鶴保庸介
鶴保 庸介 つるほ ようすけ | |
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生年月日 | 1967年2月5日(57歳) |
出生地 | 大阪府大阪市 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | 小沢一郎衆議院議員秘書 |
現職 | 参議院議員 |
所属政党 |
(自由党→) (保守党→) (保守新党→) 自由民主党(二階派→伊吹派→二階派) |
公式サイト | 鶴保庸介ホームページ |
選挙区 | 和歌山県選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1998年7月 - 現職 |
鶴保 庸介(つるほ ようすけ、1967年2月5日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)、国土交通副大臣(第2次安倍内閣)。
国土交通大臣政務官(第1次小泉改造内閣・第1次小泉再改造内閣・第2次小泉内閣)、参議院議院運営委員長・決算委員長・厚生労働委員長を務めた。
来歴
大阪府大阪市生まれ。大阪府立天王寺高等学校、東京大学法学部卒業。小沢一郎衆議院議員の秘書を経て、1998年に自由党公認で第18回参議院議員通常選挙に出馬し、当時最年少の31歳で初当選を果たした。2000年の自由党分裂に際しては自自公連立政権に残留する道を選択し、保守党結党に参画する。その後保守新党を経て、2003年に自由民主党に入党した。2002年10月から2004年9月まで、国土交通大臣政務官を務める。
2005年、事実婚の関係にあった野田聖子元郵政大臣が、小泉純一郎首相が成立に執念を燃やす郵政民営化法案に反対票を投じ、第44回衆議院議員総選挙に無所属での出馬を余儀なくされる。鶴保は同年8月10日、「夫としては当然、妻の応援に向かわねばならない」として所属する二階派に退会届を提出した(選挙後に撤回)。なお、この総選挙で初当選し同じ二階派に所属した川条志嘉は2004年の第20回参議院議員通常選挙に民主党公認で和歌山県選挙区から出馬したが、鶴保に敗れている。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では自民党大敗の煽りを受け、鶴保が所属する二階派の衆議院議員は会長の二階俊博を除く全員が落選し、二階派は伊吹派に合流した。
2010年7月の第22回参議院議員通常選挙に自民党公認で和歌山県選挙区から出馬。長らく事実婚の関係にあった野田聖子の応援も受け、3選を果たした。同年10月、参議院決算委員長に就任。2011年、参議院議院運営委員長に就任。同職は2010年の第22回参議院議員通常選挙で与党民主党・国民新党が参院で過半数割れを起こして以降、自民党議員に割り当てられていた(前任は鈴木政二)。
2012年12月、第2次安倍内閣で国土交通副大臣に任命された。
人物
- (例外的に認める)選択的夫婦別姓制度の導入支持。
- 2001年、自由民主党の野田聖子元郵政大臣と入籍をしない事実婚の関係を続けたが、5年後に関係を解消した。
- 2010年10月18日の決算委員会冒頭、14日の参院予算委員会における山本一太参院議員の質疑に対し仙谷由人内閣官房長官が「新聞記事の内容を確認する質問など聞いたことがない」と答弁したこと、また15日に政府参考人として招致された古賀茂明に対し「こういう場に呼び出すやり方ははなはだ彼の将来を傷つける」と発言したことについて、「国会を冒涜するもの」「品位を汚す」と述べ、決算委員長として異例の注意を行った[1]。
- 2012年4月20日、参議院本会議で前田武志国土交通大臣、田中直紀防衛大臣に対する問責決議が可決された後、鶴保が所属する自民党は審議拒否を行って自民党所属の議員は退席したが、議院運営委員長の鶴保は退席せず、同日の本会議を閉会まで見届けた。鶴保は「前例はないが、議事を見届けるのは当然だ」と述べつつも「一人でいるのは寂しかった」とも語った[2]。
所属団体・議員連盟
関連項目
脚注
- ^ 参院:決算委員長が仙谷長官に異例の注意 答弁めぐり 毎日新聞(2010年10月19日)
- ^ 鶴保参院議院運営委員長:問責決議可決後も議場に残る
外部リンク
- 参議院議員 鶴保庸介HP(公式サイト)
議会 | ||
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先代 鈴木政二 |
参議院議院運営委員長 第60代:2011 - 2012 |
次代 岩城光英 |
先代 神本美恵子 |
参議院決算委員長 2010 - 2011 |
次代 山本順三 |
先代 山下英利 |
参議院厚生労働委員長 2006 - 2007 |
次代 岩本司 |
公職 | ||
先代 長安豊・伴野豊 |
国土交通副大臣 梶山弘志と共同 2012 - |
次代 現職 |
先代 菅義偉・高木陽介・森下博之 |
国土交通大臣政務官 岩城光英・高木陽介と共同 →佐藤茂樹・斉藤滋宣と共同 2002 - 2003 |
次代 岩崎忠夫・中野正志・伊達忠一 |