ回送される。

利用状況

2009年度の1日平均の乗降人員は68,663人であり[1]、西武鉄道全92駅中12位。 近年の1日平均乗降人員、乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1990年 36,745[2]
1991年 37,216[3]
1992年 37,055[4]
1993年 37,315[5]
1994年 36,907[6]
1995年 36,041[7]
1996年 35,381[8]
1997年 35,058[9]
1998年 34,077[10]
1999年 32,978[11]
2000年 32,312[12]
2001年 32,211[13]
2002年 31,745[14]
2003年 32,060[15]
2004年 64,940[16] 32,156[17]
2005年 66,033[18] 32,696[19]
2006年 66,499[18] 32,959[20]
2007年 67,318[18] 33,473[21]
2008年 67,682[18] 33,663[22]
2009年 68,663[18]

駅周辺

駅構内

南口

商店に挟まれた北口(2009年3月1日撮影)

北口

南口には広い駅前広場があり、そこから各方面へバス路線が延びている。広場を囲む様に西友とパルコが建つ。高層マンションや各銀行の支店、商店街が駅から田無駅方面に延びる道路(谷戸新道)に沿って並ぶが、一歩入るとすぐに住宅街となる。特に西側の東久留米市側は学園町と呼ばれ、自由学園を中心に碁盤の目の様に道路が走る。

北口は南口と対照的に隘路が入り組み、商店街を中心に発達した。バスターミナルは駅北方の埼玉県新座市内にあり、5〜8分程度歩く。北口周辺道路は当駅と新座市の県道を結ぶために通過交通が多く重要な路線で、新座市側は片側1車線の車道と歩道が整備されているが、西東京市に入った途端にただの街路になる。狭い道路に歩行者、自転車、自動車が入り乱れ、危険な状況である事、また建物が密集して防災面に不安がある事などから、特に西東京市側で整備が急務となっていたが西東京市は駅から少し歩くと新座市に出てしまう立地のため税金は使えないと難色を示していた。この為、新座市が西東京市長と協議し、ひばりヶ丘駅北口の整備に係る許可を取得した。駅前に広場を設置し、16メートル道路を設置する計画がある[3]。また東京都の整備局にて、街並再生地区に指定がされた[4][5]

地理的には西東京・東久留米・新座の3市の市境に近く、それぞれから利用者が集まる。なお、南口でひばりが丘団地の建て替えと民間の大規模マンション戸建て分譲建設が続いており、今後1万人程度の利用者の増加が見込まれている。

北口バスターミナル(2010年5月撮影)

バス路線

新座市のコミュニティバスにいバス東武バスウエスト新座営業所が運行)を除き、一般路線・コミュニティバスのいずれも西武バスが運行。

南口(ひばりヶ丘駅)

  • 1番のりば(駅南口正面)
    • 境03:谷戸・田無駅経由 武蔵境駅行き
    • 田42:谷戸経由 田無駅行き
    • 深夜バス:ひばりが丘団地・住友重機械工業前・田無駅経由 武蔵境駅行き
    • 深夜バス:ひばりが丘団地・住友重機械工業前経由 田無駅行き
  • 2番のりば(YASUDA・三菱東京UFJ銀行前)
    • 境04:ひばりが丘団地・田無駅経由 武蔵境駅行き
    • 田43:ひばりが丘団地経由 田無駅行き
  • 3番のりば(西友前)
    • 鷹22:ひばりが丘団地・住友重機械工業前・東伏見経由 三鷹駅行き 
    • 境07:南沢五丁目・田無駅経由 武蔵境駅行き
    • 田44:南沢五丁目経由 田無駅行き
    • ひばり81:南沢五丁目経由 滝山営業所行き
    • 入庫:南沢五丁目経由 文華女子中学高校前行き
    • 深夜バス:南沢五丁目行き
  • はなバスのりば(西友前安全島)
    • 第5ルート(住吉・泉町循環):保谷高校・保谷庁舎循環
    • 第5ルート(ひばりヶ丘駅 - 保谷庁舎線):JA東京みらい保谷支店経由 保谷庁舎行き
  • 深夜急行バスおりば

北口(ひばりヶ丘駅北口)

上記の通り、ひばりヶ丘駅北口停留所は、北口より徒歩5分程度の新座市栗原にあり、西武バスの折返所となっている。

北口(ひばりヶ丘駅入口)

北口からひばりヶ丘駅北口停留所を過ぎた先の通り上にある停留所で、にいバスが使用している。両方向とも同一のポールを使用している。

  • にいバス南循環・右回り:老人福祉センター行き
  • にいバス南循環・左回り:新座市営墓園・新座市役所・清瀬駅南経由 老人福祉センター行き

歴史

  • 1924年大正13年)6月11日 - 武蔵野鉄道田無町駅(たなしまちえき)として開業。
  • 1959年昭和34年)5月1日 - ひばりが丘団地の造成に併せ、ひばりヶ丘駅に改称。
  • 2003年平成15年)4月〜2005年(平成17年)5月 - 利用者の増加に対応するために駅舎改良工事が行われ、ホームの拡幅・嵩上げ・上屋建て替え工事などを実施した。同時に北口階段を除き、バリアフリー化を伴う全面建て替えも行われた。
  • 2005年(平成17年)3月 - 新しい南口階段の供用が始まり、5月の南口1階セブン-イレブンの開店をもって完了した。

隣の駅

西武鉄道
池袋線
特急「むさし」「ちちぶ」・通勤急行
通過
快速急行・急行
石神井公園駅 - ひばりヶ丘駅 - 所沢駅
快速
石神井公園駅 - ひばりヶ丘駅 - 東久留米駅
通勤準急・準急・各停
保谷駅 - ひばりヶ丘駅 - 東久留米駅

脚注

関連項目

外部リンク