田辺明雄
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田辺 明雄(たなべ あきお、1930年11月8日[1] - 2002年12月4日[2])は、演劇・文芸評論家。
人物・来歴
[編集]大阪府出身。大阪大学文学部仏文科卒、同大学院中退。文学者を目ざして小説や評論を書いたがものにならず、競艇場の管理人をして糊口をしのぐ。のち箕面市役所に勤務したが競艇場の管理はかわらなかった[3]。1976年『真山青果』で毎日出版文化賞。関西文学賞特別賞受賞[4]。劇作も行った。
著書
[編集]- 『証言赤穂事件 われわれにとって復讐とは』新人物往来社 1974
- 『忠臣蔵 証言・赤穂事件』沖積舎 1999
- 『真山青果』北洋社 1976
- 『日本の歌謡曲』講談社 1981
- 『再説真山青果 青果と白鳥』関西書院 1988
- 『史談・仏独闘争史』関西書院 1993
- 『北条秀司 詩情の達人』編集工房ノア 大阪文学叢書 1994
- 『永遠の妻』関西書院 1996
- 『政治と復讐 元禄事件物語』東方出版 1998
- 『真山青果 大いなる魂』沖積舎 作家論叢書 1999
- 『ナポレオンと女達』沖積舎 2000
- 『戯曲イギリス政治史』沖積舎 2001
- Drama : English Political History translator, Eric Colon, Hideki Kubota.Japanese Spirit,2001
- 『日本藝談録』沖積舎 2005
論文
[編集]関連書籍
[編集]- 杉本増生『師父と親しむ 文学者田辺明雄とともに』沖積舎 2015