根本幸典
根本 幸典 ねもと ゆきのり | |
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生年月日 | 1965年2月21日(59歳) |
出生地 | 日本 北海道砂川市 |
出身校 | 一橋大学経済学部 |
前職 | 豊橋市議会議員 |
所属政党 | 自由民主党(安倍派→無派閥) |
称号 | 経済学士 |
公式サイト | 衆議院議員 根本幸典 オフィシャルサイト |
選挙区 | 愛知15区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2012年12月16日[1] - 現職 |
豊橋市議会議員 | |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2003年5月1日 - 2011年4月30日 |
根本 幸典(ねもと ゆきのり、1965年2月21日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(4期)。
国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍第2次改造内閣)、豊橋市議会議員(2期)を歴任。
安倍派に所属しておりパーティー券裏金問題では396万円を受け取り、TV取材などでは釈明や説明も無く無言で通り過ぎる画面が多く報道されている[2]。
来歴
[編集]北海道砂川市生まれ(現住所は愛知県豊橋市小松町[3][4])。田原町立東部小学校編入後、豊橋市立杉山小学校を卒業。豊橋市立章南中学校、愛知県立時習館高等学校卒業。1988年3月、一橋大学経済学部卒業。同年4月、株式会社リクルートに就職。リクルート社マネージャーなどを務めた[5]。
1999年、リクルートを退職。同年4月から2002年8月まで参議院議員の秘書を務めた[6]。
2003年4月、豊橋市議会議員選挙に初当選(4070得票・10位)。2007年4月、豊橋市議会議員選挙で再選を果たす(4825得票・3位)。市議会建設消防委員会委員長、福祉教育委員会委員長、環境経済委員会委員長を歴任。
2010年9月21日、前年の総選挙で落選した山本明彦が政界引退を表明。同年10月16日、自由民主党愛知県第15選挙区支部は役員会を開き、後任の支部長に根本を選出した[7]。翌2011年4月24日に行われた市議選には出馬しなかった。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙に愛知15区から自由民主党公認で立候補。民主党現職の森本和義ら5人の候補者を下し初当選した[8][9]。自由民主党政務調査会農林部会副部会長に就任。
2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙で、民主党公認の関健一郎、日本共産党公認の串田真吾を破り再選した[10]。2016年8月5日、第3次安倍第2次改造内閣で、谷脇暁が局長を務める土地・建設産業局等担当の国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任[11][12][13]。
2017年10月22日の第48回衆議院議員総選挙で、希望の党公認の関健一郎、日本共産党公認の野澤康幸を破り3選(関は比例復活により初当選)[14][15]。自由民主党運輸・交通関係団体委員会副委員長[16] 兼自由民主党政務調査会内閣第二部会副部会長兼農林部会副部会長[17]。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙で、立憲民主党公認の関健一郎、れいわ新選組公認の菅谷竜を破り4選[18]。
政策・主張
[編集]憲法
[編集]- 憲法改正について、2017年の朝日新聞社のアンケートでは「賛成」と回答[19]。2021年の朝日新聞社のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[20]。2021年のNHKのアンケートでは「賛成」と回答[21]。
- 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「環境権に関する条項を新設する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[23]。
外交・安全保障
[編集]- 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[20]。
ジェンダー
[編集]その他
[編集]- 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[28]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[29]。9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した[30]。国の対応をどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「これ以上、調査や説明は必要ない」と回答[24]。
統一教会との関係
[編集]- 2017年11月16日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は、名古屋市の愛知県体育館で大規模集会「2017孝情文化フェスティバルin NAGOYA」を開催。韓鶴子総裁を迎えた同集会に、根本は工藤彰三、池田佳隆、鈴木克昌とともに来賓として出席した[31]。
- 2022年8月10日、中日新聞社が中部6県の全73人の衆参国会議員を対象に実施したアンケートを公表。全体の4人に1人が統一教会と何らかの関わりを持っていたことが明らかとなった[32]。根本ら10人の同党議員はアンケートに答えることを拒否した[32]。
- 2022年7月から8月にかけて、共同通信社は、全国会議員712人を対象に、統一教会との関わりを尋ねるアンケートを実施。8月31日に各議員の回答の全文を公表した。岸田文雄首相は8月8日の自民党臨時役員会で、統一教会をめぐり「政治家の責任で関係をそれぞれ点検し、適正に見直してもらいたい」と述べ、党所属国会議員全員に通達するよう指示[33]しながらも、自身はアンケートに答えることを拒否した[注 1]。根本もアンケートに答えることを拒否した[38][39]。
所属団体・議員連盟
[編集]支援団体
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “議員や首長の任期はいつからカウントするか。”. レファレンス協同データベース. (2011年6月16日) 2021年8月18日閲覧。
- ^ admin (2024年1月26日). “政治資金パーティー収入 裏金はおいくらでしたか?(裏金国会議員一覧)”. 情報公開クリアリングハウス. 2024年3月25日閲覧。
- ^ “政治資金収支報告書 自由民主党愛知県支部連合会(令和4年分 定期公表)”. 愛知県選挙管理委員会 (2023年11月28日). 2023年11月28日閲覧。
