[go: nahoru, domu]

コンテンツにスキップ

NEW POP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2400:2652:5c1:9b00:7918:362b:f76c:d8dc (会話) による 2019年8月15日 (木) 07:06個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (収録曲)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

『NEW POP』
シュノーケルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップス
ロック
ミクスチャー・ロック
J-POP
時間
レーベル TURTLE RECORDS
プロデュース シュノーケル
チャート最高順位
シュノーケル アルバム 年表
popcorn labyrinth
2017年
NEW POP
(2018年)
『NEW POP』収録のシングル
ミュージックビデオ
「NewPOP」 - YouTube
テンプレートを表示

NEW POP』(ニュー・ポップ)は、日本のロックバンドシュノーケルの5枚目のアルバムである。2018年6月6日に発売。

解説

前作『popcorn labyrinth』から約1年ぶりのリリース。2014年12月18日に活動再開してから3枚目のオリジナル・アルバム[2]。ヴィジュアル・アートはKABA_3、その他イラストはhitomi umeyamaによるもの[3]

従来の作品と異なり、収録曲にはラップが多用されている。本作は当初、「架空の5組のバンド[注釈 1]が2曲ずつ演奏しているアルバム」という趣旨のフェイク・オムニバス・アルバムを制作されていた。製作途中で、本作と同名のブラジルの出版社「NewPOP」からテーマソングの依頼が入り、「NEW POP」に着地した。仮タイトルは「タブー」[4]

アルバムには昨年発売されたシングル「いいじゃん/factor」の2曲の他、ブラジル関連の楽曲を含めた全16曲を収録[2]

レコーディングには前作『popcorn labyrinth』同様、サポートメンバーを務める岡愛子ギターつるうちはなピアノで参加している[5]

タワーレコードでの購入特典として西村晋弥による弾き語り音源を収録したCD-Rが用意された。[5]

なお、本作よりベースの香葉村多望の名義が「KABA_3」となっている。

収録曲

全作詞・作曲:西村晋弥 / 編曲:シュノーケル

  1. どうすんのこれ(3:52)
    オープニング・ナンバー。アルバム制作の初期にできた楽曲[6]
  2. NewPOP 〜NEW POP Ver.〜(3:17)
    表題曲で、ブラジルにある翻訳出版社「NewPOP」のタイアップソング[2][4]
    ラップには同出版が取り扱っている漫画10作品のタイトルが織り込まれている。なお、本作に収録されている音源はアルバム用にアレンジし直された音源であるため、このような表記になっている[4]ミュージック・ビデオも存在している。
  3. 取り憑くトリック(4:45)
    本作では最後に制作されており、デモ音源が渡されたのも最後のレコーディング日から2日前である[6]
  4. (0:40)
    インストゥルメンタル。西村のコーラスとハマザキフツエによるリコーダーの演奏で構成される。
  5. パスカルの賭け(3:19)
  6. C'MON C'MON(5:30)
    ギターのパートにおいて同じコードが繰り返されているが、これは編集によるものではなく実際に演奏したもの[7]
  7. (1:09)
    インストゥルメンタル。ボサノヴァ調のアレンジになっている。
  8. たらればカレイドスコープ(4:30)
    歌詞に『天才バカボン[注釈 2]と同作品に登場するバカボンのパパの口癖「これでいいのだ」が出てくる。
  9. factor 〜NEW POP Ver.〜(4:29)
    • 10thシングル「いいじゃん/factor」の2曲目のアルバムバージョン
    シングル版に存在していた山田によるカウントがカットされている。またシングル版ではフェードアウトだが、アルバム・バージョンではフェードアウトすることなく、最後まで演奏されている。
  10. (0:32)
    インストゥルメンタル。エレクトロ調のアレンジになっている。
  11. 爆発したい!!!!!(2:44)
    本作でピアノを担当しているつるうちはながコーラスも担当している。
  12. ルーツの夜明け(4:39)
    ファンク渋谷系を取り入れた楽曲[7]。歌詞に「カナダドライ[注釈 2]と「アイアンマン[注釈 3]が登場する。また、吉幾三の楽曲「俺ら東京さ行ぐだ」のオマージュが含まれている。
  13. (0:42)
    インストゥルメンタル。西村と山田によるキーボードハーモニカの演奏で構成される。
  14. EXIT(3:36)
  15. Best Friends(2:29)
    南米のアニメコンベンション「Anime Friends 2018」テーマ曲[6][8]
    アルバム序盤から収録されているインストゥルメンタルは、この楽曲のメロディを用いたもの[6]
    『Anime Friends 2018』では、松澤由美とこの曲を歌唱・演奏した[9]
  16. いいじゃん(5:07)
    • 10thシングル「いいじゃん/factor」の1曲目
    アルバム制作において一番最初に出来た楽曲[6]

特典CD(タワーレコード特典)

西村晋弥による弾き語り音源が収録されている。

  1. どうすんのこれ(2:29)
  2. EXIT(3:58)
  3. 相棒(4:47)
    未発表曲。
  4. 誰かにもらった心臓(2:00)
    未発表曲。

参加ミュージシャン

脚注

注釈

  1. ^ 架空のバンド5組の中にはラッパーが在籍しているバンドもいた。
  2. ^ a b ただし歌詞カードではこの部分が不明瞭になっている。
  3. ^ ただし歌詞カードでは「鉄男」と表記されている。

出典

  1. ^ NEW POP|シュノーケル”. ORICON NEWS. オリコン. 2018年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c シュノーケル、ブラジル関連曲入り新アルバム「NEW POP」発売&「鶴に恩返シュ」開催”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年3月31日). 2018年7月28日閲覧。
  3. ^ シュノーケル、6/6リリースのニュー・アルバム『NEW POP』ジャケ写&収録曲発表”. Skream!. Skream! (2018年5月19日). 2018年9月1日閲覧。
  4. ^ a b c 妄想家ポップ職人の本領発揮! まっすぐねじ曲がったポップ・ワールド完成 (2/4)”. Skream!. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2018年). 2018年11月9日閲覧。
  5. ^ a b シュノーケル新アルバムは16トラック入り、タワレコ特典は西村弾き語り音源”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年5月19日). 2018年7月28日閲覧。
  6. ^ a b c d e 妄想家ポップ職人の本領発揮! まっすぐねじ曲がったポップ・ワールド完成 (3/4)”. Skream!. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2018年). 2018年11月9日閲覧。
  7. ^ a b 妄想家ポップ職人の本領発揮! まっすぐねじ曲がったポップ・ワールド完成 (4/4)”. Skream!. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2018年). 2018年11月12日閲覧。
  8. ^ Fuhito Kitahara (2019年4月6日). “シュノーケル、4度目のブラジルへ!南米最大級のアニメイベント『Anime Friends 2019』出演決定”. UROROS. http://uroros.net/eventnews/90232/ 2019年5月30日閲覧。 
  9. ^ ブラジル アニメフレンズ2本目の本番!(2018年7月9日) - 西村晋弥のブログ . 2019年8月15日閲覧

外部リンク