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森山観光バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社 森山
MORIYAMA. INC
ハートライナー(福岡 - 大隅半島線)
森山観光バスの車両
ハートライナー(福岡 - 大隅半島線)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
819-1561
福岡県糸島市曽根730番地1[1]
設立 2015年平成27年)5月
業種 陸運業
法人番号 9290001070187
事業内容 一般貸切旅客自動車運送事業
一般乗合旅客自動車運送事業
旅行業
代表者 山口明子
破産管財人 林優[2]
資本金 750万円
従業員数 20名
主要子会社 株式会社えーねっと[3]
外部リンク 公式サイト(アーカイブ)
特記事項:2022年2月9日付で破産手続開始決定。2023年8月29日付で清算結了し解散[1]
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森山観光バス(もりやまかんこうバス)は、福岡県糸島市本社を置く[1]バス事業者株式会社森山 (MORIYAMA. INC) が運営していたバス事業のブランドである。

コロナ禍による経営破綻

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2015年設立の歴史の若い事業者であった。設立当初は貸切バス専業であったが、2020年より広栄交通バス等が運行する高速路線バス(新高速バス)「ブルーライナー」のブランドで高速バス事業に参入した。

しかし2020年からのコロナ禍の影響で需要が激減し、2019年4月期には約3億円あった売上は、2021年4月期には3分の1の約1億円まで落ち込んだことから、2022年1月31日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任[4][5]。同年2月9日福岡地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[2]。負債総額は約5億円(株式会社森山・えーねっとの合計)。

2023年(令和5年)8月29日付で清算を結了して解散した[1]

沿革

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  • 2015年5月 - 福岡県糸島市にて会社設立。
  • 2020年7月 - 高速路線バス「ブルーライナー」(福岡・下関 - 京阪神)を運行開始。
  • 2021年
    • 12月1日 - 「ブルーライナー」を「ハートライナー」へ改称。
    • 12月18日 - 高速路線バス「ブルーライナー」(福岡 - 大隅半島)を運行開始。
  • 2022年
    • 1月31日 - 株式会社森山が事業停止[4][5]。同日付で子会社の株式会社えーねっとも事業停止。
    • 2月9日 - 福岡地方裁判所から破産手続開始決定を受ける(森山、えーねっとの両社とも)。
  • 2023年

事業所

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高速バス

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高速バス「ハートライナー」を2路線運行していた。2020年7月に、かつてつくしの観光バスが運行していた夜行高速バス「ブルーライナー」の運行経路を概ね踏襲する形で、京阪神地区と山口県・福岡市を結ぶ夜行高速バス「ブルーライナー」を運行開始(糸島高校前駅発着であることなど一部停車地は異なる。[要出典])。

2021年には「ブルーライナー」を「ハートライナー」へ改称、同年12月18日からは「ハートライナー」の2路線目として、福岡市と大隅半島を結ぶ路線を運行開始した。

いずれも株式会社ブルーストークが予約発券代理業務を行っていた。なお、同社は他に広栄交通バスなどの高速バスの予約発券代理業務を行っている。また、つくしの観光バス時代の「ブルーライナー」も同社が予約発券代理業務を行っていた。[要出典]

路線

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京阪神 - 山口・福岡
福岡 - 大隅半島

車両

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保有車両は、いすゞ自動車製、三菱ふそう製が中心であった。

関連会社

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  • 株式会社えーねっと
    • 本社所在地:福岡県糸島市波多江駅北1丁目6番16号[3]
    • 法人番号:1290001069880[3]
    • 代表者:山口明子(株式会社森山に同じ)
    • 貸切バスの予約・手配業務を行っていた。株式会社森山と同日に事業停止、連鎖倒産。
    • 2023年9月29日付で清算結了して解散[3]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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