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房総丘陵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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房総丘陵
房総半島中南部に広がる房総丘陵
所在地 日本の旗 日本 千葉県
位置
房総丘陵の位置(日本内)
房総丘陵
北緯35度6分53秒 東経139度59分12秒 / 北緯35.11472度 東経139.98667度 / 35.11472; 139.98667座標: 北緯35度6分53秒 東経139度59分12秒 / 北緯35.11472度 東経139.98667度 / 35.11472; 139.98667
最高峰 愛宕山(408 m
プロジェクト 山
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千葉県富津市マザー牧場から見た房総丘陵

房総丘陵(ぼうそうきゅうりょう)は、千葉県房総半島中南部に広がる丘陵地帯。

概要

正確な定義は存在しないが、地理地質学からすると富津市南部から大網白里市北部を結んだ線の南東側の丘陵地帯を指し、南側の一部は南房総国定公園の公園区域をなす[1]

北になるに従い標高が下がり、房総台地と呼ばれ、東金市から山武市まで続く。

主な山

特徴

フォッサマグナの中にある新しい地層で、南部には「嶺岡帯」北部には「東金崖線」などの特徴ある地質帯があり、北東側の銚子市付近に見られる中生代の地層と好対照である。

脚注

  1. ^ 木更津市の台地の部分を構成するのは下総層群最下位の地蔵堂層で、大網白里市から山武市にかけての台地は笠森層と同時異相の関係がある上総層群の金剛地層から成っており、地質学的見地からすると富津市南部から大網白里市北部を結んだ線の南東側ということになるが、観光地であることから旅行雑誌などでは東京千葉市からの方角を重視し、茂原市と木更津市を結んだ線以南とすることが多い。
  2. ^ 山武市の地層は金剛地層とも呼ばれるが、笠森層と同時異相の関係がありいづれにしろ上総層群の最上位層である。
  3. ^ より海側の九十九里崖線は、房総丘陵と九十九里平野とを分ける崖線で、東金崖線とは別のものである。

参考文献

  • 近藤精造 『千葉の自然をたずねて』築地書館、1992年。ISBN 4-8067-1024-5