加茂神社 (射水市)
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加茂神社 | |
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所在地 | 富山県射水市加茂中部630 |
位置 | 北緯36度44分31.6秒 東経137度8分31.2秒 / 北緯36.742111度 東経137.142000度座標: 北緯36度44分31.6秒 東経137度8分31.2秒 / 北緯36.742111度 東経137.142000度 |
主祭神 |
玉依姫命 賀茂建角身命 賀茂別雷命 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 治暦2年(1066年) |
本殿の様式 | 一間流造 |
別名 | 下村の宮 |
例祭 | 5月4日(加茂祭) |
主な神事 | 稚児舞・鰤分け神事・やんさんま祭り・御田植祭 |
地図 |
加茂神社(かもじんじゃ)は、富山県射水市にある神社である。賀茂御祖神社領倉垣荘の惣社で、旧社格は郷社。一般には下村加茂神社と呼ばれる。祭神は玉依姫命、賀茂建角身命、賀茂別雷命。
歴史
[編集]社伝では、1066年(治暦2年)に京都の賀茂神社から勧請されたと伝える。1090年(寛治4年)、白河上皇の勅願により倉垣荘が越中国射水郡に設けられると、荘家がこの加茂神社に置かれた。境内に隣接する加茂遺跡で、鎌倉期の居館跡が発掘された。荘域拡大に伴い、射水郡内各所に賀茂神が勧請された。
祭事(無形文化財)
[編集]年間50回近くに及ぶ加茂神社の祭事は、荘園維持行事(勧農儀礼・貢納儀礼)の継承とおよび賀茂信仰にまつわる葵祭の移入という特徴がある。射水市加茂地区・倉垣小杉地区・柳瀬地区の3地区で祭礼を維持している。
主な祭事は次のとおり。
- 1月1日:鰤分け神事(射水市指定無形民俗文化財)
- 5月4日:やんさんま祭り(富山県指定無形民俗文化財)
- 6月上卯日:御田植祭(富山県指定無形民俗文化財)
- 9月4日:稚児舞(「越中の稚児舞」として国の重要無形民俗文化財に指定)
境内末社
[編集]「やんさんま祭り」
[編集]- 詳細はやんさんま祭りの項を参照
5月4日に行われるお祭り。「流鏑馬」(やぶさめ)が訛ったものだが、流鏑馬以外にも、「牛乗式」という全国でも唯一の神事が行われる他、いろいろな神事が行われる。
有形文化財
[編集]- 「獅子頭」2体(射水市指定有形文化財)
名所・旧跡
[編集]- 福王寺(旧・加茂神社神宮寺)
真言宗。木造不動明王立像(富山県指定有形文化財)・木造阿弥陀如来坐像(富山県指定有形文化財)・木造毘沙門天立像(富山県指定有形文化財)が安置。賀茂本地仏の聖観世音菩薩坐像も祭られる。
交通
[編集]- あいの風とやま鉄道線呉羽駅より車で約10分、小杉駅より車で約15分
- 北陸自動車道富山西インターチェンジより車で約15分、小杉インターチェンジより車で約20分
- 駐車場:有り
脚注
[編集]- ^ 『目で見る 高岡・氷見・新湊の100年』(1993年11月27日、郷土出版社発行)163ページ。