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金町駅

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金町駅
南口
かなまち
Kanamachi
所在地 東京都葛飾区金町六丁目4-1
北緯35度46分10.47秒 東経139度52分14.32秒 / 北緯35.7695750度 東経139.8706444度 / 35.7695750; 139.8706444
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 キン
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
43,592人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1897年明治30年)12月27日
乗入路線 2 路線
所属路線 常磐線(各駅停車)
(正式には常磐線
キロ程 11.8km(日暮里起点)
綾瀬から4.1 km
亀有 (1.9 km)
(3.9 km) 松戸
所属路線 総武本線(貨物支線・新金線
キロ程 8.9 km(小岩起点)
新小岩操 (6.6km)
乗換 京成金町駅京成金町線
備考 みどりの窓口
区 東京都区内
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ホーム

金町駅(かなまちえき)は、東京都葛飾区金町六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)常磐線である。

各駅停車のみ停車する。快速線からは総武本線貨物支線(通称新金線)が分岐する。

南口向かいに京成金町線京成金町駅があり、乗り換えが可能である。

駅構造

緩行線上に1面2線の島式ホームを有する高架駅である。

改札は地下道の北口寄り西側に立地し、対面の東側に自動券売機みどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)がある。

コンコースは南北各入り口を連絡する通路になっている。駅周辺の南北間の連絡路が他に乏しいこともあって、事実上の生活道路となっており、JR利用者以外が頻繁に行き来する姿が目に付く。車両は通行できないが、自転車類に限っては降車して通過が可能で「自転車は降りて通行してください」という放送もある。北口には段差があるが、車椅子の通行に不便がない程度のスロープが常設されている。

ホームと改札階を連絡するエレベーター1基とエスカレーター上下各1基が設置されている。トイレは改札内正面に設置。障害者利用を想定した多機能トイレが既設トイレの導入部近くへ増設されている。

ホームの松戸寄りには待合室が、亀有寄りにはNEWDAYS MINIが、中央(階段裏)には立ち食い蕎麦店が設置されている。

JR特定都区市内制度における「東京都区内」に属し、常磐線では当駅が東京都区内の東限となる。

日暮里・上野方面へ行く場合、北千住駅で乗り換える必要がある。その場合綾瀬・北千住間を含めて全区間がJR線として扱われる。詳細は「北千住・綾瀬間の取り扱い」を参照。

のりば

1 常磐線各駅停車 松戸我孫子方面[1]
2 常磐線各駅停車 北千住・地下鉄千代田線・小田急線方面[1]

緩行線の南側に、快速線と貨物列車側線(3本)がある。

貨物取扱

2010年現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っている。そのため定期貨物列車の設定はない。

2003年(平成15年)まで専用線発着の車扱貨物を取り扱っていた。かつて駅北西に三菱製紙中川工場があり、そこへ続く専用線が存在した。工場内にあった倉庫製品を輸送するため八戸臨海鉄道北沼駅 - 八戸貨物駅 - 当駅間に有蓋車ワム80000形)で組成された貨物列車が運行されていたが、工場の閉鎖に伴い2003年3月18日限りで廃止された。それ以前は、三菱製紙中川工場の北側に現在もある三菱ガス化学東京工場へ続く専用線もあった。

新金線を経由する貨物列車は側線で待機することがある。

利用状況

JR東日本の2009年度の1日平均乗車人員は43,592人である。JR東日本で98位。快速通過駅では常磐線最多である。近年の推移は下記の通り。

年度 JR東日本
1992年 48,373[2]
1993年 48,027[3]
1994年 47,995[4]
1995年 47,702[5]
1996年 47,668[6]
1997年 46,291[7]
1998年 45,159[8]
1999年 44,384[1]
2000年 43,816[2]
2001年 43,380[3]
2002年 42,777[4]
2003年 42,973[5]
2004年 43,154[6]
2005年 43,607[7]
2006年 42,950[8]
2007年 43,528[9]
2008年 43,703[10]
2009年 43,592[11]

JR貨物の車扱貨物の取扱量推移は下記の通り。

年度 総数 車扱貨物 コンテナ貨物 出典
発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数
1990年 818 118,437 818 118,437 [9]
1991年 1,548 107,735 1,548 107,735 [10]
1992年 1,939 102,747 1,939 102,747 [11]
1993年 1,715 94,864 1,715 94,864 [12]
1994年 2,186 83,371 2,186 83,371 [13]
1995年 7,926 121,944 7,926 121,944 [14]
1996年 9,317 128,974 9,317 128,974 [15]
1997年 10,212 134,232 10,212 134,232 [16]
1998年 13,924 128,459 13,924 128,459 [17]
1999年 21,576 117,630 21,576 117,630 [18]
2000年 20,999 122,942 20,999 122,942 [19]
2001年 22,275 115,177 22,275 115,177 [20]
2002年 31,570 96,099 31,570 96,099 [21]
2003年 0 0 0 0 [22]
2004年 [23]
2005年 [24]
2006年 [25]
2007年 [26]
2008年 [27]
2009年      

