国鉄チム10形貨車
表示
国鉄チム10形貨車 | |
---|---|
基本情報 | |
車種 | 長物車 |
運用者 | 鉄道省 |
所有者 | 鉄道省 |
旧形式名 | ホチ134形、ホチ246形 |
改造年 | 1928年(昭和3年)* |
改造数 | 135両 |
消滅 | 1932年(昭和7年) |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 8,572 mm |
全幅 | 2,502 mm |
全高 | 2,584 mm |
荷重 | 15 t |
自重 | 7.8 t - 8.6 t |
換算両数 積車 | 2.5 |
換算両数 空車 | 1.0 |
台車中心間距離 | 4,877 mm |
備考 | *称号規程改正年 |
国鉄チム10形貨車(こくてつチム10がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省に在籍した15 t 積みの長物車である。
概要
[編集]1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりホチ134形、ホチ246形 が1形式にまとめられチム10形(チム11 - チム154,9両欠)に形式名変更された。旧形式名時代より北海道にて材木輸送用に運用された。積載荷重15 t 車であるが二軸ボギー車である。
ホチ134形は1905年(明治38年)に100両(ホチ134 - ホチ233)が英国ミッドルタウン車輌にて、ホチ246形は1905年(明治38年)から1906年(明治39年)にかけて同社で75両(ホチ246 - ホチ320)がそれぞれ製作された車両である。
車体塗色は黒一色、寸法関係は、全長は8,572 mm、全幅は2,502 mm、全高は2,584 mm、自重は7.8 t - 8.6 t である。
最後まで在籍した車両が1932年(昭和7年)に廃車になり形式消滅した。形式制定後約4年と短い在籍期間であった。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
- 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。