[go: nahoru, domu]

コンテンツにスキップ

沖縄県道10号伊計平良川線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。125.100.25.66 (会話) による 2005年12月1日 (木) 12:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (特徴)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

沖縄県道10号伊計平良川線(おきなわけんどう10ごういけいたいらがわせん・主要地方道伊計平良川線)沖縄県うるま市与那城伊計の伊計島と同市平良川とを結ぶ主要地方道

概要

区間・実延長

通過自治体

  • うるま市
もとは"与那城町-勝連町具志川市"の3市町だったが、2005年4月に合併したため沖縄本島内の主要地方道では唯一、同一市町村内のみの路線である。

交差する路線

重複する路線

  • 沖縄県道37号線(うるま市与那城屋慶名)
  • 沖縄県道8号線(うるま市勝連平安名~大田)

主要施設・観光地

  • 伊計島
  • 宮城島
  • 平安座島
  • 海中道路
    • あやはし館
  • うるま市役所与那城庁舎(うるま市与那城中央)
  • うるま警察署(うるま市大田)

歴史

  • 1970年代初頭、石油業者が与那城村(現うるま市)平安座島に備蓄基地を建設するため、沖縄本島から海中道路を建設した。
  • 1972年5月、本土復帰前の軍道・琉球政府道8号線、軍道10号線、政府道31号線全線が県道8号線、10号線、31号線となった。
  • 1982年、宮城島と伊計島を結ぶ「伊計大橋」が開通。当時民間から移管した海中道路も含めて、屋慶名交差点以北の区間はすべて当時の与那城村道だった。
  • 1991年、海中道路を含む屋慶名交差点~伊計島間の区間が"伊計屋慶名線"として県道に昇格した(当時は県道237号)、これに伴い海中道路の整備が本格化する。また同時に平安座島から浜比嘉島を結ぶ浜比嘉大橋が"県道浜比嘉平安座線(県道238号)"として整備することに。
  • 1993年、県道10号線と伊計屋慶名線の全線、県道8号線の勝連町平安名(現うるま市勝連平安名)~具志川市(現うるま市)大田、県道31号線の与那城村屋慶名(現うるま市与那城屋慶名)~勝連町平安名(現うるま市勝連平安名)の各区間が"伊計平良川線"として主要地方道に昇格する。
  • 1997年、平安座島と浜比嘉島を結ぶ浜比嘉大橋が開通。
  • 1999年、海中道路が4車線としてリニューアル。

特徴

  • 沖縄本島内の主要地方道では唯一同一市町村内のみの区間であることと、国道とつながっていない。
  • 旧与那城村では村道標識(県道と同じヘキサ式で白抜きに青文字)が設置されているが、平安座島や宮城島でも設置され、現在の当路線が1991年の県道昇格、1994年に町制施行した後もそのまま設置されていた。
  • 宮城島では未整備箇所が多く、同島内には代わりに農道で縦断している。
  • 沖縄県内ではこれまで主要地方道昇格の場合、1桁や2桁の番号でも主要地方道の番号枠である70番台~90番台に順序よくつけたが、指定路線が多くなり番号枠だとひっ迫する恐れが出たため、1993年に指定された路線のうち、もとの県道番号が1桁または2桁の番号の路線はそのままその番号がつけられており、この路線は県道10号を存続番号として主要地方道に指定された。