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伊藤いづも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊藤 いづも
生誕 日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
イラストレーター
代表作まちカドまぞく[1]
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伊藤 いづも(いとう いづも)は、日本漫画家イラストレーターである。長野県在住[2]。血液型はA型。代表作に『まちカドまぞく』がある[1]

略歴

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オカルト好きであり、小学生の頃から、2ちゃんねるオカルト板に入り浸り、「死ぬほどシャレにならない怖い話を集めてみない?」というスレッドで自作の怪談話を投稿していたという[1]

大学では国文学科に在籍し、中世文学を専攻[1]

ラグナロクオンラインRO)の最古参プレイヤーであり、ROの同人誌を多く発表するなかでガンホー・オンライン・エンターテイメントからイラストの仕事を依頼されるようになったことが、漫画家としての道を志す契機となった。当時発表された同人誌の中でも『あこらいとうたじ』は人気が高く、後に動画化もされることになる。その後様々なジャンルでの同人活動の傍ら、読み切りを載せたりアンソロジーに参加し、2014年(平成26年)『まんがタイムきららキャラット』にて『まちカドまぞく』、『月刊コミック アース・スター』にて『エミル・クロニクル・オンライン』を連載するに至る。

『まちカドまぞく』はアニメ化され、第1期エンディングテーマ「よいまちカンターレ」および第2期エンディングテーマ「宵加減テトラゴン」の作詞も手掛けた。

長野県諏訪地域高原に住んでいる[1][3]。長野県に引っ越したのは結婚してからで、それまでは東京都に住んでいた[4]。子どものころは多摩市に住んでいた[4]

人物・作風

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ペンネームは、古事記に収録されている和歌「八雲(やくも)立つ 出雲(いづも)八重垣 妻篭みに 八重垣作る その八重垣を」から取ったものであり、読み方は「やくも」か「いづも」で迷ったが、出雲大社にあやかり、「いづも」としたという[1]

作品リスト

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漫画作品

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連載

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読み切り

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書籍

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漫画単行本

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画集

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  • 『伊藤いづもイラスト集 -宵加減-』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉2022年5月26日発売[7]ISBN 978-4-8322-7370-2

その他

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 伊藤いづも(インタビュー)「『まちカドまぞく』伊藤いづもワールドの神話観と神々、そしてオカルト愛」『webムー』、ワン・パブリッシング、2021年2月25日https://web-mu.jp/column/3393/2024年7月15日閲覧 
  2. ^ 伊藤いづも [@izumo_ito] (2018年3月28日). "ゆるキャン△の霧ヶ峰にリンちゃんが行く回でうちから徒歩5分くらいの場所が出てきて凄いテンション上がるなどしました。ようこそ長野へ! ようこそ長野へ!". X(旧Twitter)より2018年10月19日閲覧
  3. ^ 伊藤いづも [@izumo_ito] (2016年1月27日). "標高高いので最寄り駅から2,300m登らなければならず、夏でも25度前後で過ごせます! 冬は死の世界ですがスキー客の方で賑わいます". X(旧Twitter)より2018年10月19日閲覧
  4. ^ a b 伊藤いづも(インタビュアー:ましろ)「【インタビュー】『まちカドまぞく』伊藤いづも「子どものころの自分を満足させられるマンガ家になりたい」」『コミスペ!』、2019年6月27日https://media.comicspace.jp/archives/121262021年1月13日閲覧 
  5. ^ a b 「エリートヤンキー三郎」の阿部秀司が新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年8月12日). 2024年7月15日閲覧。
  6. ^ まちカドまぞく:原作10周年&アニメ5周年 アニバーサリー企画始動 大規模展覧会 フィギュア制作”. MANTANWEB. MANTAN (2024年7月11日). 2024年7月15日閲覧。
  7. ^ 「まちカドまぞく」伊藤いづもの画集「宵加減」発売、版権絵やプロットも掲載”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月26日). 2024年7月15日閲覧。
  8. ^ 「あんハピ♪アンソロジーコミック 吉」マツセダイチ、霜月絹鯊ら参加”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年5月12日). 2024年7月15日閲覧。
  9. ^ きららキャラット15周年記念の小冊子が付録に、蒼樹うめら連載陣19名が執筆”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年9月28日). 2024年7月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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