特徴

平日朝ラッシュ時以外の松戸行き列車は、北松戸駅 - 南柏駅北柏駅までの利用客に、当駅で後発の我孫子方面行きの電車に乗り換えるよう案内が行われる[要出典]。これは松戸駅で乗り継ぐと、ホーム移動を伴うためである。

JR東日本で初めてサウンドファクトリー制作の発車メロディが採用された。楽曲は1・2番線ともに当駅でしか使用されていないものであるが、1番線の楽曲を短くしたバージョンが柏駅2番線で使用されている。どちらも1コーラスが長く、日中は全部流れる機会は少ない[要出典]。同社制作の楽曲は、著作権の関係で使用を取りやめた宗次郎の楽曲の代替として関東地方の各駅で数多く採用されるようになった。

また、2004年2月にATOS放送に変わるまでは、接近メロディもオリジナルのものが使用されていた。

当駅 - 松戸駅間の営業キロ3.9kmと、東京支社管内の常磐線(日暮里駅 - 取手駅間)の駅間距離としては最長である。

駅周辺

東京都区部の東端で、駅周辺1キロ圏内は全般的に住宅・建物が密集している。ただし東方にある千葉県境の江戸川が区切りとなっており、川向こうの松戸市市街地(隣駅の松戸駅周辺)とは、さらに松戸市側の郊外地域を挟むため市街地が連続していない。

駅北西の三菱製紙中川工場跡地では開発事業が進行中で、東京理科大学を誘致することが決定しており、葛飾区と東京理科大学の間で土地譲渡契約が締結されている。新キャンパスは2013年4月の開学が予定されている。

南側にあったジョーシンデンキランド金町店は、金町六丁目市街地再開発のため、2006年4月16日に閉店した。

六丁目再開発では2番地および6番地に商業施設公共施設区立図書館)を含む41階建て複合型ビル「ヴィナシス金町」が2009年6月末に完成した。2010年4月1日に8番地および7番地の一部を使用して国道6号と駅南間を結ぶ連絡道路(区道)が開通した。

南口

南口広場向かいにある京成電鉄京成金町駅
金町浄水場取水塔

北口

バス路線

[草39]浅草寿町行き
アイリスループ

柴又・小岩(江戸川区)方面、亀有高砂方面、浅草台東区)方面、水元公園方面、埼玉県三郷市八潮市方面の路線が発着する。柴又方面は京成金町線の列車よりも路線バスの本数が多い。

南口

  • マイスカイ交通(京成タウンバスと共同運行)
    • M01 三郷駅(栄なかみち通り、三郷中央駅、三郷市役所経由)
    • M01-1 三郷駅(三郷市役所、総合体育館非経由)
    • M10 三郷中央駅(栄なかみち通り非経由)

北口

  • 京成バス
    • 金61 戸ヶ崎操車場(水元公園経由、深夜バスのみ)
    • 金62 大場川水門、西水元三丁目(水元公園経由)
    • 金01 アイリスループ・南水元循環(飯塚商店街、飯塚小学校入口経由)
    • 金01出入 金町車庫

歴史

金町ダービー

JリーグFC東京柏レイソル戦のことを「金町ダービー」と呼ぶことがある。これは千葉県との境界付近にある当駅が由来となっていて、柏レイソルサポーターがFC東京サポーターに対して「金町はもらった!」という横断幕を下げたところからこの名がついた。

隣の駅

東日本旅客鉄道
常磐線(各駅停車)
亀有駅 - 金町駅 - 松戸駅
総武本線貨物支線(新金貨物線 : 東日本旅客鉄道が第一種鉄道事業者、日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者である)
(貨)新小岩操駅 - 金町駅

脚注

  1. ^ a b JR東日本:駅構内図
  2. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  3. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  4. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  5. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  6. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  7. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  8. ^ 東京都統計年鑑(平成10年)
  9. ^ 第42回東京都統計年鑑 222ページ
  10. ^ 第43回東京都統計年鑑 228ページ
  11. ^ 第44回東京都統計年鑑 222ページ
  12. ^ 第45回東京都統計年鑑 232ページ
  13. ^ 第46回東京都統計年鑑 218ページ
  14. ^ 第47回東京都統計年鑑 236ページ
  15. ^ 第48回東京都統計年鑑 252ページ
  16. ^ 第49回東京都統計年鑑 252ページ
  17. ^ 第50回東京都統計年鑑 252ページ
  18. ^ 第51回東京都統計年鑑 252ページ
  19. ^ 第52回東京都統計年鑑 252ページ
  20. ^ 第53回東京都統計年鑑 252ページ
  21. ^ 第54回東京都統計年鑑 252ページ
  22. ^ 第55回東京都統計年鑑 252ページ
  23. ^ 第56回東京都統計年鑑 248ページ
  24. ^ 第57回東京都統計年鑑 266ページ
  25. ^ 第58回東京都統計年鑑 253ページ
  26. ^ 第59回東京都統計年鑑 252ページ
  27. ^ 第60回東京都統計年鑑 257ページ

関連項目

外部リンク