主よ、みことばもて我らを守りたまえ
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主よ、みことばもて我らを守りたまえ(しゅよ、みことばもてわれらをまもりたまえ、独:Erhalt uns, Herr, bei deinem Wort)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの教会カンタータBWV126番。
構成[編集]
聖句はルカ8:4-15のイエス・キリストのたとえ話「種が蒔かれた地面のたとえ[1]」。種とは神のことばである。1節,3節の歌詞は宗教改革者マルティン・ルターの祈り。讃美歌第二編105番「主よ、みことばもて」。教会暦復活祭前第8主日。初演1725年。
1.コラール合唱[編集]
主なる神に祈ります。みことばによって、ローマの教皇とイスラムのトルコ人による殺戮から、クリスチャンを守ってくださるように。彼らは御子イエス・キリストを御座から引き摺り下ろそうとしています。
2.アリア(テノール)[編集]
天からの力を求めます。主、強き神。敵を退けてください。
3. コラールとレチタティーヴォ(アルト、テノール)[編集]
神なる聖霊よ。あなたの民を一つにし、最後の苦しみの時、かたわらにおられ、死からいのちへと導いてください。
4. アリア(バス)[編集]
彼らの望みが途絶えますように。
5. レチタティーヴォ(テノール)[編集]
みことばの真理が明らかにされ、神は教会を守られる。聖なる神のみことばにより、祝福を与えられる。
6. コラール[編集]
平安を与えてください。主なる神よ。私たちのために戦かわれる方。アーメン。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『バッハ辞典』