- ^ “平成29年10月22日執行衆議院小選挙区選出議員選挙候補者一覧表”. 愛知県選挙管理委員会 (2017年10月10日). 2017年11月30日閲覧。
- ^ 「2012衆院選 愛知15区 根本幸典」 毎日jp2012衆院選
- ^ プロフィール 根本幸典公式サイト
- ^ 『中日新聞』2010年10月17日付朝刊、県内版、24面、「15選挙区支部長 根本豊橋市議に 自民役員会で決定」。
- ^ 平成24年(2012年)12月18日愛知県選挙管理委員会告示第111号(衆議院小選挙区選出議員選挙の当選者)
- ^ 朝日新聞デジタル:愛知 - 開票速報 - 第46回総選挙
- ^ 愛知 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ 副大臣.20人交代 閣議決定
- ^ 国交副大臣に末松信介氏と田中良生氏を起用 週刊住宅online
- ^ [1] 毎日新聞
- ^ “愛知-開票速報-2017衆議院選挙”. 2017衆院選:朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年12月9日閲覧。
- ^ “東海ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙”. 2017衆院選:朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年12月9日閲覧。
- ^ [2] 自由民主党
- ^ [3] 自由民主党
- ^ “衆議院選挙2021 愛知(名古屋・豊橋など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
- ^ a b c d e “根本幸典”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “根本幸典”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “愛知15区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ a b “<中部6県 立候補者アンケート> 県内46人の回答、おおむね3極化”. 中日新聞. (2017年10月17日) 2022年5月25日閲覧。
- ^ “憲法改正 改正すべき項目”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “自民 愛知15区 根本幸典”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
- ^ a b c d 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
- ^ a b “第48回衆院選 自民 愛知15区 根本幸典”. 毎日新聞. オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ。 2021年12月9日閲覧。
- ^ “「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
- ^ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。
- ^ 鈴木エイト (2017年11月16日). “統一教会・家庭連合の大規模フェスティバル・愛知大会に同県選出の自民党国会議員が多数出席”. やや日刊カルト新聞. 2022年7月26日閲覧。
- ^ a b “4人に1人、旧統一教会と関係 中部国会議員調査、行事出席や祝電”. 中日新聞 (2022年8月10日). 2022年8月10日閲覧。
- ^ “旧統一教会との関係点検指示 首相、自民の全国会議員に通達へ”. 共同通信 (2022年8月8日). 2022年8月10日閲覧。
- ^ a b 沢伸也、高島曜介 (2023年12月4日). “「首相、旧統一教会系トップと面会」 19年に党本部で 関係者証言”. 朝日新聞. 2023年12月4日閲覧。
- ^ “首相とギングリッチ氏面会「安倍氏が要請」 教団関係者同席問題”. 朝日新聞 (2023年12月4日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ 沢伸也、高島曜介 (2023年12月5日). “米国の旧統一教会元会長も同席か 岸田氏面会時とみられる写真も”. 朝日新聞. 2023年12月5日閲覧。
- ^ 沢伸也、高島曜介 (2023年12月7日). “岸田氏との面談は教団友好団体が「手配」 元米議長が認め、写真提供”. 朝日新聞. 2023年12月7日閲覧。
- ^ “旧統一教会との接点、全国会議員712人に聞いてみた【全回答の一覧付き】FAXで回答”. 共同通信 (2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “全国会議員712人アンケート 旧統一教会と政治の関係”. 共同通信 (2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “2021年7月号_7面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2021年6月25日) 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
- ^ a b c d e f g “各候補、週末の動き 15区:2014衆院愛知”. 中日新聞 (中日新聞社) 2019年7月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 衆議院議員 根本幸典 オフィシャルサイト
- 根本幸典【衆議院議員】 (@nemotoyukinori) - X(旧Twitter)
- 根本幸典 (yukinori.nemoto) - Facebook
- 根本幸典です。 (@nemotoyukinori) - Instagram
- 根本幸典 日本を明るくする会 (@nemoto.yukinori) - Instagram
- 根本幸典【衆議院議員】 - YouTubeチャンネル
公職 | ||
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先代 宮内秀樹 江島潔 津島淳 |
国土交通大臣政務官 大野泰正 藤井比早之と共同 2016年 - 2017年 |
次代 秋本真利 高橋克法 簗和生 |
先代 牧島かれん 酒井庸行 高木宏壽 古賀篤 田所嘉徳 豊田真由子 星野剛士 津島淳 白石徹 藤丸敏 |
内閣府大臣政務官 武村展英 豊田俊郎 務台俊介→長坂康正 島田三郎 井野俊郎 田野瀬太道 井原巧 井林辰憲 宮澤博行と共同 2016年 -2017年 |
次代 舞立昇治 安藤裕 古賀友一郎 白須賀貴樹 石川昭政 菅家一郎 阿達雅志 山田宏と共同 |