紫禁城
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紫禁城(しきんじょう)または故宮(こきゅう)は中国北京に所在する旧王宮、歴史的建造物。
元 (王朝)がつくったものを明の成祖永楽帝が1406年から改築し、1421年に南京から北京へ都を遷してから[清]]滅亡まで宮殿として使われた。
1644年の李自成の乱で明代の紫禁城は焼失したが、基礎が残っていたので後継王朝の清が再建して、清朝の皇宮として皇帝そのの一族が居住、および政治の舞台となった。
1912年に清は滅亡するが「優待条件」として溥儀は紫禁城の居住を許された。しかし蒋介石率い国民党軍が1924年に北京を占拠すると溥儀以下清の皇族は紫禁城をでた。
その後、ルーブル美術館などの例に倣い「胡宮」と命名され博物館となった。
1949年、毛沢東は城門の一つである、天安門で中華人民共和国の独立を宣言した。広さは720000平方メートルあり世界最大の面積の宮殿である。
現在は明と清の歴史を伝える故宮博物院の「文物」として一般開放されている。
入場料は一般60元。 留学生は学生証をもっていくと学割が適用される場合がある。 学生20元。
有名な珍妃井のある珍宝館や北側にある景山などは別料金がいる。
主な建物
- 天安門
- 1417年に北京城の城門として作られた。
- 外朝
- 以下の3つの建物を中心とした部分で皇帝の公式な行事が行われたところである。
- 太和殿
- 紫禁城の正殿であり最も大きい建物である。皇帝が座る椅子である玉座がある。
- 中和殿
- 皇帝の休憩所として用いられた。
- 安和殿
- 皇帝の着替え場所。科挙の最終試験の会場にも使われた。
- 太極殿
- 皇后、皇妃の住居であった。
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紫禁城
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北東の角楼