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Line 6

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Line6(ラインシックス)は主にギター、ベース、エフェクターを製造する会社である。 他にもDAWプラグインプロセッサーギターベース向けPCオーディオインターフェースなどを製造している。

概説

Line6は1996年にAxSys212というアンプの販売を開始した。 AxSysはそれまでに存在した多種多様なアンプのサウンドを真似る(モデリング)することに成功した。 その1年後、Line6はPODを発売する。それまで各社から発売されてきた伝統的なアンプのサウンドを、たった一つの赤いボックスで手軽に再現できるようになったのだ。 今ではアマチュアからプロまで、レコーディングの必須アイテムとなっているといっても過言ではないだろう。 1998年にはプロツール用のTDMプラグインAmp Farmを発表。 アンプ部だけではなく、スピカーキャビネット、マイク(種類および設置位置)のPC内部のみでのシミュレーションは好評を得る。 その後、PODはバージョンを重ね、POD xt、2007年にはPOD X3へと進化した。 その間にも、ベース専用にチューニングされたBass POD、Bass POD xtを発売。 また、フロアタイプのPOD xt Liveや、ラックマウントタイプのPOD pro、POD xt PROも開発した。

そのテクノロジーを生かし、フロアタイプのモデリングエフェクターも発売。 各種ディレイをモデリングしたDL4などの大型タイプ、小型のTone coreシリーズを販売している。

また、ギターそのもののサウンドを再現したVariaxギター、ベース、アコースティックギターも投入。一定の評価を得ている。

主な製品群

PODシリーズ

ギター、ベース、ヴォーカル、PCオーディオインターフェース兼用

  • POD X3
  • POD X3 Live(POD X3のフロアエフェクタータイプ。ボーカル用インプット搭載。ギター用インプットと別系統で同時使用可。)
  • POD X3 Pro(POD X3の3Uラックタイプ。ギター、ベース用インプットの他にマイク用インプット×2搭載)

ギター用

  • POD 2.0
  • POD xt(コンピューターと接続し、アンプモデル、エフェクターを追加可能。)
  • POD xt PRO(POD xtの2Uラックタイプ。デジタルI/O等あり)
  • POD xt Live(POD xtのフロアエフェクタータイプ。POD xtでは有料だった追加エフェクターが標準で含まれている。)
なおPOD xtの追加アンプにはベース用のものもあり、Bass POD xtと若干の違いこそあれ、ほぼBass POD xtと同様の機能を持たせることが出来る。
  • Floor POD
  • Floor POD Plus

ベース用

  • Bass POD xt
  • Bass POD xt PRO
  • Bass POD xt Live
  • Bass Floor POD


Variaxシリーズ

  • Variax 300
  • Variax 500
  • Variax 600
  • Variax 700 (Hardtail,Tremolo)
  • Variax Bass 700
  • Variax Bass 705
  • Variax Acoustic
  • Variax Acoustic 300 (Nylon,Steel)

アンプ

  • Flextoneシリーズ
  • LowDownシリーズ
  • Spiderシリーズ
  • VettaⅡ
基本的にはギター用 POD xtとほぼ同等の機能を持つが、追加用アンプモデルの標準装備、STOMPの同時使用数が3、2系統のアンプモデルを同時使用可能、PODには無いピッチシフター(STOMPのものとは別)、ダブルトラッカーというダブリングエフェクターが搭載される等など、LINE6のフラッグシップアンプの名に恥じないハイスペックなものとなっている。

コンパクトエフェクター

  • DL4(ディレイ)
  • DM4(ファズ、ディストーション、オーバードライブ)
  • MM4(フィルター、シンセサイザー)
  • FM4(モジュレーション)
  • Tonecoreシリーズ